アイドルとして活動するだけでなく、俳優としてドラマに引っ張りだことなっている通称・演技ドル。様々な舞台で活躍する彼らに、ファンたちは目が離せませんよね!
中には「歌って踊っていたなんて想像できない…!」と思ってしまうほどの演技派俳優として活躍している人も!そこで今回は、役者とアイドルの二刀流で活躍している若手俳優5人を紹介していきます。
韓国で最も栄誉ある賞と言われている「百想芸術大賞」で新人賞を受賞したことのあるイム・シワンさんや、2021年の大ヒットドラマ『ヴィンチェンツォ』に出演したオク・テギョンさんなど人気俳優ばかりですので、ぜひチェックしてみてください♪
役者とアイドルで活躍の若手俳優5選!
【引用】http://program.tving.com/tvn/tvnvincenzo
次々と新人グループがデビューするK-POP界では、長く人気を得ることが至難の業となっているようです。そのため、俳優との二足の草鞋を選ぶアイドルが後を絶ちません。
その中でも、演技の実力が認められ、既に安定したポジションを獲得した若手俳優も存在します。彼らの代表作や、アイドルとしての活動についてまとめてみました!
イム・シワン
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2010年1月にZE:A(ゼア)のメンバーとして芸能界デビューをはたしたイム・シワンさん。ZE:Aは『帝国の子供たち』というデビューまでの軌跡を追ったリアリティー番組に出演し、デビュー前から多くのファンを獲得していた9人組ボーイズグループです。
メンバーの末っ子・ドンジュンさんが主演をつとめたドラマ『後遺症』の主題歌「後遺症」など、明るくて元気の出る曲が多く、日本でもレギュラー番組を持つほどの人気を博していたZE:A。現在は、メンバーが別々の事務所に移籍してしまったため、活動していません。
イム・シワンさんはZE:Aとして活動していた頃から、俳優としても注目を集めていました。彼を一躍有名にしたのが、2012年に放映されたファンタジー時代劇『太陽を抱く月』。本作で、王世子の師匠ホ・ヨムの子役を務め、多くの女性視聴者を虜にしました。
さらに、2014年の主演作『ミセン-未生-』では、棋士の夢を諦め商社に入社し奮闘するチャン・グレに扮し、百想芸術大賞の新人演技賞を受賞。日本でもリメイクされるほどのドラマの成功に貢献しました。
他にも『それでも僕らは走り続ける』(2020年)など、青春ストーリーのアイコンとなっていたイム・シワンさんですが、2022年に主演をつとめた『トレーサー』では、脱税する人間を追う国税庁の専門家という、新たな役どころを披露しています。
演技ドルとしての確固たる地位を得たイム・シワンさんの今後の活躍に注目したいですね!
イ・ジュン
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2021年に配信されたNetFlixオリジナルドラマ『静かなる海』で、トップ俳優コン・ユさんと月での激しい攻防戦を繰り広げたイ・ジュンさん。圧倒される演技を目の当たりにした方も多いと思いますが、イ・ジュンさんが元アイドルだったことをご存じですか?
元々俳優志望で、2008年にデビューしているイ・ジュンさん。2009年には映画『ニンジャ・アサシン』でRAINさんの子役としてハリウッドデビューまで果たしますが、同年10月からMBLAQ(エムブラック)のメンバーとしてアイドル活動を始めます。
RAINさんがプロデュースしたグループとしても注目を集めたMBLAQは、歌唱力はもちろん、ダンスにも長けたメンバー5人で構成され、一世を風靡しました。その中でもメインダンサーをつとめていたイ・ジュンさんはアイドルからも一目置かれる存在だったとのこと。
そんな人気絶好調だった2013年に初主演映画『俳優は俳優だ』でベットシーンを披露したり、2014年のドラマ『カプトンイ』でサイコパス役に挑戦するなど、アイドルとしての型を破った演技ドルの第一人者となります。
2014年末の契約満了を機に事務所を移籍。その後は俳優業に専念し、『キャリアを引く女〜キャリーバッグいっぱいの恋』(2016年)や『ヴァンパイア探偵』(2016年)などに出演して、俳優としても安定した人気を集めています。
前述の『静かなる海』だけでなく、2022年には『不可殺』や『赤い丹心』など、立て続けにドラマへ出演しており、さらなる活躍に目が離せない俳優です。
オク・テギョン
軍隊顔負けの厳しい練習時代を過ごし「野獣アイドル」として世界中の女性を虜にした2PM。かつては日本での活動にも力を入れており、熱狂したという方も多いグループではないでしょうか?
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その中でメインラッパーをつとめているのが、オク・テギョンさんです。2008年に2PMでデビューすると、2010年から俳優としても活動を始めました。さらに2011年に出演した『ドリームハイ』が大ヒットを収めます。
歌手デビューを目指す芸術高校での若者たちの青春を描いた本作では、オク・テギョンさんの武器ともいえるダンスを惜しみなく披露。さらなるファン層の拡大に成功しました。
その後も『君を守る恋〜Who Are You〜』(2013年)や『君を守りたい~SAVE ME~』(2015年)、『キスして幽霊!~Bring it on, Ghost~』(2016年)など、次々とドラマの主演に抜擢されます。
入隊中の2018年7月にJYPエンターテインメントを退社し、俳優のソ・ジソプさんが立ち上げた51Kに移籍。2PMとしての活動も続けながら、俳優業に力を入れていく体制を整えました。
2019年に除隊すると、復帰作となる『ザ・ゲーム~午前0時:愛の鎮魂歌(レクイエム)~』では本格ラブシーンに、2021年の『ヴィンチェンツォ』では悪役にと、初めての役どころに果敢にチャレンジしています。
2021年6月には6人のメンバー全員の兵役が終わり、完全体としてカムバックを果たした2PM。そんなオク・テギョンさんの二刀流での活躍が楽しみですね♪
キム・ミョンス
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2010年にデビューし、「シンクロ率99.9%」という一糸乱れぬダンスで一躍K-POP界のトップに躍り出たINFINITE(インフィニット)。そのビジュアル担当が“L”ことキム・ミョンスさんです。
甘いルックスで人気を集めたキム・ミョンスさんは、デビュー翌年からドラマに出演し、2012年の『美男〈イケメン〉バンド 〜キミに届けるピュアビート』では、若手イケメン俳優たちと共演を果たしました。
さらに『主君の太陽』(2013年)や『僕には愛しすぎる彼女』(2014年)でトップ俳優たちと共演。2016年には『君を守りたい~ONE MORE TIME~』でドラマ初主演に抜擢されました。
2017年に放送された『仮面の王イ・ソン』では時代劇にも挑戦し、その年のMBC演技大賞の最高のキャラクター賞(闘魂演技賞) に選ばれています。
その後も『ただひとつの愛』(2019年)などの話題作に出演し、2021年2月に惜しまれながら入隊。なんと一番厳しいとされている海兵隊に志願したのだそうです!今から2022年8月の除隊が待ち遠しいですね…!
ド・ギョンス
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最後に紹介するのは、SMエンターテインメントが誇る人気グループEXO(エクソ)のボーカルをつとめるD.O.ことド・ギョンスさんです。EXOは「ウルロン」など耳に残る楽曲を発表し、アジア中で高い人気を誇るグループなので、説明は必要ありませんね♪
2022年でデビュー10周年を迎えたEXO。数年前からメンバーの兵役が始まり、個人での活動が多くなっていますが、その中でも一番の成功を収めているのがド・ギョンスさんではないでしょうか?
ドラマデビュー作で自身の代表作でもある『大丈夫、愛だ』(2014年)では、物語のキーマンとなる少年ハン・ガンウを好演し、演技ドルの仲間入りを果たしました。翌年には『君を憶えてる』でサイコパスを演じ、短い出演でしたが視聴者に強い印象を与えました。
2017年には韓国で歴代3位の観客動員数を記録した『神と共に』にキャスティングされ、映画界でも名を残します。さらに、映画賞を多数受賞した『スウィング・キッズ』(2018年)では圧巻のタップダンスを披露し、その多彩な才能を発揮しました。
また同年に放送されたラブコメ時代劇『100日の朗君様』では、記憶喪失の王世子を完璧に演じきり、大ヒットへと導いています。
2021年1月に兵役を終え、ソロアルバムも発売しているド・ギョンスさん。復帰作には映画『ザ・ムーン』を選んだと発表されており、公開されるのが非常に楽しみですね♪
まとめ
今回は役者としてもアイドルとしても活躍している若手俳優5人を紹介しました。ドラマでよく見かける方ばかりだったので、アイドルだとは知らなかった人もいるかもしれませんね!彼らの演技ドルとしてのさらなる躍進に期待したいと思います♪