韓国ドラマや映画などで活躍する俳優のファンにとって、応援している方の健康というのは気になるところのひとつですよね。
今回は、今もなお病気と闘い続けながら活動をしている俳優5名をご紹介します。
今も病気と闘い続けている韓国俳優
輝かしいキャリアの途中で、病気が判明してしまった俳優の方々の気持ちは計り知れません。もちろん、ファンにとっても心が痛む出来事です。
それでも応援の声や周囲の支えにより、治療を続けながら、または病気と付き合いながら俳優業の継続・復帰をされる方も。
闘病中の俳優の方々の出演作品、経歴とともにご覧ください。
・キム・ウビン
キム・ウビン、山火事の被害地域に約936万円を寄付…心温まる行動https://t.co/qyQnuBrBPz
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一人目は2011年「ホワイトクリスマス」で俳優デビューした、キム・ウビンさん。2013年には日本でも人気の韓国ドラマ「相続者たち」でチェ・ヨンド役を務められました。
キム・ウビンさんは2017年5月に上咽頭がん(鼻咽頭がん)と診断され、投薬と放射線治療を行っていると公表。上咽頭がんは鼻や首、扁桃腺に発生し、耳に痛みを伴い難聴になることも。
脳に転移すれば脳神経麻痺を引き起こす可能性がある病でもありますが、初期に発見することが出来れば生存率約90%と高水準であることからも、早期発見が重要となります。
キム・ウビンさんは病気を公開したあと、3年間の活動停止、2020年には無事仕事に復帰されました。現在は2022年4月から放送されている韓国ドラマ「私たちのブルース」に出演し、同年夏公開予定の映画「宇宙+人」に出演を予定されています。
甘酸っぱく苦い、あなたの人生を応援します。
🍃🌼🚤🐚『私たちのブルース』🍃🌼🚤🐚#私たちのブルース #OurBlues#イ・ビョンホン #チャ・スンウォン #キム・ウビン#OurBluesJiminOST pic.twitter.com/HnwDQo1zPC
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・パク・ファ二
“元夫BILL STAXと対立中”パク・ファニ、SNSで愛犬との近況ショットを公開…明るい笑顔https://t.co/RXLsU1CXJZ
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二人目は2015年「恋するジェネレーション」で俳優デビュー、2016年「太陽の末裔」では救急看護師であるチェ・ミンジとして出演されたパク・ファニさん。
彼女が患っているのは線維筋痛症という全身の筋肉が痛む病であり、その痛みは軽度のものから激痛まで様々。重症化すると爪や髪、音などの小さな刺激でも激痛が走り、自力での生活が困難になる場合も。
その他、自律神経失調症や抑うつ状態などの併発もみられるこの病は、原因が不明のため根本的治療が非常に困難とされています。
しかし「難病とされている線維筋痛症の完治を夢見て、新年から根気よく運動することを決心した」と、前向きな言葉や健康のための覚悟と共に、自身が闘病中であることを知らせました。
2019年に線維筋痛症を公表されたパク・ファニさんは、2021年「智異山」に特別出演。詳しい体調面は公表されていませんが、2022年4月には、映画「ブギーナイト」に出演を果たしており、現在も闘病中でありながら俳優業を継続しています。
ー 第9話 ー
📅5月16日(月)22:00~
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・ハン・ジミン
ハン・ジミン、ウクライナの子どもたちのために約935万円を寄付「少しでも力になりたい」https://t.co/QuiaehNp3R
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三人目は2003年から子役として活動し、「チャングムの誓い」にも出演されたハン・ジミンさんです。
2008年には韓国時代劇「イ・サン」でヒロイン役を演じたことによりスター俳優の仲間入りを果たしますが、同年にメニエール病を患い芸能活動を中断しました。
メニエール病とは、激しいめまいと難聴・耳鳴り・耳閉感という症状が起こり、日常生活にも大きく影響を及ぼします。ストレスや睡眠不足、過度の披露などが発症を引き起こすのではないかといわれていますが、はっきりとした原因は不明の内耳疾患です。
ハン・ジミンさんは2011年に活動を再開し「屋根部屋のプリンス」「知ってるワイフ」など人気作品にも出演。現在は「私たちのブルース」にて、キム・ウビンさんとも共演されています。
・シン・ドンウク
俳優シン・ドンウク、ドラマ「番人」の打ち上げに参加。@ソウル・汝矣島の飲食店。 「シン・ドンウク」のまとめLIVE: https://t.co/cmNOJFgGGF pic.twitter.com/lQ4CXgFGCL
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四人目は、2005年に放送された韓国ドラマ「悲しみよ、さよなら」でパク・ドジン役を演じた、シン・ドンウクさん。
2010年の入隊中に、希少疾患である複合性局所疼痛症候群(CRPS)を発症し、翌年2011年にこの病をきっかけに除隊されています。発症の原因としてケガや手術、関節の長期固定などの影響が主に挙げられますが、とくにこれといった理由なく発症するケースもあることも。
焼けるような痛みや、うずくような痛みが持続するなどの症状があらわれ、風があたったり服が擦れるといったわずかな刺激ですら強い痛みとして感じる感覚障害(アロディニア)を伴うことがある、完治の難しい病です。
シン・ドンウクさんは、6年という空白期間を経て、2017年の韓国ドラマ「番人~もう一度、君を守る~」にて俳優復帰を果たし、現在は2022年5月より放送中の「私たちは今日から」に出演されています。
#私たちは今日から
観なきゃだね〜〜〜〜😌😌😌 pic.twitter.com/peAJXdTuxJ— ㅎㅌㅁ (@meenmoong) April 19, 2022
・ムン・グニョン
女優ムン・グニョンが緊急手術…急性コンパートメント症候群 https://t.co/kc13sE3b7J pic.twitter.com/Z5Vsdy97f7
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最後にご紹介するのは、2010年に韓国国内で放送されたドラマ「メリは外泊中」で主演を務められたムン・グニョンさんです。
2017年に右腕の痛みを訴え、急性コンパートメント症候群と診断。筋肉や神経組織への血流が減少することにより発生し、4時間から8時間以内には筋肉や神経の壊死が始まる緊急疾患のひとつであり、早急な手術が必要とされている病です。
ムン・グニョンさんは7ヵ月の闘病生活の間に合計4回の手術を受け、長期入院を余儀なくされました。退院後には映画「ガラスの庭園」で復帰。
現在は新たに発足された芸能事務所(crè company)と専属契約を締結。今後どのような作品に出演するのか注目されています。
まとめ
今回は、今も病気と闘い続けている韓国俳優5名をご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
誰しもが病気になる可能性があると頭では分かっていても、自身はもちろん大切な方が患われるのは受け入れがたい出来事ですね。
今回ご紹介した闘病中の方々の症状が少しでも良くなることはもちろん、私たちに素晴らしい作品を届けてくださる俳優の皆さんの健康を願っています!