BTS

【BTSの足跡】デビューのお祝いから2021年までを総まとめ

「2013 MMA」での新人賞を皮切りに、これまでさまざまな音楽授賞式でたくさんの賞を受賞してきたBTS。「Billboard 200」をはじめとする各種音楽チャートでも、その名を轟かせてきました。

今回は彼らの輝かしい歴史についてご紹介したいと思います!すべてをお伝えしたい気持ちはあるのですが、網羅するとなると膨大な数になるため、印象的な出来事をいくつか選びました。

デビュー1周年のお祝いから2021年のビルボード・ミュージック・アワードまで、BTSの足跡をたどってみましょう♪

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2014年 デビュー1周年を宿舎でお祝い

2013年6月13日から約1年後、メンバーたちは宿舎でデビュー1周年をお祝いするパーティーを行いました。

料理を担当したのはジンとRMです。手慣れた様子で作業を進めるジンに対し、不器用な包丁さばきで玉ねぎを切っていくRM。指を切らないかハラハラしちゃいます…!

ジンによると、この日のメニューは「わかめスープ、イイダコサムギョプサル(チュクミサムギョプサル、チャプチェ」だそうです。

ちなみに韓国では、産んでくれたお母さんへの感謝の気持ちを込めて、誕生日にわかめスープを食べる文化があります。グループの誕生日であっても、やっぱりわかめスープは欠かせないメニューなのでしょうね。

部屋の片づけと飾りつけは、J-HOPE、テテ、ジョングクの3人が担当しました。床まで物が溢れていたリビングを、少しずつですが着実にピカピカに。

今では世界的に有名なアーティストになった彼らが、およそ7年前までこの小さな一室で一緒に暮らしていたかと思うと感慨深いものがあります。

ケーキ作りを担当したのはSUGAとジミンです。2人で力を合わせて可愛くデコレーションしていきます。

SUGAは少し前にもケーキを作ったことがあるそうで、誰のために作ったのかジミンに聞かれると、「学校の家庭科の授業だよ」と話していました。こういう普通っぽいエピソードを聞くとほっこりします♪

料理とケーキを囲んで、自分たちの誕生日を楽しそうにお祝いする7人の姿がとても微笑ましいです。

2015年 タイトル曲「I NEED U」で初1位

花様年華シリーズの一作目である「花様年華 Pt.1」のタイトル曲「I NEED U」で、デビュー後初となる音楽番組での1位を獲得しました。

彼らが初めて1位をとったのは、2015年5月5日に放送された「THE SHOW」です。この日はBTSとARMYにとって記念すべき1日になりました。

その後も「Mカウントダウン」や「MUSIC BANK」など、さまざまな音楽番組で1位を獲得!「I NEED U」をきっかけにBTSの人気が急上昇します。

同年5月9日、公式YouTubeチャンネルが公開した映像に、「MUSIC BANK」のバックステージでRMが涙を流すシーンがありました。グループのリーダーとして、いろいろと込み上げてくるものがあったのでしょう。RMの涙にグッときます。

(該当シーンは以下の動画05:17頃~)

2016年 アルバム「WINGS」チャート全制覇!月間・年間最高記録!Billboard 200にチャートイン!

2016年10月10日に2ndフルアルバム「WINGS」を発売。タイトル曲「Blood Sweat & Tears(血、汗、涙)」は、韓国最大の音源サイトであるMelonのリアルタイムチャートをはじめ、さまざまな音源サイトのチャートで1位に輝きました。

CDの販売数などを集計するGAONチャートによると、「WINGS」は10月の1か月間で68万枚以上の売り上げを記録し、月間アルバムチャートの1位を獲得。

この数値は、GAONチャートのこれまでの月間アルバムチャートの記録だけではなく、年間アルバムチャートも合わせての最高記録だそうです。

「WINGS」は最終的に75万枚以上を売り上げ、GAONチャートが発表した「2016年総決算アルバムチャート」で見事1位を勝ち取りました。

「WINGS」の人気はすさまじく、韓国を飛び越えて97の国と地域でiTunesチャートの1位を獲得。世界中の人々を虜にしていきます。

また、アメリカで最も権威のあるアルバムチャート「Billboard 200」で26位、イギリスのアルバムチャート「全英アルバムチャート」で62位にランクイン!どちらの記録も韓国アーティスト史上初の快挙です。

「Billboard 200」は過去にも、「花様年華 Pt.2」が171位、「花様年華 Young Forever」が107位にランクインしていましたが、26位というランキングは韓国アーティストとして最高記録であり、歴代アジアアーティストのなかでも2番目の記録に。

ビルボードが発表した「2016年年末決算チャート」には、韓国出身のアーティストとして唯一4つの部門に名を連ね、「ワールドアルバムアーティスト」部門の5位を獲得します。「WINGS」の成功により、BTSはさらに飛躍することとなりました。

2016年 ■MMA「アルバム賞」受賞 ■MAMA「今年のアーティスト賞」受賞

そしてついに音楽授賞式で大賞を手にする日がやってきます。2016年11月19日に開催された「2016 Melon Music Awards(MMA )」で、三大大賞の1つである「アルバム賞」を受賞!

2016年5月2日リリースの「花様年華 Young Forever」の評価を受けての受賞となりました。公式YouTubeチャンネルが公開した映像には、ステージ上で感極まって涙を流すジンとJ-HOPEの姿があります。

受賞を喜ぶメンバーたちを見ていたら、感動で胸がいっぱいになりますね。コメントを終えた後、全員で抱き合うシーンも素敵です。(該当シーンは以下の動画08:00頃~)

同年12月2日に開催されたアジア最大級の音楽授賞式「2016 Mnet Asian Music Awards(MAMA)」では、大賞の1つである「今年のアーティスト賞」を受賞!BTSは名実ともにトップアーティストになったのです。

デビュー当時から欲しくてたまらなかった賞を受賞し、ステージ上で多くのメンバーが涙を流しました。互いに抱き合い、喜びを分かち合う7人の姿に心が震えます。(該当シーンは以下の動画03:25頃~)

2017年 ■Billboard Music Awards「トップ・ソーシャル・アーティスト賞」受賞 ■American Music Awards 韓国アーティストが初参加

2017年5月21日(現地時間)にアメリカ・ラスベガスで開催された「2017 ビルボード・ミュージック・アワード(BBMAs)」で、BTSは「トップ・ソーシャル・アーティスト賞」を受賞!

この賞は2011年に設けられて以来、6年連続でジャスティン・ビーバーが受賞していた部門です。今回もノミネートされていたジャスティン・ビーバーや、セレーナ・ゴメス、アリアナ・グランデといったそうそうたる面々を押しのけてBTSが獲得。

これにより、ビルボード・ミュージック・アワードで初めて受賞を果たしたK-POPアーティストとなりました。彼らの人気のほどがうかがえます!

2017年11月19日(現地時間)には、アメリカ・ロサンゼルスで行われた「アメリカン・ミュージック・アワード(AMAs)」に出席。この授賞式に韓国グループが参加したのはBTSが初めてです。

「Billboard 200」に7位でランクインした「LOVE YOURSELF 承 ‘Her’」のタイトル曲「DNA」を披露し、来場者たちを盛り上げました。

2018年 アルバム「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」 Billboard 200で1位!3つの大賞を受賞

2018年5月18日に3枚目のフルアルバム「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」をリリースしたBTS。「Billboard 200」で韓国アーティスト史上初となる1位を獲得しました!

タイトル曲の「FAKE LOVE」は「Billboard Hot 100」で初登場10位をマーク。K-POPアーティストとして初めて全米TOP10入りを果たしました。

「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」に収録されている楽曲の歌詞は韓国語がメインです。英語ではないアルバムが1位に輝いたのは、実に12年ぶりとのこと。このエピソードを知ると「Billboard 200」で1位を獲得することが、いかにすごいことなのかが分かります。

2018年5月20日(現地時間)に開催された「2018 ビルボード・ミュージック・アワード(BBMAs)」では「FAKE LOVE」を世界初披露し、観客から大歓声が沸き起こりました。

また、「トップ・ソーシャル・アーティスト賞」を2年連続で受賞したことも大きな話題に。

この年、BTSは素晴らしい記録を次々と打ち立てます。同年12月12日、さいたまスーパーアリーナにて行われた「2018 MAMA FANS’ CHOICE in JAPAN」で、大賞にあたる「WORLDWIDE ICON OF THE YEAR」を含む4つの賞を受賞。

続いて12月14日に香港で開催された「2018 MAMA in HONGKONG」では、大賞である「今年のアーティスト賞」「今年のアルバム賞」を含む5つの賞を受賞しました。

韓国、日本、香港の3か所で開かれた2018年のMAMAの大賞のうち、BTSは3つの大賞を獲得したのです。さすが韓国を代表するアーティストですね♪

2019年 ■Grammy Awards プレゼンターとして出席 Billboard Music Awards 2冠

「第61回グラミー賞」の授賞式は、2019年2月10日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスで行われました。BTSは「最優秀R&Bアルバム賞」のプレゼンターとして参加。韓国出身のアーティストが、グラミー賞のステージに登壇するのは彼らが初めてです。

RMは受賞者の名前を呼ぶ前に、このようなメッセージを述べました。「韓国で育った僕たちは、ずっとグラミー賞のステージに立つことを夢見ていました。この夢を叶えてくれたすべてのファンに感謝します。僕たちはまた帰ってきます」とコメント。

短い文章ながら、次こそはパフォーマーとして出演するぞ!というような7人の強い意志を感じます。

「第61回グラミー賞」で、BTS自身は「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」が「最優秀レコーディング・パッケージ賞」に初ノミネートされていたのですが、残念ながら受賞できませんでした。

この賞は、アルバムのデザイン製作者に贈られる賞です。楽曲に関係ないとはいえ、どんな賞でもノミネートされたこと自体、すごいことだと思います。

2019年5月1日(現地時間)に開催された「2019 ビルボード・ミュージック・アワード(BBMAs)」では、マルーン5やパニック!アット・ザ・ディスコらを抑え、「トップ・デュオ/グループ賞」を受賞。

2017~2018年に引き続き「トップ・ソーシャル・アーティスト賞」も受賞し、見事2冠を達成したのです!ホールジーとともに披露した「Boy With Luv」のパフォーマンスは、会場中に響き渡る大きな歓声を巻き起こしました。

2020年 ■Grammy Awards 初パフォーマンス ■Billboard Hot 100 初登場1位

2020年1月26日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで開かれた「第62回グラミー賞」に出席。これで2年連続の参加です。前回はプレゼンターとしてでしたが、今回はついにパフォーマーとして出演することができました。

韓国出身のアーティストがグラミー賞でパフォーマンスを行うのは史上初の出来事です!

BTSは人気ラッパーのリル・ナズ・Xの大ヒット曲「Old Town Road」のステージで、ビリー・レイ・サイラスや人気DJのディプロらと一緒にパフォーマンスを披露し、会場を大いに盛り上げました。

さまざまな人種や世代、ジャンルの異なるアーティストたちが繰り広げたコラボステージは、後世に語り継がれる素晴らしいパフォーマンスだと思います。

RMが参加した「Old Town Road」のリミックスバージョン「Seoul Town Road」が公開されたのは、2019年7月25日のことです。こちらもかっこいいので、まだ聴いたことがないという方は、ぜひ聴いてみてください♪

そしてBTSの歴史を語る上で外せないことの1つが「Dynamite」ですね。2020年8月21日、デジタルシングル「Dynamite」は全世界に同時発売されました。メンバーたちがすべての歌詞を英語で歌うのは、これが初めての挑戦です。

結果として「Dynamite」は世界的な大ヒットをおさめます。ミュージックビデオは公開から24時間で1億110万回再生され、YouTubeの「24時間最多再生回数」の新記録を樹立しました。

9月5日付の「Billboard Hot 100」では初登場1位を獲得!BTSはこのチャートの歴史のなかで、韓国アーティストとして初めて1位に輝いたグループとなりました。とてつもない快挙ですね!

ジョングクの誕生日をお祝いすると同時に、ビルボード1位を祝う様子が9月1日にVLIVEで配信されました。画面の前でメンバーたちと一緒に喜んだARMYも多いのでは。

9月12日付のチャートでも1位をキープし、2週連続で首位を守り切ります。この日が誕生日のRMは、ビルボードのランキングをバックにして撮った写真をTwitterに投稿していました。大きく手を広げて喜んでいる姿が可愛いです♪

その後、9月19日付と26日付のチャートは順位を2位に落としましたが、10月3日付の「Billboard Hot 100」で再び1位に返り咲きます!

ビルボードによると「Dynamite」が1位を取り戻したのは、9月18日にリリースされた4つのリミックスバージョンの効果によるものとのこと。

「スロージャム」「ミッドナイト」「レトロ」「ベッドルーム」の合計が、この週の楽曲の全体的な売上の52%を占めたそうです。リミックスバージョンを含め、多くの人から愛されていることが分かりますね。

2020年10月14日(現地時間)に行われた「2020 ビルボード・ミュージック・アワード(BBMAs)」には韓国からリモートで参加し、「Dynamite」を披露しました。また、4年連続で「トップ・ソーシャル・アーティスト賞」を受賞

2021年 ■Grammy Awards 初単独ステージ ■Billboard Music Awards 4冠

2021年3月14日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスにて開催された「第63回グラミー賞」で、「最優秀ポップデュオ/グループパフォーマンス賞」に韓国アーティストとしてBTSが初めてノミネートされました。

今回のグラミー賞では「Dynamite」で初の単独ステージを披露!憧れを公言していた夢のステージに立つ7人の姿を見ると胸が熱くなります。

新型コロナウイルスの影響で渡米できなかったため、韓国・ソウルより事前収録を行っての参加となりましたが、彼ら素晴らしいパフォーマンスに世界中の人々が魅了されたことでしょう。

メンバーたちの気合がひしひしと伝わってきて、目が釘付けになるステージでした。残念ながら「最優秀ポップデュオ/グループパフォーマンス賞」の受賞は逃しましたが、ノミネートされただけでもすごいことです。BTSの新たな歴史が動き出した瞬間だと思います。

2021年5月21日にデジタルシングル「Butter」がリリースされました。爆発的ヒットを記録した「Dynamite」に次いで、「Butter」も全歌詞が英語の楽曲です。

ミュージックビデオは公開から24時間で1億820万回再生を記録し、「Dynamite」の1億110万回を上回りました。YouTubeの「24時間最多再生回数」の新記録を自分たちで更新したのです。

「Butter」は2021年6月5日付の「Billboard Hot 100」で初登場1位に輝きます。

その後、7月17日付のチャートまで7週連続1位をキープし続けますが、7月24日付のチャートで順位が変わり、トップの座を7月9日にリリースされた「Permission To Dance」に明け渡しました。この週の「Butter」は7位を記録。

7月31日付のチャートでまたもや「Butter」が1位に返り咲き、「Permission To Dance」は7位に。翌週の8月7日付のチャートも「Butter」が首位をキープし、合計9回のチャートで1位を獲得しました。

この記録を見ると、やっぱりBTSは7という数字に縁があるのだなと思います♪

2021年5月23日(現地時間)にアメリカ・ロサンゼルスにて開催された「2021 ビルボード・ミュージック・アワード(BBMAs)」で、BTSは見事4冠を達成しました。

ノミネートされていた「トップ・デュオ/グループ賞」「トップ・ソーシャル・アーティスト賞」「トップ・セリング・ソング賞」「トップ・ソング・セールス・アーティスト賞」の4つの部門すべてを獲得。

世界的に大ヒットした「Dynamite」で「トップ・セリング・ソング賞」のトロフィーを手にしました。「トップ・ソーシャル・アーティスト賞」は2017年から5年連続の受賞です。本当に素晴らしい記録ですね!

昨年に続き2021年も韓国からリモートで参加し、「Butter」をテレビ初披露♪世界中のARMYを熱狂させました。今回のステージで、BTSは4年連続パフォーマンスを果たしたことになります。

まとめ

デビュー1周年のお祝いから2021年のビルボード・ミュージック・アワードまで、BTSの足跡についてまとめました。すべての出来事をご紹介することができず、本当に申し訳ございません…!

新曲を出すたびに、新しい記録を次々と打ち立てていく彼らのすごさが少しでも伝わりましたら幸いです。きっとこの先も、いろいろな最高記録を更新していくのでしょうね。BTSのこれからが楽しみで仕方ありません♪

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