BTS

【BTS楽曲ヒストリー2】LOVE YOURSELFからBEまで!曲に込められたテーマを解説!

BTSのこれまでの歩みを発表されたアルバムごとに追っていく「BTS楽曲ヒストリー」の第二弾!

「楽曲ヒストリー1」では、2013年発売の「2 COOL 4SKOOL」から2017年発売「WINGS」までのアルバムについてコンセプトなどとともに紹介してきましたが、今回は「WINGS」以降の作品にフォーカスを当てて、解説していきます。

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BTS楽曲ヒストリー

BTSの楽曲は、その作りこまれたコンセプトとメッセージ性の高さで知られています。

若者に向けられる抑圧や偏見に寄り添った「学校三部作」や、青春の美しさと儚さを描いた「青春三部作」など活動時期ごとに掲げられたコンセプトとともにリリースされる楽曲は、多くの人の共感を呼んできました。

また、BTSはメンバーが楽曲制作に参加しているため、メンバー自身の経験や感情が曲の中で表現されているのも特徴。

そのため、楽曲ヒストリーを追っていくと、BTSとして活動する中でメンバーが感じた喜びや葛藤なども知ることもできて興味深いですね。

ここからは、「WINGS」以降に発表されたアルバムについて、順番にみていきたいと思います。

LOVE YOURSELF(2017~2018年)

「学校三部作」、「DARK&WILD」、「青春三部作」、「WINGS」シリーズを経て、BTSが新たなシリーズとして打ち出したのが「LOVE YOURSELF」です。テーマは、「本当の愛は自分を愛することから始まる」。

この「LOVE YOURSELF」という言葉は、2017年のビルボードミュージックアワードでトップソーシャルアーティスト賞を受賞した際に初めて登場。スピーチでRMが「ARMY、覚えていて下さい、 “Love Myself, Love Yourself”」と話し話題になりました。

その後、リーズ第一弾となるミニアルバム「Love Yourself 承 ‘Her’」が2017年9月に発売されました。さまざまな愛の形を描くというシリーズを通したコンセプトの中でも、今作では恋愛のよろこびやきらめきにフォーカスが置かれています。

タイトル曲の「DNA」のほか、ザ・チェインスモーカーズが楽曲制作に参加した「Best Of Me」、BTSに魅了されるARMYについて歌った「Pied Piper」、ヒップホップアーティストとしてのルーツを色濃く感じる「MIC Drop」など、ミニアルバムながら名曲揃いです。

続く「LOVE YOURSELF」シリーズの第二弾は、2018年5月発売の3rd フルアルバム「LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’」。愛のきらめきを表現した前作とは打って変わって、今作で描かれたのは「別れの痛み」です。

全米アルバムチャート「Billboard 200」で韓国アーティストとして初の1位を獲得した、K-POP史の歴史に残る偉業を成し遂げたアルバムでもあります。

収録曲は、偽りの愛を感情的に歌った「FAKE LOVE」や、「MIC Drop」に続くスティーブ・アオキとのコラボ曲「The Truth Untold」、ジョングクがプロデュースを担当したファンソング「Magic Shop」、自らを平凡なヒーローに例えた「Anpanman」など。

そして、2年半という期間に及ぶ大作となった「LOVE YOURSELF」シリーズを締めくくるのが、2018年8月リリースのリパッケージアルバム「LOVE YOURSELF 結 ‘Answer’」です。「承」、「轉」の2作に収録された楽曲に、新曲7作が加わりました。

本作は、「轉」に続いて全米アルバムチャート「Billboard 200」で2度目の1位を獲得し、アジア圏アーティスト初の快挙を果たしました。

ニッキー・ミナージュとのコラボバージョンも話題を呼んだ「IDOL」のほか、BTSがユニセフとともに行っている「LOVE MYSELFキャンペーン」で使用された「Answer : Love Myself」、さらにメンバーそれぞれのソロ曲が収録されています。

「LOVE YOURSELF」シリーズでリリースされたアルバムは3枚ですが、シリーズの世界観とコンセプトを暗示した映像作品「’Euphoria : Theme of LOVE YOURSELF 起 Wonder’」も2018年4月に公開されました。

この映像作品を“起”として、起承転結で展開された「LOVE YOURSELF」シリーズは、彼らの人気の起爆剤となり、BTSの名前を世界に知らしめることとなりました。

MAP OF THE SOUL(2019~2020年)

「LOVE YOURSELF」で世界的な人気を確立したBTSが、新たに打ち出したコンセプトが「MAP OF THE SOUL」。ユング心理学の入門書として知られる「ユング 心の地図」からつけられたタイトルで、本当の自分を探す旅に出たBTSのリアルな思いが語られます。

シリーズ1作目となる「MAP OF THE SOUL: PERSONA」は、2019年4月にリリース。「Skool Luv Affair」や「Boy In Luv」など、BTSの初期の楽曲へのリファレンスが多いのが特徴です。

ワールドスターとなった自分と本当の自分との間の葛藤を歌った「Intro : Persona」や、ホールジーとコラボした「Boy With Luv」、エド・シーランが制作に参加した「Make It Right」など全7曲を収録。

海外の超有名アーティストらとのコラボ曲を収録するミニアルバムに、自らもスターになったあとに感じた葛藤を率直に歌った楽曲が収録されているのが印象的です。

「PERSONA」に続くシリーズ2作目は、2020年2月にリリースされた「MAP OF THE SOUL: 7」。タイトルの「7」は、7人のメンバーが2013年のデビューから歩んできた7年間を想起させます。

「PERSONA」に収録された5曲のほか、ソロが6曲、ユニットで4曲、メンバー全員での楽曲が4曲という構成。今作では、アルバム全体を通して、メンバー自身の内側にある影と深く向き合う姿勢が描かれています。

過去の楽曲「N.O」を反転させたタイトルの「ON」や、「We are Bulletproof Pt.2」から繋がる「We are Bulletproof:the Eternal」など、前作に引き続き、過去作へのリファレンスが多用されています。

ラップラインが激しい怒りを表現する「UGH!」や、過去の失敗を乗り越えようとする歌詞が印象的なボーカルラインによる「Zero O’Clock」などを収録。

BE(2021年)

コロナ禍でリリースされ、爆発的な人気を博したデジタルシングル「Dynamite」を経て、2020年11月に発表されたアルバムが「BE」です。テーマは、「新しい日常の中でも僕たちの人生は続いていく」。


コロナ禍で世界中の誰もが感じた不安や恐怖といった感情を描きながら、それでも乗り越えて進んでいこうという前向きなメッセージが込められています。

BTS自身もパンデミックの影響で「MAP OF THE SOUL」のワールドツアーが中断される中、感じた無力感や葛藤を率直に表現しています。

今作の大きな特徴は、楽曲制作はもちろん、コンセプトや構成まで、アルバムの企画段階からメンバーが制作に参加していること。

ジミンが音楽プロジェクトマネージャー、テテがビジュアルディレクター、グクが「Life Goes On」のMVの監督を務めるなど、メンバー一人一人が役割を分担しながら、制作全般に携わりました。

また、YouTubeやV LIVEの配信機能を使い、打合せや作業風景、レコーディングをリアルタイムでみせるという試みも。BTSの音楽ができるまでをリアルタイムで追うことができる貴重な作品となりました。

BTSの代名詞となった大ヒット曲「Dynamite」のほか、パンデミックで一変した環境とそれでも続く生活について歌った「Life Goes On」、ファンに会えない状況を綴った「Telepathy」、「Stay」などが収録されています。

まとめ

いかがでしたか? BTSの2013年のデビューから2021年現在までにリリースされたアルバムについてパート1、パート2に渡り順番に解説していきました。

この8年間で、BTSが楽曲を通してさまざまなメッセージを届けてくれているのがわかりました。コンセプトやメッセージの変化は、グループやメンバーの成長と環境の変化とも重なりますね。

そういった楽曲の制作背景やコンセプトを知ることで、よりBTSの音楽を楽しむことができるのではないでしょうか。

初期作品から鑑賞すると、音楽的な表現の広がりも感じることができました。今後の作品も楽しみですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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