日本で見られることが多くなった韓国ドラマ。アイドルやモデルなど様々な経験を経て、俳優への道を歩んでいる人が多くいるのですが、今回は本気でスポーツを行い、アスリート選手だった俳優を8人紹介をしていきます。
本気のアスリート選手だった俳優8選!
それでは過去に本気でアスリート選手として活動していた俳優8人を、実績や経歴を交えてご紹介していきましょう!
ユン・ヒョンミン
ユン・ヒョンミン(윤현민)さんは、1985年4月15日に韓国のソウル特別市生まれで、兄弟はおらず、一人っ子になります。身長は184cm。
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2004年に「全国高校野球選手権大会」に出場。その際、10打数6安打5打点の好成績の記録を残し、チームを4強へと導きました。
この活躍をきっかけに、翌年のドラフト会議により、韓国のプロ野球チーム”ハンファ・イーグルス”から指名を受け、プロ入りをします。
写真=KSTYLE MAGAZINE(https://kstyle-mag.com/yun-hyeonmin)
その後、2006年に”斗山(トゥサン)ベアーズ”に移籍をしましたが、中々結果が出ず2008年にチームを退団。
そんな時、舞台の「キム・ジョンウク探し」を観に行ったときに俳優への夢を抱くようになり、プロ野球を引退後、たくさんのオーディションを受けました。
そして、2009年にドラマ「チョン・ヤギョン 李氏朝鮮王朝の事件簿」で俳優として歩み始めることに。
翌年にはなんと、俳優を目指すきっかけとなった舞台「キム・ジョンウク探し」で本格的に俳優デビューを果たし、それからは、数々のドラマや舞台を中心に活躍し、徐々に知名度を上げていきます。
2015年に「いとしのクム・サウォル」で初主演を務め、「MBC演技大賞 新人賞」を受賞し、2020年には「愛しのホロ」で1人2役という役どころで主演を演じ、俳優として高い評価を受けました。
本人曰く年俸9000万ウォン(約9000万円)という年俸やプロ野球選手という肩書を捨てる勇気が出来なかったようですが、もっと早く選手を諦めておけばよかったと振り返っております。
アン・ボヒョン
アン・ボヒョン(안보현)さんは、1988年5月16日に韓国の釜山広域市で生まれ、妹がおります。身長は187cm。
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中学の時にボクシング部にスカウトされ、釜山体育高校に進学後、親元を離れトレーニングに励み、釜山代表選手として、全国大会優勝など5つのメダルを獲得した実力者。
写真=YGOSU(https://m.ygosu.com/board/yeobgi/1725283/?page=2)
しかし、ケガが多いスポーツということもあり、プロへの道をあきらめ、周りからの勧めで高校3年生の時に参加をした、大学のモデル学科体験プログラムで教授にいい評価を貰い、モデル学科に進学をしました。
入学してすぐ、2007年にソウルコレクションでモデルデビュー。当時は無所属で全くの無名の新人がランウェイに立つという前例がなく、後輩たちの伝説に残る衝撃のデビューを果たします。
その後、5年間モデルとして活躍後は、俳優への道を歩みました。
2014年に「ゴールデンクロス」でデビューをし、2016年には、「太陽の末裔」で主人公が率いるアルファーチームのメンバーを演じ、肉体美が注目され、その後は、日本でもブームになった「梨泰院クラス」で悪役を演じ大ブレイクします。
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「梨泰院クラス」での怪演が注目され”ブランドオブザイヤーアワード 今年の注目俳優賞”や”韓国ファーストブランド賞 注目の俳優賞”を受賞、”第56回百想芸術大賞 TV部門新人俳優賞”や”第7回APANスターアワード 新人俳優賞”にノミネートされるなど、人気俳優となりました。
ソンフン
ソンフン(성훈)さんは、1983年2月14日に韓国で生まれました。身長は184cm。
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小学生から大学生までの14年間、水泳選手として活動をしており、2002年に開催された「MBC全国水泳大会」「大学選手権大会」のバタフライ部門で新記録を出しました。
写真=Kboard(https://korea.kaigai-drama-board.com/posts/969?p=1)
しかし、腰にヘルニアを患い手術をして以降、記録が落ちてしまい、水泳選手を引退。その後、2年間うつ病を患っていましたが、新たに俳優の道に進む目標を立て、うつ病を乗り越えます。
2011年に応募したオーディションでは、1000倍の倍率を勝ち抜き、デビュー作となる「芙蓉閣の女たち〜新妓生伝」で初主演を果たしました。このドラマでソンフンは、「SBS演技大賞ニュースター賞」を受賞。
写真=KnTV(https://kntv.jp/program/24195/)
2013年の「熱愛」では、主演を務め、一途な愛を貫く大富豪を演じ、女性ファンから圧倒的な支持を受け順調な俳優の道を歩み、翌年には、日本公式ファンクラブを開設し、日本でも人気を集めました。
また、2017年に政界120か国で同時放送され大ヒットした、「じれったいロマンス」で主演を務め、この作品をきっかけに世界各地で単独イベントを開催し、世界でも人気に。
シン・ソンロク
シン・ソンロク(신성록)さんは、1982年11月23日にソウルで生まれ、弟がいます。身長は189cm。
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小学校6年生からバスケを始め、高校はバスケの名門校へ進学し、将来を期待される選手でしたが、高校1年生の時に腰を負傷し1年間学校を休みリハビリに励み、復帰をしたものの、ブランクはかなり大きく、
無理をすると腰に負担がかかる為、バスケをあきらめざる得なくなりました。
写真=(https://roksbar.at.webry.info/201601/article_1.html)
バスケを辞めてすぐに進路変更をし、高校2年生の時に芸術高校に転校をして俳優を目指しました。大学も演技科に進学し、演劇舞台から俳優としてのキャリアを積み始めます。
そして、2003年に「星を射る」でドラマデビュー。ドラマに出演をしながらミュージカル界で演技経験を積み、注目を浴びました。
写真=BS11(https://www.bs11.jp/drama/post-36/)
兵役後の復帰作の「星から来たあなた」では、今までの優しいイケメン役とは違い、悪役を務めドラマは大ヒットし、強烈なインパクトを残しました。
現在でも舞台への出演を毎年しており、ドラマで多忙になっても舞台を続けている理由は、「舞台は観客と共感できる空間でそれが一番の魅力。俳優として常に挑戦している感じが楽しい」、「今後も舞台を離れることはないだろう」と話をしております。
マ・ドンソク
マ・ドンソク(마동석)さんは、1971年3月1日に韓国のソウルで生まれました。しかし、父親の事業がうまくいかなくなり、アメリカ在住の叔父のところに18歳で家族とともに移住し、アメリカの国籍を取得しております。
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子供のころに見た映画「ロッキー」から影響を受け、ボクシングを始めましたが、アメリカに移住後は、大学でフィットネストレーナーやボディービルダーとして活躍をしました。
また、総合格闘家のケビン・ランデルマンやマーク・コールマンのトレーナを務めていたこともあります。
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俳優を目指すようになり、アメリカでミュージカル俳優としてデビューし、2002年に韓国映画「天軍」のオーディションに合格したことをきっかけに本格的に韓国で俳優として活躍をしていきました。
2017年に「新感染 ファイナル・エクスプレス」で助演男優賞や「犯罪都市」では、男子俳優賞、助演男優賞を受賞するなど、活躍を見せております。
写真=ciatr(https://ciatr.jp/topics/309601)
また、日本のLDH JAPANとエージェント契約もし、韓国以外でも活躍を本格化しております。
ジャクソン(GOT7)
ジャクソン(잭슨)さんは、1994年3月28日に香港で生まれました。本名はワン・ガイ(王嘉爾)で、中国語、韓国語、英語が話せ、語学が堪能なんです。
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父が中国代表フェンシングの金メダリスト、母は体操の元世界チャンピオンのスポーツ一家で育ち、10歳からフェンシングを始め、香港ジュニア代表チームに所属し、アジアジュニア金メダリストに輝きました。
写真=DIODEO(https://diodeo.jp/webzine/view/6803)
フェンシング選手として活躍をしていた為、学校内に写真が飾られており、それを見たJYPのスカウトチームがスカウトをし、本気で歌手になりたいと思い父に打ち明けましたが、大反対されることに。
しかし、ジャクソンさんはジュニアアジア大会で金メダルを取った後、JYPのオーディションに合格し韓国に行きました。
GOT7としてデビューし、現在は自身が設立した個人事務所で中国を中心にソロ活動を行っております。
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2015年には俳優として、インターネットドラマ「ドリームナイト」に出演をしました。
チョ・インソン
チョ・インソン(조인성)さんは、1981年7月28年に韓国ソウルで生まれました。
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高校時代にテコンドーで大学から推薦を受けておりましたが、ケガで引退をすることに・・・。テコンドー3段を持つ実力者でした。
モデルを経験したのち、2000年のドラマ「学校」のシリーズ3にて俳優デビューを果たし、KBS演技大賞の青少年演技賞を受賞。
翌年の2001年の「ピアノ」では多くの視聴者を感涙させ、最高視聴率29%を記録し、SBS演技大賞のニュースター賞を受賞し、スターへの道を歩み始めました。
その後も韓国・香港・日本の合作映画「トイレ、どこですか?」で初映画主演を果たしたり、「バリでの出来事」で大ブレイク、映画「卑劣な街」ではテコンドーの経験を活かしアクションシーンも撮影し、様々な賞を受賞。
写真=WOW!Korea(https://www.wowkorea.jp/news/newsread_image.asp?imd=8385&numimg=1)
ソ・ジソブ
ソ・ジソブ(소 지섭)さんは、1977年11月4日に韓国で生まれました。
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小学3年生の時から水泳を始め、全国大会水泳部門入賞や国家代表選手にも選ばれるほどの実力がありました。
写真=オールナイト韓国ドラマ(http://lemonsperk.com/)
しかし、選手として生活をしていくためにはお金が必要だったため、水泳を諦めてモデルとして働き稼ぎ始めたようです。
また、「始まりはそんな感じだったが、今は演技をとても愛しているし、これからもやっていきたいし、演技について悩む俳優になりたい」と話をしております。
1995年に「ストーム」のモデルとして選ばれ、芸能界デビュー。翌年にはドラマ「男女6人恋物語」で俳優デビューをし、その後も数多くのドラマに出演をしました。
日本映画の「ゲゲゲの鬼太郎」に出演したり、「映画は映画だ」で「 第28回韓国映画評論家協会賞 男子演技者賞」、「第45回百想芸術大賞/映画部門 男子新人演技賞」などを受賞するなど、数々の賞を受賞しました。
写真=Yahoo映画(https://movies.yahoo.co.jp/movie/332681/)
まとめ
元スポーツ選手という意外な経歴を持ちながらも、現在は俳優として活躍をしており、成功を収めております。
今後どのような活躍が見られるのか、すごく楽しみです。