華やかな世界で人から見られるお仕事である芸能界。ダイエットや健康法なども公表している人がいる中、実は、難病を抱えながら芸能活動をしていたことを明かした韓国スターたちがいます。
難病を告白した韓流スター8選!
それでは、難病であることを公表した韓国スター8名をご紹介していきましょう。
ハン・ジミン(メニエール病)
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1982年11月5日生まれで2022年現在39歳のハン・ジミンさんは、日本でも大人気だった「宮廷女官チャングムの誓い」で主人公の友人のシンビを演じたり、「イ・サン」でヒロインを演じたことから、日本でも人気の女優さんです。
そんな、ハン・ジミンさんは、「メニエール病」という病を患い、2008年から約3年間芸能活動を休止しています。
ハン・ジミンさんはメニエール症候群を患っているんだね・・・「”食事療法も重要だが、最も重要なのは、ストレスの耐性を育てることだ。何事にも肯定的に生きようと努力する。おかげで、めまい、頭痛を経験しなくなって随分とたった”と肯定的な心を表わした。」
— 放浪Yumi (@mag_kaibigan) March 23, 2012
「メニエール病」とは、内耳にあるリンパ液が増えてむくみを起こした病態を指し、眩暈や吐き気、耳鳴りや難聴、耳の閉塞感といった症状が現れる病気です。
30代から50代の女性がなりやすい病気とされていて、ストレスや心身の疲労が蓄積するほど発作が起こりやすくなると言われています。
ハン・ジミンさんは、3年間治療に専念し、2011年の映画「朝鮮名探偵 トリカブトの秘密」で芸能活動を再開しました。
自身のインスタグラムでも、お出かけをした様子や、芸能活動の写真などがアップされており、元気そうな姿が見られます。これからも無理をせずに、素敵な笑顔を見せてほしいですね。
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イ・ジニョク (心臓病(心疾患))
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1996年6月8日生まれで2022年現在26歳のイ・ジョニクさんは、オプテこと、UP10TIONのメンバーとしてデビューし、サバイバルオーディション番組「PRODUCE X 101」にも出演したことで有名です。
そんなイ・ジョニクさんが「心臓病」であることを公表したのは、2019年8月のこと。
MBC「ラジオスター」という番組に出演し、その時の特集が、「あきらめないで」という内容でした。この日の放送で、イ・ジョニクさんは、「心臓病」の闘病事実を告白。
生まれてすぐに心臓弁膜が正常に機能しておらず、手術を受けたんだとか。心臓病を患っていることにより、他の人よりも体力がなく、アイドル生活は容易ではなかったそうです。
今でも定期検診を受けていることを明らかにし、ロールモデルが東方神起のユンホさんであることも語り、お酒、タバコ、カフェインの摂取を控えていることも告白しました。
今では心臓がどんどん大きくなって筋肉が発達して回復してきていることに、主治医も不思議だと驚いているんだとか。
現在ではソロ活動を行っており、ドラマ「その男の記憶法」で俳優デビューを果たしました。今後の活動からも目が離せないですね。
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チソン(脊椎分離症)
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1977年2月27日生まれで2022年現在で45歳のチソンさんは、一人二役を演じた「アダマス 失われたダイヤ」で有名な俳優さんです。
そんなチソンさんは、先天性の脊椎分離症であることを公表しました。脊椎分離症は、椎間関節の基部の骨が分離する状態のこと。
原因としては、腰の曲げ伸ばしなど、ひねる運動を繰り返すことで徐々に骨の分離が起こってしまうと言われていますが、チソンさんの場合は、先天性なので、生まれつき背骨の発育に問題があり、非常に稀な病気なんだとか。
歯磨きをするのも困難になるほど影響が出てしまい、腰が崩れそうに感じると、チソンさん本人が持病の苦しさを打ち明けました。
現在でも俳優活動を続けているチソンさん。愛妻家としても有名ですが、自身のリハビリの頑張りと、奥様のイ・ボヨンさんの支えあってのことなのかもしれませんね。
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キム・ミンジョン(石灰沈着性腱板炎)
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1982年7月30日生まれで2022年現在40歳のキム・ミンジョンさんは、1990年で当時8歳の頃にMBCベスト劇場の一作として放送された「未亡人」で子役デビューをして、活躍された女優さんです。
そんなキム・ミンジョンさんですが2009年に「石灰沈着性腱板炎」という病気を発症し、当時、ドラマ「ヒーロー」の主人公を降板しました。
韓国ドラマ ヒーロー 完走
イジュンギさん主演の社会派ドラマ。
コメディありで、視聴者の気持ちを和らげてくれるけど、現実社会に当てはまるような内容だった。
根の深い木で太宗役だった俳優さんが会長役で、その存在感がすごく、重鎮て言葉がぴったり。素敵でした~ pic.twitter.com/OrY7CYogES— ジアン (@negombosl) February 9, 2020
「石灰沈着性腱板炎」とは、肩のインナーマッスルが骨につくところにカルシウムの結晶が溜まってしまう病気で原因不明の疾患と言われています。
キム・ミンジョンさんは、2009年の10月初めころに右肩の石灰化腱炎の症状が見られ、まともに右腕を使えない状態になってしまったんだとか。
2009年の4月に撮影が行われた「2009外人球団」の撮影時に追った傷を放置していたため、「ヒーロー」の撮影前に行われていたアクションスクールの訓練で悪化してしまったそうです。
2010年5月には所属事務所から完治したことが発表され、芸能活動も復活されました。復活後も、数多くの作品に出演し、Instagramでも元気そうな姿を見せてくれています。
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ムン・グニョン (急性コンパートメント症候群)
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1987年5月6日生まれで2022年現在35歳のムン・グニョンさんは、12歳の頃から子役デビューをしており、韓国で「国民の妹」と呼ばれ愛されている女優さんです。
そんなムン・グニョンさんですが2017年2月に「急性コンパートメント症候群」になり緊急手術を受けたことを告白しました。
「急性コンパートメント症候群」とは、「コンパートメント」と呼ばれる筋肉が存在する空間の圧力が異常に上昇してしまい、その結果、中に存在している筋肉や血管、神経などが物理的な圧迫を受けることから発症してしまう病気です。
骨折などが原因で発症することもあれば、長距離ランナーなど慢性的な運動を繰り返すことから発症する場合もあるんだとか。
発症してから4~8時間以内に手術をしないと筋肉や神経の壊死が生じてしまうと言われている恐ろしい病気を患いました。
ムン・グニョンさんは、右腕に激しい痛みを感じ、翌日には手術をしたそうですが、闘病中7ヶ月の間に4度も手術を受けたそうです。
2017年に行われた第22回釜山国際映画祭の開幕式では、復帰し元気な姿を見せてくれ、闘病中は辛かったけど、経験したことにより考え方が前向きになり、人生がより楽しくなったと話し、インスタグラムでも元気な姿を見せてくれています。
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パク・ファニ(線維筋痛症)
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1990年10月13日生まれ2022年現在31歳のパク・ファニさんは、2016年の人気テレビドラマ「太陽の末裔」に出演したことで知られる、モデル活動もこなす女優さんです。
2011年7月、当時20歳の時に、2年の交際を経て、ラッパー(BILL STAX)とおめでた婚するも、1年5ヶ月後に宗教や性格の不一致を理由に離婚してしまいました。
2018年には、自身のInstagramに突如、息子さんの写真を投稿したことなどで、親権問題などにも注目が集まります。
そんな中、2019年1月にInstagramで「線維筋痛症」であることを公表。現在はその頃の写真は削除されており、見ることはできませんが、「難病と言われる線維筋痛症の完治を夢見て新年から着実に運動をすることを決心した」という文章が添えられていたそうです。
「線維筋痛症」とは全身のさまざまな場所に激しい痛みが出て、睡眠障害やうつ状態などが生じる病気。脳の機能障害が痛みの原因だそうですが、病気の原因は明らかになっていないんだとか。
2021年頃には、愛犬と共にヨガを楽しむ風景がInstagramに投稿されており、不治の病と戦いながら、2019年の投稿のとおり、有言実行で着実に運動に取り組んでいる様子が伺えます。
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体と相談しながら、無理をせずにまた元気な姿をテレビからも見せてもらいたいですね。
シン・ドンウク(複合性局所疼痛症候群)
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俳優のシン・ドンウクさんは、長身の美男子韓流スターの当たり年と言われる1982年9月14日生まれで2022年現在40歳。同じ1982年生まれの俳優には、ヒョンビンさん、チュ・ジフンさん、イ・ジュンギさんなどが揃います。
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ドラマ「雲の階段」や「ソウルメイト」で注目を浴び、高い演技力とスタイルの良さから多くのファンを獲得した俳優さんです。
そんな、シン・ドンウクさんは、服役入隊時の2010年で当時28歳の時に「複合性局所疼痛症候群」を発症しました。
「複合性局所疼痛症候群」は、一般的には四肢に激痛を伴う症状がある病気です。骨折などで損傷を起こした部分が治った後、原因不明の痛みが残るなど、事例が多い病気ですが、原因不明で完治が難しいと言われています。
痛みが激しく6年以上も活動ができなくなってしまったシン・ドンウクさんですが、2017年のドラマ「番人!もう一度、キミを守る~」で復帰することができました。
2020年7月に行われたtvNドラマ「(知っていることはあまりないけれど)家族です」の放送終了インタビューでは、自分が頑張って活動している姿を見て「複合性局所疼痛症候群」を患った方に多くの力になれたら嬉しいと語りました。
Instagramでも元気な姿を見せており、同じ病気を患った人はもちろん、ファンのことも元気づけてくれています。
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ユ・アイン(骨腫瘍)
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1986年10月6日生まれで2022年現在36歳のユ・アインさんは、韓国ドラマ「成長ドラマ Sharp」でアインを演じ、一躍注目を浴びた後、2010年のテレビドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」でさらに人気を博した俳優さんです。
「トキメキ⭐️成均館スキャンダル」のジェシンからユ・アイン氏にどハマり❤️
「チャン・オクチョン」を一気観しました😍
はぁ💨素敵💕💕🕳️🕳️🕳️好き❤️#トキメキ成均館スキャンダル#ユ・アイン pic.twitter.com/DgodEtPR0t— moni2 (@moni261261188) August 5, 2020
そんなユ・アインさんは、2015年に骨腫瘍の診断を受けました。
骨腫瘍は骨に発生する腫瘍の総称で、痛みが発症し運動の妨げになることがあるそうで、正確な原因は不明とされていますが、2013年の映画撮影中に右肩の筋肉が破裂する怪我を負ったことがユ・アインさんの骨腫瘍の原因だと言われています。
骨腫瘍が見つかったことから、兵役の入隊を数回保留にされていましたが、2017年6月に事務所からの発表で、現役志願活用不可、即ち兵役免除の診断を受けたことを発表。そのことがネット上で兵役逃れだと批判を受けてしまいました。
病気が見つかるも、俳優活動は行っており、ドラマや映画で活躍する姿を見せてくれています。
まとめ
難病を告白した韓国スター8名をご紹介いたしました。
聞いたことのないような難病を抱えている俳優さんもいて、闘病をしながら年月をかけて完治に向かった俳優さんの姿を見ると、勇気づけられますね。
今回ご紹介した韓国スターの今後の活躍に注目していきたいです。