ビルボードHot100で1位になったりグラミー賞にノミネートされたり、大物アーティストとコラボしたりと世界中で注目を浴びるBTS。これまでに多くのショーレースで賞を獲得してきました。
「MIC Drop」の歌詞にもあるように彼らのカバンはトロフィーでいっぱいです。
そんな世界的スターとなったBTSですが、スターになってからの彼らの様子は以前とあまり変わらないように見えます。
それどころか、実るほど頭を垂れているように見えるほどです。成功しても驕らず謙虚に周囲に敬意を払っている彼ら。
そんな礼儀正しさや謙虚さを忘れない彼らの姿勢に注目してみたいと思います。
BTSは売れても謙虚な人柄
BTSの謙虚な姿勢は度々メディアでも取り上げられています。
2020年Dynamiteでbillboard「Hot100」1位になった時にまず彼らは賞を獲得できたのは、自分たちの力ではなくファンの力があったからだと語りました。
ジンは「ARMYとBTSが一緒に作り上げた成績だ。純粋にファンのみんなと楽しみたいという気持ちで作り上げた曲だったが良い結果になって嬉しい」とコメントしました。
これはずっと応援してきたARMYにとってはとても嬉しい言葉ですね。
また、ジョングクはファンだけでなくメンバー、スタッフもいい人に出会えたから賞を得る機会を得たのだと語り、自分たちの実力だなどとはメンバーのだれも言いませんでした。
彼らは全員が10代で歌手を目指して上京し、小さな事務所でデビューを目指して仲間とともに切磋琢磨しながら一歩ずつ前進してきたことはよく知られています。
彼らのこのような謙虚でまっすぐなコメントは、夢を追いかける中で多くの人に支えられて自分たちが存在しているということに気づいていった若い彼らの軌跡を想像させ、それが人々に感動を与えるのではないでしょうか。
「7年前の自分によく頑張ったねと伝えてあげたい」というJ-HOPEのコメントは、山あり谷あり、いいことも悪いことも乗り越えて、多くの人に支えられながら7人で頑張ってきた彼らの日々が目に浮かぶようです。
空港の対応も謙虚
BTSが個人活動に力を入れ始めてから、J-HOPE、RM、SUGAが国外での仕事のため韓国を飛び立ちました。
RMとSUGAは行き先が日本であったこともあり、日本のARMYはとても喜んだのではないでしょうか。憧れのBTSと同じ空気を吸っているかと思うと、それだけで幸せな気分になります。
彼らのスケジュールが公開され、出発や帰国のため空港に現れると報道陣やファンが大勢詰めかけます。彼らが詰めかけた人々にもみくちゃにされながらも手を振ったり、深くお辞儀をする姿は良く報道されていますよね。
そんな中、少しレアな出来事が起こります。去る2022年6月22日、BTSのリーダーであるRMがプライベートのスケジュールを終え仁川空港に降り立ちました。
プライベートな日程にもかかわらず、RMが仁川空港に降り立つ日程を知り得たファンや報道陣が空港に集まり彼が出てくるのを待ち構えてたのです。
しかし、なぜプライベートにもかかわらずRMの帰国予定が分かったのでしょうか。
その理由がなんともRMらしいのですが、スイスで航空券を紛失してしまい再発行の手続きをしたことで空港スタッフから噂が広まって帰国日がばれてしまったそうです。
ボンボヤージュseason1スウェーデン編でパスポートを紛失してRM一人だけ帰国することになったり、これまでにAirpodを34回紛失したり、紛失エピソード満載のRMらしい理由ですよね。
頭脳明晰なのにおっちょこちょいなのがRMの最大の魅力で、愛さずにはいられません。
普段であれば多くのスタッフやSPに守られながら空港内を移動する彼らですが、この日はプライベートスケジュールという事もあり、RMはスマホを片手に一人で大きなスーツケースを引いてファンや報道陣の前に現れました。
あまりの警備の薄さに見ているこちらがびっくりするくらいでしたよね。
警備が薄いこともあってファンも報道陣もいつもよりかなり近い距離でRMに声を掛けたり、撮影をしたりとかなりレアな状況。
そんなちょっとハラハラするような状況にもかかわらずRMは終始少し困ったようなかわいい笑顔で集まった人たちに礼を述べたり、手を振ったり、ポーズをとったりと紳士的に対応しました。
そんなRMの紳士的な対応には彼の謙虚で優しい性格が現れており世界的スターの所作とは思えず、また惚れ直してしまいます。
結局は車に乗り込むまで報道陣やファンに丁寧に対応したのでした。
RMが日本へ来日した時の人柄も話題に
2022年9月3日、BTSのリーダーであるRMが3年ぶりに来日しました。パンデミック後、BTSのメンバーが来日するのはこれが初めてです。
今回の来日目的はHYBEの日本本社HYBEJAPANおよびHYBELABELSJAPANが開催するオーディション番組に出席するため。
番組中に客席でオーディションを見守るRMとパンPDの姿が映し出された時は、本当に日本に来ているんだ!と日本のARMYに感動を与えてくれました。
白のスーツに身を包み、マスク越しでもわかる優しい笑顔で出演者に拍手を送る姿はとても素敵でしたね。
そしてRMは帰国後、インスタグラムに日本で訪れた場所で撮った写真をたくさんアップしてくれました。よく見ると代官山の蔦屋書店や新大久保、表参道などに足を運んでいたことが分かります。
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つい写真の後ろに写りこんでいる人々に嫉妬してしまいますね。
そして、RMと言えばこれまでもプライベートで自身の訪れた美術館の写真をインスタグラムにたくさんアップしているようにアートに造詣が深いことで知られています。
過去のインタビューでは自身が執着するものとして「美術館」と回答するほど彼の人生にアートは欠かせないもののようです。
そんなアート愛の強いRMは今回の来日で日本人アーティストの村上隆氏のスタジオを訪れており、その様子もRMのインスタグラムにアップされました。
RMは埼玉にある村上隆氏のスタジオだけでなく、那須塩原にある「N‘sYARD」にも足を伸ばしており、彼のアートへの執着が感じられますよね。
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また、村上隆氏も自身のインスタグラムでRMがスタジオに来たことを明かし、「僕は彼の謙虚で知的な人柄に惹かれた。彼は芸術をよく勉強しており、最近の芸術市場のトレンドやアーティストに詳しいと」RMの魅力を伝えてくれました。
その後RMは村上隆氏の投稿に「9月に釜山で開かれる展示も期待しています。いつも頑張ってください」日本語でメッセージを送ったそうです。
日本語でメッセージを送るなんて、なんという気配りの人なのでしょう。また惚れてしまいます。
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まとめ
さて、リーダーRMを中心に彼らの謙虚で礼儀正しい人柄に注目してきましたがいかがでしたでしょうか。
BTSメンバー全員が何事にも謙虚な姿勢で取り組んでいるのはもちろんですが、公の場で先頭に立って発言することの多いRMのこうした知的で謙虚で少しおっちょこちょいな人柄がチームに良い影響を与えていると感じます。
世界的グループのリーダーがRMであることに意味があると思わせてくれる、そんな魅力たっぷりのRMの今後の活動も楽しみですね。