韓国ドラマや映画を見ることが多くなった人はいるかと思いますが、演技に詳しくない人から見ても、「この俳優は演技が上手いな」と感じることはあるのではないでしょうか。
そこで今回は、最高の演技をする俳優を7人紹介していきたいと思います。
最高の演技俳優7選
それでは早速見ていきましょう。
ナムグン・ミン
ナムグン・ミンさんは、1978年3月12日に生まれ、大学まで俳優になりたいと思ったことがなかったのですが、MBCタレント採用募集の広告を見てオーディションに参加をしましたが、落選。
その後も芸能プロダクションやオーディションに自ら直談判し続け、1999年に「君の夢を広げろ」でデビューをしました。
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2015年のドラマ「リメンバー∼記憶の彼方へ∼」で主人公のジヌの前に立ちはだかるナムグン・ミンさん演じる自由奔放でスキャンダルが絶えない極悪御曹司のギュマンを演じております。
ギュマンは、全てにおいて自分が中心だと思っており、興奮をすると理性を失い人を暴行し、手をかけてしまう事もある悪役を演じており、毎回トラウマになりそうなキレっぷりで視聴者を恐怖に叩き落し、この役で大ブレイクをしました。
次に出演した「野獣の美女コンシム」では、「リメンバー∼記憶の彼方へ∼」で演じた悪役とは真逆の心優しい人権弁護士を演じ、爽やかなルックスと鍛え上げられた筋肉も披露をしており、新たな魅力があります。
変幻自在の演技で大活躍をしており、演技の神とナムグン・ミンさんから”ゴッドグンミン”と呼ばれ、存在感を発揮。
チョ・ジヌン
チョ・ジヌンさんは、1976年3月3日に生まれ、大学卒業後の1997年に演劇俳優としてデビューし、2004年の映画「マルチュク青春通り」で脇役としてキャスティングされました。
写真=https://korepo.com/archives/862359
演劇で培った演技力が高く評価され、映画の出演が増え、2007年の「過去を問わないで」や2009年「ソル薬局の息子たち」などのドラマでも活躍し、韓国映画観客動員数歴代1位の「バトル・オーシャン 海上決戦」に出演、強烈な印象を残します。
そして、2014年の映画「最後まで行く」で演じた役では、韓国映画史で最も強烈な悪役の一人と言われ、「悪役の極致を見せた」と観客からは高い評価を受け、清龍映画賞の助演男優賞や百想芸術大賞では、最優秀演技賞を受賞しました。
2016年のドラマ「シグナル」では熱血刑事を好演、韓国ケーブルテレビ史上歴代視聴率3位を記録、このドラマでも数々の賞を総なめし、どんな役でも自由自在に演じることが出来る俳優として、愛される存在となります。
2018年に映画「暗殺」と「お嬢さん」での出演が評価され、アカデミー賞が主催をする米映画芸術科学アカデミーの会員に選出されました。
ファン・ジョンミン
ファン・ジョンミンさんは、1970年9月1日に生まれ、大学の在学中に新人公募に合格をし、1990年の映画「将軍の息子」でデビューをしました。
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映画『工作』ファン・ジョンミン
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2005年に公開された映画「ユア・マイ・サンシャイン」では青龍映画賞の主演男優賞を受賞し、俳優として認知度を上げていき、2013年の「新しき世界」では2度目の主演男優賞を受賞。
「国際市場で逢いましょう」や「ベテラン」では両方万人突破という記録を打ち立て、映画界でエースに君臨し、2018年に公開された映画の工作で累積観客数は1億人を突破。
韓国では「1億俳優」という呼び名があり、出演映画の累計観客数が1億人を超えた俳優に与えられる称号で、ソン・ガンホさんやハ・ジョンウさんに次いで、ファン・ジョンミンさんも「1億俳優」と呼ばれる実力俳優。
2022年に公開された、「人質韓国トップスター誘拐事件」では、ファン・ジョンミン役として、韓国映画界を牽引する大物俳優が誘拐事件の人質となる前代未聞のリアルサスペンスアクションとなっており、話題を集めております。
イ・ビョンホン
イ・ビョンホンさんは、1970年7月12日に生まれ、大学在学中にCMやモデルのアルバイトをしており、母親の友人の勧めによって、1990年にKBS公開採用オーディションを受け合格しました。
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1991年にドラマ「アスファルト、我が故郷」で俳優デビューし、1995年に「誰が俺を狂わせるのか」と「ラン・アウェイ」で各映画賞の新人賞を受賞。
2005年に出演した「甘い人生」では、主演男優賞を受賞し、演技力だけではなく、作品ごとにあらゆるキャラクターを演じることから「千の顔を持つ男」と称され、「甘い人生」をきっかけにハリウッドとエージェント契約をしました。
その後も国内だけではなく海外の映画作品に出演をしており、2009年「IRIS-アイリス-」では数々の賞を受賞し、韓国人俳優として初めてとなる、中国第14回CMA&AIA「アジアで最も影響力のある俳優賞」など海外の賞を受賞。
ペ・ヨンジュンさん、チャン・ドンゴンさん、ウォンビンさんとともに韓国を代表する韓流スターとして、”韓流四天王”と呼ばれ、今もなお海外でも活躍をしているトップスターとなりました。
ソン・ガンホ
ソン・ガンホさんは、1967年1月17日に生まれ、中学2年生の時から俳優を目指しており、1991年に演劇「同乗」で本格的に演技活動を開始し、1996年「豚が井戸に落ちた日」で長編映画初出演をしました。
写真=https://www.google.com/search?q=%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%9B&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwjk0b_7y538AhVpSWwGHfZdDmwQ_AUoAXoECAIQAw#imgrc=qXg45ghVfF7klM&imgdii=n6c1K8-fxNSgxM
2019年に公開された「パラサイト 半地下の家族」では、失業中のダメな父親ですが、生き延びるために知恵を振り絞り、ヘラヘラしながらも得体のしれない人物を怪演。
この作品は、米アカデミー賞作品賞や監督賞など国際的に高い評価を受け、自身もロサンゼルス映画批評家協会賞助演男優賞ならびに全米映画俳優組合賞キャスト賞を受賞。
また、2020年にはニューヨークタイムズが選ぶ「21世紀の偉大な俳優25人」で6位に選出されました。
そして、2022年、是枝裕和監督作品の「ベイビー・ブローカー」では、クリーニング屋を営みながら、裏では赤ん坊を売りさばくブローカーを演じております。
この映画では、カンヌ国際映画祭男優賞を受賞し、韓国人俳優として初の快挙を成し遂げ、世界から注目を集める存在になりました。
コン・ユ
コン・ユさんは、1979年7月10日に生まれ、2000年の時にミュージックビデオやCMに出演し、翌年の2001年には「学校4」で俳優デビューしました。
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デビューしてから、なかなかヒット作に恵まれず”低視聴率俳優”とまで言われておりましたが、2007年に放送された「コーヒープリンス1号店」が大ヒットし、国内外からも大人気となり、MBC演技大賞を受賞。
その後2016年には、「男と女」、「新感染 ファイナル・エクスプレス」や「密偵」と3本の映画に出演し、「新感染 ファイナル・エクスプレス」では、謎のウイルスによりゾンビ化した人間から命がけで娘を守る父親役を演じております。
また、日本でも観た人が多い、「トッケビ∼君がくれた愛しい日々∼」で死ぬことが許されないトッケビという切ない存在を説得力高い演技で表現し、世の女性を虜にしました。
この作品が大ヒットとなり、第53回百想芸術大賞では数々の賞を受賞、業界人が最もオファーをしたい俳優の一人に選ばれるほどの実力は俳優となります。
キム・ユンソク
キム・ユンソクさんは、1968年1月21年に生まれ、1988年に「欲望という名の電車」でデビューした後、2008年に「チェイサー」初の映画出演とは思えないほどの演技力で高い評価を受け数々の賞を受賞、演技力を評価されました。
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2006年の映画「タチャ イカサマ師」では、5つの場面しか登場しませんでしたが、不気味な恐ろしい演技を披露し、視聴者の脳裏に強烈な印象を残します。
多くの作品に出演し、数々の賞を受賞してきて、演技人生30年以上ですが、「他の人々が上手にしたと称賛しても本人は物足りなさをいつも持つ他はありませんね。演技に完成というのはないです。」と話をしておりました。
俳優活動だけではなく、2019年には、映画「未成年」で監督としてもデビューをしております。
2020年の映画「暗数殺人」では、未解決事件を追うベテラン刑事役で出演をしており、この映画で共演をしたチュ・ジフンさんは、”演技の怪物”と評されるキム・ユンソクさんについて、「負けじと奮起した」と明かしました。
まとめ
数々の賞を受賞し、韓国で評価をされるだけでなく、海外からも評価され、注目をされている俳優たち。
過去の作品も含め、今後の出演する作品に注目をしていきたいと思います。