今回は海外で生活していた韓国俳優8人について調べてみました。
「なんで、あの俳優さんは韓国語以外があんなに上手い」のか気になりますよね。幼少期に海外で生活したことにより、価値観の形成などにも大きく影響を受けたとの声も多いようです。
海外で生活していた韓国俳優8人が、どのような幼少期を過ごし、韓国に戻ってきてからの苦労についても紹介していきます。
海外で生活していた韓国俳優8選
それでは、海外で生活していた韓国俳優8人を紹介しましょう。
パク・ミニョン
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パク・ミニョンが生まれたのは、ソウルですが中学1年生のときに、お姉さんを頼ってアメリカに高校3年生まで留学していました。
アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィアにある、中学・高校と通っていたそうです。しかし、次第にホームシックになり、韓国のドラマや映画を見て、韓国への恋しさが募っていきました。
パク・ミニョンは、韓国で俳優になりたい夢を諦めきれず、母親を説得して帰国します。高卒認定試験を受け、東国大学の演劇科に入学しました。
パク・ミニョンはデビュー当初、英語がメインの生活から韓国語に戻るときに発音や発声が不安だったそうです。
しかし、視聴者から発声や発音についての批判はありませんでした。2022年9月にtvNで放送された『月水金火木土』では、流暢な英語を披露していました。
留学時代に「レイチェル」という英語名をもっており、現在はInstagramのアカウント名に使用されています。
キム・ゴウン
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キム・ゴウンが生まれたのはソウルですが、父親の仕事の都合で、3歳から中国・北京に移住しました。
小学校卒業までの約10年間ほど北京で暮らした後、中学1年生のときに家族と帰国しています。
中国では住んだ場所が田舎の方であったため、インターナショナルスクールなどは無く、中国人ばかりの現地の学校に通っていました。
周囲も中国人しかいない環境であったため、中国語と中国の文化に詳しくなったそうです。
現在では、イベントなどで中国や香港に訪れた際、親近感を感じると語っています。
中国での暮らしでの様々な体験が、俳優としての演技や価値観の形成に役立っていたようです。
キム・ゴウン「10年間の中国生活が演技に役立っている」 (朝鮮日報)
— きりのん (@YRYR_Z) November 7, 2017
オク・テギョン
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2PMのオク・テギョンは、小学校6年生の時に家族でアメリカ・ボストンに移住しました。
JYPエンターテイメントに入るまでの7年間アメリカで暮らしました。
英語力は、TOEICで満点をとるほどです。
オク・テギョンは、アメリカの永住権を持っていましたが、永住権を放棄し兵役に行く道を選びました。
椎間板ヘルニアを患っていたため、公益勤務の判定を受けますが、現役入隊にこだわり2回手術を受け現役兵として入隊しています。
韓国では、オク・テギョンの選択を「男前過ぎる」と称賛されました。
1人のママ友の「BTSが好き」告白から「え、私は2PM!」「実は私、シャウォルでして(俺)」と隠れケーポヲタだった事が次々と発覚。
兵役の話から「テギョンはアメリカ国籍なのにわざわざ海兵隊で行ったんだって?」や「芸能人なら広報活動隊員でいけるのにねえ」等、よその国の兵役事情に皆詳しすぎ。— ソフィア (@sophiated0401) November 12, 2021
チェ・ウシク
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チェ・ウシクは、小学校5年生の時に家族で、カナダ・バンクーバーに移住しました。
チェ・ウシクは、カナダ国籍を持っています。
2019年公開の映画『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞の授賞式では、通訳なしでインタビューに答えました。
カナダのサイモンフレーザー大学で、ほとんどの科目がA判定という優秀な学生だったそうです。
大学では舞台演出を専攻していたときに、友人に演出の勉強のため先に演技にチャレンジしてみたらと勧められました。
韓国では、一重まぶたの俳優が人気だからと言われたそうです。チェ・ウシクは、友人の強い勧めでオーディションを受けるために、韓国に帰国しました。
2021年tvN放送の『ユンステイ』でも流暢な英語でもてなしていたのが、印象的ですよね。
「その年、私たちは」最高でやんすー!!12話ニヤケっぱなしなんですけど!チェ・ウシクがカナダ国籍で英語ペラペラだと知って、英語の勉強のモチベーションあがった。なぜかは分からん。ほんといいドラマ(^з^)-☆
— Basil (@pipipidays) January 11, 2022
アン・ヒョソプ
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アン・ヒョソプは、7歳のときに家族とカナダに移住しました。カナダ国籍で「ポール」という英語名を持っています。17歳までカナダ・トロントで暮らしていたそうです。
6歳年上のお兄さんとは、現在でも英語で会話しています。カナダにいた時は、韓国ドラマを見るのが楽しみで、何度も繰り返し見ていました。
アン・ヒョソプは、自分だったらどんな演技をするか考え、鏡の前でセリフを真似していたそうです。
カナダの高校に通っていたときに、JYPエンターテインメントの関係者が訪問しました。JYPエンターテインメントの関係者は、「才能があり、ハンサムな子」を探していました。
情報を聞きつけた友人たちが、アン・ヒョソプを推薦し、オーディションを受けることになったのです。オーディションを受け合格したものの、両親は反対であったため説得して、1人で韓国に帰国します。
高校は、韓国の学校に通うことになりました。カナダでは、小学校6年生から友人がチェロを始めたのをキッカケに、バイオリンを習いはじめます。
カナダの中学・高校では、学校オーケストラに参加していました。10年間カナダで暮らしていたため、英語の方が楽に話せると語っています。
韓国での高校は、英語で授業が受けられる専攻を探して、国際ビジネス学科を選択しました。韓国に帰国した直後、韓国語の発音や文化の違いなどで苦労したそうですが、今では克服できたそうです。
2022年にSBSで放送された『社内お見合い』では流暢な英語を披露し、撮影現場でも韓国語の聞き取れない出演者を英語で案内していたというエピソードがあります。
カナダという共通事項でチェ・ウシクとアン・ヒョソプにものすごく勝手に親近感笑
— mimi (@mimi20181205) May 20, 2022
ムン・ガヨン
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ムン・ガヨンが生まれ育ったのはドイツです。ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州カールスルーエという場所になります。
ドイツ・カールスルーエの工科大学に留学し、物理学を専攻していた父親とピアニストの母親との間に生まれました。
自然とドイツ語・英語が堪能になり、母親の影響でピアノ・バイオリン・チェロ・フルートを習っています。
音楽だけでなく、ゴルフ・バレエ・乗馬なども習得して、韓国の子供とは違う幼少期を過ごしたようです。小学校3年生のときに、家族と一緒に帰国しました。
しかし、ムン・ガヨンにとっては、「ドイツでの生活が終わるなんて、信じられない」と話し人生で一番辛かったと明かしました。韓国文化に適応するのに、かなり苦労したようです。
子役としてデビューし、演技の楽しさを知ってからは、少しずつ克服していったようですね。ムン・ガヨンは、ドイツ語アクセントが強い英語が「カッコいい」と絶賛されました。
『女神降臨』のムン・ガヨンちゃん、ほんといいねぇ❣️
こういう役どころって、もう擦り過ぎてると思ったけれど、、、
ここまでやるかってメイクなのに芝居は自然で✌️気になって調べちゃったら、ドイツ生まれ&子役出身なんだね#ムンガヨン #女神降臨
— ケイト@てぐにゃんい (@Cathelinejp) May 11, 2021
チョン・リョウォン
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チョン・リョウォンは、小学校5年生のときに家族と一緒に、オーストラリアに移住しました。家族は現在、オーストラリア・ブリスベンで暮らしています。
大学1年生の時に「雪が見たい」という理由で韓国に帰国し、スカウトされたのを機に2000年にアイドルグループ『シャクラ』のメンバーとしてデビューしました。
2015年9月にOnStyleで放送された『生きてみたらどう』では、オーストラリアでいじめを受けたことを告白しています。
オーストラリアで、革製品をプレゼントするのは「あなたと仲良くなりたくない」という意味になるそうです。
チョン・リョウォンは当時、周りにアジア人がほとんどおらず、いじめというよりは人種差別だったと振り返りました。
2005年にMBCで放送された『私の名前はキム・サムスン』では、流暢な英語を披露しています。
キム・ジェウク
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キム・ジェウクは、新聞記者であった父親の仕事の関係で、生後間もない頃に日本に移住しました。そのため、最初に覚えたのは日本語が先です。
小学校入学前に韓国に帰国し、戻ってから韓国語を学びました。韓国語中心の生活になってから一時期、日本語を忘れていたようです。
しかし、大人になってから韓国に来た日本人留学生と親しくなり、日本語に触れる機会が増えたことで徐々に思い出したそうです。
日本語がネイティブレベルのため、ファンミーティングやインタビューでも通訳が必要ありません。
2007年にMBCで放送された『コーヒープリンス1号店』では、日本語を話すイケメン店員のソンギ役でブレイクしました。
日本語のドラマや映画の出演経験もあります。
2018年の公開された映画『蝶の眠り』で共演した、中山美穂さんも「キム・ジェウクの日本語は心地よい」と絶賛したそうです。
それにしても、キム・ジェウク、日本に住んでただけあるよなぁ~♡
容姿だけじゃなくて、日本語ペラペラなのもまた良いよねぇ~(ฅωฅ♥)//
てか、南沢奈央ちゃん、めっちゃ羨ましいわぁ~!><
しかも、メリパパも出てるしな!笑— ❤︎︎ (@make9_me2Happy6) January 11, 2015
まとめ
海外で生活していた韓国俳優8人を紹介してきました。いかがだったでしょうか。
幼少期に海外で暮らして、自然と言語が身についた人が多かったように思います。しかし同時に、韓国に戻ってきてから苦労したという声も多かったですね。
複数の言語を使いこなせるだけに、仕事の幅も広がっていくのではないでしょうか。8人の今後の活躍に期待したいですね。