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デビューが遅かった韓国俳優8人を紹介

早ければ子役出身で、平均的に考えても20歳前後でデビューする人たちが多い芸能界で、20代半ばから30代で芸能界デビューしたみなさんを今回はご紹介したいと思います。

みなさんそれぞれ、色々な理由で芸能活動をしていると思いますが、デビューが遅かったのはどうしてなのか気になるところですね。気になる方たちのために、詳しく調べてみました。

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デビューが遅かった韓国俳優8選

デビューが遅かった8人の韓国俳優をご紹介します。遅かった理由があるのか、デビュー前は何をしていたのかについても調べてみましたのでご覧ください。

ユ・インナ

ユ・インナさんは27歳になる年にデビューし、2009年のドラマ『明日に向かってハイキック』が、初出演作になります。

幼いころから歌うことが大好きで、歌唱コンクールに出場し受賞したこともあるユ・インナさんは、  高校生の時に友達とバンドを組み、ボーカルをしていたのだとか。

歌手を夢見て、17歳で芸能事務所の練習生になり、毎日レッスンに励んでいたのですが、惜しくもデビューはできず、事務所を何度か移籍した経験があります。

2009年から本格的に女優デビューし、活動するようになったユ・インナさんですが、翌年に出演したバラエティ番組『豪快ガールズ』や、日本でも大ヒットしたドラマ『シークレットガーデン』で注目されました。

ドラマ『シークレットガーデン』では良い印象を残し、新人演技賞を受賞したのです。主に気さくな役や、天然で可愛らしい役を演じているユ・インナさんは、2012年のドラマ『イニョン王妃の男』で、初主演を務めライジングスター賞を受賞し人気を集めていきました。

2009年にデビューしてから休むことなく、今までずっとドラマや映画の出演で大忙しなんですよ。今年2023年も新ドラマの放送が決まっています。

チン・ギジュ

 

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チン・ギジュさんは26歳になる年にデビューし、2015年のドラマ『2度目の二十歳』が、初出演作でした。

171cmの長身を生かして、2014年に行われたSBSスーパーモデル選抜大会に出場し、入賞したことがきっかけで女優になったのですが、大学卒業後、サムスンSDSコンサルタントや放送記者として働いていた経歴もあります。

いつかのインタビューで大学卒業後、放送記者を先に始めていたらずっとその仕事をしていたかもしれないと話していたチン・ギジュさんは、3ヶ月間インターンを経験したのだとか。

元々、芸能界で活動するのが夢だったようですが、両親の反対がありなかなか踏み出せなかったことが原因で、遅めのデビューになったそうです。

2015年にデビューしてから数年は端役や助演を務め、2017年全3話のドラマ『水曜日午後3時30分~輝く恋の時間~』で、初主演を果たしました。

以降、ドラマ映画と共に主演で出演し活躍しているんです。今年2023年も新ドラマ『偶然出会った、あなた』に、主演で出演が決まっていますよ。

マ・ドンソク

 

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マ・ドンソクさんは2004年の33歳の年齢で芸能界デビューし、初めて出演した作品は同年に放映された映画『風の伝説』です。

役名もない端役からのスタートだったマ・ドンソクさんは、韓国で生まれましたが1989年の18歳の時に父親の事業がうまくいかなくなったという理由で、親戚を頼りアメリカに移住することになりました。

最初は韓国国籍で過ごしていましたが、のちにアメリカ国籍に帰化し、テキサス州やオハイオ州などアメリカ国内で転々としていて、ある時は韓国人やアジア人が住んでいない田舎に住んでいる時もあったのだとか。

入学が難しいと言われている、ジョージア州南西部にあるコロンバス州立大学の体育学を学び、鍛え上げられた身体を生かし、ボディビルダーとしての活動やパーソナルトレーナーをしていたマ・ドンソクさん。

実は、高校生の時から俳優になることが夢だったマ・ドンソクさんは、1994年の23歳になる年にアメリカでミュージカル俳優としてデビューした経験があるのです。しかし、アメリカでの芸能活動はどれぐらい行っていたのかは、わかりません。

そして、韓国で行われた映画『天軍』のオーディションを受け、みごと合格したマ・ドンソクさんは30歳で韓国に戻り、本格的に俳優活動を始めたのです。

デビュー当時は端役や助演で映画に出演していて、大衆に名前が知られ注目された作品は2008年の映画『ビスティ・ボーイズ』でした。

この時期からドラマ出演もするようになり、2008年はドラマ4本というハードスケジュールをこなし、以降、映画出演数も増やし、多い時で年間5本を主演で出演していたのです。

2013年の映画『隣人 -The Neighbors-』で、 男性助演賞を初受賞し、2017年の『新感染 ファイナル・エクスプレス』や、2018年の『犯罪都市』でも受賞し注目されたんですよ。

チン・ギョン

 

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チン・ギョンさんは2000年の28歳で本格的に芸能界デビューしたのですが、実は26歳の時から演劇女優として舞台で活動していました。演劇女優時代は収入が不安定で、生計を立てるために演技指導の仕事や、声優の仕事もしていたのだとか。

そんなチン・ギョンさんは学生時代とても優秀で、韓国外国語大学に現役で入学したのですが、4日で自主退学し、東国大学演劇映画学科に浪人して入り、またしても中退し韓国芸術総合学校の演劇科に入り卒業までしています。

韓国外国語大学を退学した理由は、両親が望む道とチン・ギョンさんとの考えが合わなかったからだそうで、最終的に韓国芸術総合学校の演劇科に決めたのは、演技の幅をもっと広げるための選択だったとのこと。何事にも慎重で熱心だったようですね。

本格的に芸能界デビューした2000年に初めて映画『オー!スジョン』に出演したのですが、その後、数年間は演劇に戻り活躍していました。再び映画出演を始めたのは2004年のことで、ドラマ出演は2008年の『イルジメ〜一枝梅』の1話のみの端役出演だったのです。

ドラマ出演後は映画と共に演劇より出演数が増え、人気を集める女優にまで成長したのでした。今年2023年も、既に2本の新ドラマ出演が決まっているんですよ。

チョ・ジヌン

チョ・ジヌンさんは、2004年の28歳で映画『マルチュク青春通り』に端役で出演し、本格的に役者デビューを果たしました。

大学生時代、ずっと演劇をしていたチョ・ジヌンさんは、1997年に演劇俳優として一度デビューしていて、その時に2度ほど端役でドラマ出演の経験もあります。

2004年の映画出演がきっかけで、演劇界からドラマや映画界に進出し、演劇で培った演技力で数多くの作品に挑戦したチョ・ジヌンさん。2010年の映画『ベストセラー』で、初の新人男優賞を受賞し注目され、ドンドン受賞作品が増えていきました。

ドラマより映画出演の多いチョ・ジヌンさんですが、今年2023年はドラマ『悪いママ』に特別出演し、7年ぶりのドラマ出演になるんですよ。

ホ・ソンテ

 

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ホ・ソンテさんは2011年の34歳になる年にオーディション番組『奇跡のオーディション』に出演したことがきっかけで、芸能界デビューを果たします。

ちなみに、こちらのオーディションでは5位だったのですが、あきらめずアルバイトをしながらオーディションを受けて翌年2012年からドラマや映画の端役で出演できるようになったホ・ソンテさん。

それまでは、大手企業LG電子の海外営業部署で働いていて、ロシアと東ヨーロッパ市場のテレビ営業を担当していたのだとか。いつかのインタビューで、モスクワ市内のすべてのホテルに取り付けられたLG LCD TVはホ・ソンテさんが取り付けたと話していました。 

密かに抱いていた夢が俳優だったホ・ソンテさんは、2010年に10年間付き合って結婚した妻に相談したところ、快く認めてくれたため勇気を振り絞って、課長への昇進を控えていた2011年に退社したのです。

LG電子を退社してからは、アルバイトと役者の収入を合わせても少なかったので大変だったそうですが、妻も大企業に勤めていたおかげでデビュー当時は妻に助けられたとのこと。

60本余りの映画に端役で出演し、2016年の映画『密偵』でソン・ガンホさんに打たれるシーンがあり、有名になりました。

端役と助演をこなし、名わき役と言われるようになったホ・ソンテさんですが、2021年のドラマ『イカゲーム』に出演し、認知度が韓国だけではなく全世界的にかなり高くなったのです。以降、CM広告の仕事も入ってくるようになったそうですよ。

ソンフン

 

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ソンフンさんは2009年の26歳で芸能界デビューし、初めて受けたオーディションがWhite Brownの『Because I Love You』のミュージックビデオで、みごと合格したのです。

小学生から大学生まで水泳選手として活動していたソンフンさんは、2002年に行われたMBC全国水泳大会と大学選手権大会で、バタフライ部門の新記録を達成するほどでしたが、腰のヘルニアになってしまい、何度も手術をしなければなりませんでした。

10回以上の手術で6回は全身麻酔をするぐらいの大手術になり、水泳選手として新記録どころか、結果を残すことができないと感じ選手を引退。

その後、2年間程うつ病と戦い、水泳の次にやりたいことを考えた時に俳優だったため、新たな目標を立て兵役を済ませた後に芸能界デビューしたのですが、ミュージックビデオに出演した後すぐには役者としての仕事はなかったようです。

翌年2010年にオ・ユネさんのミュージックビデオに出演し、2011年には初のドラマ出演『芙蓉閣の女たち〜新妓生伝』で、早速主演で出演しました。

実は知人について行ったオーディションだったのですが、ソンフンさんも参加することになり、1000倍の競争率の中で勝ち取った主演作だったのです。ソンフンさん本人も合格に驚き、所属事務所も驚いたということをいつかの番組で話していました。

演技を学んだことのなかったソンフンさんは、ドラマ『芙蓉閣の女たち〜新妓生伝』に出演した後、助演から始めたいという気持ちがあったようで、2作品目のドラマ『シンイ-信義-』は、主人公一行の敵役として出演したのです。

そして、初の演技大賞でニュースター賞を受賞しました。順調に助演や主演を務めながら、バラエティ番組のゲスト出演も増え、人気ある俳優へと成長していったんですよ。

リュ・ジュンヨル

 

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リュ・ジュンヨルさんは2015年の29歳になる年で映画『ソーシャルフォビア 』に出演し、役者デビューしたのですが、幼いころの夢は学校の先生だったのだとか。

大学進学を目標に浪人していたリュ・ジュンヨルさんですが、勉強している時に眠気が襲ってきたので立って勉強し、そのまま立って2時間も眠っていたことに気づき自分には勉強が合わないと感じたのです。

そのような理由から突然、演技に進路を変えることを決心し、演劇映画科に進学して大学生活は平凡に過ごしました。

様々な短編映画に出演しながら演技を勉強していったリュ・ジュンヨルさんは、2015年のドラマ『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』に出演し、最高視聴率21.7%というケーブルドラマ史上皆無のヒットを記録し、デビュー1年で一気に人気を集めたのです。

以降も主演作を中心に活躍していて、ドラマより映画の出演が多いんですよ。今年2023年に放映予定の映画『宇宙+人 第1部』にキム・テリさんと主演で出演しています。

まとめ

デビューが遅かった韓国俳優の8人をご紹介しましたが、みなさんいかがでしたか?8人とも役者になりたい夢をあきらめずに、やっぱり挑戦しようと思って20代半ばから30代でデビューするやる気は本当にすごいですよね。

デビューしてからは、あっという間に知名度が上がり誰もが知っている韓国芸能人のみなさんですが、これからの活躍も応援していきましょう。

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