現在K-POPアイドル戦国時代と言われ、毎年多くのグループがデビューしていますよね。しかし華々しくデビューしたとしても、年間多くのグループが解散しているのも事実・・・。今回は「【なぜ?】超短期間で解散したKPOPアイドル7選」をお届けします。
グループが解散してしまった背景として、事務所とのトラブル・ヒット曲に恵まれない・メンバーの脱退などの理由がやはり多いようでした。しかし中には人気絶頂だったのにも関わらず、惜しくも解散になってしまったグループも・・・。
超短期間で解散したKPOPアイドル
様々な理由で今までに数多くのK-POPアイドルグループが解散してきました。その中でも特に活動期間が短かったグループ7組をご紹介します。
X1
韓国のテレビ局Mnetで2019年に放送されたサバイバル番組である「PRODUCE X 101」をきっかけに結成された「X1(エックスワン)」。
「PRODUCE101」シーズン2で絶大な人気を誇った「WannaOne(ワナワン)」に続く男性グループとして期待されていました。活動期間は当初5年を計画していたものの、突如5ヶ月で解散することに・・・。
解散の理由はなんと「番組製作陣の投票操作問題」。投票に関し不正操作が行われていることが認められ、プロデューサーなどが懲役刑を求刑される大きな騒動に発展してしまったのです。
騒動後も「X1(エックスワン)」は活動していましたが、メンバーの所属事務所との協議の上で解散することが決定してしまいました。
デビューアルバム「비상(飛翔):QUANTUM LEAP」は発売初週に52万を超える驚異的な売り上げを叩き出したりと、「X1(エックスワン)」への期待が高まっていたので、解散は残念でなりません・・・!
元メンバーたちはそれぞれ再デビューを果たしており、現在もK-POPアイドルとして活動中です。
I.O.I
Mnetのオーディション番組「PRODUCE101」シリーズで選ばれ、2016年にデビューした「I.O.I(アイオーアイ)」。同番組が大人気だった上に、実力の高いグループだったので爆発的な人気を得ていました。
しかし人気絶頂の中、「I.O.I(アイオーアイ)」は2017年1月29日に約8か月で解散。理由は元々「期間限定グループ」として結成をされていたので、予定通り解散となったのです。
かなり人気があったことから活動期間延長の噂もあったようですが、残念ながら解散しファンたちの願いは叶いませんでした。しかし「I.O.I(アイオーアイ)」として活動延長はありませんでしたが、別のグループで活動を続けているメンバーもたくさんいます。
「I.O.I(アイオーアイ)」のセンターとして活躍していたソミは、ソロアーティスト「SOMI」としてデビュー。歌手や番組MCとして幅広い活動を行っていますよね♪
HINAPIA
「HINAPIA(ヒナピア)」は、2019年5月解散のガールズグループ「PRISTIN」の元メンバー5人で結成されたK-POPグループ。「HINAPIA(ヒナピア)」としての活動期間は約9か月でした。
2019年11月にデジタルシングルをリリースするも、2020年6月以降公式のSNSが更新されずファンの間では解散説が浮上。
すると所属事務所OSRエンターテインメントから「十分な時間をかけて話し合いをし、両者合意でグループの解散とメンバー全員の契約解除を決定」と、解散が発表されたのです。
元のグループであった「PRISTIN」と同じような空白期間を経ての解散は、とても切ないですよね・・・。
SOLIA
5人組ガールズグループで2021年8月17日にデビューした「SOLIA」。しかし彼女たちはなんとデビュー5日で突如解散・・・!K-POPアイドル史上、最も早く解散したグループが「SOLIA」です。
「SOLIA」側は公式SNSを通じて「これからは事務所の都合上、私たちのグループSOLIAをこれ以上導いていけなくなり、事務所と長い話の末、終わらせることになった。あまりにも短い時間だったけど、これまで私たちを応援してくださりありがとうございます。」
と、事務所からファンたち解散が伝えられました。解散の原因としては、所属事務所が設立1年目でアイドルを制作させデビューまではこぎつけたが、その後コロナ禍で経済状況が悪化したためと言われています。
このように2021年は「SOLIA」と同じようにデビューしたけれど、新型コロナウイルス蔓延により事務所が経営難に陥り、解散に追い込まれたグループの事例も多くありました。
XUM
「XUM」は、2018年にデビューした5人組ガールズグループの「NeonPunch」のメンバーでもあったダヨン・ベカ・イアンの3人がユニットとして再デビューしたグループで、活動期間は約9か月です。
ユニットグループだった「XUM」ですが、「NeonPunch」が2020年8月に解散することになったので、正式にグループとしてデビューすることになりました。
「XUM」は2020年8月にデジタルソング「Ddalala」でデビューすることが予定されていましたが、事務所関係者が新型コロナウイルスの濃厚接触者となってしまい延期に。
後の9月に無事デビューすることができ活動をしていたのですが、2021年6月2日に所属事務所の経営悪化により解散が発表されました。
VIVA
「VIVA」は4人組ガールズグループとして2017年10月13日に「Tough Girl」でデビューしましたが、約1年で事実上の解散。様々な活動を行ってきた「VIVA」でしたが、2019年にステージに立った以降、活動していません。
メンバー全員がInstagramの個人アカウントを開設していることから、事実上解散しているのではないかと考えられています。
また有名なのがメンバーの「リア」で、なんと弟がTOMORROW X TOGETHERの「ヒュニンカイ」、妹がKep1erの「ヒュニンバビエ」。3兄妹全員がデビューしたことがあるアイドル家系でもあります。
ANS
「ANS」は8人組のガールズグループで、2019年9月16日にデビュー。チーム名であるANSは「ANGEL N SOUL」の略から来ていて、天使のような心で歌うという意味が込められています。
メンバー全員がスタイル抜群で、ビジュアルの良さも「ANS」の強みでもありました。デビュー後も活発に活動していましたが、2020年8月に末っ子の「ヘナ」が自身のInstagramでいじめに遭っていると暴露。
この騒動が物議を醸しだしましたが、実は「ヘナ」の素行も悪かったことが判明し泥沼化・・・。その後「いじめ問題」はビアンとヘナを除いたメンバーが法定代理人を通じて所属事務所に専属契約解除を通知し、事実上解散となりました。
当時「ANS」の所属事務所である「ANSエンターテインメント」は経営難に陥っており、彼女らの活動に支援もできていなかったと言います。このことも含め、メンバーたちは不満を抱えていたのでしょうね・・・。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は「超短期間で解散したKPOPアイドル7選」をご紹介しました。「X1」のように理不尽な理由で、解散に追い込まれたグループがいたことに驚きましたよね。
もし「X1」が今でも活動できていたのなら、ものすごい功績を残していたかもしれません。また新型コロナウィルスで打撃を受け、生き残れなくなったグループもいるのも事実です。本来の実力を発揮できないまま解散になるのは本当に切ないですよね。
これからもK-POPアイドルたちの活動を見守りましょう♪