今回は、壮絶な難病を抱えている、K-POPアイドル8人を調べてみました。
ファンを楽しませてくれながらも、実は難病と闘っているK-POPアイドルは結構います。8人はどんな難病と闘っているのでしょうか。
壮絶な難病を抱えているK-POPアイドル8人の詳細を紹介します。
難病を抱えているK-POPアイドル8選
K-POPアイドルが抱えている病気は、精神的な病気ばかりではないようです。
それでは、壮絶な難病を抱えているK-POPアイドル8人を紹介していきましょう。
BTS V(テテ)
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テテは、コリン性蕁麻疹であることを告白しています。
コリン性蕁麻疹とは運動や入浴で汗をかいたときに、1〜2mm程度の小さな湿疹ができ、その周りが赤くかぶれるのが特徴です。
運動だけでなく、ストレスなどでも発症することもあります。最悪、腹痛やめまい、呼吸困難を引き起こすこともあるそうです。
薬で一時的に抑えることができるため、コンサートの前には必ず服用しています。コリン性蕁麻疹は、1年程度で治る人もいれば、治るまでに何年もかかる人もいるようです。
病気で辛いのを人前で一切、見せないこともスゴイですが、同じ病気を持つファンからは勇気をもらったという声が多くあります。
汗が原因で起こるテテのコリン性蕁麻疹はコンサートでは避けて通れないと思うから、いつもそれに耐えながらかっこいい姿を見せてくれるテテには感謝しかないですね。テテがどの程度か分からないけど、以前症状軽めの人と話したときに少し動いただけでも気が狂うレベルの痛みや痒みがあると言ってたので
— J (@Ftakgpro61) April 18, 2022
EXO ベッキョン
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ベッキョンは、2021年に甲状腺機能低下症を告白しました。
甲状腺機能低下症とは、体全体の新陳代謝を促す甲状腺ホルモンが不足する病気です。体温が下がる、体がだるくなる、むくみなどの症状があります。
兵役の身体検査で、甲状腺機能低下症と診断され4級判定を受け、社会服務要員として入隊しました。
2019年にベッキョンがSNSに投稿した写真には、持ち物のなかに甲状腺ホルモンのための薬が写っていたそうです。
当時は、病気のことは公表されていませんでしたが、兵役で判定を受ける前から病気と闘っていたのではないでしょうか。
写真を見たファンが、心配のコメントを寄せると、薬を栄養剤と答えていました。のちに、ベッキョンがファンに心配かけまいとウソをついたことが判明します。
甲状腺機能低下症は完治しない病気なので、服薬しながら付き合っていくしかないそうです。2023年には無事除隊して、ファンの前に戻ってきました。
兵役の身体検査のことがなければ、おそらく公表はしなかったと思われ、病気に気づいてあげれなかったことを悲しむファンが多かったそうです。
ベッキョン甲状腺機能低下症だなんて全然知らなかった…なんて言えばいいのかわからない。隠してずっと活動してたなんてベッキョンらしいけど悲しい😢
— はまべく (@chii_jyjtvxq) April 4, 2021
UP10TION イ・ジニョク
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イ・ジニョクは、2019年にMBCで放送された『ラジオスター』で、先天性の心臓病であることを告白しました。
生まれたときから、心臓の弁膜が正常に働いていないと語っています。最初はどんな人でもなると考えていたそうですが、小学生のときに病気の深刻さに気づいたそうです。
アイドルを目指そうとした時に周りよりも明らかに体力がなく、母親にもきつかったら辞めるよう言われていました。
病気を理由に夢を諦めたくないと感じ、人一倍レッスンに励むうちに心臓の筋肉が発達して良い方向へ向かっているようです。
体のことを考えて、酒・タバコ・カフェインが入っているものは、飲まないようにしていると語っています。
現在でも、定期的に診断は受けていますが、主治医も驚異の回復に驚いていたそうです。何事も前向きにとらえてきた結果が、今の人気に繋がっているのでしょうね。
SEVENTEEN ドギョム
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ドギョムは、SUPER JUNIORの『Kiss the radio』で右耳が聞こえづらい難聴であることを告白しています。
リョウクに「最近買ったもので1番高いものは」と聞かれ「6万円のイヤホン」と答えました。「右耳が聞こえづらいので良いイヤホンを買おうと思った」と語っています。
ドギョムの難聴が先天性のものか、突発性なのかは公表されていません。難聴の手術はしましたが、あまり改善はされていないようです。
ドギョムはステージで左耳のイヤモニを外して、ファンの声を聞く姿が見られます。
難聴というハンデを抱えながらも、SEVENTEENではメインボーカルを務めているのですからスゴイですね。
何回も言うけど、右耳が難聴で音聴こえにくいドギョムがライブとかで左のイヤモニを外す理由が、ファンの声が良く聞こえるからって最初聞いた時本気で泣いた pic.twitter.com/qL0MuZkN14
— もぶ (@svt_midnk) August 3, 2020
IU
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IUは、2022年に耳管開放症を告白しています。
耳管開放症とは、通常閉じているはずの耳と喉をつなぐ管が開いたままになってしまう病気です。自分の声や呼吸音が反響してしまい、外部からの声が聞こえづらくなります。
鼻炎の悪化やストレスなどから、発症することがあるそうです。
2022年3月に発売されたドキュメンタリーDVD『彫刻屋:29歳の冬』のなかでコンサートの準備のときに、あくびをするように耳管が開くと語っています。
歌をうたうと自分の声が大きく聞こえてしまうため、何度かイヤモニを交換していたそうです。
「歌っている最中は緊張感で圧が上がるが、奇跡的な力を発揮して歌うことが出来るのではないか」と言い聞かせて、パフォーマンスをこなしていると語っています。
「来年には良くなっているだろう」と考えながら過ごしていると明かしました。IUは「危険を伴う手術はせず、負担の少ない治療法で施術していく」と話しています。
IUは耳の病気の他にも、不眠症や過食症を患っていたことがあるそうです。並々ならぬプレッシャーはあると思いますが、しっかり治療して元気な姿でステージに立ち続けてほしいですね。
歌姫IUに耳の病気があったという話、驚いた。歌手にとって命とも言える耳。その病気と付き合いながら、ライブをやり切った。でも無理せず休んで欲しい。歌手としても女優としても、そしてクリエイターとしても、リーダーとしても一流な人なのだから。 #IU
— ちんちゃら (@omegu0201) September 20, 2022
元4Minutes ヒョナ
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元4Minutesのヒョナは、2019年に血管迷走神経性失神を告白しています。
血管迷走神経失神はストレスなどの原因によって、自律神経のバランスが崩れて脳に送る血液が減って脳貧血の状態になるのです。
貧血の症状も発症時は意識が朦朧として、目の前が真っ暗になり、体が思うように動かせなくなりますが、数分安静にしていれば回復します。
1日に何度も倒れてしまうため、ミュージックビデオの撮影現場には救急車が待機していたそうです。
2018年8月に血管迷走神経性失神のために、予定されていたリリースを延期したこともあるといいます。
責任感が強く、周囲から認められたい一心で活動してきたと語っています。プレッシャーが、ヒョナ自身も気づかないほど、大きなものになっていたようです。
ヒョナは、現在も病気の治療をしながら、芸能活動を続けています。
元OH MY GIRL ジニ
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OH MY GIRLのジニは拒食症を告白しています。
ファンから「他のメンバーよりも太っている」と言われたことがキッカケで、ダイエットのし過ぎが原因です。
元々、痩せていたにもかかわらず、さらに痩せようとしたため体重が30kg台まで落ちてしまいました。
拒食症の治療をしましたが、完治には至らず2016年にグループを脱退することになったのです。
ジニは「夢見てきた目標だったので立派にやりたかったが、体力や精神的にきつかった」と語っています。
ファンの心無い一言で拒食症になりましたが、現在も治療を続けながらモデルとして芸能活動を続けているようです。
OH MY GIRL スンヒ
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OH MY GIRLのスンヒは、MBCで放送された『ショー音楽中心』で事前収録を終えたあと、過呼吸症候群で病院に搬送されました。
過呼吸症候群は、ストレスなどが原因で呼吸過多になり、頭痛・めまい・呼吸困難・失神などを引き起こします。
呼吸が速く浅くなり、血液中の二酸化炭素が少なくなるからです。
翌日には、SBSで放送される『人気歌謡』の出演を控えていましたが、スンヒ以外の7人で出演しました。
所属事務所のWMエンターテインメントは、アーティストの健康を最優先に考え、スンヒを宿舎で休養させていることを発表しています。
スンヒは休養したのち、2016年4月21日のMnetで放送された『M COUNTDOWN』で復帰しました。
あまり無理しないように活動を続けていって欲しいですね。
まとめ
難病を抱えているK-POPアイドルを8人紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
ファンに心配させないように、具合の悪いところを微塵もみせないプロ意識はさすがでしたね。
並々ならぬプレッシャーと戦いながら、活動を続けているのが分かりました。
しっかり治療して、元気な姿で活躍し続けてほしいですね。