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アイドルデビューしたあとに俳優になった韓国芸能人

K-POPアイドル、韓流ドラマ、韓国料理などまだまだ冷めない韓流ブーム。

その中でもK-POPアイドルは日本でもたくさんのファンがいます。ライブが日本で行われる程の大人気ですよね。

日本のお隣の国であるものの、文化も言語も違う韓国で、アイドルから俳優になった方を紹介したいと思います。

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アイドルデビューしたあとに俳優になった韓国芸能人

それでは早速、韓国の韓流スターがアイドルデビューしたあと俳優になった韓国芸能人7名を紹介していきたいと思います。

ユン・ウネ

5人組アイドルグループ「BABYV.O.X」のサブボーカルとして1998年15歳の時にアイドルデビューし、グループの中では一番年下で末っ子として愛されていました。

「BABYV.O.X」で活動中の2002年には、映画『緊急措置19号』のユン・ウネ役で女優デビューしています。

そして、2005年に「BABYV.O.X」の活動を終了した後には、女優として活動の幅を広げていきました。

2006年のドラマ『宮 -Love in Palace-』では初出演にして初主演のドラマデビューを果たし、天真爛漫で無邪気な役がユン・ウネさんにぴったりだと話題になり彼女の名前が広まるきっかけにもなりました。

しかし、アイドルあがりというレッテルを付けられて落ち込んでいた時期もあったそうです。

2007年に放送されたドラマ『コーヒープリンス1号店』では男ばかりのコーヒーショップで男装をして働く女の子の役を演じ、社会現象と呼んでも良いほど韓国国内では人気があり日本国内でも放送され絶大な人気を得ています。

このドラマは “彼女の人生の中で最も記憶に残る配役”と評価されMBC『女優最優秀賞』を受賞しました。

さらに2009年には『お嬢さまをお願い!』主演のカン・ヘナを演じ大ヒットし、挿入歌『Dash Girl』はユン・ウネさんが歌っています。

自身の性格は、人見知りで引っ込み思案なんだそうですがラブコメで可愛らしい役を演じているときのユン・ウネさんからはそんな性格は一切感じません。

このギャップが人気を呼ぶエネルギーとなっているのかもしれませんね。

女優として人気が上がってきましたが、2015年に出演した中国の人気番組で自身がデザインしたとされる衣装の盗作疑惑が浮上してしまいます。真相は曖昧のままユン・ウネさんは活動を自粛することに。

その約2年後に活動を再開し、2022年にはバラエティー番組『人生一度はキリマンジャロ!』でアフリカのキリマンジャロ登頂に挑戦。ドラマや映画の他にもクイズ番組やトーク番組などさまざまな番組で活躍されています。

また、バラエティー番組から誕生した『WSG WANNABE』というガールズグループに抜擢され、このグループから4組ユニット『OASISO』を結成し2022年7月にデビューしています。

現在、女優、タレント、アイドルと様々な顔をもって活動されているユン・ウネさん。今後の活躍がより一層楽しみですね。

ファン・ジョンウム

2001年にお砂糖のようにキュートで甘い4人組ということで、日韓アイドルグループ「Sugar」のメンバーになり『ハリン』という名前で活動し、多くのヒット曲をリリースしました。

時16歳という若さでグループのリーダーとしても活躍し、2003年には日本の大手芸能事務所ホリプロと契約し、アニメ『カレイドスター』の主題歌を担当しました。

2004年には日本でも正式にデビューし、日本デビューからほどなくの2004年11月30日にファン・ジョンウムさんは「Sugar」から脱退することを発表しました。

2005年には女優に転身するために、”sg WANNA BE”の所属事務所へ所属して同グループのミュージックビデオに出演した後、ドラマデビューを果たします。

本格的に女優としての道を切り開いていきファン・ジョンウムさんはラブコメなど数々の作品に出演していきました。

2009年に放送されたシットコム『明日に向かってハイキック』でファン・ジョンウムさんは「『明日に向かってハイキック』以前の作品での自身の演技は面白くなかった。『明日に向かってハイキック』に出演してからは、演技に対する考え方が変わった」

と言っています。そして、演技に対する情熱を認められて、この作品で2010年第46回百想芸術大賞で新人演技賞を受賞しました。

2006年には私生活で実際に交際していた”sg WANNA BE+”のキム・ヨンジュンさんとMBCのバラエティー番組『私たち結婚しました』に出演し、仮想カップルではなく本当のカップルとしてロマンティックな一面を見せてくれました。

2015年には「キルミーヒールミー」でリジン役を演じ、MBC演技対象で12冠を獲得し、日本でも人気を集めるほど大ヒットしています。

その後、2016年に事業家のイ・ドンヨン氏との結婚を発表しました。一時は離婚調停になる危機がありましたが、子どもにも恵まれ、現在も結婚生活を続けています。

気持ちがキュンキュン胸がドキドキするような恋愛ドラマに多く出ているので、人間関係に疲れて元気がない時や、日常を忘れてトキメキたい方におススメの女優さんの一人です。

Rain(ピ)

本名はチョン・ジフンさんです。幼いころ、公園でダンスを踊っている人たちを見てアーティストを目指すようになります。活動名の「ピ」は日本と韓国で使われている愛称です。

「ピ」と言うのは、韓国語で雨という意味ですが、Rainさんは、幼いころから雨の日が大好きだったのでこの名前を選びました。

Rainさんは、1998年ダンスグループ「Fan Club」のメンバーとしてデビューしますが、思うように人気が出ずに解散してしまいます。

その後パク・チニョンさんの下で2年間のレッスンを経て歌手としてソロデビューし、海外にも活動の場を広げ、海外での名称は「Rain」という名称で活動し、2006年には日本での活動も「RAIN」で統一しました。

この「RAIN(ピ)」という名称をアメリカでの活動名にしようと、アメリカ特許商標庁へ商標登録しようとしたところで問題が起こりました。

「RAIN」は既に他のところで商標登録されていたので登録は棄却されてしまいますが、2007年6月にこの処分は棄却され、今では「RAIN」は問題なく使えるそうです。

実は、RAIN(ピ)さんは貧しい家庭に生まれました。牛乳で浸したインスタントラーメンで3食を補ったり、汗のついたトレーニングウェアを1か月使い続けるというくらいお金がありませんでした。

父親は借金をして海外へ出稼ぎに出ていて母親は糖尿病を患い、金銭的な理由により治療できずに2000年に他界してしまったそうです。

母親が亡くなった後すぐに家も火事でなくなってしまいました。まだ高校生だったRAIN(ピ)さんは真面目に生きるのはやめようと思うほど追い詰められていました。

そんな時にパク・チニョンさんに出会いました。初めて会ったときは、パク・チニョンさんに「ダンスは踊れるか」と聞かれ、RAIN(ピ)さんは、「少しなら踊れます」と答えたそうです。

そして、パク・チニョンさんの前で3時間も休みを入れずに踊りました。

その頃のことをRAIN(ピ)さんは「ヒョン(親しい間柄の兄さんという意味)は3時間もの間、最後まで僕を見ていた」と語っています。

RAIN(ピ)さんの、人生を変えるきっかけとなってくれたパク・チニョンさんには、感謝してもしきれないくらいと語っています。

その後、JYPエンターテインメントに移籍しバックダンサーを経て2002年に1stアルバム「悪い男」でソロデビューを果たしました。

1stアルバムの後続曲「さよならと言うかわりに」では、音楽チャートで初めて1位になり大ヒット。その年の年末にはSBS歌謡大賞新人賞、ゴールデンディスク大賞、MBC10大歌手歌謡祭新人賞、M.NET新人歌手賞を受賞します。

俳優活動まで活動の幅を広げ、2003年にはドラマ「サンドゥ、学校へ行こう!」では、ソウルで暮らす未婚の父で、マダムからお金をだまし取る仕事をしながら、1年のほとんどを病院で過ごしている7歳の娘の為に、

稼いだお金を治療費に費やし自らは貧乏な生活を送る役を演じ、俳優として世に名を広げるようになりました。この役は、RAIN(ピ)さんの貧乏だった生い立ちに少し重なり、心に詰まる思いで感動しました。

その後、ソン・ヘギョさんと出演したハートファーミングドラマ「フルハウス」が大ヒットを記録し、2015年には中国ドラマで主演に抜擢されて、俳優としても世界に認められる存在となっています。

イム・シワン

2010年に韓国の芸能事務所、スター帝国から9人組アイドルグループの韓国では”帝国の子どもたち”という愛称で知られる「ZE・A」のメンバーとしてアイドルデビューしました。

イム・シワンさんは、バイオリン、スキー、ランニング、英会話、ルービックキューブ、スキューバダイビング、テニスと様々な特技を持っています。

イケメンアイドルがこんなにも多才な特技を持っていたら好きになるファンも多いのではないでしょうか。

そんなイム・シワンさんですが、本人も認めているくらいどんな事にも真面目に取り組み努力を惜しまない性格をしていて、TOIECでは820点を出すなど学面でも好成績を出してしまうほど、頭もいいのです。

さらに、得意なバイオリンをステージで弾いて見せたりバラエティー番組ではルービックキューブを披露するなど特技を仕事にも生かしています。

「ZE・A」では、サブボーカルとダンスを担当していたイム・シワンさんでしたが、男前で整った顔立ちからメンバーのヒョンシクさんと並んで、ビジュアル担当としても人気を集めました。

アイドルの活動をしながら俳優の仕事もしていて、2014年にドラマ「トライアングル」で人々を魅了する高い演技で話題を呼び、MBC演技大賞の新人賞を受賞しました。

それからも、ドラマ「未生(ミセン)」では元天才棋士だった社会人経験ゼロの26歳が大手商社で、ゼロからスタートする主人公のチャングレ役を演じ話題を呼び、韓国の第51回百想芸術大賞主要3部門に入賞するほどの作品になりました。

ドラマ「未生(ミセン)」は、日本でも話題になり「東京ドラマアワード2015」では、海外作品特別賞を受賞しています。

さらに2016年には、日本でリメイク版のドラマ「『HOPE~期待ゼロの新入社員~(フジテレビ系列にて7月放送)』主人公を中島裕翔(Hey! Say! JUMP)さんが演じ話題を集めています。

仕事もプライベートも努力を惜しまないイム・シワンさんは、演技の世界に入っても、努力を続けて彼自身から馳せられる輝きを大切にし、韓国のみならず日本の人々にも元気を与えてくれる素敵な方ですね。

ジニョン

ジニョンさんは、韓国の人気アイドルグループ「 B1A4」の元メンバーでした。

幼少期からリーダー気質なところがあり、学校ではクラス委員などリーダー的な役割を任せられていたそうです。それもあって「B1A4」でもリーダーやメインボーカル、メインプロデューサーとしてグループの上に立つ存在でした。

デビュー前のジニョンさんは、ドラマを見ることが好きで歌や演技に興味を持っていたそうです。そうしていつのまにか、芸能人になることを夢見ていたジニョンさんは、週末ごとにオーディションを受け始めました。

エキストラも経験するようになり、2007年にはKBSドラマ『最高!うちのママ』に初出演しています。2009年には、オーディションに合格しWMエンターテイメントの練習生となりました。

辛い下積み生活にも耐えて、いよいよ2011年4月23日に5人組アイドルグループ「B1A4」としてアイドルデビューし、グループのリーダーだけでなくグループの作曲、プロデュースも手がける人気アイドルになりました。

2016年にWMエンターテイメントとの専属契約が終了し、グループを脱退してからは俳優活動をメインに活動し始めています。

2019年には、映画『僕の中のあいつ』で背中に刺青の入ったヤクザまがいの男が学校でいじめられている高校生と身体が入れ替わってしまう主人公のチャン・パンス役を演じ笑いをお茶の間に届けました。

2019年には兵役で空白の期間がありましたが、除隊後の2021年にはドラマ『警察授業』で主演を務め大ヒット。2023年には、韓国のオーディション番組『少年ファンタジー』でプロデューサー・審査員として出演しています。

俳優としても人気の高いジニョンさんですが、プロデューサーとしても評価のある方です。

今後、どのような活動をするのか楽しみが増すばかりです。

ソ・ヒョンジン

「M.I.L.K(ミルク)」の元メンバーです。

アイドルとしても人気を誇り女優としても名高い絶世の美女である彼女が芸能界入りしたのは、スカウトされたのがきっかけでした。

その後、SMエンターテイメントの練習生になり、2001年には「M.I.L.K(ミルク)」のメンバーとしてアイドルデビューを果たしました。

しかし、突然メンバーの一人が脱退することにより、「M.I.L.K(ミルク)」は自然消滅してしまいました。

その後、ソ・ヒョンジンさんは事務所の勧めで出演したミュージカル『サウンドオブミュージック』をきっかけに、本格的に女優として役者人生を歩み始めました。

2012年にはドラマ『神々の晩餐』に出演し、伝統韓国料理の最高峰を競う物語でヒロインのライバルであるハ・インジュ役を演じられ高い演技力で話題を集めます。

2016年にはドラマ『また!?オ・ヘヨン』では主演に選ばれ、この作品でも演技が高く評価され、『第53回百想芸術大賞』の最優秀演技大賞を受賞しました。

その後も彼女は『浪漫ドクターキム・サブ』『愛の温度』など、話題の作品に次々と出演しています。

また、ソ・ヒョンジンさんは日本の国民的女優の新垣結衣さんに似ているともチラホラ耳にしますよね。確かに、愛くるしくて可愛らしい姿と美貌は新垣結衣さんに負けないくらいですよね。

ロウン

2016年に音楽番組のサバイバル式オーディションから選ばれた、9人組ダンスボーカルグループSF9」のメンバーとしてアイドルデビューしました。

激しいダンスと甘いルックスでリードボーカルを担当しています。

日本でも人気を集めるロウンさんの魅力は、高いコミュニケーション能力と社交的で明るい性格にあります。

その人柄からファンもとても大切にするので、2022年に日本で初めて行われたファンミーティングでは、人気のあまりチケットが売り切れになり、これを知ったロウンさんは、追加公演を申し出て東京と大阪で開催されました。

優しさに溢れた素晴らしい行動に、人気になる要素を感じますよね。ロウンさんの人柄の良さは、韓国で「国民的年下男子」と呼ばれているようです。

また、2017年には、学校シリーズで人気があったドラマ『恋するレモネード』に出演し本格的に俳優活動をスタートさせ、2019年に放送されたドラマ『偶然見つけたハル』では青春ドラマの主演を務め、甘いルックスと滲み出るイケメンオーラに胸のドキドキが止まらなくなりました。

「偶然見つけたハル」はドラマの人気から視聴者の間で題名を略して「オハル」という愛称で親しまれています。

大人気となったこのドラマはその年の「MBC演技大賞」でイ・ジェウクさんと共に「新人俳優賞」を受賞しています。また、2020年には「ソウルドラマアワード」で「ドラマ賞」を受賞するなど高く評価されました。

他にも様々なドラマや映画にも出演しているロウンさん、甘いルックスや人柄の良さで人々から愛される活躍ぶりに今後の活躍も期待が高まります。

まとめ

韓国には人気で魅力的な俳優さんがまだまだ沢山います。

今回はそんな俳優さんの中でもアイドルをしていた俳優さんを7名ピックアップして紹介させてもらいました。

今回紹介した中で魅力的に感じる俳優さんがいたら是非、出演しているドラマや映画を見てみてはどうでしょうか。韓流ブームに足を踏み入れる第一歩となるといいですね。

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