俳優の中には、役を演じるために、演じる役の感情へのめり込んだり、髪型や体型を変化させて、演じることもあります。
体重を短期間でコントロールするのは、簡単なことではありませんよね。
そこで今回は役作りのために体重を増やした俳優をご紹介していきたいと思います。
役作りのために増量した俳優選5選
スリムな俳優さんがドラマや映画で丸く太った姿で登場すると驚きます。
今回紹介する俳優さんたちは、与えられた役と真剣に向き合う為に真面目に増量しています。
パク・ソジュン
1998年11月18日生まれソウル特別市で育ちました。
日本でも大ブームを巻き起こしたドラマ『梨泰院クラス』やカンヌ映画祭やアカデミー賞でも世界的に知られている映画『パラサイト 半地下の家族』にも出演したことのある今や世界で活躍する俳優です。
俳優業に対しても努力を怠らず、監督とのコミュニケーションもとても大切にしています。
役に対する監督のイメージと自身のイメージを照らし合わせながら役の想いを汲み取り、役になりきる事に全力を注ぎます。
そんな努力家なパク・ソジュンさんは役作りの為に増量も経験しています。
増量して挑んだ作品は、2017年8月に公開された映画『ミッドナイト・ランナー』でした。
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🎬ミッドナイト・ランナー
👉 警察大学の熱血学生で行動派のギジュン(パク・ソジュン)と頭脳派のヒヨル(カン・ハヌル)の2人が悪の組織に立ち向かうストーリー展開はハラハラドキドキしつつも笑えるシーンも多くて面白い◎#韓国 pic.twitter.com/ZPGX4PkJUf— 임용철 ソウルで働く韓国人社長 (@RC_Rim) May 3, 2020
この作品で警察大学に入ったばかりの青年役を演じるにあたって、監督にもう少し太って欲しいと言われたそうです。
パク・ソジュンさんは毎日カップラーメンを食べ続けて増量し、そして見事に丸い感じの身体を作り、青年らしい丸い感じの役の印象を完成させました。
その後、ウェイトトレーニングを中心に、肉体改造に励んでいて、年々筋肉量が増えています。
コ・ス
1978年10月4日生まれ忠清南道論山市で育ちました。
デビュー当初は、CMを中心に活躍していましたが、韓国で知名度が高くなるにつれてドラマや映画の作品に主演として出演することが多くなった俳優さんです。
主な代表作に2005年ドラマ『グリーンローズ』2009年公開の映画『白夜行 白い闇の中を歩く』2013年ドラマ『黄金の帝国』等があります。
他にも日本でも「胸部外科」や「ミッシング〜彼らがいた〜」などが放送されているので、注目を集めています。
コ・スさんの魅力は、なんといっても美しい綺麗な声と大人の男性らしい色気のある顔立ちですよね!
良心的で礼儀正しい振る舞いが、ファンも含め周囲の人に好印象を感じさせる人物です。演技に対する周囲からのアドバイスは素直に聞き入れるため、演技に必要な表現力は抜群です。
コ・スが『ルシッドドリーム』で子を探す父親役..22日に封切り https://t.co/HxhyKAGhvS #コ・ス pic.twitter.com/Txg1FoGDsW
— innolife(イノライフ) (@innolifenet) February 11, 2017
2007年に公開された映画『ルシッドドリーム』では、息子を悪者に拉致される父親役を演じる為に増量しました。
元々コ・スさんは、健康的な食事と適度な運動で体型を保っていましたが、この映画では役作りの為に太らなければならないので好きな時に好きな物をお腹いっぱい食べ、とにかく動かない生活をしました。
そして体重が10㎏も増加したそうで、見事に父親役を演じ映画を韓国に広めることが出来たようです。
そのあと、健康的な生活に戻ったことで、スタイリッシュな身体に戻っています。
リュ・ヒョンギョン
1983年3月10日生まれ慶尚南道昌原市出身の女優さんです。子どもの頃から役者としてドラマに出て演技には長年培った実力があります。
1996年にドラマ「コムタン」でデビューし、その後も2006年のドラマ「ひとまず走れ」では事件解決に奔走する巡査役として出演しています。
役作りにもとても前向きで演じる役の為に、増量も経験したことがあります。
その作品は2017年に放送されたドラマ『2度目のファーストラブ』(20世紀少年少女)です。
平日よる9時
韓国ドラマ2話連続放送✨「2度目のファースト・ラブ」(全16話)
⏰【#1・#2】9/1(火)後9:00~(2話連続)とっておきの良作‼️
恋愛経験ゼロの女子が奮闘する、甘酸っぱい大人の初恋ラブコメディ!https://t.co/sl7eWnkiSi#ハン・イェスル #キム・ジソク #イ・サンウ pic.twitter.com/G5SJ8IkWFq— ホームドラマチャンネル“呟き人”【公式】 (@Home_Drama_Ch) September 1, 2020
その役は、子どもの頃からぽっちゃりしていて大人になってからも食べることが大好きなキャラクターだったのです。
出演が決まり、どんなキャラクター設定か来た時から役に近づく為に増量を決意します。
撮影に入るまでに太らなくてはならず、手っ取り早く太りたいため毎日チキン、ピザ、ハンバーガーなど高カロリーな食べ物をひたすらお腹いっぱいに食べ続けていたそうです。
夜でも寝る前だからと関係なく食べ続けた結果、15㎏も増量することが出来ました!
キム・ソナ
1975年10月1日生まれ慶尚北道大邸広域市出身の不動の演技力を持つ女優さんです。
キム・ソナさんは、中学生時代に家族そろって日本へ移住していたので、日本語も流暢に話すことができます。アメリカの大学にも通っていたので英語も出来るトリリンガルです。
また、クールビューティーな女優さんと呼ばれることが多く、日本でも人気を集めています。
演じる役柄を大切にし、そのキャラクターによって役作りで増量することになっても怖気づきません。
2005年に放送されたドラマ『私の名前はキム・サムスン』では主役のぽっちゃりしたパティシエ役キム・サムスン役を演じる事になりました。
スイーツ好きなぽっちゃりした役柄を演じる為、ドラマの撮影に入る前には増量するための食生活を送ることになり、撮影時には10㎏も増量したのです。
キム・ソナさんが面白かった『私の名前はキム・サムスン』 pic.twitter.com/GtZ4Tyl2hM
— 未草🐏 (@nekoneko_feng) March 30, 2019
その姿はドラマ『私の名前はキム・サムスン』で大きく注目されることとなり、韓国国内で最高視聴率を記録する大人気ドラマとなりました。
元々モデルから女優中心になった役者さんなのでスラリとしたスタイルが想像以上に太っていて驚きましたが、ドラマ撮影後にダイエットに励み、2011年の『女の香り』までに14㎏落としたそうです。
体型維持にストイックな面も元モデルらしいですね!
カン・ドンウォン
1981年1月18日生まれ釜山広域市出身の俳優さんです。
カン・ドンウォンさんの身長は、186㎝もあり高身長で切れ長の目は潤いが満たされたようなつぶらな瞳が特徴的な方です。
完璧だともいえるルックスはイケメン韓国俳優らしく恋愛ドラマにも多数出演しています。
どんな演技にも情熱をもって挑んでおり、役に入る前に台本を読みながら演じる役の人物像を想像することから始めるそうです。
普段は人見知りで少し内気なおとなしい性格だそうですが、仕事では周りの人としっかりコミュニケーションをとり情熱をもって役作りに熱心に取り組んでいます。
そんな真面目なカン・ドンウォンさんは、役作りで体重を5㎏増やしたそうです。体重を増やして演じた作品は、2018年公開の映画『ゴールデンスランバー』でした。
この「ゴールデンスランバー」は伊坂幸太郎さん原作の映画をみたドンウォンさんが、自ら映画制作会社に制作をオファーして、7年後に実現させた意欲作品です。
主演の宅配便配達ドライバー、キム・ゴヌ役を演じています。この役を演じるにあたって平凡な人に見えるようにわざと太ったそうです。
『ゴールデンスランバー』
試写会で観てきました!
首相暗殺の濡れ衣を負い国家から追われることになった主人公がひたすら逃げていく話です
伊坂幸太郎の原作の邦画版と比べてアクション強めで、終盤からラストまでの展開が異なっていて楽しめました✨カン・ドンウォンの体を張った全力疾走も見所🏃 pic.twitter.com/QSpfj9zXdy
— ヤマハ@映画垢 (@yamahamovie) January 8, 2019
また、2015年に公開された映画『世界で一番いとしい君へ』では主演の父親役を演じ10㎏も増量しました。
カン・ドンウォンさんは筋肉質で太りにくい体質だそうで、大変苦しい思いをしてひたすら食べて増量したんだとか。
カン・ドンウォン&ソン・ヘギョ主演「世界で一番いとしい君へ」予告動画&ポスター公開!http://t.co/ZyCLGB6NGa pic.twitter.com/85UphKsTDe
— K-PLAZA🇰🇷韓国情報サイト (@k_plaza_com) June 2, 2015
他にも、2015年の映画「プリースト 悪魔を葬る者」では、3kg減量し、2016年の映画「華麗なるリベンジ」ではさらに3kg減量するといった、演じるキャラクターに合わせて、体重コントロールをされています。
まとめ
役作りで増量するのも、体質によっては大変な人もいるようです。普段から完璧なスタイルを維持しながら活動している役者さんです。
誰もが憧れる俳優、女優さんが役作りのために増量して太っている姿は別人かと疑うくらいです。今後も演じるキャラクターになりきるために、努力を惜しまない彼らの活躍が楽しみです。