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【韓国ドラマ】2024年にカムバック予定の韓国ドラマ4選

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従来の韓国ドラマは、1作品あたりの話数は日本のそれと比べると多いものの、毎年のように続編が放送されるドラマはほぼ存在しませんでした。

その代わりに半年や1年続く長編ドラマがたくさんあったり、シットコムと呼ばれる例外的な作品があり、日本のように刑事ドラマや医療ドラマがシリーズ化されたり、ドラマが好評でも基本的に続編が作られることはありませんでした。

しかし、近年はケーブルテレビドラマや動画配信サービスの隆盛により変化が起きて、人気のドラマは続編が作られる可能性が高くなっています。

今回は、2024年にカムバック予定となっている人気ドラマの続編について紹介していこうと思います。

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌

2022年に放送されたドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は、日本でも人気となった弁護士ものヒューマンコメディドラマです。

放送終了してからも人気は継続しており、現時点でミュージカル化や漫画化、ハリウッドでのリメイクも予定されています。

このように今では韓国ドラマを代表する名作の1つとして知られている作品となっていますが、初回視聴率はわずか0.948％しかありませんでした。

それもそのはず、ウ・ヨンウが放送されたENAはケーブルチャンネル「SKY」がリブランディングを行い2022年4月にローンチしたばかりの新チャンネルだからです。

このあまり知られていないチャンネルで放送されたドラマだったがゆえに最初はあまり注目されていなかったようなんですが、ドラマ自体の面白さゆえに回を追うごとに視聴率を伸ばしていき、第7話では10%超えとなり、最終回には17.534%という最高視聴率を叩き出したのです！

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は、自閉スペクトラム症の主人公ウ・ヨンウが弁護士として活躍していく成長と恋を描いたドラマですが、彼女の魅力的なキャラクターと童話的な演出があるおかげで、既存の法廷ドラマとは一線を画した癒やしのドラマとなっているのが特徴です。

終盤でカップルとなったウ・ヨンウとカン・テオさん演じるイ・ジュノのその後も気になるところ。

そんなドラマの続編については放送終了後から「キャストや制作スタッフのスケジュールが調整つけば」と制作の可能性について示唆されており、シーズン1の脚本家が続編の脚本も手掛けることを了承したと報じられるなど、続編制作の準備は着実に進んでいるようですが、気になるのはキャスティングについてです。

ウ・ヨンウ役のパク・ウンビンさんは子役時代から計算するとキャリア27年というベテラン俳優で本作出演以前より人気女優でしたが、近年はドラマ「ストーブリーグ」「恋慕」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「無人島のディーバ」、映画「THE WITCH/魔女-増殖-」とヒット作が続いており、これまでのキャリア中で最もブレイクしているんです。

そして、相手役を演じたカン・テオさんもこの作品でブレイクしましたが、放送終了後間もなくして兵役に就いてしまったため、現在続編の撮影がしたくてもスケジュールが合わない状況なんです。

しかし、カン・テオさんは2024年3月19日に除隊され、早くも復帰作を検討中だと言われています。

この検討中の作品の中にウ・ヨンウの続編があれば2024年度中に続編が拝めるかもしれません。

ところが、パク・ウンビンさんは2024年4月にソル・ギョングさんと共演するメディカル犯罪スリラードラマ「ハイパーナイフ」への出演を決定したそうで、すぐにウ・ヨンウの続編に取りかかれる訳では無いようなんです。

現時点では続編の撮影に入ったという情報はありませんが、早ければ2024年度中か2025年春にはカムバックするのでは！？と期待されています。

宮～Love in Palace

続いて紹介するのは、日本でも大ヒットし韓国ドラマのファン層を広げたとされる2006年放送のドラマ「宮〜Love in Palace」です。

ユン・ウネさん、チュ・ジフンさん、ジョンフンさん、ソン・ジヒョさんという豪華キャストによる現代の韓国に王室が存在したらという架空設定のラブストーリー作品で、韓国で最高視聴率28.3%を記録する大ヒットとなりました。

ユン・ウネさん演じる普通の女子高生がチュ・ジフンさん演じる皇太子と結婚することになったことによる騒動や育ちが違うことによる苦労、そして当時日本でも人気を博したジョンフンさん演じる義弟や、ソン・ジヒョさん演じる皇太子のかつての恋人との三角関係などが描かれます。

ユン・ウネさんとチュ・ジフンさんにとっては本作が俳優デビュー作としても知られた作品で、「冬のソナタ」のようなメロドラマや「宮廷女官チャングムの誓い」のような時代劇にハマれなかった人が、韓国版「花より男子」とも言える本作から韓流ドラマに触れたとも言われています。

この作品により中高年層以外の若いファンも獲得することとなり、のちにブームとなる「美男ですね」の頃には若い女性たちを中心に韓国ドラマやK-POPアイドルが人気となります。

そんな重要作である「宮」のリメイク作が2024年に公開される予定となっています。

この情報は制作会社が2023年に発表したもので、「今年下半期の制作を目標にしている。放送は来年が目標」と明かしていました。

17年前のドラマのリメイク作なので設定などで変わる部分もあるとし、出演作についてもまだ決まっていないそうですが、制作スタッフはネットユーザーたちが行っている“仮想キャスティング”に注目している、視聴者の期待に反しないスターを起用する予定と報道されているようです。

賢い医師生活

「応答せよ」シリーズや、「刑務所のルールブック」といった名作ドラマを手掛けたスタッフが2020年より手掛けている大人気医療ヒューマンドラマが「賢い医師生活」シリーズです。

シーズン3がいつ放送されるのかにも注目が集まっていますが、メインキャストだけでなく脇役たちまで有名になりすぎてしまい、スケジュールを確保するのが難しいと言われています。

そんな中で決まったのが、シリーズのスピンオフとなるドラマ「いつかは賢くなる専攻医生活」です。

「賢い医師生活」は同じ病院で働く同級生5人の日常を描いたもので、普通の医療ドラマにあるような毎回難解な手術に挑むという展開や病院内での権力闘争といったものを描くのではなく、5人組の友情や恋愛、医師として以外の日常を描くという新鮮なストーリーとなっているのが特徴です。

このドラマには、メインキャラクター役のチョ・ジョンソクさん、ユ・ヨンソクさん、チョン・ギョンホさん、キム・デミョンさん、チョン・ミドさん以外にも、シン・ヒョンビンさん、アン・ウンジンさん、クァク・ソニョンさん、ハ・ユンギョンさんなどが本シリーズ出演によりブレイクした俳優が多く出演しています。

スピンオフではこの中の誰かにスポットを当てた作品になるのかと思っていましたが、実際には産婦人科1年目の専攻医を主人公とした若い医師たちの成長と友情を描く青春ドラマとなるようです。

その主演に抜擢されたのは人気ドラマ「還魂」のパート2「光と影」で主演を務め人気となったコ・ユンジョンさん。

コ・ユンジョンさんはデビューしてまだ5年ですが、「彼はサイコメトラー」「ロースクール」「還魂」「Sweet Home」「ムービング」と話題作に立て続けに出演しており、ハン・ソヒさんやシン・イェウンさんらと並び“次世代3大女優”の1人にも数えられています。

既に予告映像も公開されており、放送は2024年の上半期となっています。

イカゲーム

最後に紹介するのは、2021年に世界中でブームとなったNetflixオリジナルドラマ「イカゲーム」です。

このドラマは借金まみれで人生崖っぷちにいる主人公が、死と隣り合わせのゲームに参加し多額の賞金獲得を目指すというサバイバルドラマで、数多くいる個性的な参加者たちとのデスゲームを描いた作品です。

Netflix史上最も試聴された番組となるほどの成功をおさめたこのドラマは早くから続編の情報が出ており、Netflixは2022年6月にシーズン2の制作を正式発表していました。

米エミー賞をはじめ、世界中の賞レースを席巻したこのドラマの続編は、2023年の夏から約10ヶ月間に渡り撮影を行っているそうで、シーズン2より新加入するメンバー情報も徐々に明かされていました。

そのメンバーはこれまでのメインキャスト以外に、イム・シワンさん、カン・ハヌルさん、パク・ソンフンさん、ヤン・ドングンさん、パク・ギュヨンさん、IZ*ONE出身のチョ・ユリさん、BIGBANG出身のT․O․Pさん、イ・ダウィットさん、イ・ジヌクさん、

ノ・ジェウォンさん、ウォン・ジアンさん、カン・エシムさん、オ・ダルスさんなど非常に豪華なキャスターとなっているようです。

その内容については詳しくは明かされていませんが、シーズン2はアメリカ行きを諦めたイ・ジョンジェさん演じるギフンが、自分だけの目的を抱いたまま戻ってくることから物語が始まるようです。

そしてギフンは「君を探し出すよ。どんな手を使ってでも」と復讐ドラマになることを予告しています。

現時点では正確な配信予定日は明らかになっていませんが、2024年10月〜12月の間に配信されると予想されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

どの作品も普段韓国ドラマを熱心に見ていなくても一度は耳にしたことがあるタイトルばかりだと思いますが、それぞれにタイプが違うというのも面白いですよね！

皆さんはどの作品に期待していますか？

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