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【韓国ドラマ】絶対見てほしい!主従・師弟ブロマンスおすすめドラマ7選

皆さんは“ブロマンス”という言葉の意味をご存知ですか?

BrotherとRomanceをかけ合わせた造語で、主に男性同士の熱い友情という意味で使用されています。韓国ドラマではたびたび利用される言葉で、男女のロマンスと共にブロマンスの有無もドラマを楽しむ上での重要な要素の一つとなっているんです。

今回は、絶対見てほしい主従・師弟ブロマンスを描いたおすすめ韓国ドラマ7作品を紹介したいと思います!

雲が描いた月明り(パク・ボゴム×クァク・ドンヨン)

最初に紹介するのは、「雲が描いた月明かり」でのパク・ボゴムさんとクァク・ドンヨンさんです。

2016年に放送された大ヒット時代劇「雲が描いた月明かり」は、パク・ボゴムさんとキム・ユジョンさん主演による世子イ・ヨンと男装した内官ホン・ラオンとのラブコメディですが、イ・ヨンの護衛武士キム・ビョンヨン役を演じていたのがクァク・ドンヨンさんです。

二人は世子と別監(ピョルガム。宮中で働く雑用係の役人)という間柄ですが、世子から最も信用されている親友でもあり、ビョンヨンは女官からの人気も高い人物です。

本作の見どころは、ラオンをからかう世子のツンデレっぷりと二人の胸キュンで切ないロマンスや、ラオンの正体を知りながらも何度も助けてくれるエリート官僚ユンソンとの三角関係ですが、それと並び見逃せないのが涙なくしては見れない世子とビョンヨンの友情ドラマ、つまりブロマンスなんです!

世子に仕えながらも親友関係にあるビョンヨンは、実はとある事情からある組織の下でも働いており、世子のピンチにはすぐに駆けつける忠誠心の強さと熱い友愛を持った人物なんですが、世子と組織との板挟みとなり苦しむことになるんです。

友情と使命との狭間で苦悩するビョンヨンと、誰よりもビョンヨンを信用する世子との熱い関係性に涙です!

そんな関係性を演じたパク・ボゴムさんとクァク・ドンヨンさんですが、撮影中から仲が良く、ドラマ終了後もよく連絡を取っており、会えばカフェでコーヒーを飲む仲だそうです。

社内お見合い(アン・ヒョソプ×キム・ミンギュ)

続いて紹介するのは、「社内お見合い」でのアン・ヒョソプさんとキム・ミンギュさんです。

2022年に放送された「社内お見合い」は、アン・ヒョソプさんとキム・セジョンさん主演による食品会社社長テムと食品開発研究員ハリとの偽装恋愛からはじまるラブコメディですが、社長秘書ソンフン役を演じているのがキム・ミンギュさんです。

二人は社長と秘書という上司と部下の関係ですが、ソンフンは児童養護施設で育つもテムの家族に引き取られ兄弟のように育った近しい関係にあり、お互いに信頼し合っています。

ソンフンは名門大学を首席で卒業し、海外の有名企業からもスカウトが来るほどの優秀さなんですが、不器用ながらもソンフンを守ってきたテムをサポートするため秘書となりました。

よくある韓国ドラマだと、このような関係性の場合ギクシャクしたり、後継者争いをするのが定番だと思いますが、本作の場合は私生活がだらしないソンフンの身の回りのお世話をテムがするという珍しい関係性となっているのが面白いところ。

本筋は、親友のふりをしてお見合いをしたことから始まるドタバタロマンスですが、韓国の財閥ものとして珍しい仲の良い義兄弟の友情を描いた作品としても見応えがあります!

サバイバー:60日間の大統領(チ・ジニ×ソン・ソック)

次に紹介するのは、「サバイバー:60日間の大統領」でのチ・ジニさんとソン・ソックさんです。

2019年に放送された「サバイバー:60日間の大統領」はアメリカドラマ「サバイバー:宿命の大統領」を韓国を舞台としてリメイクしたチ・ジニさん主演の政治サスペンスドラマですが、チェ秘書室室長役を演じているのが今や人気俳優となったソン・ソックさんです。

チ・ジニさん演じるパク・ムジンは政治家ではなく、大学教授という専門家の立場で環境部長官という役職に就いていたのですが、突如国家議事堂が爆破されたことで大統領や政治家たちが亡くなってしまい、新たに大統領を立てるまでの期間に大統領代行を引き受けられる人物としてムジンに白羽の矢が立つことになります。

そんな急ごしらえの政権の大統領秘書室長となったのがソン・ソックさん演じる元大統領行政官のヨンジンで、政治学博士出身という有能さで政治とは無関係の人生を送ってきたムジンのサポートをすることになります。

最初は、突如大統領代行となるも環境学の博士に過ぎないムジンのことを心配していたヨンジンでしたが、いい人過ぎるムジンの信頼に応えるため冷静で切れ者のヨンジンが全力で支えていきます。

このドラマの二人の関係性は、人間味に惹かれた男たちのブロマンスという感じですかね!

浪漫ドクター キム・サブ2(ハン・ソッキュ×アン・ヒョソプ)

「浪漫ドクターキム・サブ2」から新メンバーとして加入し、続編となる「3」でも同じ役を演じているのが外科医ソ・ウジン役のアン・ヒョソプさんであり、ウジンが尊敬する師匠が主人公キム・サブ役のハン・ソッキュさんです。

2016年に放送された「2」では、病院で内部告発をし行き場のなくなったウジンを伝説の外科医キム・サブがスカウトするとこからはじまるのですが、借金取りに追われる状況やキム・サブの実力を信じれないことから最初は反発してばかりでした。

しかし、患者を救うことにすべてを捧げるキム・サブの人となりと医師としての実力に徐々に惹かれていき、外科医として成長するだけでなくキム・サブからも信頼されるようになります。

やがて、お互いに抱えている悩みや問題を共有できるほどの関係となるなど、師弟関係を越えた信頼関係を楽しむことができます!

「3」でのウジンは、教わる立場から若手医師たちを教える立場となり、キム・サブはそんなウジンを見守り時折アドバイスするだけとなるのですが、そちらでは「2」とはまた違った二人の関係性を見ることができます!

ミセン-未生-(イ・ソンミン×イム・シワン)

本作出演によりブレイクした俳優が多いことでも知られる名作「ミセン」。魅力的なキャラクターが数多くいる中で今回紹介するのは、主人公チャン・グレ役のイム・シワンさんと、その上司オ・サンシク役のイ・ソンミンさんです。

「応答せよ」シリーズと共にケーブルテレビドラマの発展に貢献した作品としても知られる「ミセン」は、従来の韓国ドラマお決まりの要素を排除し、囲碁のプロを諦め商社にコネ入社した主人公の成長と、職場の同僚や上司たちとの関わりのみを描いたヒューマンドラマとなっています。

夢に挫折し何となく社会人となった若者が職場での居場所を探しもがき奮闘する姿は、これまでのご都合主義な韓国ドラマとは一線を画すもので、現代韓国のサラリーマンたちの日常や問題を描きつつも、主人公の成長ドラマとして見ごたえのある作品なのが特徴です。

最初チャン・グレは周りからコネ入社だとして疎まれ、社会経験の少なさゆえに何もまともに出来ないでいましたが、囲碁で培った洞察力と努力により活躍するようになります。

直属の上司であるサンシクもはじめはチャン・グレに辛く当たるのですが、持ち前の部下思いの性格によりチャン・グレを育て、やがてその実力を認めるようになります。

コミュニケーション能力が高いとは思えない夢破れた若者と、上司のやり方に疑念を持つ窓際サラリーマンとのやり取りは新社会人の励みになるものですし、職場で辛い立場にある方にとっても何らかの指針となりえる作品だと思います!

ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー(キム・ミョンミン×チャン・グンソク)

続いては、「ベートーベン・ウィルス」でのキム・ミョンミンさんとチャン・グンソクさんです。

2008年に放送された「ベートーベン・ウィルス」は、キム・ミョンミンさん演じる世渡り下手な指揮者カン・マエとを主人公とした音楽ラブストーリーですが、元警察官のトランペット奏者ゴヌ役を演じているのがチャン・グンソクさんです。

このドラマは音楽に関して一切の妥協を許さない指揮者と、彼のもとに集まった音楽挫折した者たちがオーケストラを結成し奇跡を起こしていくドラマであり、イ・ジアさん演じるヴァイオリン奏者を巡っての三角関係を描いたラブストーリーでもあります。

ブロマンスに関しては、絶対音感を持つがゆえに感性だけで音楽をしてきたゴヌと、努力により辣腕指揮者となったカン・マエとの師弟関係が描かれており、カン・マエと出会ったことでゴヌは勉強が必要だと気付かされることとなります。

トッケビ~君がくれた愛しい日々~(コン・ユ×イ・ドンウク)

最後に紹介するのは、大ヒットドラマ「トッケビ」におけるコン・ユさんとイ・ドンウクさんです。

ファンタジーラブロマンスの名作として知られる「トッケビ」は、コン・ユさん演じる不滅の命を終わらせたいキム・シンが、キム・ゴウンさん演じるウンタクと出会ったことで生きたいと思いはじめるというラブストーリーですが、イ・ドンウクさん演じる死神とのブロマンスも本作の見どころとなっています!

メインストーリーはキム・シンとウンタクのラブストーリーですが、同時にトッケビであるキム・シンの不滅の命を終わらせることが出来るトッケビの花嫁を見つける話でもあり、トッケビの花嫁にしか見えないキム・シンの胸に刺さっている剣を抜くと不滅という呪いが解かれることとなります。

ところが、純粋な思いをぶつけてくるウンタクに惹かれていくことで生と死の間で思い悩むことになるんです。

一方で死神とユ・インナさん演じるサニーによるもう一つのラブストーリーもあり、こちらも見逃せない切ないストーリーとなっています。

では肝心のブロマンスはというと、トッケビと死神は最初犬猿の仲として互いの足を引っ張り合っているのですが、実は互いのことを一番良く知る理解者であり、ウンタクの危機を救うために協力したり、いつの間にか同居生活を送るようになったりと爆笑必至のやり取りがてんこ盛り!

そこにユク・ソンジェさん演じる調子者のユ・ドクファも加わって3人のブロマンスとしても魅力的なんです。

このように相性抜群なコン・ユさんとイ・ドンウクさんですが、本作で共演して以来大親友となり、バラエティ番組やCM、YouTubeでも共演し話題となっています!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

日本ではバディものとして描かれることが多い友情ドラマですが、韓国では師弟関係を描いた作品は別としても、イケメン同士による眼福なやり取りを見れる作品がブロマンスとして人気なのかもしれませんね。

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