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【2016~2023年】百想芸術大賞TV部門の新人賞歴代受賞者俳優

韓国で最も権威のあるエンタメ賞の1つとされる百想芸術大賞。

2024年で60回を数えるこの賞の歴代受賞者を見ると錚々たる面子が名を連ねており、近年の受賞者だけを見ても誰もが知る有名俳優ばかり。

新人賞に関しても同様で、過去の受賞者は今の韓国ドラマ界で活躍する俳優へと成長しているんです。

今回は、2016〜2023年に百想芸術大賞TV部門の新人賞を受賞した俳優8名を紹介したいと思います!

【2024年最新】百想芸術大賞・テレビ部門・最優秀演技賞ノミネート女優5選2024年5月7日に開催される第60回百想芸術大賞は、韓国のゴールデングローブ賞ともよばれる権威ある賞レースです。 そのノミネート...

リュ・ジュンヨル『恋のスケッチ~応答せよ1988~』

2015年から2016年にかけて放送された「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」は、大ヒットドラマ「応答せよ」シリーズの中でも最も好視聴率を記録したノスタルジック青春ラブストーリーです。

このシリーズは最終的にヒロインが誰と結ばれるのかを予測しながら見るもので、現代と過去を行き来しながら若者たちの恋と友情を描くというストーリーとなっています。

第3弾となる本作は、これまでと比べ家族ドラマ要素が強くなっているのが特徴で、主人公たちの家族もメインキャストとして登場するため群像劇としても楽しむことができます。

これまでのシリーズと同様に、本作をきっかけに人気となった若手俳優が多数出演しており、メインとなるイ・ヘリさん、パク・ボゴムさん、リュ・ジュンヨルさん、コ・ギョンピョさん、イ・ドンフィさんたちは皆のちに主演俳優に成長しています。

特にパク・ボゴムさんの人気は凄まじく、翌年には国民の彼氏と呼ばれるほどのトップスターとなりました。

ドラマではイ・ヘリさんとパク・ボゴムさん、リュ・ジュンヨルさんの三角関係に注目が集まり、2016年の第52回百想芸術大賞TV部門の新人賞をリュ・ジュンヨルさんが受賞することに。

当初はこの2人がくっつくとばかり思っていましたが、自分よりも兄や友人を大切にする優しすぎる性格から一歩踏み出せません。

そんな、不器用ながらもヒロインを見守る優しい男を好演したリュ・ジュンヨルさんは、演技力が高く評価されると共に大ブレイクすることに!

この共演をきっかけにリュ・ジュンヨルさんとイ・ヘリさんは2017年に交際をスタートし、2023年の破局までお似合いのカップルとして人気を集めました。

キム・ミンソク『ドクターズ〜恋する気持ち』

2016年に放送された「ドクターズ〜恋する気持ち」は、キム・レウォンさんとパク・シネさん主演による医療ラブストーリーです。

高校時代に出会い人生を変えてくれた相手と大人になり医師として再会し、やがて惹かれ合っていくようになるというピュアなラブストーリーと、病院で起こる様々なエピソードが描かれていきます。

共演はブレイク直前のイ・ソンギョンさんとユン・ギュンサンさんで、主人公たちと四角関係を繰り広げる恋のライバル役として出演しています。

この他にもジスさんやペク・ソンヒョンさんが脇を固めるなど豪華なキャスティングも魅力となります。

そんな中で、2017年の第53回百想芸術大賞TV部門の新人賞を受賞したのは、ヒロインに憧れるレジデント役を演じたキム・ミンソクさんです。

本作では手術のために自ら断髪するシーンに挑み、作中でも最も印象に残るシーンとして視聴者の共感を集めました。

同年には大ヒット作「太陽の末裔」にも出演したキム・ミンソクさんは、この年一躍人気俳優の仲間入りを果たします。

ヤン・セジョン『愛の温度』

2017年に放送された「愛の温度」は、ソ・ヒョンジンさんとヤン・セジョンさん主演による年の差ラブストーリーです。

恋に臆病な鉄壁女子と優しい年下男子の恋のライバルとしてキム・ジェウクさんとチョ・ボアさんが出演しています。

脚本家となるために大企業を辞め仕事に邁進する女子は恋よりも仕事を選び、そんな彼女に振られフランスへと留学した年下男子はレストランをオープンさせ彼女の前にあらわれます。

年下シェフからの強引なアプローチに心が揺れ動くオトナ女子は果たして彼を受け入れるのか!?

そんな本作の主人公を演じたのは2016年にデビューしたばかりのヤン・セジョンさん。本作で多くの女性のハートをキャッチし、2018年の第54回百想芸術大賞TV部門の新人賞を受賞するなどし人気俳優となります!

チャン・ギヨン『ここに来て抱きしめて』

2017年に放送された「ここに来て抱きしめて」は、チャン・ギヨンさんとチン・ギジュさん主演によるヒューマン・ラブストーリーです。

「ゴー・バック夫婦」「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」で注目を集めたチャン・ギヨンさんの初主演作であり、殺人犯の父親を持つ警察官という難役を演じ高い評価を得ました。

そんな主人公の苦悩を描くと共に、父親が殺害した被害者の娘が主人公の初恋相手であるという悲劇により、殺人犯と被害者の子供という悪縁に悩まされることになります。

決して結ばれてはいけない2人の純愛や、事件により背負うことになったトラウマ、マスコミや世間からの好奇の目なども描かれ、それでも惹かれ合っていく2人の姿に涙することになります。

チャン・ギヨンさんは本作の演技で、2019年の第55回百想芸術大賞TV部門の新人賞を受賞しただけでなく、MBC演技大賞優秀演技賞も獲得し実力派俳優としてブレイクすることに。

アン・ヒョソプ『浪漫ドクターキム・サブ2』

2020年に放送された「浪漫ドクターキム・サブ2」は、ハン・ソッキュさん主演の大人気医療ドラマシリーズの第2弾です。

前作ではユ・ヨンソクさんとソ・ヒョンジンさんが務めていた若手外科医の代わりに病院にやって来たのがアン・ヒョソプさんとイ・ソンギョンさんで、この2人が病院にやって来た事情や成長を描くのがメインストーリーとなります。

それと同時にキム・サブを追い落とそうとする理事長との対決も描かれ、その戦いの結果作られる外傷センターにまつわるエピソードが続編の第3弾で展開されます。

内部告発をしたことで病院を追い出され、両親が残した借金返済に追われる有能な外科医役を演じたアン・ヒョソプさんは、本作で2020年の第56回百想芸術大賞TV部門の新人賞を受賞します!

イ・ドヒョン『18アゲイン』

2020年に放送された「18アゲイン」は、2009年に公開されたザック・エフロン主演映画「セブンティーン・アゲイン」をキム・ハヌルさん、ユン・サンヒョンさん、イ・ドヒョンさん主演でリメイクしたファンタジーラブロマンスです。

あまりのダメ夫ぶりに妻から離婚を切り出された夫が、ひょんなことから18歳のイケメン高校生時代の姿に変身するというストーリーの本作は、夫の変身を通して忘れていた感情や家族の大切さを再確認するというコメディ要素満載の作品です。

本作で高校生姿の夫役を演じたのがブレイク前のイ・ドヒョンさんで、見た目は高校生なのに発言はおじさんというキャラクターを演じ、2021年の第57回百想芸術大賞TV部門の新人賞を受賞しました。

ク・ギョファン『D.P. ─脱走兵調査官─』

2021年にNetflixで配信された「D.P. −脱走兵調査官−」は、チョン・ヘインさんとク・ギョファンさん主演による軍の脱走兵を追跡する部隊を描いた社会派ドラマです。

韓国軍の問題点や兵士が抱える過酷な現実を脱走兵を通して描いた本作は、社会派作品というだけでなくエンタメとして素晴らしい傑作ドラマとなっています。

2023年には続編も配信され、チョン・ヘインさんがボクシングの腕と洞察力に優れた二等兵を、飄々としたパートナーをク・ギョファンさんが演じています。

ク・ギョファンさんは俳優だけでなく、映画監督やプロデューサーとしても活躍する実力派俳優ですが、2020年頃から大作映画やドラマに出演するようになり、本作で2022年の第58回百想芸術大賞TV部門の新人賞を受賞します。

元々、短編映画の世界では知られた俳優でしたが、本作で広く知られるようになりました。

ムン・サンミン『シュルプ』

2022年に放送された「シュルプ」は、キム・ヘスさん主演による大ヒット時代劇です。

20年ぶりの時代劇出演となったキム・ヘスさんは、問題児だらけの王子たちを未来の王とすべく奮闘する王妃役を演じています。

時代劇ならではの権力闘争だけでなく、嫁姑問題や教育ママといった現代劇チックなものが描かれているのが特徴で、大妃役のキム・ヘスクさんや国王役のチェ・ウォニョンさんといったベテランだけでなく、ペ・イニョクさんやSF9のチャニさん、ユ・ソンホさんにユン・サンヒョンさんといった人気若手俳優も多数出演しています。

そんな若手俳優たちの中で2023年の第59回百想芸術大賞TV部門の新人賞を受賞したのは、王妃の次男役を演じたムン・サンミンさんです。

2000年生まれというムン・サンミンさんは、本作出演により一躍知名度を上げ、現在は「ウェディング・インポッシブル」でチョン・ジョンソさんと共に主演するなどネクストブレイク俳優として注目を集めています!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回紹介した俳優たちも見事に人気俳優へと成長した方たちばかりでしたね!

気になった作品はありましたでしょうか?ありましたら、ぜひこれを機に見てください。

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