2020年11月3日に行われるアメリカ大統領選の投票に向け、2019年4月14日に民主党からブティジェッジ氏が大統領選出馬を表明しました。
現在の米大統領ドラルド・トランプ氏を始めとする15人の立候補者の中、ブティジェッジ氏は38歳と最年少の次期大統領候補者です。
有力な候補者が集う米大統領選では若さを強みに世代交代をアピールし、支持率を伸ばし続ける大躍進をしています。また、同性愛者であることをカミングアウトし、夫を公表していることでも注目を集めている存在です。
今回は、そんなブティジェッジ氏の輝かしい経歴やブディジェッジ氏のセクシャリティについて紹介していきます。
米大統領選2020の民主党の最年少候補・ブティジェッジ氏
次期大統領有力候補者であるブディジェッジ氏は、アメリカ海軍予備役としてアフガニスタンへの従軍経験や、29歳という若さでサウスベンド市長の就任するなど、他の有力な候補者に遜色ない経歴の持ち主です。
しかし、そんな完璧すぎるブディジェッジ氏の経歴は、若者から嫉妬の対象とみられており支持率に影響を及ぼしています。その一方で、年配の方からの支持が厚くなりつつあるようです。
何故かというと、ブディジェッジ氏の最大のライバルだと言われていた民主党候補者、ジョー・バイデン氏とバーニー・サンダース氏の年齢に理由があります。
ジョー・バイデン氏の画像
引用:https://www.businessinsider.jp/post-192589
バーニー・サンダース氏の画像
引用:https://www.businessinsider.jp/post-192588
上記の画像から分かるように、2人はかなりの高齢者です。ジョー・バイデン氏の年齢は76歳、バーニー・サンダース氏の年齢は77歳。2人とも70代後半という高齢者であることから、彼らを支持していた年配の方々が年齢を考慮しているようです。
そのため、30代という若さや完璧な経歴を持つブディジェッジ氏に支持率が流れてきているという状況にあります。
結果、有力な候補者が並ぶ中でブティジェッジ氏は、先日アイオワ州で行われた民主党候補指名争いで支持率1位に躍り出ました。
ブティジェッジ氏の経歴やwikiプロフィールは?
本名 | ピート・ブティジェッジ |
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生年月日 | 1982年1月19日 |
年齢 | 37歳(2020年1月現在) |
出身地 | アメリカ合衆国インディアナ州 |
出身校 | ハーバード大学、オックスフォード大学院 |
趣味 | ピアノ |
所属政党 | 民主党 |
https://twitter.com/PeteButtigieg | |
https://www.instagram.com/pete.buttigieg/ | |
https://www.facebook.com/petebuttigieg1 | |
公式サイト | https://peteforamerica.com/ |
また、ブディジェッジ氏は英語、ノルウェー語、フランス語、スペイン語、イタリア語、マルタ語、アラビア語、ダリー語の8か国語を操る秀才でもあります。
そんな秀才ブディジェッジ氏の完璧すぎる経歴を年表順に並べたものがこちらです。
- 2007年~2010年 マッキンゼー&カンパニー
- 2009年~2017年 アメリカ海軍諜報機関情報部員
- 2012年 インディアナ州サウスベンド市市長就任
- 2010年 インディアナ州の会計役員に立候補
- 2017年 民主党全国委員会の議長に立候補
- 2019年 大統領選出馬
ハーバード大学、オックスフォード大学院卒業後は、大手コンサルティング会社マッキンゼー&カンパニー勤務から軍隊経験、更には現サウスベンド市長という経歴から、ブディジェッジ氏は最も大統領の席に近い人物だと評価されています。
結婚相手のチャスティンは男性!ゲイを公表している
ブティジェッジ氏は、2015年6月の市長選に自身のセクシャリティが同性愛者であるということをカミングアウトしています。
セクシャルマイノリティに悩み、家族にすら自分のセクシャリティを打ち明けられずに苦しんでいる若者たちを勇気付ける大きなきっかけになりました。
そしてブディジェッジ氏は、2018年6月に長年交際してきた男性との同性婚を発表し、夫夫(ふうふ)が誕生しました。愛する夫の名前は、高校教師のチェイスティン・グレズマン氏です。
Just kidding. That’s a lot. But I love him. pic.twitter.com/JfCZNeQslH
— Chasten Buttigieg (@Chas10Buttigieg) 2020年1月19日
I didn’t marry the loudest man but I definitely married the man who makes me feel more valued and loved than I have ever felt my entire life. That’s why I’m willing to share him with the country, because that’s what America deserves, too. pic.twitter.com/jHYyYUMoSi
— Chasten Buttigieg (@Chas10Buttigieg) 2020年1月16日
エリート街道を歩んできたブティジェッジ氏とは接点が無いように見えますが、2人はマッチングアプリという現代的な出会いを果たしました。
時代が変わり、多様性が求められる世の中に新しい愛のカタチを披露した2人は、現在も数多くの同性婚カップルから大きな祝福を受けています。
チェイスティン・グレズマン氏のTwitter:https://twitter.com/Chas10Buttigieg
まとめ
以上、ブディジェッジ氏について紹介してきました。ブティジェッジ氏は、今後も2020年11月3日の大統領選にまで現大統領ドラルド・トランプ氏への挑戦権をかけて争います。
トランプ大統領に挑むのは、プディジェッジ氏なのか別の方になるのかは分かりませんが、もしもブディジェッジ氏が勝ち上がり大統領に当選したら史上最年少大統領、また史上初のLGBTQ当事者の大統領が誕生することになります。
ブティジェッジ氏が当選することを期待して、今後のブティジェッジ氏の支持率変動を見守っていきましょう。