今回は、野村克也さんことノムさんの妻である野村沙知代さんについてご紹介していきたいと思います。
歯に衣着せぬ発言でかつて注目を浴び、「サッチー」の愛称で親しまれていた野村沙知代夫人ですが略奪不倫で野村克也さんと結婚されたり、若い頃のお仕事が〇俗だったということでも知られています。
そして最愛の息子さんや元夫からも愛想を尽かされていた過去もあるというので驚きです。
2017年12月に心不全で他界された沙知代夫人。当時はかなり寂しがっていたノムさんの姿が印象的でしたね。
サッチーのキャラと同様に、かなり濃かった野村沙知代婦人の若い頃や家族についてを掘り下げていきたいと思います。
野村沙知代の若い頃の仕事は〇俗だった!?
こちらが若い頃の野村沙知代夫人(サッチー)で、20代前半と思われる写真です。雰囲気は昔から変わっていませんね。
美人という程でもない印象を受けましたが、なんと出身地の福島県で「ミス白河」に選ばれていた過去があります。
ミスコンに出場する位なので、美貌に自信を持っていて周りからもモテていた可能性が高そうですね!
見た感じは清楚な女性のように見えるのですが、昔からかなり男好きだったようです。
若い頃の仕事が〇俗?!
沙知代さんは終戦後から新橋の第一ホテルで皿洗いの仕事をされていましたが、皿洗い以外にもアメリカの兵士を相手に身体を売るお仕事をして稼いでいました。
今で言う〇俗というポジションになるのでしょうか。お店に勤めていたのかどうかまでは分かっていませんが、生活苦で嫌々その仕事をしていたというよりは、ご自身が好きでやっていたという見方が強いようです。
息子や元夫からも絶縁されていた野村沙知代
アメリカ兵だったアルヴィン・エンゲルと結婚するも…
沙知代さんは、そのお仕事の関係で知り合った東欧ユダヤ系アメリカ人のアルヴィン・エンゲル氏と1957年・沙知代さんが24歳の時に結婚し、ダンさんとケニーさんという二人の息子を設けています。
こちらの本の右側が元夫のアルヴィン・エンゲル氏になります。
奔放な生活から主婦として落ち着いたのかと思いきや、沙知代さんは喫茶店兼スナックの「麻布十番」というお店をオープンし、夫以外のアメリカ兵と遊び、子供がいながらも外泊をするという生活をしていたことから夫婦生活が破綻。
結婚生活は19年で終止符が打たれることになります。沙知代さんが43歳の時です。
次男であるケニー野村さんは母である沙知代さんに対する暴露本「グッバイ・マミー」を出版するまでになりました。
夫と子供がいながらもかなり奔放な生き方をされていたんですね…。
女を武器に経営者となり、経歴も詐称
沙知代さんがアルヴィン・エンゲル氏と離婚したのは43歳の時ですが、それ以前に別居生活が始まっていました。
1964年、結婚して僅か7年後に夫のアルヴィン・エンゲル氏が沙知代さんの生活態度に対して限界を迎え、一家でアメリカに移住します。
しかし沙知代さんは4ヶ月後に日本から帰国し、夫のコネを使ってボーリング用品の代理店「ディーアンドケイ」を立ち上げ経営者となります。
しかしビジネスの経験が全くない沙知代さんの会社経営は傾き、業績は悪化していきますが「コロンビア大学卒」という嘘の経歴を使ったり、継続していた男遊びの中で知り合った男性達のツテを頼りに会社を大きくしていきました。
政界の大物にも近づき関係性を築いていたということで、女の武器をフル活用していたんですね。
選挙出馬の際に経歴を詐称?
佐知代さんは1996年に新進党から東京5区比例ブロックから初出馬を果たしていますが、その際プロフィールに「コロンビア大学精神心理学部卒」と記載しました。
しかしそうした経歴の証拠が見つからなかったことから、佐知代さんは経歴を詐称したということで1999年に東京地方検察庁から公職選挙法違反で告発を受けています。
この経歴詐称問題は以前ワイドショーでも大きく取り上げられました。
当時タレントの十勝花子さんや、浅香光代さんなどもこの問題をTVで訴えていました。
しかし結局真相がはっきりしないまま佐知代さんは不起訴となり、後に
「コロンビア大学ではなくコロラド大学出身だった」と主張し、プロフィールを書いた編集部のミスだと指摘しています。
そんな間違いって普通起こるものでしょうか(笑)
40代の時に野村克也と出会い再婚
沙知代さんと克也さんが出会ったのは40代の頃です。
中華料理店で偶然相席になったという運命的な出会いを果たした二人は、W不倫の関係性を続けながらもその間に沙知代さんが妊娠・野村克也さんは当時の妻と離婚して1978年に再婚しています。
野球のことは全く知らなかったという沙知代さんですが、一流の野球人だったノムさんをゲットしてしまうところがさすがですね!
これまでの豊富な男性経験から、ノムさんのことも魅了していったのでしょうか。
野村克也に愛されていたサッチー
何かと敵を作りやすかった沙知代さんですが、ノムさんからはとても愛されていた様子がかつてのインタビュー内容から伝わってきます。
――1年たって、今の生活にお慣れになった部分はあるんですか。
「慣れるってのは、生涯ないんじゃないですか。女房の写真がずっと飾ってあるし、頭から離れないんで。沙知代にまさる女はいない」
引用:yomiuri.co.jp/life/singlestyle/20190207-OYT1T50237/
奔放な沙知代さんはアメリカ人の夫とは最終的に上手くいきませんでしたが、ノムさんからは最後まで愛されて仲睦まじいおしどり夫婦としても有名になりましたよね。
「恐妻家」としても知られていた沙知代さんですが、ノムさんが沙知代さんに向けていた愛情を見るとすごく愛称の良い二人だったのかなという印象を受けます。
野村沙知代のwikiプロフィール・生い立ち
名前:野村 沙知代(のむら さちよ)
出生名:伊東 芳枝(いとう よしえ)
生年月日:1932年3月26日
享年:85歳没
出身地:福島県西白河郡西郷村
血液型:B型
職業:タレント
夫:野村克也
野村沙知代さんは1932年に福島県西白河郡で生まれました。
父親はバスの運転手で長女として生まれた沙知代さんは、高校卒業後は電電公社に電話交換手として就職しました。
こちらが学生時代の沙知代さんです。ふっくらしていて健康的な印象ですね。
電話交換手時代にミスコンに出場したことをきっかけに仕事を辞め、上京しています。
東京ではホテルの皿洗いと米兵と関係を持ってお金を稼ぎ、妹や弟に仕送りして学費を援助もしていたという沙知代さん。長女として兄弟を支える情深さもあったんですね。
しかし佐知代さんの弟である伊東信義さんは、姉には虚言癖があるとして過去に佐知代さんに対する暴露本を出版しています。
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人生で息子や兄弟など、複数人の身内から暴露本を出版される沙知代さん…伝説の女性ですね。
・皇族と関係がある
・福島県育ちであるのに田園調布育ちと言っている
沙知代さんはこんな嘘をついていた、という内容になっているようです。
こうした背景を考えると、学歴詐称疑惑もやはり怪しい感じがしてきますね。
波瀾万丈の人生だった沙知代さん、今頃克也さんと出会えているのでしょうか。