BTSの末っ子・ジョングクといえば、6人のヒョン達から多くの愛情を受けている姿をよく見かけます。
今回は、そんなヒョン達からジョングクが学んだこと、それに対するジョングクの感謝の気持ちがよく見えるエピソードをいくつかご紹介していきます。
中学生で上京してきたジョングク
出典元:BTS Official Facebook
中学生の時オーディション番組に参加したのがきっかけでBig Hit(現HYBE)からスカウトされ、練習生となったジョングクは、中学生にして故郷の釜山を離れ、上京することになります。
親元を離れ、慣れない宿舎生活や厳しいレッスンの日々を送るジョングクの苦労や寂しさを想像するだけで胸が痛みますね。元々人見知りな性格なので余計に気苦労も多かった事と思います。
しかし、そんな彼にいつも沢山の愛情を注いでくれていたのは、他でもない6人のヒョン達でした。
ホームシックにかかったジョングクを救ったジン
慣れない都会生活でホームシックにかかって苦しんでいた中学生のジョングクに救いの手を差し伸べてくれたのは、ジンでした。
グクがデビュー前、早くから親元を離れたためホームシックになることも多く、辛くて地元の釜山に帰りたくなった時、ジンが自分の実家に連れていき『うちを第2の実家だと思って』と元気づけた
優しすぎて泣ける…ㅠㅠ pic.twitter.com/XmoGwlb0mq— Misaki #タリョラ会 (@Misaki_bts_v_) August 15, 2021
当時ジンもまだ大学生ながら、幼いジョングクを気にかけ、自分の実家に連れていくことで家族の温もりや愛情を伝え、元気づけてくれていました。
ジンくんは車でグクを学校まで送ってあげたりグクがホームシックの時は、自分の家に招待してあげたと聞いてしかもその時ジンくんは大学一年生だったと…。ジンくんがグクに毛布をかけてあげてるこの姿でどれだけ大切にしていたのかよくわかる若いのに6人を育てた長兄泣ける
pic.twitter.com/wR2ZS6GkVO— ⟭⟬ MAMO ⁷⟬⟭ ₱₮Đ (@MAMO_BTS) November 12, 2020
また、ジンはジョングクの学校の送り迎えをしたり、お弁当を作って持たせてくれていたという素敵なエピソードも!本当に親代わりとして沢山の愛情を注いでくれていたんですね。
グクの中学の卒業式
中学でこんなにイケメンとか逆に将来不安だよ pic.twitter.com/v3w1hb2lGp— ぽんちむ (@KYutyona) July 31, 2015
卒業式に駆け付けたヒョン達
そして中学の卒業式には、ヒョン達が駆けつけてくれていました!ジンだけでなく、ヒョン達皆がジョングクの事を本当の弟のように可愛がってくれていたのがよく分かりますね。
グクの中学卒業式、高校入学式にも
かけつけたヒョンたち。
改めて並べてみると、
みんなほんとに素敵な大人の人に
なったね…✨#Jungkook #AHJungkook #SUGA #AHSuga #Jin #AHJin #100AsianHeartthrobs2021 pic.twitter.com/ztB5I5gtY6— •᎑•*°akiko.:*・゜ (@akiko42298334) June 8, 2021
上京した頃は故郷が恋しくてよく泣いていたという中学生のジョングク。 そんな彼にたっぷりの愛情を注いでくれたヒョン達がいたからこそ、辛い日々を乗り越えられたのかもしれません。
ジョングクがヒョンから学んだ6つの事
出典元:BTS 公式Twitter
そんな素敵なヒョン達からジョングクが学んだ事は沢山あると思いますが、今回はその中から6つ紹介したいと思います。
1.自分よりも他人の利益を考える
BTS burn the stageで、ジョングクが昔の自分を振り返って「昔の僕は所有欲?独占欲が強かったんです。ヒョンのものは僕のもの、僕のものは僕のもの、みんな僕のもの」って言ってたんだけど、最近のタリョラでも同じようなこと言ってて笑った pic.twitter.com/8wceslceFb
— ぽん (@from_1995) April 26, 2021
BTSのドキュメンタリーの中でジョングクが過去の自分を「独占欲が強かった」と話していました。
また、そんな自分に対して「それは良くない」と指摘してくれたのがヒョン達だったと話しています。幼いが故の短所としっかり向き合ってくれたヒョン達のお陰で、その短所は過去の話になったようです。
バンタンはみんな自分より他の人を優先させるいい子達だけど、特にジミンくんはその傾向が強いというか、すごく利他的な人だよね。もう少し自分のことだけ考えてもいいし、もっとワガママになってもいいよって伝えてたい。そんなジミンくんのこともみんなきっと大好きだよ。 https://t.co/sXuY79XmWc
— かちゃ (@kacha02__k) August 1, 2021
例えばジミンの利他的な性格はARMYの間で度々話題に上がります。こういうヒョンを間近で見て育ったジョングクも自然と影響されたのかもしれませんね。
優しいグク
自分が鍵を折ったかも知れないと監督を助けてあげようと最後まで鍵と奮闘してるの。
僕が助けてあげます。なんて言われたら好きになっちゃいます pic.twitter.com/omF3xL8dIS— nono (@xxy36507290) August 17, 2021
「独占欲が強かった」という過去が想像できないほどに優しく謙虚で利他的なジョングクの現在があるのは、長い年月の中でお手本となるヒョン達を見てきたからなのでしょうね。
2.社交性
ジョングクといえば本来、とても内向的な性格でした。そんな彼の性格を見抜いて良い方向へと変化させてくれたのは、テテでした。
「前は内向的でみんなの前で体も洗えなかったし服も脱げなかったけど、テテのお陰で打ち破れた」
テテ、グクに一体何したんだろ?wwRT=1VOTE
I vote #BTSARMY for #BestFanArmy at the 2021 #iHeartAwards @BTS_twt pic.twitter.com/rUW1u8iwMP
— ai (@ai62934895) May 18, 2021
元々はメンバーの前で着替えることも出来ない程シャイだったジョングク。彼が今現在のようにメンバーの前でリラックスした表情を見せられているのは、テテのお陰かもしれません。
リードボーカルで不動のセンターで
黄金マンネと言われるグクだけど
本来すごく内向的で恥ずかしがり屋のグクがこういう公共の場で端に端に行きがちなジョングクを しっかり見ていてくれるテテ #グテ #Taekook pic.twitter.com/XK5v5pWRxv— sʜɪɴᴏ (@s08091_BTS) August 4, 2021
グラミーのグテ最高だったし、テテがグクのヒョンで良かったって心から思った。。ジョングクさんの少し内向的な部分をユニークな絡み方でぶち壊して、可愛い一面を引き出してくれるテヒョン…グテは本当に最高の関係だと思うんだ。。 pic.twitter.com/vWSvxz4ByE
— (@jk_miya7) December 16, 2020
ジョングクとは正反対に社交的な性格のテテが傍にいて、日陰にいがちなジョングクを常に優しく日向へと導いてくれたから、以前と比べても格段に明るく自分らしくいられるのでしょうか。
3.他者に寄り添う心
ジョングクは「自分が辛い思いをする事より、自分の大切な人たちが辛い思いをしている事の方が辛い」と考える事の出来る人です。
メンバー7人とパンPDで集まって、言いたいことはなんでも言う話し合いをした時、滅多に自分の意見を言わないグクが「僕はヒョンたちが苦しそうにしていたり、過労で辛そうなのが一番辛い」って大泣きして、ヒョンたちもつられて全員で大泣きしたエピソードがずっと好き→ pic.twitter.com/MMFVooA3aC
— ゆあ (@___springday7) June 9, 2021
ジョングクがこんなにも他者の気持ちに寄り添うことが出来るのはどうしてでしょうか?
それはきっと、普段からヒョン達がジョングクの気持ちに寄り添ってくれていたからなんだと思います。
「一問も当てられなかった」とポロッと出たグクの独り言にヒョン達が次々に「難しいよ」「大丈夫」「最後に大きな点がもらえるかも」「最後に逆転」と色々な言葉で励ます様子は見ていてホッコリしたね。また、どんなクッキーなのか気になる食いしん坊のグクに「ジョンクッキー」と言ってあげたりと…+ pic.twitter.com/h3rMkXa2OH
— Kokko (@CHIMINA_120515) June 30, 2021
LYSのfinalコンサートinソウル
グク泣いてる?
励ますジミンもほんと素敵❤❤
バンタンってほんと素敵❤❤❤❤❤#armyいいねくれた人全員フォロー pic.twitter.com/OoehOaUvGD— KANARE (@BS9RWgb5ibjOYOB) October 31, 2019
こうやって常に自然に寄り添ってくれるヒョン達がいるから、ジョングクもメンバーが辛い時、自分の事のように思って胸を痛める事が出来る優しい人になれたのかもしれません。
4.チャレンジ精神
ジョングクは「黄金マンネ」という異名を持つほど、とにかく「万能、何でも出来る」というイメージが強い人ですね。
歌やダンスのスキルが高いのは勿論のこと、幼少期から続けてきたテコンドーやプロ級の腕前の絵画など、本当に何をしても完ぺきにこなしてしまうのが彼の「黄金」たる所以です。
グクほんまに絵の才能凄いよね pic.twitter.com/WW4lbSyAAV
— かなみ (@tetekook1230) September 25, 2020
「何でも出来る人」とはつまり、「何にでも果敢にチャレンジ出来る人」、とも言えます。
グクが短所として挙げた「やりたいことは多いのに根気がない」はきっと自分では色んなことが長続きしないと思ってるのかもしれないけどそれって何かにチャレンジして出来るようになるまでの時間が普通より速いからでは?と思ったし、挑戦を行動に移すまでが一番大変だから本当に素晴らしい長所だと思う
— HONEY (@bt_bt_bts) May 15, 2021
何事も失敗を恐れずにトライする気持ちがあるからこそ、人一倍多くの事が出来るようになれたのかもしれません。
本人が言った「やりたいことはあるのに根気がない」という言葉に対してのRMは、「なんでも上手に出来ちゃうから退屈しちゃうのかもしれない」と答え、ジョングクも少し照れていました。
根気がなくて続かないという短所に対して「なんでも上手に出来ちゃうから退屈しちゃうのかもしれない」と言ったナムさん…そして照れるグクが最高に可愛かったね…☺️
RTで投票
I vote #BTSARMY for #BestFanArmy at the 2021 #iHeartAwards@BTS_twt pic.twitter.com/ZTfrxDspvW— ゆの유노 (@JUNO_ARMY) May 15, 2021
こんな風に自分を理解してくれるヒョンがいてくれるからこそ、ジョングクも安心して色んなことにチャレンジ出来るのでしょう。
5.努力
BTSの歌やダンスのレベルの高さを語るうえで欠かせないのが、メンバー達の「努力」。
練習生時代から現在に至るまで、一日に18時間以上練習をする事もあるというほどの努力家集団です。
新しいアルバムを準備する時に約一ヶ月は曲作り、ダンスの練習だけに費やして来たそう…ダンスの練習時間は(デビュー当時で)一日に12〜15時間。”誰のために?”の質問にすぐにジミンが”BTSとARMYの為”と答えてくれて尊すぎて泣けた。今あるのは彼らの血汗涙…努力の結晶(泣)
pic.twitter.com/fvth25HmEl— Kokko (@CHIMINA_120515) March 14, 2021
そんなグループの中にいて、ヒョン達が努力するのを間近で見ているジョングクも勿論努力の人です。
成長している姿を見せないといけないので、行動して変えられるのは自分しかいないと思いました。
そこから、”ボーカルの練習時間”という概念を無くしたんです。
一日24時間の中で僕が歌える瞬間は、すべて歌っていました。-Jungkook-#BBMAsTopSocial @BTS_twt
1RT=1VOTE pic.twitter.com/JFKwkxxbEM— ᴶᴶᴷ⁷ (@_sourire07) May 15, 2021
グループ随一のボーカリストとして、空いている時間を全て歌う時間に充ててきたというジョングク。休む間もなく努力し続ける姿勢がとても素晴らしいです。
あぁ、こういうところ
黄金マンネは何事にも万能だと言われるけれどある分野において上達するには掘り下げてひたすら練習するしか道はない、だから自分は万能だと思いたくない、ただ努力し続けたい…
アスリートの精神で自分の職業に向き合っているジョングクが本当に大好きだよ… pic.twitter.com/P7OlWvpmXN
— アコ (@rosenduft3) May 17, 2021
「黄金マンネ「何でも出来る」と評される裏には、彼の惜しみない努力があるということなのでしょう。
ジミンの外見に付いても可愛い可愛い言うジョングクさんですがこうして話す時に内面を話してくれるの嬉しい
誰よりも近くでジミンの努力を見てきたんだろうね
お互い刺激しあって時には喧嘩して今があるんだよね、泣けるじゃないか
グミのこう言うとこも含め大好きなんだよなー pic.twitter.com/VH6GAuZvWC— 深雨(みう) (@miu20200801) August 15, 2021
ジョングクがそこまで努力を続けられるのはやはり、一番近くにいるヒョン達の努力をいつもしっかりと見ているからなのかもしれませんね。お互いに刺激しあい、切磋琢磨してきたからこそ今現在のBTSの高い人気があると言っても過言ではありません。
6.自己表現
最後に挙げるのは、「自己表現」。
ジョングクといえば、少し前のこの髪形が話題になりました。
アミの望むジョングクでいようとしてた頃もすごく愛しくて宝物だけど、ONの시차といいジョングクが魅せたいジョングクで居られているようでありのまま見せてくれることがすごく嬉しいのよ🥺 https://t.co/Pml3tDTyvV
— ℓᎥℓᎥᧉ🧈 (@hallomyalien) November 4, 2020
突然マッシュルームヘアでファンの前に現れたジョングク。なんと、ARMYの要望に応えてこの髪形にしたというのです。
今でも「ARMYが望む自分でいたい」という発言をすることのあるジョングクですが、昔はその気持ちが強すぎて、自分を見失っていないかと心配するARMYもいたほど。
しかし現在では、髪形を自由自在に変貌させたり、タトゥーを入れたりと、かなり「自己表現」が出来るようになったように感じます。
初めて入れた当時も否定的な反応はかなり見受けられたけれど、それをまったく知らないはずのないジョングクが、その後もタトゥーを増やしていることを喜ばしく感じてる。意志を貫いて自己表現を続ける彼は、グループのメッセージを体現していて本当に素敵だと思う。
— ユウナ (@yuna_htLM) April 11, 2021
元々内向的で控えめな性格の彼が、今の様に堂々と自己表現を出来るようになったのは何故でしょうか?それはやはり、グループとして伝え続けてきた「Love Myself」「Speak Yourself」というメッセージも大きな役割を果たしていると思います。
世界中の若者たちへ BTSが国連総会でスピーチ 「自分自身のことを話して」 https://t.co/CrVmQY3wJU @UNICEFinJapanより
ここから彼らが本格的に世界的スターへの階段を登り始めたと思う🤔世界的な表舞台で、人々に寄り添えるスターというのは限られてるよ。— すまこ🧈ᴮᴱ (@sumasumako) August 14, 2021
僕は 今の自分も 過去の自分も 将来なりたい自分も すべて愛せるようになりました。
引用:Unicef公式HP
2018年9月に行われた国連総会にBTSが出席した際のRMのスピーチでも、「自分自身を愛そう」「なりたい自分も愛そう」と強く訴えかけていました。
このスピーチを間近で聞いたジョングクもきっと胸を打たれたに違いありません。
以前よりも堂々と自分を表現できるようになったジョングク。その心の変化には、やはりヒョンの素敵な考え方や言葉が大きく影響しているのかもしれませんね。
ジョングクがヒョンからの愛情に感謝を伝える
さて、そんなジョングクがヒョン達へ日頃の感謝を伝える機会がありました。
2020年のファンイベント「FESTA」の際に作成されたメッセージの寄せ書きに、各メンバーへの想いが綴られています。
RM
出典元:BTS公式Twitter
キムナムジュンさん、7年間本当にお疲れ様、残りの6人の分まで本当に大変だったと思いますが本当にありがとうございます。永遠のリーダー
ジン
長兄として僕たちに楽しさをプレゼントしてくれて本当にありがとう…釣り、必ず行こう
SUGA
僕が分別がなく、たくさん不足していた時、厳しい言葉を言ってくれてとてもありがたいし、そんな苦い言葉のお陰で僕が成長することが出来たと。本当に本当にありがとう!体に気を付けて!
J-HOPE
いつも黙々と辛い様子も見せずに一緒にいてくれて本当にありがとう。大切な人に出会って僕は幸せな人だよ。
ジミン
ジミンさんのお陰で最近チームの雰囲気がとても良いですよ。毛を思う心、また毛のために努力するその姿勢が美しいです。体に気を付けて、お酒を一杯飲みましょう!
V
テヒョンさんが最近とても静かで心配したんですが、バンタンカラオケで楽しく遊ぶ姿を見たら安心しました。健康でいて、大変なことがあったら誰でもいいから連絡しなさい!頑張ってください!
6人のヒョンそれぞれへの感謝の想いと気遣いが沢山込められた素敵なメッセージですね。
練習生時代からこれまで沢山の愛情をくれたヒョン達と同じように、ジョングクからヒョン達への惜しみない愛情も感じられて、とても感動的です。
SUGAはジョングクの事を「幼くしてそれも思春期に仕事を始め、そういう人は多いけど、こうしてしっかりとした大人になれたのは、本人が色々考えた結果だと思う。すごく誇らしい。」と語っていました。
また、ジョングクは「みんなが1人ずつ僕を埋めていって、今の僕が出来上がった。ヒョン達の性格が合わさって現れてきたのかも」と話しており、メンバーの絆を感じます。
まとめ
今回は、ジョングクがヒョン達から学んだことや、ヒョン達に対する感謝の気持ちについてまとめましたが、いかがだったでしょうか。
上下関係に厳しい韓国で、末っ子のジョングクがのびのびと堂々と活動を続けていられるのはヒョン達の絶え間ない愛情の賜物であり、また、ジョングクが人としてもとても素敵な成長を遂げられているのは、素晴らしい考え方を持ったヒョン達の影響が大きいのかもしれません。
これからも家族のような絆を大切に、楽しく活動を続けて欲しいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!