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【BTS下積み】デビュー前のそれぞれが抱えていた苦労をメンバーごとに紹介!

無名で弱小とも言われていたBighitエンターテインメントから2013年6月13日、7人の少年がデビューしました。『10代・20代に向けられる社会的偏見や抑圧を防ぎ、自分たちの音楽を守り抜く』そんな意味が込められたグループ名は”防弾少年団”。

そんな彼らは、2022年6月13日にデビュー9周年を迎えました。
今では世界的人気を誇る彼らですが、ここまでの道のりは、私たちが想像も経験もできないような苦労がたくさんあったのです。

彼らがどのような過去を生きていたのか、詳しくご紹介していきます。

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BTSの始まりはRMのデモテープから始まった

BTSの始まりとも言われるRMの存在。
今では、言わずと知れた世界的人気を誇るBTSのリーダー、RM。

当時15歳のRMは、アンダーグラウンドでラップ活動をしていました。

その活動を見かけた韓国のラッパー”Sleepy”(キム・ソンウォン)が親しい仲にあったBighitエンターテインメントの関係者にRMを紹介したのが始まりであるとも言われています。その関係者というのがプロデューサーの”Pdogg”でした。

Bighitエンターテインメントのパン・シヒョク代表にRMのデモテープを持って紹介をすると「こんな才能のある子を放っておくことはできない。」と、防弾少年団のメンバー発掘プロジェクトがスタートしました。

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RMの苦労

当時のRMは、アンダーグラウンドで『RunchRanda』という名前で活動していました。純粋無垢な心でラップを楽しんでいたRM。

この頃からラップの実力が注目されており、現在の事務所関係者の目に留まるのは運命だったのかもしれません。

その後、2010年のオーディションを経てBighitエンターテインメントに入所し、BTSメンバーの中で、最初に練習生となったのがRMでした。

練習生になる前は、ラップを楽しみ好きなことに没頭できていたRMですが、アイドルの練習生となったRMには、様々な試練が待ち受けていました。

歌やダンスは未経験、アイドルを目指すことにも葛藤があり逃げ出したこともあったのですが、父親からの説得を受けて再び練習室に戻ることを選びました。逃げ出したくなるほど追い詰められていたと思うと胸が苦しくなりますね。

2019年12に発売された写真集『Dicon BEHIND THE SCENE ~僕たちが一緒なら砂漠も海になる~』のプレミアムオフショット時に、RMは練習生時代のことを次のように語っています。

「練習生時代、未来がぼやけて不安になることがあった。プラスでも無い0でも無い1であるかのような…。ずっと準備ばかりしてる、という思いに愕然としてしまった。」

まだ高校生の年齢だった少年が「本当にこのままで良いのか。」と自分を見つめながら
悩んでいた姿が感じられるような言葉ですよね。

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SUGAの苦労

BTSの中では、2人目の練習生であったSUGA。
SUGAは、もともとプロデューサー志望でしたがパン・シヒョク代表に勧められオーディションを受け、Bighitエンターテインメントに入所しました。

この時のSUGAは『プロデューサー兼作曲家として活動するんだ』と思っていたそうで、パン・シヒョク代表からも「リズムに合わせて踊ればいい、ラップだけ一生懸命してね」と言われ、アイドルとしてデビューするとは思ってもいなかったそうです。

そんなエピソードがありながらも不慣れなダンスの練習にも励み、前に向かって走り続ける
SUGAもまた、数多くの困難を乗り越えてきました。

音楽の道に進むことを家族から反対されていたSUGAは、自分で学費を払うために内緒でアルバイトをしていました。そのアルバイト途中にバイクで事故を起こしてしまい、肩を負傷してしまいます。

その後、怪我の後遺症に悩まされるSUGAでしたが、2020年11月に肩の手術をして、今は健康になっているとのことで本当に良かったです。

メンバーの中では、大人しくゆったりとした優しい雰囲気が漂うSUGAですが、うつ病や対人恐怖症、強迫症など心の病気を患っていた過去があります。

言葉には表せないような辛さや困難に負けることなく、このような過去を乗り越え、今もなお、私たちにSUGAという姿を見せてくれることに感謝したいですね。

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J-HOPEの苦労

BTSの希望、私たちARMYの希望でもあるJ-HOPE。
いつも明るく優しい笑顔の持ち主のJ-HOPEは、練習生となる前、『スマイルホヤ』という名前でストリートダンサーとして活動していました。

当時J-HOPEが通っていたダンススクールにBighitエンターテインメントの関係者が1台のカメラを設置していました。

そのカメラの中には、休まずにずっと踊り続けるJ-HOPEの姿が映っており、その姿を見た関係者が心を打たれ、スカウトをしたことがきっかけでBighitエンターテインメントに練習生として入所することになりました。

幼い頃に歌手を夢見ていたことやダンススクールに通っていた過去もあり、ダンス経験者でもあるから練習生時代に苦労があったのか、そう考えてしまいがちですが、J-HOPEにも、大きな壁を乗り越えた過去がありました。

なんと、BTSのデビューメンバーから外されたことがあったのです。1度は事務所を去ったJ-HOPEですが、同い年であるRMが事務所を説得して、再び事務所に戻ってきたというエピソードは有名ですよね。

ダンス未経験者も多くいた練習生の中で、ダンス経験者であったJ-HOPE。プライドが傷ついた過去を糧にして、名前の通り多くの人に希望を与え続けている彼の存在は、これからもずっとBTSや私たちARMYには必要な存在ですね。

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ジンの苦労

BTSの長男、ジン。
当時、俳優を目指していたジンは、入学倍率210倍とも言われる建国大学校映画芸術学部
に通っていました。そんなジンが練習生となったのは、通学途中にスカウトされたことが
きっかけでした。

SMエンターテイメントからスカウトを受けたが詐欺だと思って断ったエピソードは有名ですが、自らの意志ではなく、2度もスカウトを受けて芸能界に入ったジンは、この頃からイケメンオーラが輝いていたのかもしれませんね。

親しみやすく笑顔いっぱいの姿を見せてくれるそんなジンにも、悔しい思いをしながらも耐え抜いてきた過去がありました。

もともと俳優を目指していたこともあり、演技の発声練習はしていましたが、歌の発声練習はしたことがなく、0からのスタートでした。

また、ダンスも未経験で他の練習生よりも早く練習室に向かい、残って練習をするなど、たくさん努力を積み重ねてきましたが、どれだけ練習を重ねてもダンスが下手だと言われ、泣きながら帰ったこともありました。

俳優という1つの夢を置いて、アイドルという道に進むことを決めたジン。決して投げ出すことなく、何度も壁を乗り越えてきたジンの姿を見ると、改めてたくさんの愛と応援を捧げたくなりますね。

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ジョングクの苦労

BTSの末っ子、ジョングク。
歌やダンスにとどまらず、絵の才能もあるジョングクですが、彼もまたBTSとしてデビューするまでの道のりは、決して楽ではありませんでした。

当時15歳だったジョングクは『スーパースターK』というオーディションに参加しました。予選脱落をしたため、この時にジョングクの姿が世に出ることはありませんでしたが、なんと、7社の事務所からスカウトを受けたのです。

その中には、JYPやCUBEなど大手事務所もありましたが、ジョングクはBighitエンターテインメント(現:HYBE)を選択したのです。

しかしジョングクは、ダンスがあまり上手くなく2か月間という短い期間、アメリカにダンス留学に行ったこともありました。

その後、韓国に帰って来たときのダンスの実力が上がっていたというメンバーの証言もありこれまでダンスをしていなかっただけで、元々ダンスの才能があったのかもしれませんね。

そんなジョングクは、まだ15歳。親元を離れて1人で釜山からソウルに上京してきて、
ホームシックにかかることも何度もあったそうです。

また、内向的な性格だったため、「歌を歌ってみろ」と言われると涙ぐんでしまったり、15分間恥ずかしがったこともあったそうです。

今のジョングクからは想像ができないようなエピソードも多くありますが、幼くして親元を離れて暮らし、環境や自分自身に負けずに歩んできたジョングクの努力がBTSとしての活躍に繋がっているのかもしれませんね。

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テテの苦労

愛らしい性格で誰からも好かれるテテ。
”永遠の5歳児”とも言われるほど、可愛らしさ全開のテテですが、彼もまたデビュー前に様々な葛藤やプレッシャーと戦ってきました。

テテがBighitエンターテインメントに入所するきっかけとなったのは、地元、大邱で開催されたオーディションに友人の付き添いで訪れたことでした。

オーディションに参加することは考えておらず、その場に居たスタッフに薦められて後日、非公開オーディションに参加し唯一の合格者となりました。

この日、テテがオーディション会場に足を踏み入れなかったら…
この日、非公開オーディションへの参加を薦めてくれたスタッフさんが居なかったら…

と思うと、BTSになるために人生を歩んでいたかのような運命を感じますね。

アイドルを目指している人にとって、まさにシンデレラストーリーのようですが、テテには他のメンバーとはまた違った形の苦労がありました。

最終兵器だったと言われていたテテですが、受けたオーディションが非公開ということもあり
デビューするまで顔出しすることは絶対に禁止だったのです。

他のメンバーがSNSでファンとコミュニケーションをとっていた時も、その姿を端で見ることしかできず、とても寂しい思いをしたと後に語っています。

また、テテにとって家族とあまり会うことができなかった練習生時代はとても辛かったとも語っており、

心を許せる存在が近くに居なかったこと、会いたいときに会いたい人に会うことができないもどかしさ、そんな気持ちを我慢しながら練習生時代を過ごしてきたテテには、もっともっと幸せになって欲しいです。

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ジミンの苦労

しなやかな踊りと心地よい歌声の持ち主、ジミン。
釜山芸術高等学校の現代舞踊科に首席で入学した経験があり、ダンスに対する周りの評価は高く、アイドルを目指すことを知った先生達は猛反対しました。

そんな周囲の反対を押し切りソウルに上京したジミンにも苦労した過去がありました。BTSのメンバーの中で1番最後に練習生となったため、ジミン自身も自分がメンバーとして選ばれていることをデビューが決まった日まで知らなかったのです。

しかし、ジミンがBTSとしてデビューすることに反対する人も多くいて、練習生時代には、8回程デビューメンバーから外されそうになった過去もあります。

諦めて投げ出したくなるような現実を突き付けられても彼は努力を続け、夢の韓国アイドルとしてデビューできたことは奇跡でも偶然でもありませんでした。これからもARMYの心を鷲掴みにし続けるジミンをたくさん応援していきたいですね。

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まとめ

今では世界的人気を誇るBTS。
RM・SUGA・J-HOPE・ジン・ジョングク・テテ・ジミン、1人1人違った苦労があり、デビューするまでの険しい道のりを乗り越えてきた7人。

”防弾少年団”としてデビューしてからも厳しい言葉を投げかけられたり、デビュー当時のコンセプトを受け入れてもらえなかったこともありました。

インタビューや番組などでBTSの過去の苦労話を聞くことはできますが、ステージに立っている時の7人の姿からは、辛さや苦しさなどが一切感じられません。

ARMYのため愛する家族のため、常に前を向いて走り続けるBTS。私たちがまだ知り得なかった練習生時代に多くの苦労をして、デビューしてからもアンチや批判に耐えてきたBTSには、今はゆっくりと幸せな時間を過ごしてほしいです。

そして、これからもBTSを、7人を、ずっとずっと応援し続けていきたいですね。

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