BTSが誇る黄金マンネのジョングクは、実は泣き虫な一面も併せ持っています。6人のヒョンから愛情を受けて真っすぐに育ったジョングクは、一体いつどんな時に涙を流すのでしょうか。
大きな瞳から零れる涙の理由を知れば、とにかく愛おしくなること間違いなし!今回はそんなジョングクの涙について紐解いていきます。
一番泣き虫と言われているジョングク
この投稿をInstagramで見る
「できないことができない」と言われるほど何でも万能にこなしてしまう『黄金マンネ』ジョングク。BTSの最年少で、6人のヒョンからとにかく可愛がられている姿は見ているだけで微笑ましいもの。
普段からどれだけ仲が良いのかを垣間見ることができます。マンネらしくのびのび過ごしているジョングクの姿は何とも愛らしい!そんなジョングクには幼い頃から『泣き虫』なイメージが定着しています。
もちろんジョングク自身もそのことを知っていて、「僕は泣き虫じゃありません!」と可愛らしい発言をしたことも。一方で感受性が豊かなのは母親の遺伝だと話していたこともあります。負けず嫌いなジョングクらしいですね。
191029のSYS finalのジョングクはいつ見ても凄く胸が締め付けられる。瞳から大粒の涙を零しながら歌う姿は本当に綺麗で、小さな子どものように泣きじゃくる姿はどこか愛らしくて、、映像で見てみると、音は聞こえないけど嗚咽を漏らし声を出しながら泣いてるのがよく分かる。今でも忘れられない。 pic.twitter.com/6lIdNfSONN
— ピョン (@PCHAN_95V) February 22, 2021
そもそも事の発端は、デビュー間もない頃のコンサートで涙を流したことだと言われています。それからはすっかり泣き虫なイメージが定着。もちろんコンサートの時だけに限った話ではありませんが、ARMYを目の前にしたコンサートで涙を流すことが多いのも事実です。
メンバーやARMYのことをいつも深く思っているジョングクだからなのでしょう。2020年のウィンターパッケージでは、ARMYへの手紙を読み上げて涙を流す姿が話題となりました。
自分で書いたARMYへの手紙読んで泣いちゃうグク。涙を拭く手にはARMYとBTSの印。
傷付いたり自分責めたり怖くなったり色々感じたと思うのに、それでもARMYを大切に思ってくれる。ARMYの幸せを願ってくれる。
グクが幸せならARMYも幸せなこと、届いてくれたらいいのになあ。 pic.twitter.com/6sLxcRWB3Z— り (@rina_v02) January 31, 2020
タトゥーや熱愛騒動の渦中に収録された映像で、ジョングク自身もこれまでにない様々な葛藤を抱えていたのでしょう。
手紙を読み終えたところで、赤くなった耳や涙目をヒョンたちに軽くからかわれて本当に泣き出してしまい、慌てて「泣かないで」と心配されていました。
手紙の中には「아포방포(アポバンポ)」「아무행알(アムヘンアル)」という文字があり、「これはどういう意味ですか?」とRMが尋ねます。これはどちらもジョングクが作った造語で、
아포방포は「ARMY Forever BTS Forever」
아무행알は「ARMYは何があっても幸せじゃなきゃいけないよ。わかった?」
という意味が込められています。テテが作った「ボラへ」のように、ARMYとBTSの間にしか分からない特別な言葉なのですね。
これまで応援を続けて来たARMYへの感謝の気持ちが溢れたのかもしれません。思えばジョングクが泣くときはいつもそういった場面が多いように感じます。愛情深い人柄が窺えますね。
感動的
ジョングクが作った造語#아무행알
” armyは何があっても幸せじゃなければならない”それを見たarmyが作った造語が沢山広まってトレンド入りしてました#정무행알
“ジョングクは何があっても幸せじゃなければならない” pic.twitter.com/yWpEDWpeiH— なこ (@coupkooks) January 30, 2020
そんなジョングクにとって初めてのソロ曲となった『Begin』には、6人のヒョンへ対する想いがぎゅっと込められています。
「大切なメンバーがつらいことが、僕にとっては一番つらい。ほかのことはいいけど、ヒョンたちには幸せでいてほしい。そしたら僕もつらくなさそう」と号泣したジョングクのエピソードはあまりに有名です。
ジョングクの純粋で美しい気持ちを聞いたRMが、そのままBeginの歌詞へと落とし込んでいます。この時以外にも、ほかのメンバーが涙を流している時は、ジョングクも一緒になって泣いている姿がよく見られますよね。
ジョングクにとってBTSメンバーとARMYがどれだけ大切で、どれだけ自分の中を占めているのか…あの純粋な涙を見れば、私たちにも痛いほど伝わってきます。
またジョングクが泣き虫なもうひとつの要因として、『完璧主義』な一面があるようです。2018~2019年頃は自分が思い描いていたようにパフォーマンスすることができず、舞台裏で悔し涙を流すこともありました。
それは本当に些細なことで、一緒にパフォーマンスしていたメンバーさえ気が付かないような小さなミス。しかしプロ意識が高いジョングクは、自分では許せなかったのでしょう。
公演を上手くできなくて泣いてるジョングクに
ホソクさんが「激しくやるのはいいことだけど、調節することもプロだし激しくやるだけなのはプロじゃない」って言ってる関係性がとても
素敵だしあたいはこれをずっと忘れられない♀️
言われた時のジョングクの顔が可愛すぎて
好きです!!尊い沼!文字数 pic.twitter.com/Ro3jj14HXf— m (@mm02111230) July 26, 2021
あまりにストイックで完璧主義者なジョングクは見ていて心配になってしまいますが、メンバーには振り付けチーム長として諭してくれるJ-HOPEや、「完璧じゃなくていいよ」と伝えてくれるSUGAを筆頭に、優しいヒョンがそばにいます。
ほかにも「1人で泣かなければ、泣いてもいいよ」とジョングクに声をかけたSUGAの言葉には、大きな安心感と信頼できる安定感があります。ARMYにとってもそうですよね。
欲しいタイミングで欲しい言葉を的確に投げかけてくれる頼れるSUGA。BTSは個々を尊重する思いやりのあるメンバーばかりですね。
ンバーももちろんarmyもユンギが発してくれる言葉にとてつもなく救われてますよ泣(急な語り話以上です)
#BTS #ジョングク #AHJungkook #AHSuga #ユンギ— (@kook9127) May 30, 2021
メンバーに「泣いている?」と聞かれると涙が・・・!
ジョングクがアミを思って泣く姿はいつだって綺麗で可愛くて切なくて愛おしいしくりくりのおめめとお鼻がすぐ真っ赤になってうさぎ以上にうさぎになっちゃうほんとに愛しい存在 pic.twitter.com/a1lT20HPiu
— ɴᴀᴛsᴜ. (@mo_a_rmy_) July 30, 2021
そんな優しいヒョンに囲まれたジョングク。デビュー当時は人見知りが激しく内気で、いつもメンバーの後ろに隠れているような少年でした。そしてそんなジョングクのことが可愛くて仕方がないヒョンというBTSの構図が出来上がったのですね。無理もありません。
「ジョングク泣いてるの?これ」
「泣いてなんかいませんよぉ」
「ジョングクくんはほんとに泣き虫なんです!前まで、ジョングクくん泣いてるのぉ〜?って聞いたら泣き出すぐらい。ジョングガ〜泣いてるのぉ?泣いてるのぉ?」「泣いてへんわぁ〜」
お兄ちゃんたちにからかわれる末っ子 pic.twitter.com/WFnszFKkfL
— ぽむてち (@bts_____t30) June 1, 2021
泣き虫なジョングクのことをテテは「泣いているの?って聞けば、本当に泣いていた」と話しています。9周年を迎えた2022年6月13日にはYouTubeにて『Proof Live』が開催されましたが、そこでもテテはジョングクの涙について語っています。
記憶に残る最高の瞬間について聞かれたBTSは、思い思いにデビュー日や初めての単独コンサートなどを挙げる中、テテだけが「僕は昔ジョングクに「泣いているの?」って聞いたら、泣いた時。それが本当に最高の瞬間だったのではないかと思います」と答えました。
テテワールドが全開ですね!これにはJ-HOPEやジョングクが「それが最高の瞬間⁉」と驚いています。「仲が睦まじくていいね」と笑うJ-HOPEのおっしゃる通りです…。
Proof LIVEでジョングクに泣いてる?と聞いたら泣く時が最高の瞬間ではないかなと答えていたテテ。以前もジョングク泣いてるの、泣いてるの?っ聞いただけて泣きますとテテは言っていたようなのでよほど印象に残ってるんだなぁと。こんな瞳で泣かれたら確かにそうなるかもpic.twitter.com/qXFXSx2eNG
— ⟭⟬ MAMO ⁷⟬⟭ p̶r̶o̶o̶f̶ (@MAMO_BTS) June 18, 2022
「でもこの子は変わりました。もう二度と見られません」と少し寂しそうに大人になったジョングクに思いを馳せていたテテ。テテの中には、唯一の弟であるジョングクが、まだ幼かった頃の思い出が色濃く残っているのでしょう。
世界中で大きな話題を集めることとなった防弾会食でも、涙を流しながら思いを打ち明けるRMと共に涙を流していたジョングク。隣に座っていたテテはそれを見て優しく微笑み、そっと涙を拭いてあげていました。
これほど穏やかな微笑みを向ける優しいテテとジョングクの絆は計り知れませんね。きっと泣き虫で少年のままのジョングクが、テテの心の中に住み続けているのでしょう。
泣いてるジョングク氏の横で優しく微笑みながら涙をちょんちょんっと拭いてあげるテテ、、、本当に可愛くて仕方ないんだろうな。ソロ活動始まっても7人私たちの前で集まらなくても、この絆はずっと続くんだろうな。もちろん他のメンバー達も。 pic.twitter.com/kZKErtSsKu
— チョンばみ江 ̶ (@akzlmk16) June 14, 2022
成長したジョングクは泣かなくなった?
「ただヒョンたちと一緒に歌って、アミと一緒に息している時が楽しい」
で泣く……ステージはジョングクにとって大切な愛する場所なんだよね…私もいつもたくさんの幸せをもらってるよ、ありがとう#Proof_of_Jungkook pic.twitter.com/gIesFiMIE4— 秋 (@_0x0_jk) May 19, 2022
泣き虫とはいっても、テテが言う通りジョングクが涙を流す回数は、大人になるにつれて減ってきたように感じます。当然と言えばそうかもしれませんね。
ジンがBTSに解散危機があったことを明かした2018年のMAMA授賞式。心身ともに疲弊していたメンバーが流す涙に胸を打たれたARMYも多いことでしょう。
ジンが受賞コメントの中で「解散するかどうか悩んだりして…」と明かした途端、テテは急激に表情を変えて手で顔を覆いつくし、泣きだしてしまいます。ほかのメンバーも涙を浮かべる中、微笑んでメンバーを見守るRMの凛とした姿も印象的です。
泣きながらスピーチするメンバーを見守って、最後まで観客にも笑顔で応えてるんだよね。
自分も泣きたいはずなのに。ARMYには笑顔でありがとうと伝えたいっていう気持ちとか責任感とかからそれが出来るんだろうな。
すごいよ、ナムさん。
世界一のカッコいいリーダーだよ— rie_yooooooooon (@rieriegamba) September 11, 2021
涙が溢れて止まらないテテを抱き寄せ、背中をポンポンと叩くジョングク。これまで後ろに隠れていたジョングクが、涙を流しながらも懸命に堪えてテテを支え、ARMYに深くお辞儀をします。
BTSの中で成長を続けるジョングクは、ヒョンのことを支えられるようになったということ。メンバーの成長や様々な葛藤が見て取れる2018年のMAMAは、涙なしには見られません。
MAMA2018で大賞を受賞、ジンくんのスピーチで「解散しようか悩んでいた」という言葉を聞いた途端、糸が切れたように号泣していたテテの頭を引き寄せて同じように目に涙を溜めながら抱きしめていたジョングクも、たいせつなものを扱うように小さなあったかい手で親友の涙を拭うジミンも、ぜんぶ忘れない pic.twitter.com/EyrYNQ6fnn
— ザワ (@zawa__1230) November 17, 2020
また2022年4月に開催されたPERMISSION TO DANCE ON STAGE – LAS VEGAS 最終日に披露したButterのステージも印象深いです。当時左手を怪我していたジンの代わりに、ジョングクがSUGAと共にミラーの振り付けを担ってジミンを囲う予定でした。
しかしいざその瞬間を迎えた時にはすっかり忘れていたのか、ジョングクは自分の振り付けを全力で全うしたのです。結果1人でミラーをすることとなったSUGAと、囲われずジョングクを指さすジミン。そしてすぐにミスに気が付き大笑いするジョングク。
3人とも可愛すぎるから見てwww
ジンくんの代わりに
踊らなきゃいけないとこなのに
すっかり忘れて自分の振り付け踊っちゃうジョングクwwwちゃんとグクを迎えようとしてるユンギも
あれ?と思って指さすジミンも
すぐ気付いて笑っちゃうグクも可愛すぎて一生愛す#BTS #PTD_ON_STAGE_LV pic.twitter.com/8a9z70ZI33— えり.*·̩͙ (@xx_V_SG_xx) April 17, 2022
ものすごく微笑ましいワンシーンですよね。しかしこれは大きな変化のように思います。これまでは誰も気が付かなかったミスに1人泣いていたジョングクが、誰もが気付くミスを笑い飛ばせるようになったのです。
テテが言うように、これもジョングクの成長を示すひとつなのではないでしょうか。
見ていて心から公演を、ARMYと共有する時間を楽しんでいるように感じます。これからはこんな風にメンバーやARMYと笑い合って、ポジティブな意味の涙を流していけると良いですよね。
幸せにならなきゃ。ジョングクが願ってる。自分の幸せより他人の幸せを思って泣く人が世の中にどれだけいるのか考えてみて。言うのは簡単だけど行動に移せる人は限られてる。彼は後者。アミのみんな、幸せになろう。そしてジョングクを幸せにしてあげよう。自分が幸せでない人は他人を幸せにできない。 pic.twitter.com/MPEoBn37Ji
— 1℃ (@bts_txt_01) January 30, 2020
まとめ
今回は泣き虫なBTSの黄金マンネ・ジョングクについてご紹介しました。その意味を知れば大きな瞳から零れ落ちる涙までも美しく、ジョングクがどれだけ真っすぐに成長してきたかが分かります。
それを支えてきたのは6人のヒョン。BTSの家族のように仲が良い絆のおかげなのでしょう。少年のままのイメージを持ちがちですが、ジョングクは今も成長を続けています。
もちろん泣き虫な姿も愛らしいですが、大人になり新たな一面を見せてくれるのも楽しみですね!これからも応援していきましょう。