グループ仲がとても良いBTSですが、その中でも絆の深さで知られているのがRMとJ-HOPEによるコンビ、クサズ!
同い年の2人は、つらい練習生時代を共に乗り越え、デビュー後もリーダーとダンスリーダーとして共にグループを支えています。
そんな2人の関係性や絆がわかるエピソードを集めてみました!
クサズとはどんなコンビ?
J-HOPEとRMは2人とも1994年生まれのため、クサズ(94’s)と呼ばれています。
호비호비 제이호비 생일추카 😊😇#호비생일ㅊㅋ pic.twitter.com/7WuwISck1G
— 방탄소년단 (@BTS_twt) February 17, 2021
RMはグループのリーダー、J-HOPEはダンスリーダーとしてグループを引っ張る存在。2人は年齢で言うとグループの中でちょうど真ん中ですが、そんな2人がグループをまとめる役割を担っているというのはおもしろい構成ですね。
2人ともデビュー前の練習生期間が長く、RMが約2年9カ月、J-HOPEが約2年6カ月もの間、練習生として過ごしてきました。
練習生時代は新しい候補生が1人入ってくると誰か1人が抜ける、という過酷な環境だったそうなので、そんなつらい環境を仲間として共に乗り越えた2人の絆が深いのも納得ですね。
2人は同い年ということもあって、仕事仲間というよりは気軽な友人のような関係を築いています。
「メンバーの誰と旅行にいきたい?」という質問に対して、RMは「誰でもいいけど、J-HOPEだと最高」、J-HOPEは「RM!同い年の友達といきたい」と答えたこともありました。
また、2人は相手の好きなものをよく理解しているようで、お互いが相手のために同じアイテムを購入してしまったことも。
RMがとてもレアな人形を買おうとした際に「J-HOPEも欲しがるはず」と2個購入したら、なんとJ-HOPEも同じものをRMと自分用にと2個買っていたそうです。2人の友情を感じる素敵なエピソードですね。
そんな仲良しクサズですが、普段から常に一緒にいるという感じではなく、近すぎず離れすぎずな距離感を保っている印象です。カメラの前で2人がじゃれあうようなことは滅多にありません。
BTSの7人がハワイを旅した「BON VOYAGEシーズン2」では、2人で街を歩いていたときに「手でも繋ぐべきかな」と試してみるも、一瞬で「いやこれは違うな(笑)」と手を放してしまっていました。ベタベタするのは苦手なようです。
距離感が近すぎるBTSメンバーのじゃれあいを見慣れていると感覚がおかしくなってきますが(笑)、J-HOPEとRMは20代男性のリアルな友人関係という感じですね!
もしリーダーを任せるならJ-HOPE!RMを常にサポート!
普段は友人のような気楽な関係の2人ですが、仕事においてはお互いをリスペクトし、支え合っているようです。
とくに、リーダーとして大変な役割を担っているRMに対して、J-HOPEがサポートにまわることが多いよう。J-HOPEはBTSの影のリーダーとも言われていますよね。
今や世界的スターへとなったBTSのリーダーというポジションは、かなりの重圧だと思います。そんなリーダーの大変さを、J-HOPEは強く感じているのでしょう。「RMの足りないところを埋められる友達になりたい」と話したこともありました。
RMも、「ほかのメンバーにリーダーを任せるならJ-HOPE」というほど、J-HOPEのことを信頼しています。「J-HOPEはグループの精神的な支え」と話したこともありました。スタッフへのケアなど、RMの気が回らないことをしてくれるのがJ-HOPEだそうです。
また、海外での活動でもJ-HOPEがRMをサポートする姿がよく目撃されます。
アメリカなど英語圏での活動では、英語が得意なRMが活躍しますよね。RMがいることで、通訳を介さずにコミュニケーションをとることができるのはグループにとって大きなメリットですが、その分RMの負担は大きくなってしまいます。
J-HOPEはそんなRMの負担を少しでも減らそうと、英語の勉強を頑張っているそうです。「In the SOOP シーズン2」でも部屋で熱心に英語の勉強をしていました。
英語のインタビューではJ-HOPEも積極的に英語でコメントをしていますし、身振り手振りを加えていつも以上にハイテンションでリアクションをとっていますよね。それも、RMに頼りがちになってしまう場を盛り上げるための行動なのではないでしょうか。
また、通訳係に疲れたRMを気遣い、J-HOPEがRMのマイクを取り上げたこともありました。
ある英語でのインタビューで、ジミンの言葉を訳そうとしたRMが言葉に詰まってしまいます。するとJ-HOPEはすかさず、通訳に「あなたが訳して」と指示。
うまく訳せず申し訳なさそうな表情を浮かべるRMですが、J-HOPEはそんなRMの膝をぽんと叩いてRMのマイクを取り上げます。「もう訳さなくていいよ」という優しい気遣いですね。
もちろん、BTSのメンバーは全員がお互いを気遣い、サポートし合いながら活動をしていますが、J-HOPEとRMはとくに強い信頼関係で結ばれているようですね。
クサズの2人が協力し合ってグループをまとめてくれるからこそ、ほかのメンバーも安心して活動できるのではないでしょうか。まさにBTSのリーダー&影のリーダーですね。
いつも冷静でBTSを自分を分析してる我らがウリリーダーのナムさん、メンバーの些細な心の機微に気が付き支える影のリーダーホソクさんがお互いを見て楽しく笑ってるこの笑顔が好きなんよ…クサズよ永遠なれ… pic.twitter.com/Tvyw9CfejR
— ヨナ (@teav__001) August 22, 2021
2人の感動エピソード
ここからは、J-HOPEとRMの絆がよくわかる感動エピソードをご紹介します!
2人の絆を語る上で欠かせないのは、練習生時代にJ-HOPEがBTSの候補生から外れてしまったときのエピソード。
候補生から外れると聞かされたJ-HOPEは、事務所を辞めることを決意し、ジョングクが泣いて止めるのも振り切って宿舎を出て行ってしまいます。
それを知ったRMは、事務所のスタッフに「僕たちにはチョンホソク(J-HOPE)が必要、チョンホソクがいないとグループではなくなってしまう」と必死に説得。そのおかげで、J-HOPEはグループに戻ってくることになりました。
練習生時代は候補生が常に入れ替わる環境だったため、RMはそれまでも多くの候補生が事務所を去るのを見送ってきたはずです。
それでもRMは、J-HOPEが事務所を去るのだけは耐えられなかったようですね。RMにとって、J-HOPEがどれほど重要な存在だったかがわかります。
練習生という立場で事務所の決定に意見をするのはなかなか難しいことだと思いますが、そうまでしてでもJ-HOPEを引き留めてくれたRMがいたからこそ、BTSはいまの7人でデビューできたんですね。
続いては、RMのステージネームに関するエピソード。デビュー当時、RMはラップモンスターという名前で活動していました。
しかし、2017年にRMへの改名を発表。改名の理由として、ラップモンスターという名前が長すぎること、名前をつけた当時の音楽と今後作っていきたい音楽がそぐわなくなってきていることを挙げました。
改名発表のコメントでは、「約5年間使ってきたステージネームに愛着もある」「長い間悩んだ」と葛藤を明かしていました。
そんなRMの葛藤をそばでみてきたJ-HOPEは、V LIVEの配信でRMの改名について言及。「横で(悩んでいるのを)みてきた友達として、愛情を持って僕がたくさんRMと呼ぶ」と話しました。
また、メンバーが新しい名前にまだ慣れず、RMをラプモンと呼んだ際には、「まだラプモンって呼んでるの?」と冗談っぽくたしなめたことも。
J-HOPEは自分のステージネームについて、「HOPE(希望)という名前が今の自分を作ってくれた、名前によって人格が変わった」と話したこともありましたし、名前の重要性をより強く感じているのかもしれません。
たくさん悩んだ末に改名をして不安だったであろうRMの気持ちを汲んで行動するJ-HOPEの優しさを感じます。
J-HOPEの脱退やRMの改名など、相手が不安を抱えているときに真っ先に手を差し伸べる、2人の関係が素晴らしいですね。
🐯 형들우정영원하라 pic.twitter.com/edqsUrWaey
— 방탄소년단 (@BTS_twt) August 9, 2017
まとめ
今回は、J-HOPE&RMのコンビ、クサズについてご紹介しました。
カメラの前ではそれほど愛情表現をしない2人ですが、お互いが相手のことを思いやり、絶大な信頼を置いているのがわかりましたね。
そんな2人がリーダー&影のリーダーとしてグループを支えているからこそ、BTSメンバーも安心してグループ活動ができているのかもしれませんね。やっぱりクサズは最強コンビです!
最後までお読みいただきありがとうございました。