個人での活動も目覚ましいBTSですが、やはり7人揃っての活動を心待ちにしているARMYは多いのではないでしょうか。
2022年でデビュー9年目となり、メンバーという垣根を超えて家族のような関係のBTS。ジンの兵役の見送りにも全員が揃い、本当の家族のように結ばれている関係だということがわかりますね。
そんな仲が良い7人ですが、実はお互いに不満を抱えていた時があったのをご存知ですか?不満といっても些細な可愛らしいものですが、実は本人は深刻だったのかも…?
メンバーそれぞれの不満エピソードをご紹介します。実は深刻な不満だったのか?それとも面白おかしく受け止めているのか? 一緒に探ってみましょう。
SUGA→ジミン
2021年2月のYouTubeチャンネル「BANGTANTV」で、ジミンに対するSUGAの不満が明らかになりました!
公開された「BE-hind Story」は、メンバーのひとりがインタビュアーとなって、他のメンバーと音楽について語るというものでした。
SUGAがインタビューをしたメンバーはテテ。テテのミックステープの話題から始まり、アルバム「BE」、楽曲「Blue&Gray」の制作秘話など、当時の楽曲について、2人が穏やかな雰囲気の中で語り合いました。
#SUGAJIMIN
2019 09 06 pic.twitter.com/eM06agSfGZ— fn_ry.04 (@ny_naranya31) June 9, 2019
「Fly To My Room」制作時のエピソードを語る場面では、SUGAの不満が飛び出します。
曲中のラップパートがジミンには低すぎて、メンバーそれぞれのキーを調整する場面があったのだとか。ジミンに合わせるために、キーを上げざるを得ない状況になったのでしょうね。
ジミンやジンの高音は美しくてとっても魅力的ですが、低音ラップを操るSUGAとは確かにキーが違うのかも。SUGAが高音で歌うのが苦手なのはARMYもご存知の通りですよね。
収録曲「Terpathy」もキーがだいぶ上がった、と言うSUGAに、テテが「ジミンさんにビデオレターをどうぞ」と投げかけます。
するとSUGAは「ジミンさんのキーが高すぎるのが問題だから、反省してください」と笑いながら言いました。
ARMYのために良いものを届けたい、という想いからSUGAのこのような悩みが湧き出てくるのでしょうか。でも笑いながら冗談ぽく言っているので、きっと満足する楽曲ができあがったのでしょうね!
https://youtu.be/4T6oiXKDPyIジョングク→RM
意外にも、末っ子ジョングクからリーダーRMへの、ささやかな不満を感じる時期があったようです。
それはデビューしてから数年間、宿舎に住んでいた頃のこと。スターになった今ではそれぞれの自宅に暮らしているBTSですが、7人で暮らしていた時期もあれば、2人や3人で住んでいたこともあります。
2015年、7人で暮らしていた最初の2部屋のアパートから、メセナポリスという複合施設の居住スペースに引っ越しをすることになり、そこでテテとRMが同室になります。
FESTA2015の「見えるラジオ」というコンセプトの放送の中で、DJのSUGAを中心にルームメイトの話題になります。
彼らってビジュアルはもちろんだけどアーティストとしての才能が本当ピカイチだよね
今の彼らは努力あっての彼らだけど努力だけじゃ「あの月が夜空を1人で背負ってる」なんていう歌詞は絶対思い浮かばない。その歌詞を例えば…と思いついたようにジョングクが話していたけど
#グクナム #bts #BTS pic.twitter.com/SNEBFxbZOi— かぼ田 (@kkabota_) August 16, 2021
「ルームメイトは好きだけど、ほかの部屋がうらやましいときがある」というSUGAの質問に、身に覚えがある人は目を閉じて手を挙げなければなりません。
するとジョングクがそっと手を挙げます!そして匿名のはずなのに、ジョングクがRMに不満があることがバレてしまいました!
RMのおかげで毎日音楽が聴けると、RMを褒める発言をするジョングクですが、J-HOPEに「床に服が散らばってるのはいいの?」と聞かれ、ジョングクは正直に「日々物が増えていくんです。」と告白しました。
RMに対する不満がついつい出てしまったジョングクが、とっても可愛い瞬間でした。整理する時間がないのと部屋が狭いからというRMの理由も、当時は仕方がなかったのかもしれませんね。
RMは楽曲制作などで忙しかったでしょうし、当時の部屋は他のメンバーの部屋に比べて狭かったのだそうです。
およそ2年ごとに引っ越しをしているBTSですが、この次の引っ越し先ではジョングクは1人部屋になったようですね。
https://youtu.be/YyC1yi-D2fIテテ→ジミン
同い年で兄弟のように仲の良い親友のテテとジミンですが、近い存在だからこそ不満が起こることもあるかもしれませんね。
SuperJuniorのラジオ番組へ7人揃って出演した際、テテがジミンへの不満を明かしました。「踊りがうまいからって自慢したらダメだぞ。」とジミンに不満があることを告白します。
9/5、クオズの日
ジミンちゃんを1人にしないためにその年の年末に生まれたと話すテテ。
テテが辛い時にはいつでも傍にいてくれるジミン。
いつでもくっつき虫な2人は最高のソウルメイトいつかこの叫び声がやむとき
お互いが隣にいてほしい。永遠に。
#BTS #クオズ #テテジミン pic.twitter.com/a9G8nQzVOl— Ayaちゃん (@JIMIN13_Aya31) September 5, 2021
テテがジミンに不満を覚えたのはダンス練習の時。ジミンの視線を感じ、「ジミンが僕を見ながら踊ってる。」と思うテテ。
するとジミンが途中で踊るのをやめてしまうのだとか。なぜやめてしまうのかとダンスの先生がジミンに聞くと、「テテが間違えている。」と言ったそうです。
反対に、ジミンにみられていることがストレスだというテテ。ダンスを間違えていないのにジミンにそう言われてしまうのは、テテには不満だったのかもしれませんね。
ジミンの言い分はというと、テテが目立ちたがり屋だからダンスがとても目立ってしまうのだそうです。普通の振り付けでもテテが踊ると間違っているように見えたのでしょうか。RMもテテのダンスがきらびやかなんです、と付け足します。
BTSのダンスはシンクロしていてそれがとってもカッコいいのですが、ARMYはご存知の通り、実はメンバーそれぞれの個性が出ているのも魅力です。
テテのダンスは表情豊かだったり時には余裕をみせたりと、テテらしさ満点のオリジナリティが感じられるダンスですよね。自分の魅力を十分に理解していて、魅せ方を知っているからこそのパフォーマンスなのでしょう。
BTSのダンスは十分シンクロしていて美しいのに、もっと揃えようというジミンのプロ意識の高さなのでしょうか。
ささやかなようで深いテテとジミンの不満でしたが、家族のような親友同士だからこそ不満も言い合える関係が素晴らしいですね。
https://youtu.be/v35rP8xRMmUテテ→ジン
こちらも仲良し兄弟のテテとジンですが、他メンバーの可愛らしい不満とは違う、真剣に取り組む姿勢から生まれた不満がありました。
お互いへの不満をぶつける場面があったのは、2017年、アメリカでのWingツアー初日の舞台裏。ドキュメンタリー番組「BTS:Burn The Stage」EP.4の中で、テテがジンに意見をぶつけます。
怪我しないかを心配してるの変わってなくて嬉しいよ
怪我せずに健康でいてくれてありがたいと思えるのって無償の愛でしかないよなあ
やらかしがちなのかもとも思って過保護発動
(前もこのツイしたけどストーリー見てこのシーン思い出したから仕方ないよね?#テテジン #taejin #vjin #WeLoveYouJin pic.twitter.com/uzY1SF4BTY— RAMY⁷⭐️ (@jintae12430) December 14, 2022
ステージに上がる数分前、「もっと素早く動かないと」と、立ち位置への移動の速さについてジンに言いました。するとジンは「やっている」「お前は文句ばかり言う」と言い合いになってしまったのです。
不穏な空気が流れる中、RMが叱咤し仲裁に入り、ジンは先に謝り長男らしさをみせます。それでも緊迫した状況に変わりは無く、ステージの後に話し合いが行われました。
冷静になり穏やかに話し合いが行われ、メンバーの助けも借りつつ、喧嘩は終息。お互いが歩み寄って仲直りをすることができたテテとジンでした。
普段はわちゃわちゃとじゃれ合い仲良しなメンバー同士でも、時にはぶつかることもあるようですね。パフォーマンスを大切にしている彼らだからこそ、完璧なステージを作り上げたい気持ちの表れかもしれません。
そして不満をぶつけても信頼関係があるから真摯に向き合うことができるのでしょうね。BTSの絆の深さと、プロとしての姿勢を知ることができたエピソードです。
ダンスを間違えたメンバー→J-HOPE
いつも太陽のように兄弟たちを見守るJ-HOPEも、意外にもメンバーから不満を訴えられる場面があったようです。
休止以来10カ月ぶりに再会した「RUNBTS」の「2022 SpecialEpisode」で、メンバーがJ-HOPEへの可愛い不満を吐き出していました。
お互いをどれだけ知っているかを当てる一心同体ゲームをするのですが、このゲームの実技部門で、お題を体全体で表現することになります。
「振り付けを間違えたときJ-HOPEと目が合った」というお題が出されると、「1、2、3!」の合図で6人がとったリアクションは皆同じ!鼻の下が伸びた状態でJ-HOPEを見る、というものでした。
「これはみんな経験があるよ!」とSUGAやRM。再び一同が共感して、自分が間違えたときのリアクションをしてみせ、大いに盛り上がったのです。
きっと全員が、ダンスを間違えたらついダンスリーダーのJ-HOPEの反応をうかがってしまうのでしょう。
ダンスリーダーとして、グループのダンスレッスンを指導したり振り付け制作に加わったりするというJ-HOPE。
いつもニコニコと明るい笑顔で兄弟たちと戯れているイメージのJ-HOPEですが、レッスン中やステージ上で厳しい表情をみせる時があるそうですね。
BTSのパフォーマンスを完璧なものに仕上げるために、ピリッとした空気を出すJ-HOPEの存在は必要なのかもしれませんね。メンバーのささやかな不満にも、ニコニコと太陽のような笑顔のJ-HOPEなのでした。
https://youtu.be/wtVKQDEZoF0https://meren-mint.com/uploads/content/image/7148/Eimu2QBUwAEUb-6.jpg
まとめ
メンバーへの可愛らしい不満がある反面、プロとしての本気度が垣間見える不満もありましたね。ネガティブな問題も、完璧なパフォーマンスのために吐き出して解決できる、とても良い関係のBTSです。
現在個人の活動も精力的なBTSですが、再び全員揃っての活動をARMYは楽しみにしていることでしょう。素敵なチームワークでのパフォーマンスを魅せてくれるはずです。