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【あすなろ白書】はどんなドラマ?出演者の現在は?

皆さんは「あすなろ白書」というドラマをご存知でしょうか?

「あすなろ白書」は1993年10月11日から12月20日までフジテレビ系の「月9」枠で放送されました。

「あすなろ白書」は女子大生・園田なるみたち5人の男女の大学生活を描いた作品で、主人公園田なるみと恋人、掛居保との恋愛模様を中心に、サークル「あすなろ会」での二人を取り巻く友情や恋愛を描いた青春群像劇です。

今観ると意外な方が出演していたりして少し驚かされます。

そこで、今回はこの「あすなろ白書」に出演していた女優・俳優の皆様の現在についてご紹介したいと思います。

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あすなろ白書はどんなドラマ?

「あすなろ白書」は柴門ふみさんのコミックを原作としたドラマで20歳を過ぎて成人になったとはいえ、なかなか大人になりきれない若者たちの、若さゆえの悩み、喜び、そして時の流れの重さや大切さを丁寧に描いた青春群像劇です。

誰でも一度は経験するであろう甘く、そして切ない若者たちの心の叫びが伝わってくるような作品です。主題歌は藤井フミヤさんのソロデビュー曲「TRUE LOVE」。一躍大ヒットしました。また、全編を包み込むように流れるS.E.N.S.の音楽もドラマにぴったり。

劇中で木村拓哉さんが石田ひかりさんを後ろから抱きしめるシーンが話題になり、木村拓哉さんの「俺じゃダメか」というセリフとともに、後ろから抱きしめる「あすなろ抱き」、いわゆるバックハグが流行りました。

平均視聴率は27.0%、最終回は31.9%という高視聴率からも人気の程がうかがえます。

出演者の現在は?

木村拓哉さんの甘いセリフと「あすなろ抱き」が話題になった「あすなろ白書」。

主要なキャストとして出演していた女優・俳優の皆様は現在どうされているのでしょうか。

石田ひかり(園田なるみ)

主人公・園田なるみを演じた石田ひかりさんは1986年「妻たちの課外授業Ⅱ」で女優デビュー。多くのドラマ、CMなど に出演。また、水泳が得意なため芸能人水泳大会にも出場し、大活躍しました。1987年、「エメラルドの砂」でアイドル歌手デビューも。

石田ひかりさんは大林宣彦監督の映画「ふたり」「はるか、ノスタルジイ」に主演し、女優として大きく飛躍することになります。そして、NHK連続テレビ小説「ひらり」ではヒロインを演じます。

2001年、当時NHK大阪放送局ディレクターの訓覇圭(くるべけい)さんと結婚。2003年に長女、2005年に次女が誕生します。

その後も多くのドラマ、映画に出演。2020年は「監察医 朝顔」「きょうの猫村さん」2021年は「DOCTORS〜最恐の名医〜2021新春スペシャル」などで活躍しています。

石田ひかりさんは2021年現在、鎌倉に住んでいますが、それは2人の娘さんの学校の関係らしいですね。夏には海辺から見た虹や青空の写真をSNSに投稿。その素晴らしさをたたえる反応がたくさん寄せられています。

夫がリモートワークのため、以前より家族で過ごす時間が増えたと語る石田ひかりさん。自粛期間中は夫や子供たちが主婦業を手伝ってくれたため、自分は普段は作らないちょっと変わった料理にも挑戦したそうです。楽しそうな光景が思い浮かびますね。

 

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筒井道隆(掛居保)

アルバイトをしながら大学に通う苦学生・掛居保を演じた筒井道隆さんは「あすなろ白書」や「君といた夏」でアイドル的な人気を博し、「トレンディドラマを代表する俳優の一人」と評され、多くのグラビアやインタビューにも登場しました。

名前が一文字違いのため 作家の筒井康隆さんと間違われることもあるそうですが、血縁関係は一切ありません。

筒井道隆さんは自転車が趣味で「チーム・トーゲ・ジャパン」に所属し、その一員として世界中のレースに出場。アルプスの山々を7日間自転車で走り続けるヨーロッパの大会では、日本人として初めて完走するほどの実力の持ち主です。

筒井道隆さんは2021年現在独身です。過去には女優の夏川結衣さん、田畑智子さんとの熱愛も噂されましたが、スクープされたわけでも報道されたわけでもなく、単なる噂かもしれません。

自転車に忙しい筒井道隆さんですが、2022年1月スタートの「ミステリという勿れ」に出演、冷静沈着で頭が切れる警部を演じます。この作品は本人が出演を熱望したとのことで「君といた夏」以来27年ぶりの「月9」枠出演です。

木村拓哉(取手治)

お調子者だが根は優しい、取手治を演じた木村拓哉さんは1993年当時SMAPのメンバーとして活躍中。「あすなろ白書」以後「若者のすべて」などに出演し、俳優として一躍注目を集めます。

その後「ロングバケーション」「HERO」「GOOD LUCK!」など主演するドラマがどれもヒット。フジテレビの「月9」作品では10作で主演を務めています。また、1996年には冠番組「SMAPxSMAP」が放送開始しました。

その後も順調にドラマ、映画、歌番組と幅広く活躍しますが、2016年12月31日をもってSMAPが解散。以降はソロタレントとして現在に至っています。

木村拓哉さんと歌手の工藤静香さんは2000年に結婚。長女・心美(Cocomi)さんと次女・光希(Koki)さんが誕生。2021年現在、娘さんは二人ともモデルとして活躍しています。木村拓哉さんの誕生日には、それぞれ幼い頃の家族写真を投稿し、祝福しています。

2021年、ドラマ「教場Ⅱ」に出演。あの最恐の教官・風間が帰ってきます。そして、2022年放送予定の全編英語の大型国際ドラマ「THE SWARM」にも出演。慈善家で海洋問題に取り組む日本人アイト・ミフネを熱演しています。

 

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西島秀俊(松岡純一郎)

松岡財閥の御曹司・松岡純一郎を演じた西島秀俊さんはドラマ「悪魔のKISS」「あすなろ白書」で注目を集め、1994年「居酒屋ゆうれい」で映画初出演。1990年代は多くのテレビドラマに出演し人気を得ます。

西島秀俊さんは「チーム・バチスタシリーズ」「MOZU」「きのう何食べた?」などに主演し、2021年はドラマ「シェフは名探偵」「真犯人フラグ」「おかえりモネ」などに出演。2022年配信予定の「仮面ライダーBLACK SUN」にも南光太郎役で出演します。

2014年に元コンパニオンの森あやかさんと結婚。森あやかさんが結婚を強く望んでいたと言われていますが、西島秀俊さんがその強い想いに応えたのかもしれません。それにしても、こんなにカッコイイ旦那さんが毎日家に帰ってきたら、それは嬉しいですよね!

2021年現在西島秀俊さん夫妻には2人の男の子がいます。西島秀俊さんは以前テレビ番組で、「子供を寝かしつけていると一緒に寝てしまうので、夜やっていたことを朝6時に起きてやるようになった」と語っています。お子さん優先のいいお父さんですね。

かつて「細マッチョな男性芸能人」で1位に輝いたこともある西島秀俊さんは、多くの作品の中で鍛え上げられた肉体を披露しています。その秘密は、高級ジムに通い、パーソナルトレーナーをつけ、さらに移動は自転車、隙間時間も筋トレとストイックな生活にあります。

 

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鈴木杏樹(東山星香)

外交官を目指している才女・東山星香を演じた鈴木杏樹さんは歌手としてイギリスに渡り、1990年英CBSからKAKKOという名前で「We Should Be Dancing」をリリース。セカンドシングルリリース後に湾岸戦争勃発による治安の悪化を懸念して帰国します。

帰国後は女優として「あすなろ白書」「若者のすべて」「なつぞら」「相棒」などに出演。CM14本に出演した時期もあり「CM女王」の異名も。

「ミュージックフェア」の司会を1995年から2016年まで務め、歴代司会者の中でも最長の20年半に及びます。

藤井フミヤさんはデビュー前の鈴木杏樹さんとロンドンで出会っていたそう。現地の知り合いの家に鈴木杏樹さんが住んでおり、その後自分が主題歌「TRUE LOVE」を提供した「あすなろ白書」に鈴木杏樹さんが出演していて驚いたと語っています。

2020年、文春砲により 浮気報道がされて以来、特に女性を敵に回してしまった感がある鈴木杏樹さん。2021年現在の仕事はニッポン放送の「オールナイトニッポンMUSIC10」のみのようです。やはり、あの報道でイメージダウンしてしまったのでしょうか。

テレビや映画に出ることを待ち望んでいるファンもいるはず。今後に期待しましょう。

 

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加賀まりこ(掛居みつ子)

掛井の母・みつ子を演じた加賀まりこさんは小学生の時古本屋で「マルキ・ド・サド撰集」を愛読したという、ぶっ飛んだ小学生でした。 そして、映画で観たオードリー・ヘプバーンの髪型にするため一人で美容院にいくほど早熟な子供だったそうです。

1960年に路上でスカウトされ、ドラマ「東京タワーは知っている」でデビュー。1964年に主演した映画「月曜日のユカ」におけるナイトクラブの女性の演技は素晴らしく、この作品は加賀まりこさんの代表作の一つと言われています。

それ以降も加賀まりこさんは数え切れないほどのドラマや映画に出演しています。2021年、54年ぶりに主役を務める映画「梅切らぬバカ」が公開されました。自閉症の息子とその母親の絆を温かく描いた作品です。

2021年11月、加賀まりこさんは「徹子の部屋」に出演した際 、約18年一緒に暮らすパートナーとの写真を公開。今の生活について「楽ちんでものすごく楽に息ができる。地味だけど穏やかに暮らしています。本当に奇跡的です」と語っています。

入籍に拘らず、事実婚を選んだ加賀まりこさん。波瀾万丈な人生を経て「今の自分が一番好き」と言い切っています。世の中の楽しいことや辛いこと、全てを経験してきた加賀まりこさんの言葉には非常に重みが感じられます。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「あすなろ白書」に出演した女優・俳優の皆様の現在に迫ってみました。

5人の男女の恋愛模様を描いた青春群像劇「あすなろ白書」。今やビッグになった方々のフレッシュな演技がいいですね。このドラマがきっかけでブレイクした方もいます。

1990年代の作品ですが、現代に通じるものも多く、登場人物たちのセリフにも懐かしさと共に、親近感が湧きます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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