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【ポケベルが鳴らなくて】はどんなドラマ？主要キャストの現在は？

 

突然ですが、皆さんはポケベルを使ったことありますか？

ポケベルとはポケットベルの略で、ビジネスマンや若者のコミュニケーションツールとして一世を風靡しました。

ちょうどポケベルが流行っていた頃放送されたドラマが「ポケベルが鳴らなくて」。タイムリーなタイトルですが、このドラマはご存知でしょうか。

「ポケベルが鳴らなくて」では、タイトル通りこのポケットベルが主人公たちの重要な連絡用ツールとなっていて、ストーリーの中でも極めて重要な役割を果たしているのです。

今回はドラマ「ポケベルが鳴らなくて」に出演した女優・俳優の皆様の現在についてご紹介したいと思います。

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ポケベルが鳴らなくてはどんなドラマ？

「ポケベルが鳴らなくて」は1993年7月3日から9月25日まで日本テレビ系列で放送されました。

「ポケベルが鳴らなくて」は妻子あるサラリーマンと32歳年下の女性とのラブストーリーとそれがもとで崩れていく家庭を描いたドラマです。

緒形拳さん扮する水谷誠司が父として、夫として、そして男として葛藤する姿とその恋愛が夫婦、親子、家族にどんな変化を与えていくのかが克明に描かれた「ポケベルが鳴らなくて」。見応えのある作品となっています。

主要キャストの現在は？

タイムリーな内容とタイトルで話題になった「ポケベルが鳴らなくて」。主要なキャストとして出演していた女優・俳優の皆様は現在どうされているのでしょうか？

緒形拳（水谷誠司）

育未と不倫関係を持つ水谷誠司を演じたのは緒形拳さん。新国劇の看板俳優・島田正吾さんに見出された、日本を代表する名優の1人。1965年NHK大河ドラマ「太閤記」の主役に抜擢され、翌年の「源義経」では弁慶の役で出演。2年連続大河ドラマ出演を果たします。

1968年ドラマ「必殺仕掛人」シリーズの藤枝梅安を演じて好評を博し、映画「必殺必中仕事屋稼業」にも出演、鬼気迫るクールな演技は絶品です。

以降、映画「鬼畜」「砂の器」「復讐するは我にあり」「楢山節考」など日本映画史上、名作と呼ばれる多くの作品に出演し、映画界に確固たる地位を築きます。しかし、2008年、体調が急変し手術を受けますが、10月5日に亡くなります。享年71歳。

緒形拳さんの長男・緒形幹太さんは現在俳優として映画、ドラマに多数出演。2015年には書家「幹山」としてデビュー。また次男の緒形直人さんも俳優として活躍中。大河ドラマ「信長　KING OF ZIPANGU」で主役を務めました。妻は女優の仙道敦子さんです。

2007年、NHK大河ドラマ「風林火山」に上杉謙信役で出演したGACKTさんは世間から「イメージが違う」などど言われたそうですが、その時に優しく励ましてくれたのが、共演した緒形拳さんだったということを語っています。ほっこりするエピソードですね。

「エ・アロール」で緒形拳さんと共演した豊川悦司さんも緒形拳さんに心酔する俳優の1人。いまだに緒形拳さんが書いた「向上心」という書を自宅に飾り、撮影時には持ち歩いて励みにしているとのことです。多くの人に慕われていたことがわかります。

 

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裕木奈江（保坂育未）

水谷誠司と不倫関係になる保坂育未を演じた裕木奈江さん。1990年、「曖・昧・Me」に主演して本格的に映画デビュー。その後ドラマ、CM、などで活躍。「ウーマンドリーム」で歌手としても本格的に活動を開始し、アルバム8枚をリリースします。

1992年「北の国から’92巣立ち」で脚光を浴び、翌年「ポケベルが鳴らなくて」では不倫により、相手の家庭を壊してしまう役を演じて社会現象を巻き起こしましたが、自然体な演技が女性からの共感を得られず、裕木奈江さん自身がバッシングを受けたりしました。

2006年、クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」に「NAE」名義で出演。以後ハリウッド映画に出演するときはこの名前を使用。またデヴィッド・リンチ監督の作品にも出演しています。

2018年、YouTubeチャンネルを開設。そして目黒BLUES ALLEY JAPANで「裕木奈江30周年記念ONE NIGHT LIVE with吉川忠英・斎藤ネコ」を開催。名曲「たなばた」などを披露しました。

人気絶頂の時にアンチが増えて、バッシングされた時期もありましたが、裕木奈江さんは現在ロサンゼルスに住んでいます。そして、今後はクエンティン・タランティーノ監督の作品に出演したいと語っています。

2018年、久々の連続ドラマ「FINAL CUT」に出演。この時はファンから「素直に嬉しい。お帰りなさい」など好意的なメッセージが寄せられました。ファンって本当にありがたいですね。今後もどんどん出演して欲しいものです。

 

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裕木奈江は現在ハリウッドへ！干された理由はバッシングと秋元康？裕木奈江さんといえば、は90年代前半に「北の国から」や「ウーマンドリーム」などに出演し、大ブレークした女優さんです。 また、歌手としても人気があり、デビューシングル「硝子のピノキオ」が大ヒットしました。 そんな裕木奈江さんが日本の芸能界を干されていて、現在はハリウッドで活躍されているという噂があるようです。 干された理由と言われているバッシングや、秋元康さんとの関係についてもまとめてみました。...

坂井真紀（水谷梢子）

誠司の長女で育未とは高校の同級生で親友、水谷梢子を演じた坂井真紀さん。1992年にドラマデビュー、歌手としても活躍しています。

「ポケベルが鳴らなくて」以外にも多くのドラマ、映画、CMなどで活躍。バラエティ番組「ココリコミラクルタイプ」には番組開始からレギュラーとして参加、同番組の看板女優となっています。

2009年に写真家の鈴木心さんと入籍、2011年に女の子を出産しますが、2020年に離婚します。

デビュー以来コンスタントにドラマなどに出演している坂井真紀さん。2020年は「LINEの答え合わせ〜男と女の勘違い」「危険なビーナス」2021年は「オリバーな犬、(Gsh!!)このヤロウ」「ソロモンの偽証」などに出演しています。

かつてネット上では坂井真紀さんについて、「老けた？」「劣化した？」などと話題になっていましたが、これは「危険なビーナス」出演時の役が57歳の叔母と言う設定だったことから、老けた印象を持たれたのかもしれません。

現在も年齢を重ねた落ち着きと可愛さを持ち合わせた女優として人気のある坂井真紀さん。今後もたくさんのドラマで活躍してくれることを願います。

 

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池田聡（水谷和也）

誠司の長男で梢子の兄、水谷和也を演じた池田聡さんは、1986年「モノクローム・ヴィーナス」でレコードデビュー。この曲はCMのタイアップもあり、「ザ・ベストテン」に6週ランクインするヒットとなります。

1987年、「濡れた髪のlonely」で日本レコード大賞金賞を受賞。デビューアルバム「missing」も優秀アルバム賞を受賞します。持ち前の都会的センスあふれる作品です。

1990年代以降も「思い出さない夜はないだろう」などのヒットを飛ばし、中西圭三さんらとのユニット「ICE BOX」伊勢正三さんとのユニット「IS」など多くの企画に参加して活躍。良質なAORサウンドを生み出していきます。

池田聡さんは現在もシンガーとして活躍中。2021年、年末から2022年、年始にかけて各地でライブが行われる予定です。 2021年には35周年記念の新曲「溺れる魚」をリリースしました。まさにAORの復活といっても良いでしょう。

池田聡さんの公式YouTubeチャンネル、オフィシャルサイトには気になる情報も満載！ぜひチェックしてください。

阿木燿子（水谷麗子）

誠司の妻で 和也と梢子の母、水谷麗子を演じた阿木燿子さん。日本を代表する作詞家の1人で、夫はミュージシャンの宇崎竜童さんです。大学時代に軽音楽クラブで宇崎竜童さんと出会ったそうです。まさしく運命の出会いですね。

1971年、宇崎竜童さんと結婚。1975年、宇崎竜童さんのダウン・タウン・ブギウギ・バンドに書いた「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は大ヒットします。

その後も阿木燿子さんが作詞し、宇崎竜童さんが作曲すると言うコンビで数多くのヒット曲を生み出していきます。特に山口百恵さんの全盛期から引退までのヒット曲の多くは、このコンビの作品です。

阿木燿子さんは女優としても、「ポケベルが鳴らなくて」の他に幾つかのドラマや映画に出演し、 独特なスローテンポと相まった、魅力あふれる大人の女性を演じました。

2020 年はNHK BSプレミアム「今聴きたい　郷ひろみ〜究極のベストソング〜」に出演。

夫の宇崎竜童さんとも素晴らしいパートナーシップを築き、2021年は金婚式を迎えるそうです。出会いから長い年月が経っていますが、相変わらずの仲の良さ、理想の夫婦といった感じで、羨ましいですね。

 

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金山一彦（木戸耕一）

梢子の同級生、木戸耕一を演じた金山一彦さんは、映画「シャコタン・ブギ」「稲村ジェーン」などに出演。ドラマ「おヒマなら来てよネ！」では中山美穂さんの相手役も務めました。それ以降は主にオリジナルビデオ、バラエティー番組で活躍しています。

1996年、タレントの芳本美代子さんと結婚、女の子をもうけますが、2013年に離婚を発表しました。

2014年に「行列のできる法律相談所」の生放送で弁護士、大渕愛子さんとの再婚を発表しました。現在2人の間には3人の子供がいます。

 

イクメンぶりが評判になった金山一彦さん。しばらく育児休暇を取っていたため、俳優業引退かと噂されましたが、現在は仕事に復帰しています。

2020年はドラマ「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON4」「ランウェイ24」他、映画、舞台で活躍しています。

料理上手で有名、料理の本まで出している金山一彦さん。特にチャーハンは絶品との評判です。そして、インスタグラムでは金山一彦さんのレシピをお手本にして作っている人が多数います。

 

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高橋克典（田所恭平）

育未の元恋人、田所恭平を演じた高橋克典さんは、1993年、「抱きしめたい」で歌手デビュー。その後俳優業もはじめ、「サラリーマン金太郎」「特命係長　只野仁」などのヒット作に出演。2020年、大河ドラマ「麒麟がくる」にも出演しています。

2004年にモデルの中西ハンナさんと結婚。男の子が1人います。

2人の出会いは、高橋克典さんの音楽関係の友人がセッティングした合コンだったそうです。その席で高橋克典さんは中西アンナさんに一目惚れしたのですが、中西アンナさんの高橋克典さんに対する印象は、マイペースで感じの悪い人だったとのこと。

しかし、その後ゴールインしたところを見ると、お互いに理解し合えたのでしょうね。高橋克典さんのシャイな性格が当初は「マイペースで感じが悪い」と思わせたのでしょう。

高橋克典さんは2019年にブログで体調不良を公表していました。病名は公表されていませんが、ストレスと過労ではないかと言われています。現在は回復しているのでしょうか。

歌手であり、3歳からピアノの英才教育を受け、クラシック音楽にも精通している高橋克典さん。ETVの「らららクラシック」では司会を務めています。ご両親も音楽家だったので、その血を引いているのですね。

2021年はドラマ「ひきこもり先生」「広域警察」「明治開化　新十郎探偵帖」などにも出演。また、日本テレビ系列の「ZIP!」のパーソナリティーも務め、大人の魅力をたっぷりと見せてくれます。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか？

大ヒットしたドラマ「ポケベルが鳴らなくて」に出演した女優・俳優の皆様の現在について紹介させていただきました。

「ポケベル」と言う言葉の響き、懐かしいですね。あの頃の記憶が呼び起こされたりもします。スマホに比べたら不便に思われますが、ドラマの中で使われていたように、当時は重要なコミュニケーションツール。必死で覚えたりしました。

出演した皆様の現在も多彩で興味深いものです。そして、主演の緒形拳さんがいらっしゃらないのは非常に残念ですが、私たちの記憶には名俳優としてずっと残っています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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