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【家なき子】大ヒット作・家なき子はどんなドラマ？出演俳優・女優の現在は？

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皆さんは「家なき子」というドラマをご存知ですか？

「家なき子」は小学生の主人公が、理不尽な家庭環境の中でも困難に負けずに生きていく姿を描いた物語です。

「家なき子」の劇中のセリフ「同情するなら金をくれ！」はブームになり、その年の新語・流行語大賞に選ばれました。

また、劇中の過激な暴力やイジメのシーンが批判の対象となり、その内容に関しては社会的な議論も巻き起こしました。

そんな「家なき子」ですが、今となってはとても懐かしい方も出演していました。そこで今回はこの「家なき子」に出演していた女優・俳優の皆様の現在についてご紹介したいと思います。

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家なき子はどんなドラマ？

「家なき子」は主人公の少女がさまざまな困難にもめげずに、逞しく生きていく姿を描いた作品です。

内容に関しては議論の的になったこともありましたが、菅井きんさんの強烈で、インパクトのある演技も話題になります。

ドラマ「家なき子」劇場版「家なき子」ドラマ「家なき子2」の3部作構成になっていて、ドラマ第1作は平均24.7%、最高37.2%、第2作は平均22.5%、最高31.5%という視聴率を獲得しました。

エンディングテーマは中島みゆきさんの「空と君の間に」でした。今でも歌い継がれる名曲ですね。

出演女優・俳優の現在は？

感動的なストーリーでもあり、また過激な内容が社会的な議論も巻き起こした「家なき子」。

それでは、出演していた女優・俳優の皆様の現在に迫ってみましょう。

安達祐実（相沢すず）

「家なき子」の主人公であり、小学6年生の相沢すずを演じた安達祐実さん。2歳の時に子育て雑誌でモデルデビューし、その後子役としてCMなどで活躍。ハウス食品のカレーのCMでの「具が大きい」というフレーズは流行りました。

「家なき子」で12歳とは思えない演技力で脚光を浴びた安達祐実さん。2005年にスピードワゴンの井戸田潤さんと結婚、女の子を授かりますが、2009年離婚。その後2014年にカメラマンの桑島智輝さんと再婚します。

安達祐実さんは2014年に映画「花宵道中」で 20年ぶりに映画に主演しました。この時の哀しい花魁の姿は美しいの一言です。

2020年にはドラマ25で放送された「捨ててよ、安達さん。」ではじめて本人役を演じました。そして現在まで多くのファッション誌の表紙を飾っています。

2021年、40歳になる現在も安達祐実さんはいつまでも容貌が変わらないと、若い女性たちから脚光を浴びています。以前、雑誌「VOCE」のYouTube公式アカウントで公開したセルフメイク動画の再生回数はあっという間に500万回を突破したそうです。

安達祐実さんは2021年、30年間在籍していたサン・ミュージックを退所するとのことです。そして、独立後も女優として真摯に一生懸命仕事を続けていくとコメントしています。これからも応援したいですね。

 

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内藤剛志（相沢悟志）

戸籍の上では継父だが、実は血の繋がった父親・相沢悟志を演じた内藤剛志さん。「家なき子」で主人公をいじめる酒浸りの父親を演じ、同作品が高い視聴率を獲得したため、知名度も上がりました。

それ以降、1995年から2001年にかけて、主演・助演問わず、27クール連続でドラマに出演するという日本新記録を樹立し、 ドラマに欠かせない存在となり、「連ドラの鉄人」と呼ばれます。

「科捜研の女」シリーズの武藤要、土門薫そして「警視庁・捜査一課長」シリーズの大岩純一はすっかりおなじみになっていますね。

笑顔が素敵で、見た目の通り優しい性格の内藤剛志さん。妻は一般人で帽子のデザイナーの方です。大学浪人時代に予備校で知り合ったそうです。勉強と恋愛を両立していたのですね。きっと家庭でも奥さんに優しく接しているのでしょう。

内藤剛志さんの娘は大学卒業後、スタジオジブリに入社し、アニメーターとして活動しているということです。内藤剛志さんは「千と千尋の神隠し」に出演していますが、本人曰く、娘さんはコネではなく実力で入社したとのこと。

2021年現在もドラマ、CMなどで活躍を続ける内藤剛志さん。今後も目が離せません。

田中好子（相沢陽子）

すずの母でサトシの妻である、相沢陽子を演じた田中好子さん。伊藤蘭さん、藤村美樹さんとともに「キャンディーズ」のメンバーとして一世を風靡。1973年のデビュー曲「あなたに夢中」以降4曲目の「なみだの季節」まではリードボーカルを務めます。

田中好子さんは1978年のキャンディーズ解散以降、1980年に芸能界へ復帰します。ソロ・シングルとアルバムを発表した後女優として活躍します。

1989年映画「黒い雨」で主役を演じ、数々の主演女優賞を受賞。この頃から演技派女優として頭角を表し始めます。「家なき子」以降は「ちゅらさん」などに出演しました。

1991年、夏目雅子さんの兄、小達一雄さんと結婚。その縁もあり、田中好子さんは、夏目雅子ひまわり基金他の福祉活動もしていました。

1992年に乳がんが発見され、治療、再発を繰り返していましたが、2011年、55歳で亡くなります。

しかし、キャンディーズのメンバーとしてたくさんのヒット曲で私たちを楽しませてくれ、多くのドラマや映画で活躍した田中好子さんはいつまでも私たちの心の中で生き続けると思います。

保阪尚希（片島智之）

すずの担任教師、片島智之を演じた保阪尚希さん。 (旧芸名:保坂尚希、保阪尚輝、保坂尚輝)1986年、「この子誰の子？」への出演で注目され、1992年、映画「パテオ」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

保阪尚希さんは、1990年代多くのドラマ、映画に出演。萩原聖人さん、福山雅治さんとともに「新・平成御三家」などと呼ばれたイケメンです。

映画の共演がきっかけで、女優の松雪泰子さんと交際していましたが、当時保阪尚希さんは一般女性と結婚していたそうです。この一般女性とは離婚し、松雪泰子さんとの交際を続け、結婚も期待されましたが、残念なことに破局してしまいました。

保阪尚希さんは、1996年に女優の高岡早紀さんと2度目の結婚。2児をもうけますが、高岡早紀さんと布袋寅泰さんの不倫関係が原因で、2004年に離婚します。

数多くのドラマに出演していた保阪尚希さんですが、現在は年商10億円を誇る通販王になっています。自ら立ち上げた通販会社「保阪流」で一番の人気商品は電子レンジの調理器具「ラ・クッカー」。

自身、「ジュニア野菜ソムリエ・フードアナリスト」の資格を持っていて、野菜や肉、魚を美味しくヘルシーに食べられるようにするために開発したとのこと。また、現在は「イランビジネス」も始めていて、次は「ガス王」を目指しているのでは？とも言われています。

シングルファザーとして2人の子供を育てる保阪尚希さんですが、元レースクイーンの石川加奈子さんと交際しているそうです。再婚の予定はなさそうですが。

 

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京本政樹（黒崎 和彦）

非正規の闇医療で荒稼ぎする外科医、黒崎和彦を演じた京本政樹さん。中学2年の時にジャニーズ事務所にスカウトされますが、バンド活動に夢中になっていたため、最終的には断りました。もし、入所していたらどうなっていたでしょうね？

京本政樹さんは1985年「必殺仕事人Ⅴ」の組紐屋の竜役で大ブレイク。以後、時代劇俳優としてその名が浸透します。

1984年、シングル「I Can’t Say」でレコードデビュー。ライブ活動も精力的に行い、日比谷野音、中野サンプラザのステージにも立ちますが、やがて、俳優と歌手の両立、ロック歌手としての活動と時代劇音楽とのギャップに悩み、音楽活動を休止します。

2005年には本格的に音楽活動を再開。アルバムを発売し、各地でのインストアライブ、ZeppTokyoでのライブも行いました。そして、2014年には歌手活動の集大成でもあるCDボックスを発売します。

京本政樹さんの妻はアイドルグループ、きゃんきゃんのメンバー、山本博美さん。現在は芸能界を引退しています。息子はSixTONESの京本大我さん。お父さん似のイケメンです。「滝沢演舞城2013」では初共演しました。

京本政樹さんは現在はあまり時代劇には出演していませんが、音楽活動やバラエティ番組などで活躍しています。

あの髪型は昔と変わらず、京本政樹さんのトレードマークになっています。夫婦仲も円満のようなので、今後も変わらないことを願っています。

 

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小柳ルミ子（園田京子）

すずの外縁の伯母、園田京子を演じた 小柳ルミ子さん。1971年「わたしの城下町」で歌手デビュー。160万枚の大ヒットとなり、オリコン年間シングル売り上げチャートで第1位を記録。日本レコード大賞最優秀新人賞も獲得します。

その後もアイドル歌手として、「瀬戸の花嫁」「京のにわか雨」など続々とヒットを飛ばし、天地真理さん、南沙織さんらとともに当時「三人娘」と呼ばれました。(のちに「新三人娘」とも呼ばれます)

アイドル時代を卒業してからも「星の砂」「お久しぶりね」などのヒットを飛ばし、1971年から1988年まで、18年間連続で「NHK紅白歌合戦」に出場します。

小柳ルミ子さんは女優としても活躍し「誘拐報道」「白蛇抄」で高い評価を受けます。また、志村けんさんとのコントや「8時だヨ！全員集合」などバラエティ番組でも活躍しました。

小柳ルミ子さんは筋金入りのサッカー・マニア。睡眠時間を削ってまで、テレビや配信動画で年間2000試合を観戦しているそうです。サッカーを知ったのは、2002年の「日韓ワールドカップ」のベッカムフィーバーの頃ということです。

その後メッシ選手と出会った小柳ルミ子さんは、彼のプレーや人柄に魅了されサッカー通になっていきます。Jリーグはもちろん、海外の試合もチェックします。

2021年のメッシ選手移籍の報道には「脳みそグチャグチャだ」と心境をつづっていましたが、正式決定後はようやく現実を受け止められたようです。また、自身初のサッカー書籍も出版し、記念イベントにも出席しています。

 

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菅井きん（田畑光江）

悟志の債権者であり、借金の棒引きの代わりにすずの身を買い取った窃盗団の元締め、 田畑光江を演じた菅井きんさん。1951年、映画「風にそよぐ葦」でデビュー。以降、数々の作品に出演し、日本の映画やドラマには欠かせない名脇役となります。

1973年、ドラマ「必殺仕事人」で中村主水(藤田まことさん)を「婿殿！」と大声でいびる姑・中村せんの役で出演。必殺シリーズを語る上で欠かせない存在となり、確固たる地位を築きます。そして、「家なき子」での鬼のような演技が話題になりました。

夫は映画プロデューサーとして「砂の器」「八甲田山」などを手がけた佐藤正之さんで、2人の間には女の子が1人います。

菅井きんさんは80代になってからも精力的に女優業をこなし、2008年。映画「ぼくのおばあちゃん」で82歳にして映画初主演！世界最高齢映画主演女優としてギネスに申請し認定されました。本人はピンと来なかったらしいのですが、めでたいことですね。

2010年、NHK大河ドラマ「龍馬伝」映画「瞬　またたき」への出演を最後に、女優として事実上引退。ご本人によると、自宅で転倒して骨折し、自分の足では歩けなくなったためとのことでした。

その後2014年に情報番組に出演し、インタビューを受けるなど元気な姿を見せましたが、これが公の場での生前最後の姿となってしまいます。

そして、2018年、心不全のために92歳の生涯を閉じます。まさに日本映画の歴史とともに歩んできた人生でしたね。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか？

「同情するなら、金をくれ」という流行語まで生まれたドラマ「家なき子」。今改めて観ると、安達祐実さんがあまり変わっていないことに驚いてしまいます。

過激な内容も含んでいたために、社会的な議論も巻き起こした話題作「家なき子」。当時の世相を映し出している部分もありますね。

出演していた皆様の現在の姿も様々ですね。活躍している人たちがいてホッとする反面、もう2度と会えない人もいて、寂しい気もします。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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