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【ハケンの品格】はどんなドラマ?出演者の現在は?

ドラマ「ハケンの品格」は第1シリーズが2007年1月から放送され、2020年4月には第2シリーズが13年ぶりに放送されましたが、新型コロナウイルスの影響で収録が一定期間中止になってしまい、放送が延期されたことでも話題になりました。

今回は「ハケンの品格」がどんなドラマで、メインキャストの現在はどうなのかをご紹介いたします。

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ハケンの品格はどんなドラマ?

2007年1月10日から3月14日まで放送された第1シリーズ、2020年6月17日から8月5日まで放送された第2シリーズは、日本テレビ系列の「水曜ドラマ」枠、22:00から放送されたドラマです。

どちらのシリーズも主人公は、篠原涼子さん演じる大前春子という派遣社員。第1シリーズでは人材派遣会社「ハケンライフ」から、東京丸の内にある老舗食品商社「S&F」の営業部マーケティング課に派遣されました。

春子はあらゆる資格を持ち、特Aランクの評価を受けるスーパーハケンで、愛想はないものの、仕事は勤務時間内に必ず仕上げ、担当以外の仕事はしない・休日出勤や残業はなしという条件の元、仕事に打ち込み会社に舞い込むトラブルを次々と解決していくお話です。

2007年から13年ぶりの放送となった第2シリーズでは、かつての勢いを失ってしまった「S&F」の営業企画課課長となった里中健介が、特Sランクにパワーアップした大前晴子を「S&F」に呼び戻すところからお話はスタートします。

出演者の現在は?

13年ぶりに第2シリーズが放送されて、2022年現在で2年の月日が経ちました。豪華キャストの現在はどうなっているのか、ご紹介していきます。

篠原涼子(大前春子)

 

1973年8月13日生まれでドラマ放送当時は34歳、2022年現在48歳の篠原涼子さんは、愛想がないがあらゆる資格を持つ、特Aランクの評価のスーパーハケンである主人公「大前春子」を演じました。

ジャパン・ミュージック・エンターテインメントに所属しており、1989年に「月間デ・ビュー」に掲載された現事務所のオーディションに合格してから、歌手、女優として活躍されています。

90年代には歌手デビューをし、バラエティ番組で人気を博した後に、代表曲「恋しさと せつなさと 心強さと」を小室哲哉さんプロデュースにより、ダブルミリオンを記録する大ヒットを打ち出し、レコード大賞で優秀賞を受賞し、紅白歌合戦の出演も果たします。

私生活では2005年に俳優の市村正親さんと結婚し、2008年に第一子を2012年には第二子を出産しましたが、2021年に市村さんとの離婚が発表されました。

2022年現在の篠原涼子さんは、ドラマ、映画、CMなどで活躍されていて、2022年5月24日から販売になったシャンプー、「Perle Savon(ペルル セボン)」をプロデュースされており、YouTubeでは商品について自らお話しされています。

小泉孝太郎(里中賢介)

大前春子が派遣された「S&F」の営業部マーケティング課の優しい主任「里中賢介」を演じたのは、小泉孝太郎さんです。

1978年7月10日生まれでドラマ放送当時の2007年は29歳で出演しており、2022年現在で43歳になり、イザワオフィスに所属し、ドラマに映画、吹き替え、ラジオ、CMなどで活躍されています。

小泉孝太郎さんの父親は、「感動したっ!」で有名な第87〜89代内閣総理大臣を務めた小泉純一郎さん。

弟は、第27代環境大臣で、2019年にフリーアナウンサーの滝沢クリステルさんと結婚された、小泉進次郎さん。親戚にも政治家や実業家が揃うエリート一族の一人です。

大学を中退後、2000年に開催されたオーディション「21世紀の石原裕次郎を捜せ」に応募するも180cmに身長が届かず、落選。父である小泉純一郎さんが内閣総理大臣に就任すると、芸能事務所から声がかかり、芸能界入りを果たしました。

2002年にテレビドラマ「初体験」で俳優デビューを果たし、その後数多くのドラマ、映画に出演され、2022年はフジテレビ系情報番組「ポップUP」やTBSの「モニタリング」にレギュラー出演されるなど、俳優業だけでなく幅広く活動されています。

勝地涼(浅野務)

 

「S&F」の営業部入社一年目の新入社員「浅野務」を演じたのは、勝地涼さん。

1986年8月20日生まれで、ドラマ放送の2007年当時は、21歳で、2022年現在は35歳となり、フォスタープラスに所属し、テレビドラマをはじめ、映画、舞台、CM、アニメ、音楽活動もされている俳優さんです。

芸能界入りのきっかけとなったのは、母親が経営する生花店で行われたドラマの撮影で、見学をしていた勝地涼さんに瀬戸朝香さんの担当マネージャーからスカウトされ、芸能事務所に所属することになりました。

2000年のドラマ「千晶、もう一度笑って」で俳優デビューを果たし、2013年では大ヒットしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で前髪クネ男ことTOSHIYA役で一度だけ出演し、その後2014年に宮藤官九郎プロデュースで歌手デビューしました。

 

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2018年に元AKB48の前田敦子さんと結婚し、長男が誕生しましたが、2021年4月に離婚を発表し、2022年現在では、お互い変わることなく芸能活動を続けています。

そんな勝地さんは2022年8月から講演予定の舞台「世界は笑う」の稽古に入る様子をInstagramで更新していました。

 

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大泉洋(東海林武)

花形部署の販売二課の主任で、派遣社員に偏見や差別意識を持った、ちょっとめんどくさいサラリーマン「東海林武」を演じたのは、大泉洋さんです。

1973年4月3日生まれで、ドラマ放送時の2007年は34歳、2022年現在は49歳で、「水曜どうでしょう」で共演した鈴木貴之さんが初代社長を務めていた、所属事務所はクリエイティブオフィスキューに所属しています。

大泉洋さんは北海道出身で、大学時代に演劇研究会に所属し、森崎博之さん、安田顕さん、戸次重幸さん、音尾琢真さんの4人と「TEAMーNACS」を結成しました。

在学中の1995年10月に北海道テレビの深夜番組「モザイクな夜V3」で「元気くん」として出演し、芸能界デビューを果たし、翌年1996年には「水曜どうでしょう」に出演、名を広めます。

東京に進出してからは、ドラマ、舞台、バラエティ番組、アニメ、ラジオなど幅広いジャンルに出演、2021年にはNHK「紅白歌合戦」の司会者を務め、2022年現在では大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演し、老若男女に知られる芸能人として活躍されています。

「鎌倉殿の13人」公式ページ:https://www.nhk.or.jp/kamakura13/cast/minamoto-yoritomo.html

上地雄輔(近耕作)

春子の進言により、「S&F」のマーケティング課に新たに呼んだパソコンができる派遣社員「近耕作」を演じたのは、上地雄輔さんです。

1979年4月18日生まれで、ドラマ放送時の2007年は28歳で出演し、現在は43歳になり、ジャパンミュージックエンターテイメントに所属し、タレント、俳優としても活躍し、歌手「遊助」としても活動しており、多くのジャンルで活躍されています。

高校時代は野球部で、プロ野球選手の松坂大輔選手とバッテリーを組んでおり、小中学時代には日本代表に選ばれ、高校の推薦では38校もオファーが殺到したほどで、大学進学時も推薦の誘いを受けましたが、芸能界にスカウトされ、俳優となりました。

1999年にTBSのドラマ「L×I×V×E」で俳優として芸能界デビューを果たし、2007年には、フジテレビ「クイズ!ヘキサゴンⅡ」でおバカタレントとしてブレイクし、つるの剛士さん、野久保直樹さんと「羞恥心」というユニットで、2008年に歌手デビューしました。

その後は、2009年に歌手「遊助」として「ひまわり」でメジャーデビューし、2022年現在で32枚のシングル、11枚のアルバムを発売し、2022年3月30日には、アルバム「Are 遊 Ready?」も発売され、歌手としても、俳優としても活躍されています。

 

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安田顕(一ツ木慎也)

春子が所属している派遣会社「ハケンライフ」で働く物腰の柔らかい社員「一ツ木慎也」を演じたのは、安田顕さんです。

1973年12月8日生まれでドラマ放送時の2007年当時は34歳、現在は48歳で大泉洋さんと同じ年齢で、事務所も同じクリエイティブオフィスキューに所属し、「TEAMーNACS」のメンバーで、芸能活動は1993年に北海道のローカルタレントとしてデビューしました。

大学卒業後に就職するも入社10ヶ月で退社し、1998年から、大泉洋さんが出演していた「水曜どうでしょう」に準レギュラーとして出演、2001年には鈴井貴之さんが監督を務めた映画『man-hole』で初主演を果たし、2006年に全国ネットに初出演しました。

その後も、ドラマ、映画、舞台で活躍する中、スタジオジブリ映画「千と千尋の神隠し」や「猫の恩返し」「ハウルの動く城」などで声優を務め、映画「クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」では主人公のサキの父親貫庭玉夢彦の声を務めました。

俳優として、数々の話題作に出演し、硬派な役から個性的な役まで幅広く活躍されていて、その演技力から多くの個性的なCMに出演することも多く、2022年現在でも東京ガスのCMやカメラのキタムラなどでいろんな安田顕さんを見ることができます。

加藤あい(森美雪)

春子の所属する派遣会社「ハケンライフ」の新人派遣社員で「S&F」のマーケティング課に春子と一緒に派遣された可愛いらしいキャラクター「森美雪」を演じたのは加藤あいさんです。

1982年12月12日生まれで、ドラマ放送当時の2007年は25歳、2022年現在39歳になり、2021年までサムデイに所属しておりましたが現在の所属先は明らかになっておらず、芸能活動もされていないようです。

中学3年生で雑誌「ピチレモン」のジュニアモデルを経て上京し、1997年にドラマ「ギフト」で女優デビューを果たしてからは、数多くのドラマに出演しNHK連続ドラマ小説「ごちそうさん」にも出演し、さらに映画やCMに数多く出演されていました。

2000年前後になると、10社以上のCMに出演し「CM女王」と言われるほどブレイク、2015年に7歳年上の一般男性と結婚され、2015年には第一子、2018年には第二子を出産されました。

2022年現在は、旦那さんの都合により海外を拠点に家族で生活をされているそうで、2017年に放送したフジテレビのドラマ「貴族探偵」に出演して以降、映画やドラマには出演されていないようです。

板谷由夏(黒岩匡子)

 

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東海林や里中と同期入社で、仕事のできるキャリアウーマンで派遣差別派の「黒岩匡子」を演じたのは、板谷由夏さん。

1975年6月22日生まれでドラマ放送当時の2007年では32歳、2022年現在では46歳で、アミューズに所属し、テレビドラマをはじめ、舞台やラジオ、CM、吹き替えなどでも活躍されている女優さんです。

福岡県出身で、1994年から「PeeWee」の専属モデルとしてデビューし、1995年にお笑い芸人の博多華丸さんやおたこぷーさんと共にEast Endの「DA .YO .NE」のオマージュでSOUTH END×YUKAとしてシングル「SO.TA.I」をリリースしました。

1999年に映画「avec mon mari」で女優として映画デビューを果たし、フジテレビドラマ「パーフェクトラブ!」から多くのドラマ映画に出演するようになり、広く顔を知られていくようになりました。

2007年にはスタイリストの吉田ひろひこさんと結婚し、2008年に長男、2012年に次男を出産する中、2007年から2018年までの11年間「NEWS ZERO」でキャスターとして務め、2022年現在では、自身のブランド「SINME」を立ち上げ、ディレクターを務めています。

 

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まとめ

2021年に13年ぶりに第2シリーズが放送され、懐かしのキャストが勢揃いし、話題となり、さらにはコロナウイルスの影響で撮影ができず、放送が一時中止になるという歴史も刻まれ、視聴者にはより印象が強く残ったドラマだったのではないでしょうか。

笑いあり感動ありの「ハケンの品格」は、幅広いジャンルで活躍されている俳優さんたちによる素晴らしい演技力で作られていることがわかりました。

また第3シリーズも放送されることを楽しみに待ちたいものです。

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