韓国でも日本でも、絶大な信頼がある役者の1人で安心して観られるドラマなどが多いアン・ジェウクさん。妻は日本でも活躍していた劇団四季の女優です。
そんな2人はスピード結婚をしたのですが、馴れ初めや、結婚についても詳しく調べて見ました。突然の深刻な病気についても併せてご紹介しますので是非ご覧ください。
アン・ジェウクはどんな人?
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- 生年月日:1971年10月30日
- 身長:176cm
- 血液型:A型
アン・ジェウクさんは、1994年に行われた23期MBC公開採用タレントとして芸能界デビューし、デビュー当初は端役と助演をメインに活躍していました。
1997年のドラマ『星に願いを』で高視聴率を記録し、爆発的な人気を集め、こちらのドラマをきっかけに歌手デビューも果たします。劇中で、トップ歌手カン・ミン役で49.3%の最高視聴率を記録し注目されたのでした。
ドラマ『星に願いを』は、中国など様々な国で放送され、アン・ジェウクさんは第1世代の韓流スターとして位置づけられるほどだったんです。
当初は、中国の4大天王に劣らない人気を得て、中国ドラマにも挑戦するなど活発に活動していました。
歌手としても中国や、日本でのコンサートもたくさん行っているアン・ジェウクさんは、演技力にも定評があり今まで演技力論難が一度もなかった俳優として有名なんです。
1997年以降は主に主演作品が多く、30%を超える視聴率のドラマをドンドン出し、悪役を演じても優れた演技力で大衆に愛される俳優として成長していきました。アン・ジェウクさんは「テリウス」というニックネームを持っています。
「テリウス」は日本の漫画『キャンディキャンディ』の男性主人公テリュース・グランチェスターから由来しているようで、こちらの漫画は韓国でも認知度が高く素敵な男性、王子様のようなイメージという意味で使用されていました。
ドラマや映画俳優からミュージカルの舞台にも出演し、歌手でも人気を集め数多くの賞も受賞するマルチエンターテイナーとして注目をされています。
1998年に放映されたロマンス映画『チム あこがれの人』では、1人2役を演じ女装にも挑戦し、本当の女性みたいに自然な感じもあってとても綺麗だと好評だったとか。
こちらの映画は、少年時代からずっと想いを寄せていた友達の姉と近すぎて弟扱いしかされず、ずっと片思いで過ごしてきた男性をアン・ジェウクさんが演じました。
成人してからもその想いは変わらなかったのですが、ある日、姉を怒らせてしまい会うことができなくなった男性は、会いたい一心で女装して近付くことを考えるのです。
そして、女装して何も知らないふりをして近付き仲良くなるのですが、その後も何かと問題が起きるラブコメとなっています。
1998年から1999年にかけて放送されたドラマ『ひまわり』では医師役で熱演し、38%の視聴率を記録し、劇中のキム・ヒソンさんとの呼吸がよく合い韓国医学ドラマの中で最も視聴率の高いドラマとして有名でした。
その年の演技大賞でベストカップル賞と最優秀演技賞がノミネートされましたが、受賞まではいかず惜しまれたのです。
その後、1999年のドラマ『グッバイ・マイ・ラブ』でもキム・ヒソンさんと共演し、視聴率35%を記録して人気を集めました。
2000年のドラマ『バッド・ボーイズ』では、39.1%の視聴率で、同年に出演したドラマ『母よ姉よ』でも高視聴率の41.8%で熱演を繰り広げ、演技大賞でデビュー初の最優秀演技賞を受賞したのです。
この時代は特に引っ張りだこのアン・ジェウクさんでした。
アン・ジェウクが病気で緊急手術
2013年の2月1日に休暇でアメリカへ旅立ったアン・ジェウクさんでしたが3日の夜に突然、食事の席で頭痛を訴えたそうです。すぐに現地の病院に運ばれ緊急手術を受けた結果、くも膜下出血と診断。
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アメリカにはアン・ジェウクさんの事務所の代表の住まいがあったそうで、事務所関係者と食事中に起きた出来事だったようです。
突然、気分が悪くなり嘔吐した後、激しい頭痛が起き救急車を呼んで病院に運ばれ、CTとMRIを撮った後に大きな病院に行く必要があると言われ病院を移動し、約5時間もかかる大手術となりました。
手術後は集中治療室に入ったようですが、手術経過が良く意思疎通や体を動かすことには全く問題がないほど回復も早かったのです。しかし、大きな手術だったので、3、4週間は安静にしていたアン・ジェウクさん。
くも膜下出血は、簡単に言えば脳卒中の一種で深刻な病気で、90%以上の人が後遺症が発生する病気なのですが大手術だったにもかかわらず、幸い経過は良く後遺症なく通常の私生活ができているそうです。
このことについて、本人は天から与えられた第2の人生を生きていると表現。 ただ、手術をアメリカで受けたため病院費が45万ドル(約5800万円)と高額な費用になってしまったのだとか。
もちろんアン・ジェウクさんは有名芸能人なので高品質のサービスを受けた可能性もありますが、それにしても高くてびっくりですね。
アン・ジェウクがスピード結婚!馴れ初めは?
アン・ジェウクさんは、ミュージカル女優のチェ・ヒョンジュさんと2015年の6月1日にソウルのチャンチュンドンにある高級ホテル、バンヤンツリーホテルで結婚をされました。
当時、アン・ジェウクさんが43歳で、チェ・ヒョンジュさんが34歳という9歳離れた年の差カップルで、2人は2014年の10月に韓国で上演されたミュージカル『皇太子ルドルフ』で共演し出会ったのです。
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その後、恋人関係に発展、翌年の3月14日にはプロポーズし、交際半年でスピード結婚する運びとなりました。
稽古中にチェ・ヒョンジュさんの笑顔を見た時に、彼女を手離してはいけないと思ったり、周りの友人が次々に結婚していく中で寂しさも感じ、それは結婚しろということなのかと思ったのだとか。
妻のチェ・ヒョンジュさんは、お嬢様学校と言われている梨花女子大学の声楽科出身で美貌と実力を兼ね備えたミュージカル女優で、デビューが日本の劇団四季からなんです。
劇団四季に在籍中は西 珠美(さい たまみ)という芸名で活動をしていて、2005年の『オペラ座の怪人』や『美女と野獣』などにも出演し、2009年まで劇団四季で活躍されていました。
その後、韓国に帰国し2009年に上演された『オペラ座の怪人』にヒロインであるクリスティーヌ役で再び出演。
結婚する2014年までは活発的に数多くのミュージカルに出演し、結婚後は2016年2月16日に長女のスヒョンちゃんを出産し、2021年3月2日には長男のドヒョン君を出産。出演本数は少なくなったものの現在も活動中です。
アン・ジェウクさんのインスタを見ると、奥さんとの画像も多くラブラブ度がとても分かりますし、お子さんとの画像や動画もたくさんありました。
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今年の2022年5月にあった父母の日にお子さんから貰ったメッセージカードを嬉しそうに持っている画像を投稿している姿もあり、とても幸せそうなアン・ジェウクさん。
良い夫であり、良い父親をしているんだろうなという印象がとてもあります。
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現在について
アン・ジェウクさんは、2016年に出演したドラマ『子供が5人』の後は数年、役者活動をしていなかったのですが、2021年の『マウス』でドラマ復帰をしました。
こちらのドラマでは、サイコパスのハン・ソジュン役を演じ、デビュー27年ぶりに悪役を披露したにもかかわらず、大衆に信じて観られる俳優として多くの人々に認められた作品。
今年2022年もドラマ2作品に出演予定のアン・ジェウクさんなので、撮影などで忙しい毎日を送っていることだろうと思いますが、家族との時間はしっかりとっているようですね。
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まとめ
アン・ジェウクさんの経歴、妻との馴れ初めや、スピード結婚についてご紹介しましたがみなさんいかがでしたか?アメリカで起きたくも膜下出血ですが、後遺症もなく無事に完治して本当に良かったです。
病気は突然来るものも多いので、気を付けようがないかもしれませんが働きすぎず無理せず頑張ってほしいものですね。今後のアン・ジェウクさんの活躍も応援していきましょう。