近年、人気女優のハン・ソヒさんとその母親に関する金銭トラブルが告発されるという事がありましたが、2018年にも韓国では芸能人の家族から借金を返済してもらえないといった被害が次々と暴露される騒動がありました。
今回は、このような騒動によって家族と絶縁していたことが明らかになった韓国芸能人4人を紹介していきます。世界中で愛される少女時代のティファニーさんや演技派女優として名高いキム・ヘスさんなど、意外な方ばかりですので、ぜひチェックしてみてください！
金銭トラブルで家族と絶縁したスター！
【引用】https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2156535
2018年下半期、韓国では芸能人の家族が起こした詐欺や飲酒運転などが次々に暴露され、議論となります。芸能人自身に罪がないにも関わらず、彼女たちのイメージダウンのリスクとなりうるこの問題は、“家族リスク”や“Be Too”と呼ばれました。
女優やアイドルとして華やかに見えるスターたちの中には、この“家族リスク”によって、辛い家庭環境で過ごしたことや、家族と絶縁したことを告白せざるを得なかった人もいたのです。
ハン・ゴウン
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1999年にデビューし、『ロマンスは必然に』や『ミス·マンマミーア』などのドラマに出演してきた女優のハン・ゴウンさん。優雅な雰囲気を醸し出す美貌で、一時は“CMの女王”に君臨するほどの人気を集めていました。
そんなハン・ゴウンさんですが、『トキメキ注意報』に出演し、変わらぬ美しさを披露していた2018年、メディアを通じて「ハン・ゴウンの父親から金銭的な被害を被った」と暴露されたのです。
その告発者によると、40年前にハン・ゴウンさんの父親から担保が必要だと言われ聞き受けたところ、アメリカに移住しており連絡が取れず、借金を返してもらえなかったというものでした。
このニュースを事務所を通じて知ったというハン・ゴウンさんは、メディアへの公式コメントで「アメリカに移民後、父親が原因で家族と別れて暮らし、デビュー後も父親の代わりに債務を返済するなど苦労してきた」と明かしたのです。
さらに、20年以上連絡を取っていなかった父親と、母親の葬儀の時に遺産の相続問題でトラブルになり、結局父親と絶縁したと説明。父親のせいで苦しんでいる方々に申し訳なく感じ、個人的な家庭の事情を公開するという難しい判断を選択したとのことです。
ティファニー
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2007年にデビューし、世界中で愛されたK－POP界のレジェンド・少女時代のメンバーであるティファニーさん。2017年のSMエンターテイメントとの契約終了に伴い、現在はアメリカでソロ活動していますが、少女時代には在籍する形を取っています。
ティファニーさんがソロでデジタルシングルなどを精力的に発表していた2018年、韓国大統領府（青瓦台）の国民請願掲示板に「11年前、フィリピンでティファニーの父親・ファン氏に詐欺にあった」と主張する投稿が寄せられました。
投稿者は「ファン氏がフィリピンで会社を運営するとして約3500万ウォンを支援したが、事業を運営する能力がないことを知りお金を返してほしいと要求すると、逆に脅迫された」と被害を訴えました。
これに対しティファニーさんは、幼い頃から父親によるさまざまな問題で辛い経験をしてきたこと、デビュー後も自分とは関わりのない父親の債務問題のせいで、脅迫を受けたことがあることを打ち明けました。
また、父親自身からも借金を返すように強要され、肩代わりしたこともあったそうで、耐えきれなくなったティファニーさんは、父親との関係を整理し、7年以上連絡を取っていないと、絶縁関係となっていることを伝えたのです。
「父親の金銭問題によって、大切な少女時代のメンバーや周囲の人々に被害が及ぶのではないかと恐れていた」というティファニーさん。そんな恐怖の中でもファンたちに笑顔を見せ続けなければならなかったティファニーさんの苦労は、計り知れませんね…。
チャ・イェリョン
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2019年に放送されたドラマ『優雅な母娘』で主演をつとめ、KBS演技大賞の優秀演技賞や「2019視聴者が選んだ今年の俳優」などを受賞したチャ・イェリョンさん。凛とした姿が美しく、女性からの人気が高い演技派女優です。
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そんなチャ・イェリョンさんも、2018年の“家族リスク”の被害を受けた一人で、父親が特定経済犯罪加重処罰上詐欺の疑いで懲役3年刑を言い渡されていたことを暴露されました。
“家族リスク”論争に乗じて、チャ・イェリョンさんの父親が起こした事件被害者の子供がメディアに告発。父親は債務の返済に応じないどころか、裁判中に示談金を要求してきたと訴えました。
チャ・イェリョンさんはこの告発に対し、「父親の不渡りで家族がバラバラになって以来、15年間父親と会わずに生きてきたが、知らない人が仕事中にやってきて父親の借金を返済するよう求めたり、時には暴行まで受けた」と辛い過去を明かしました。
女優の娘を持つ父親だからという理由でお金を貸したという被害者もいたため、責任を感じ、出演料をそのまま借金返済に充てていたというチャ・イェリョンさん。その総額は10年間で約10億ウォンに上るといいます。
この一連の報道に対して、韓国ではチャ・イェリョンさんを応援する声が殺到しました。『優雅な母娘』が成功を収めたのも、チャ・イェリョンさんが逆境にめげずに、役者として素晴らしい姿を視聴者に見せてくれたからかもしれませんね！
キム・ヘス
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中学生で芸能界デビューしてから30年以上、その圧倒的な演技力で注目を浴び続けているキム・ヘスさん。2022年に配信されたNetflixオリジナルドラマ『未成年裁判』では、51歳とは思えない美貌と重厚な演技で視聴者を魅了しましたよね！
キムヘス主演のNetflixオリジナルドラマ「未成年裁判」面白そうだな
1月配信予定ってことはもうすぐ？
pic.twitter.com/cePpRLk4Uj— (@tulipejaune_tae) January 25, 2022
ベテラン女優としての地位を確立していたキム・ヘスさんですが、“家族リスク”論争が勃発した翌年の2019年に母親の借金未返済疑惑が浮上し、話題となりました。
人気ラジオ番組に寄せられたのは、キム・ヘスさんの母親に借用証までもらって約1億ウォンを貸したにもかかわらず、8年経っても返済してもらえていないというもの。番組への通報者以外にも被害者がおり、合計債務額は13億5000万ウォンに達すると報じられました。
これに対しキム・ヘスさんは法律代理人を通じて、十数年前から母親が金銭問題を起こし、2012年には当時全財産でも賄えないほど莫大な母親の借金を背負ったことや、金銭問題を起こさないと約束を取り付け、母親との関係を切ったことを明かしました。
絶縁後もすでに発生していた母親の金銭問題を、長い時間をかけて解決してきたというキム・ヘスさん。ラジオで明かされた問題は、母親が一人でやったことであり、その事業に介入したことはないという立場を表しました。
さらに、過去に母親に関する訴訟に巻き込まれるも、最高裁でキム・ヘスさんに責任はないという判決が下されたことも述べ、問題の責任は当事者である母親にあると強調。
キム・ヘスさんへの違法な名誉毀損とプライバシー侵害に対しては、やむを得ず法的措置を取るしかないと強固な姿勢で伝えています。
これらの報道を受けても、韓国国民のキム・ヘスさんへの信頼は厚く、非難の声よりも同情が多く寄せられたそうです。
まとめ
今回は、金銭トラブルで家族と絶縁していた韓国芸能人4人を紹介してきました。華やかに見えるスターたちばかりで意外でしたが、辛い素振りを見せずに活動していた彼女たちの凄さを改めて感じることができましたね。
家族との絶縁や借金返済などの辛い過去を乗り越えたスターたちが、さらなる活躍を見せてくれることに期待したいと思います！
