2022年6月からスタートするドラマ「ジンクスの恋人」で主演に抜擢されたナ・イヌさん。爽やかでキュートな笑顔が多くの人の心を鷲掴みにします！
胸の前で両手で熊のぬいぐるみを持っている姿は可愛いの代表ではないでしょうか？よく韓国では可愛い人を天使に例えますがまさに天使のような可愛さです。
爽やかで可愛いを兼ね備えたナ・イヌさんですが実際はどんな方なのか、注目を浴びたあのドラマの代役に決まった経緯などご紹介していきます！
ナ・イヌはどんな人？
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1994年9月17日生まれのナ・イヌさんですがデビューから2019年まで本名の「ナ・ジョンチャン」で活動されていました。
「ナ・イヌ」という名前には「友達のような人」という意味が込められています。名前の通り、親近感のある笑顔ですよね。
笑顔も素敵ですが188センチの長身でスタジオやロケ現場でも目立つようです。そして、10頭身というスタイルですが小顔で足も長くびっくりします。
趣味は日光浴と食べることで、ゲームとギターが特技でインドアなところもありますが体を動かすことも好きなようで自転車に乗ったり、バスケをしたりすることもあるそうです。
幼い頃は9歳からカナダで生活していましたが12歳のとき、ナ・イヌさんはカナダに残りたかったようですが家族の都合で韓国へ戻ります。
韓国へ戻られてからスカウトされオーディションを受けます。結果は不合格ではありましたが大手芸能事務所JYPエンターテインメントでアイドルの練習生として入所しレッスンを受けます。
2年間のレッスンのあと退所となり、現在の事務所へ俳優の練習生1期生として入所しますがしばらくは学業を優先した日々を送っていたそうです。
学業を優先していたのは俳優を本格的に目指すのか悩んでいたからですが子どもの頃に思っていたことを思い出します。
ナ・イヌさんは子どもの頃、ドラマ「ごめん、愛してる」で主演を務めていたソ・ジソプさんを見て「自分もこんな風に演技をしてみたい」と漠然とではありますが憧れを抱いていました。
「演技を力の限りやってみよう」と決心して俳優として歩み始め、2013年にミュージカル「僕らのイケメン青果店」でデビューし、2015年には「輝くか狂うか」でセウォン役でドラマデビューを果たします。
その後、ウェブドラマを中心に出演を重ね、映画「二十歳」ドラマ「サンガプ屋台」などに出演し、2020年に放送された「哲仁王后」に出演したとき次世代俳優として注目されました。
そして2021年にナ・イヌさんを一躍有名にしたドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」の主演降板を受け、代役で主演を務めるのです。
ナ・イヌが代役に至った経緯は？
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ナ・イヌさんが代役を果たした「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、すでに６話まで放送が進んでいたにも関わらず急遽、主役の代役を立てての放送になったのはなぜでしょう？
当初のキャスティングでは主役のオン・ダル役はジスさんでした。ジスさんは2010年のデビュー以降、脇役を積み重ね、2014年韓国とフィリピンの合同作品映画「ソウルメイト」で主演を務めた俳優さんでした。
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発端はネットの書き込みにジスさんからいじめを受けた、ジスさんは校内でもいじめ加害者の中心人物だ、というような内容が投稿されたのです。
数名からもいじめの内容が細かく書かれた投稿が相次ぎました。ジスさんの所属事務所は事実確認をし、被害者から詳細を聞きたいとのコメントを出しますがいじめを受けた側から反発を受けてしまいます。
報道を見たドラマの視聴者からは放送を休止する声やキャスティングを変えての放送を求める声が多数上がり、ドラマの製作陣も対応に追われました。
ジスさんは自身のInstagramで直筆の手紙を投稿し、そこには被害者とドラマ製作陣に向けた謝罪と今の心境を綴っています。
内容は、はっきりといじめを認めると書かれてはいないものの、暗にいじめを認めているような文面です。
次から次へと悲惨ないじめの内容が被害者や同級生から暴露されてしまう事態にドラマの製作陣は頭を抱えてしまいます。
ジスさんはドラマを降板することになりましたが、すでに収録は９割ほど終了してジスさんの部分だけを再編集することは難しく、キャスティングの変更も莫大な費用を要することになるなど問題が残りました。
報道から数日後にドラマ製作陣の決断は、キャスティングを変更して放送を続けることにし、候補の方が数名いたようですが、その中で快く承諾してくれたナ・イヌさんに決定したのです。
トーク番組に出演した際にナ・イヌさんは当時のことを振り返ります。帰宅中に電話で事務所に呼び出され、自分が何か問題を起こしたのでは？と不安な気持ちで事務所に向かったそうです。
事務所に着くと一連の流れを説明され「君が良ければすぐに撮影に参加できる状態」だと選択を迫られます。
ナ・イヌさんは驚き「すでに放送が始まっているドラマの主役を自分ができるのか？」と不安を感じますが「自分が責任を持って最後まで演じきろう」と決断したそうです。
すぐに撮影は開始され、放送予定日が3日後に迫っていた７話もナ・イヌさん主演で放送されました！製作陣もすごいですがナ・イヌさんが台詞を覚え滞りなく演技をしたことに感服です。
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それから1ヶ月で最終回まで撮り直しをおこない、すでにVOD配信で削除されていた1話から6話も視聴者からの熱い要望で撮り直しをしたそうです。
1話から高視聴率を維持していましたが7話で落ち込んだ視聴率も8話から取り戻し、同じ時間帯のドラマでは常に1位を守り続け、最終回まで1位で走り抜けました。
「月に浮かぶ川」は第48回韓国放送大賞ドラマ部門の作品賞を見事獲得し、女性演技者賞も獲得しています。壮大なスケールの脚本と激しい殺陣、純愛のシーンが高く評価されたようです。
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純愛のシーンが何度もありましたが見つめ合う二人の雰囲気や意外にも多かったキスシーンにはドキドキしてしまいました。
韓国でもナ・イヌさんが最初から主演だったのでは？と思えるほどナ・イヌさんの演技が高評価で知名度も人気も上がりました。
兵役や熱愛について
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韓流ファンには有名な韓国での兵役制度ですが、ナ・イヌさんはまだ兵役には行ってないようです。
兵役になると21ヶ月という長い間、芸能界から離れることになるのはファンは寂しい気持ちですね。
しかし、現在の年齢からするとそろそろ兵役に行かなくてはならない年齢なので、せっかく人気が出始め期待が高まっている時期ですがどうなるのでしょうか。
そして気になる恋愛ですが今のところ熱愛報道は出ていません。あまり恋愛についても語られていないのですが理想のタイプは「自分の仕事に一生懸命で自分自身をよくわかっている人」と話しています。
過去のインタビューなど見ても、もしかしたら、自分は自分、貴方は貴方、と干渉しない関係性が好きなのかもしれません。
まとめ
新しく主演ドラマも決まったナ・イヌさんですが、責任感も強く、人一倍努力も惜しまない方ですね。
可愛い笑顔が特徴的ですが周囲に気配りができ、人懐っこい反面、考え事や心配事を抱えてしまいやすいところもあるようです。少しずつ自分を愛していきたいとインタビューに答える一面もありました。
「月に浮かぶ川」は日本での放送は終わってしまいましたがDVDが発売されもう一度見ることができるのでまだ見ていない方もすでに見た方もぜひ見ていただきたいドラマです。
キュートな笑顔と爽やかな印象で幅広い役柄にも挑戦し続けるナ・イヌさんの今後にも乞うご期待です！
