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【韓国ドラマ】日本でリメイクされた韓国のドラマ作品8選!

海外ドラマの日本版いわゆるリメイク作品は結構あります。もちろん韓国ドラマの場合も同様で、日本でリメイクされた事により元祖である韓国版が再び人気になる相乗効果もあるのです。

そこで今回は、韓国で人気になったドラマが日本でリメイクされる事となったドラマ作品8選!をご紹介したいと思います。

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日本でリメイクされた韓国ドラマ

昨今の韓国エンタメ業界のクオリティがあがり良い作品が多くなった事をきっかけに、韓国ドラマリメイクする傾向が増えてきたようです。

今回は日本と韓国の出演者などもまとめてみました。

イケメンですね

2009年韓国ドラマ『イケメンですね』は、日本のみならず台湾などでもリメイクされているほどの人気作です。日本でのリメイクは2011年に放送されています。

【ドラマあらすじ】

シスター修行中のコ・ミニョには双子の兄であるコ・ミナムがいますが、行方不明の母を探すために歌手となっていました。しかし、整形に失敗してしまったミナムはデビューに間に合いません。

そこでマネージャーはミニョに「1ヶ月だけミナムの代わりになって欲しい」と頼みました。悩んでいたミニョでしたが、兄が歌手になった動機を知って、髪を切り男装して兄の代わりをする事にします。

ミナムの代わりに<A.N.JELL>のメンバーとなったミニョですが、シスター修行から突然華やかな世界へと転身した事から、失敗の連続などドキドキする毎日を送っていくなかで、4人の心の変化はどうなっていくのでしょうか。

【韓国版】

日本で翌年に放送されて、話題となった作品です。韓国版では、チャン・グンソクさんが主演しており、<A.N.JELL>のリーダーでギター・ボーカル担当のファン・テギョン役を演じています。

ヒロインには数多くのラブコメに出演しているトップ女優パク・シネさんが、シスターのコ・ミニョ役と、<A.N.JELL>でキーボード・ボーカル担当のコ・ミナム役の双子を演じ一人二役に挑戦しました。

本作品で俳優デビューした<CNBLUE>のジョン・ヨンファさんは、ミナムが女性である事に気づいても秘密にして見守り支えた、<A.N.JELL>のギター担当であるカン・シヌ役を演じています。

子役の経験はありましたが、本作品で本格的な俳優デビューをはたした<FTISLAND>のイ・ホンギさん。いたずらっ子的な立ち位置で<A.N.JELL>の末っ子ジェルミ役を演じています。

イケメンですね』に出演後、ドラマ主演やバラエティで活躍を見せて韓流ブームを加速させていく4人のフレッシュな共演作。もちろん脇を固める俳優陣にも力を入れている、当時の韓流集大成とも言える作品に仕上がっています。

【日本版】

韓国版が大ヒットした事で多くの国がリメイクしましたが、その先駆けとなったのは日本でした。雰囲気は原作に近い物に仕上がっています。

チャン・グンソクさんが演じたファン・テギョン役には、本作品が俳優デビュー作となるジャニーズの<Kis-My-Ft2>の玉森裕太さんが抜擢されました。日本での役名は桂木廉です。

ヒロインであるパク・シネさんが演じた双子のコ・ミニョ役とコ・ミナム役には、NHK朝ドラを終えたばかりの瀧本美織さんが桜庭美子(みこ)と美男(みお)という役名で演じています。

脇を固めるジョン・ヨンファさんが演じたカン・シヌ役を、玉森さんと同じく本作品が俳優デビュー作となる<Kis-My-Ft2>の藤ヶ谷太輔さんが役名・藤城柊で演じました。

イ・ホンギさんが演じたジェルミ役を、ジャニーズ<Hey! Say! JUMP>の八乙女光さんが役名・本郷勇気として演じています。

本作品のドラマ主題歌で<Kis-My-Ft2>もグループとしてメジャーデビューするなど、韓国同様にフレッシュな面々が織りなすラブコメを楽しめるのではないでしょうか。

彼女はキレイだった

2015年ドラマ『彼女はキレイだった』は、2022年の現在も多くのおすすめ韓国ドラマで上位に選ばれるほどの大ヒットドラマです。日本でのリメイクは2021年に放送されています。

【ドラマあらすじ】

幼い頃、裕福な家庭で育ち、成績優秀でルックスも抜群なことから誰からも好かれる様な女の子キム・ヘジン。しかし、大人となった今では、きつい天然パーマとそばかす顔になっており、当時の面影はまったくありません。

定職にもつけずアルバイトの日々。唯一の救いはホテルの支配人をしていてルックス抜群な親友ミン・ハリと同居していて、いつもそばにいて支えてくれる事でした。

ある日、幼い頃に隣の家にいて仲良しだった太っちょのチ・ソンジュンから「会いたい」と連絡がきて、当時のイメージから気楽に再会できるだろうと快諾したヘジン。

しかし、待ち合わせ場所に来たのはスタイル抜群でモデルの様に変化していたソンジュンの姿がありました。恥ずかしくなりハリに代役を頼んだ事から、3人の複雑な関係がはじまっていくのです。

三角関係のギスギス感はなく、親友同士の友情が素敵に描かれている本作品。はたしてどんな結末が待っているのでしょうか。

【韓国版】

完璧な男へと成長したチ・ソンジュンを演じるのは、本作品から立て続けに主演を務め快進撃をはじめたパク・ソジュンさん。本作品がパク・ソジュンさんの出演作品の中でも一番という人も多いようです。

ヒロイン・キム・ヘジンを演じるのは、ドラマ『キルミー・ヒールミー』でパク・ソジュンさんの双子の姉だったファン・ジョンウムさん。どちらのドラマも同じ年なので、共演したふたりに勢いがあったのがわかりますよね。

個人的に本作品で一番素敵な役だと感じたミン・ハリを演じるのは、モデル出身でバラエティやMVなどでも精力的に活動しているコ・ジュニさん。本作品以降は中国での活動など幅広く活躍しています。

そして、本作品のキーマンとなるヘジンの同僚キム・シンヒョクを演じるのは、アイドルグループ<SUPER JUNIOR>のチェ・シウォンさん。多くの主演を務めているシウォンさんの個性がアクセントとなりました。

【日本版】

最終回の中でライブ放送をするなどの話題性を提供した日本版『彼女はキレイだった』ですが、全10話と短くなってシナリオボリュームはやや下がっていたものの、よくまとまっていたという評価のようです。

関西テレビ歴代一位の再生回数を誇ったり、7回もSNSでトレンド世界一位を達成するなど、韓流リメイクの成功例として注目された作品だと言えるのではないでしょうか。

パク・ソジュンさんが演じたチ・ソンジュン役には、ジャニーズ<Sexy Zone>の中島健人さんが、役名・長谷部宗介として演じました。

ファン・ジョンウムさんが演じたキム・ヘジン役には、数多くの作品で主演をしている人気女優の小芝風花さんが役名・佐藤愛で演じました。韓国版のイメージを壊さない様に、髪型もそのまま再現されています。

コ・ジュニさんが演じたミン・ハリ役には、これまた数多くの作品に出演している人気女優の佐久間由衣さんが役名・桐山梨沙で演じました。原作とは違い、ホテルではなくレストランのマネージャーになっています。

そしてチェ・シウォンさんが演じたキーマン・キム・シンヒョク役には、仮面ライダーに出演していた事でも有名なイケメン俳優・赤楚衛二さんが役名・樋口拓也で演じました。

ボイス 110 緊急指令室

2017年ドラマ『ボイス~112の奇跡~』は、韓国では珍しくシリーズ化している作品です。112番は韓国の通報ダイヤルで日本の110番にあたるため、日本リメイクではサブタイトルが110になっています。

【ドラマあらすじ】

イケイケで大胆な刑事ム・ジニョクは数多くの事件を解決する腕利きです。ある日、事件を解決し仲間たちと飲んでいると、妻が何者かに殺されたと連絡が入ります。

仲間の刑事たちが容疑者を逮捕し、物的証拠もある状態で裁判がはじまりました。裁判に通報を受けた警察官カン・グォンジュが証人として呼ばれますが、犯人は別人だと騒ぎだしてしまいます。

この事がきっかけで裁判は延期となり、ジニョクはグォンジュに怒りをぶつけました。そして3年後、逃亡した容疑者を追う事に全てを注いでいたジニョクは、刑事から交番勤務へと降格していたのです。

そこへグォンジュがアメリカ留学で実績を積んで帰国します。グォンジュは通報から生死を分かつと言われる<ゴールデンタイム>専門のチームを作るために、チーム長としてジニョクを推薦しました。

しかし、裁判でいちゃもんをつけたグォンジュを許す事ができず反発していたジニョクですが、通報してきた被害者の声を聞いているうちに自分の刑事としての気持ちが蘇ってきたのでした。

【韓国版】

シーズン1の主人公のひとり刑事ム・ジニョクを演じるのは、時代劇や現代劇など、どんなジャンルでもヒットを飛ばし、演技力にも定評のあるチャン・ヒョクさん。アクションシーンも美しい動きでこなしています。

そしてもうひとりの主人公である通報センター長カン・グォンジュを演じるのは、『ボイス』4シーズンを通して出演しているイ・ハナさん。聴覚が優れているグォンジュ無くして『ボイス』は成り立ちません。

ジニョクを兄貴と慕い、暴走を止めたりするなど支え続ける相棒シム・デシクを演じるのは、『天国の階段』など数多くの作品で子役として活躍したペク・ソンヒョンさん。

【日本版】

日本リメイクは2019年に放送されました。原作の事件を日本の施設などに当てはめて、事件自体は同じ様にしています。放送時間が短いため、さらにスピーディーな展開に手に汗握るのではないでしょうか。

チャン・ヒョクさん演じる刑事ム・ジニョク役には、日本ドラマ界の大御所とも言えるほど有名俳優である唐沢寿明さんで、役名・樋口彰吾を演じました。

イ・ハナさん演じるカン・グォンジュ役には、日本でカッコイイ女優というイメージのある真木よう子さんが役名・橘ひかりとして演じました。

ペク・ソンヒョンさん演じるシム・デシクには、ジャニーズ<NEWS>の増田貴久さんで、役名・石川透を演じました。

他にも原作のキャラに合っている配役となっており、犯人役も原作同様にカッコよく怖い人物になっているので楽しみに見てくださいね。最近ではシーズン2もリメイクされているので、今後もリメイクが続いていきそうです。

知ってるワイフ

2018年ドラマ『知ってるワイフ』は、ファンタジーな要素で結婚とはなにか?と考えさせられる作品となっています。日本リメイクは2021年に放送されました。

【ドラマあらすじ】

偶然の出会いから交際し、やがて結婚したチャ・ジェヒョクとソ・ウジンのふたり。結婚生活も5年が過ぎたころには、明るく元気だった妻ウジンは、日々の生活のストレスからか鬼嫁の様にふるまってしまいます。

その行動を見ていて結婚した事を後悔してしまうジェヒョクでしたが、高速道路を走っているといつしか気を失ってしまいました。目が覚めると自宅のベッドの中で、そこは妻ウジンと出会う前の2006年だったのです。

結婚を後悔していたジェヒョクは、ウジンとの出会いをやり過ごし関わる事をしませんでした。そうしたことで違った未来へと到達するのですが、今度こそは後悔しない結婚生活を送れるのでしょうか。

【韓国版】

物語の中心となり、唯一ちがう時間軸の記憶を持っている主人公チャ・ジェヒョクを演じたのは、韓国トップ俳優として人気の高いチソンさん。ふたつの記憶が混じり合い後悔する様を見事に演じてくれています。

時間軸によって立場が違う最初の妻であるソ・ウジンを演じたのは、メッセージ性のある作品に多く出演されているハン・ジミンさん。ふたつの性格を見事に演じています。

最初の人生でデートの約束をしていたが選択しなかった、違う時間軸で妻となるイ・ヘウォンを演じたのは、ドラマ『スタートアップ』など近年目覚ましい活躍をみせているカン・ハンナさん。

【日本版】

チソンさん演じるチャ・ジェヒョク役には、ジャニーズ<関ジャニ∞>の大倉忠義さんが役名・剣崎元春を演じています。

ハン・ジミンさん演じるソ・ウジン役には、姉妹揃って女優として有名な広瀬アリスさんが役名・木田なぎさを演じています。

カン・ハンナさん演じるイ・ヘウォン役には、『イケメンですね』のリメイクにも出演していた瀧本美織さんが役名・江川沙也佳を演じています。

日本リメイクの場合は結婚すると名字が変わる点が違っているのが特徴で、そういった文化の違いなども見どころです。タイムリープ作品が好きな人には、とても魅力的な内容になっているのではないでしょうか。

サイン 法医学者 柚木貴志の事件

2011年ドラマ『サイン』は、韓国初の医療サスペンスドラマとして様々な事件を解決し、権力に立ち向かっていく内容となっています。日本リメイクは2019年に放送されました。

【ドラマあらすじ】

物語はアイドルグループ<VOICE>のひとりが亡くなった事からはじまります。争った形跡など無かったので他殺なのか病死なのかわからないままとなりました。

科学捜査研究員に運ばれた遺体は、カリスマ法医官ユン・ジフンが解剖と検視する事となります。事実の隠蔽をしようとする動きを察知するなどあるなかコ・ダギョンの手を借り、死因が窒息死で他殺である事をつきとめました。

そんな時にスタイリストが自首し、毒物により殺害したと供述したのです。検察は学科長に再度検視する依頼をし、学科長は「毒物による中毒死」とジフンとは違う死因を発表したのでした。

はたして事実はなんなのか、なぜ隠蔽されてしまったのか、ジフンとダギョンによって真実がどう追求されていくのかが見どころとなっています。

【韓国版】

ドラマ前半では同時間帯のキム・テヒさん、ソン・スンホンさん共演の『マイプリンセス』に負けていましたが、放送毎に視聴率が増えていき、最終的には25.5%もの数字を達成しました。

カリスマ溢れる天才法医学者ユン・ジフンを演じたのは、ドラマ『パリの恋人』で有名なパク・シニャンさん。2008年のドラマ『風の絵師』から3年ぶりとなるドラマ復帰作となっています。

元々は警察検視官でしたがジフンと出会った事で法医官へと転職したコ・ダギョンを演じたのは、映画『カンナさん大成功です』の大ヒットで知名度を高めたキム・アジュンさん。とても難しい役を演じました。

そして、真実を追うふたりの前に立ちふさがる、学科長から院長へと昇格したイ・ミョンハンを演じるのは、多くの下積みを経て1999年ドラマ『ホジュン 宮廷医官への道』の主演で有名になったチョン・グァンリョルさん。

【日本版】

パク・シニャンさん演じるユン・ジフン役には、数多くの映画やドラマ作品に出演されていて、ハリウッド映画にも出演経験のある大森南朋さん。役名・柚木貴志を演じています。名優ですので間違いないですよね。

キム・アジュンさん演じるコ・ダギョン役には、女優だけでなくモデルやグラビア、そして情報番組など幅広い活躍を見せる飯豊まりえさんで、役名・中園景を演じています。

チョン・グァンリョルさん演じるイ・ミョンハン役には、ヤンキー役のイメージからいつしか上司やまとめ役など渋い演技が魅力的になってきた仲村トオルさんで、役名・伊達明義を演じています。

日本リメイクでは役職などが准教授になっているなど違いはありますが、基本的なストーリー展開に変更はなく、結末も韓国同様になっているので見応えも抜群と言えるのではないでしょうか。

TWO WEEKS

2013年ドラマ『TWO WEEKS』は、日本リメイクで主演した三浦春馬さんが亡くなった事もあって、再注目されるなど話題となった作品です。日本リメイクは2019年に放送されました。

【ドラマあらすじ】

天涯孤独のチンピラであるチャン・テサン。ある日、昔の恋人ソ・イネが訪ねてきました。実は8年前にふたりの間に子供ができており、その子が白血病でドナーが必要だと告げられたのです。

突然の告白で困惑してしまったテサンですが、病院で娘ソ・スジンを見た時に不思議と愛情が膨らんでいきます。ドナー検査の結果は適合し、二週間後に移植手術となりました。

一方、テサンのかつてのボスである実業家が国会議員と手を組み、麻薬を密輸する計画をたてていたのです。その計画を愛人に見られてしまったので、実業家は愛人を殺害してしまいました。

その殺害を昔の部下テサンになすりつけた事で警察に捕まってしまいますが、護送中の事故によって逃亡する機会を得ます。手術までの2週間をいかに逃亡し続ける事ができるのでしょうか。

【韓国版】

かつてのボスの策略によって濡れ衣を着せられるも、娘の手術のために必死の逃走劇をするチャン・テサンを演じたのは、役作りにも定評があり<信頼できる俳優>と名高いイケメン俳優のイ・ジュンギさん。

突然テサンの前に現れた元恋人であり、スジンの母親でもあるソ・イネを演じたのは、ドラマ『トンイ』のイニョン王妃など切ない役が印象的なパク・ハソンさん。

実業家を追うと同時にテサンも追っていたが、テサンが無実だと確信し手助けする検事パク・ジェギョンを演じたのは、ドラマ『イブのすべて』の悪女役など男性顔負けな配役で光る女優キム・ソヨンさん。

【日本版】

イ・ジュンギさん演じるチャン・テサン役には、多くの方が悲しみ人気俳優のまま亡くなってしまった三浦春馬さんが役名・結城大地として演じています。

遺作とされるドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』は、シナリオを削った作品となってしまったので、『TWO WEEKS』は最後まで撮影された主演作となりました。

パク・ハソンさん演じるソ・イネ役には、数多くの出演経験があり知名度の高い比嘉愛未さん。役名・青柳すみれを演じています。

キム・ソヨンさん演じるパク・ジェギョン役には、韓国版とは違い若手の起用となったのが印象的だった芳根京子さんで、役名・月島楓を演じています。若手女優ながら多くの出演がある今後が期待される女優さんです。

グッド・ドクター

2013年ドラマ『グッド・ドクター』は、2017年にアメリカでリメイクされるなど、韓国発でリメイクされた作品の中でも珍しい作品といえます。日本リメイクは2018年に放送されました。

【ドラマあらすじ】

サヴァン症候群>とは精神障害や知能障害などを持っている人が、ある特定分野で突出した才能を発揮する症状とされています。パク・シオンは天才的記憶能力と空間認識力が突出していました。

幼い頃に医師チェ・ウソクと出会いシオンは医師を目指す事になります。しかし命に関わる職業なので、マイナス面となる症状が問題となり医師試験は不合格となってしまいました。

合格させたいウソクは、自身の病院でシオンの医師適性を認めさせる検証をさせます。これを利用してウソクを失脚させようと企む人たちが現れるなど、それぞれの思惑があるなか物語は進んでいくのです。

【韓国版】

自閉症でサヴァン症候群のパク・シオンを演じたのは、初出演したドラマ『製パン王キム・タック』から注目され<視聴率王子>と呼ばれるほど話題作を生むチュウォンさん。難しい役柄を演じています。

シオンの純粋さに触れ支えていく研修医チャ・ユンソを演じたのは、引き受けた配役を最大限魅力的につたえると評されるムン・チェウォンさん。本作品でもその実力が発揮されていたのがわかりました。

ウソクの弟子であり、シオンを厳しく指導する副教授キム・ドハンを演じたのは、遅咲きイケメン俳優と言われるチュ・サンウクさん。下積み時代の経験を生かした素晴らしい演技を見せてくれました。

【日本版】

チュウォンさん演じるパク・シオン役には、ドラマや映画での主演も多く、もはや日本で知らない人の方が少ない俳優の山﨑賢人さんが役名・新堂湊として演じています。

ムン・チェウォンさん演じるチャ・ユンソ役には、アジアで大人気のドラマ『のだめカンタービレ』のイメージが今でも蘇るほどのインパクトを残した上野樹里さんで、役名・瀬戸夏美を演じています。

チュ・サンウクさん演じるキム・ドハン役には、『ホタルノヒカリ』で演じたツンデレ上司のイメージからなのか、上司役にはこの人と考えてしまう藤木直人さん。役名・高山誠司を演じました。

シグナル 長期未解決事件捜査班

2016年ドラマ『シグナル』は、実際におこった未解決事件や韓国の社会問題を題材にしているとされている作品です。日本リメイクは2018年に放送されました。

【ドラマあらすじ】

子供の頃に同級生の誘拐事件を目撃したパク・ヘヨン。その事件は未解決のままとなった事をきっかけに、警察へ入りプロファイラーとして歩みだしました。

ある日、偶然壊れかけの無線機を拾ったヘヨンでしたが、無線機は刑事イ・ジェハンと繋がっていて、ジェハンの情報を元に同僚刑事のチャ・スヒョンと共に事件を解決する事に成功します。

しかし、無線から聞こえるジェハンは15年前に失踪しており、スヒョンはジェハンを探し続けているなど問題が複雑になっていきました。はたして物語の結末はどうなっていくのでしょうか。

【韓国版】

天才的プロファイラーでイ・ジェハンと交信し事件を解決に導くパク・ヘヨンを演じたのは、大ヒット映画『建築学概論』で有名なイ・ジェフンさん。悲しい過去を持つ役を見事に演じていました。

先輩イ・ジェハンに好意を抱き、いまも失踪を捜査し続けているチャ・スヒョンを演じたのは、80年代から90年代の韓国ドラマ界で多くの出演作品のあるキム・ヘスさん。

不正を許さない熱血なスヒョンの指導役であった刑事イ・ジェハンを演じたのは、名バイプレーヤーとして数多くの出演作を誇るチョ・ジヌンさん。時間軸が違う難しい役でしたが、違和感がなかったのは名優だからなのでしょうね。

【日本版】

イ・ジェフンさん演じるパク・ヘヨン役には、多くの主演をつとめ色々な役柄で活躍されている坂口健太郎さんが、役名・三枝健人として演じています。無線機の先の相手との難しい演技を見事に演じました。

キム・ヘスさん演じるチャ・スヒョン役には、強い女性の役柄が多いイメージのある吉瀬美智子さんで、役名・桜井美咲を演じています。強い役もチャーミングな役もこなせる素敵な女優さんですよね。

チョ・ジヌンさん演じるイ・ジェハン役には、役作りに定評があり、どんな役柄であっても印象を残す名優である北村一輝さんで、役名・大山剛志を演じています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

韓国版との違いは、全体的に作品が短くなっているのでスピーディーに見る事ができる点だったり、慣れ親しんだ日本語なので映像に集中しやすくなっている点だと思います。

既に韓国版を見ている方でも新しい発見があると思いますし、日本版が面白かった人ならば韓国ドラマの入り口になるので友達に紹介しやすいですよね。

これからも良い作品はどんどんリメイクされて、多くの人が知っていく機会になれば良いと思っています。

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