2006年に放送され高視聴率を記録し、出演者たちも演技大賞や女性最優秀演技賞、男性最優秀賞など多くの賞を受賞したドラマ朱蒙。
今回は、朱蒙のストーリーや出演者たちの現在をまとめてみましたので、見ていきましょう。
朱蒙はどんなドラマ?
朱蒙(주몽)は、2006年5月15日から2007年3月13日まで、韓国のMBCで放送された時代劇ドラマとなり、最高視聴率が52.6%と高視聴率を叩き出します。
写真=https://www.twellv.co.jp/program/korea/chumon/
紀元前108年頃、大帝国を領有した古朝鮮国は隣国の漢により、滅ぼされ、民は漢の圧制に苦しむ日々を送っていました。
国を失った流民を率いて漢に抵抗するヘモス(解慕漱)将軍は戦闘で重傷をしてしまったところ、ハベク族の娘のユファに助けられ、2人は恋に落ち、子供を身ごもり、ユファは男の子を出産、朱蒙(チュモン)と名付けます。
しかしヘモスは再び漢の攻撃を受けて命を落としてしまいます。
それから20年が経ち、チュモンは臆病で無能な王子に育ちました。
写真=https://www.twellv.co.jp/program/korea/chumon/archive-chumon/
そんなチュモンが幾多の出会いと試練を重ねるうちに大きく成長し、高句麗(コグリョ)の偉大な初代大王として歴史に名を残すまでの軌跡が描かれるサクセスストーリーです。
朱蒙出演者の現在は?
2007年に放送を終えて、10年以上経ちますが、朱蒙に出演をしていた俳優の現在はどうなっているのか、見ていきましょう。
ソン・イルグク(チュモン)
チュモンはヘモスとユファの間に生まれましたが、ユファを裏切ったクムワの息子として育てられます。
初めの頃は武芸もろくに出来ない臆病者であり、政治にも興味を示さず遊びほうけていたため、家臣や兄たちからも見離されていました。
しかし、実の父のヘモスと出会い武芸を教わっていると秘めていた才能が一気に開花し、父の遺志を継いで古朝鮮の再興を取り戻すために戦います。
写真=http://macha-hanryuu.jugem.jp/?cid=4
朱蒙の主人公を演じた、ソン・イルグク(송일국)さんは、1971年10月1日にソウルで生まれ、1998年の27歳の時にMBC公開採用タレントに合格し、俳優となりました。
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2016年に放送された「チャン・ヨンシル ~朝鮮伝説の科学者~」に出演をしてから、芸能活動について目立ったニュースはない様です。
また、妻のチョン・スンヨンさんとの間に三つ子の子供がおり、SNSで度々子供の様子を挙げております。
ハン・ヘジン(ソソノ)
死を恐れることなく自らの軍の先陣で勇敢に戦うソソノ。初めは臆病なチュモンを馬鹿にしていましたが、成長をしていくチュモンに惹かれていきました。
高句麗建国を成し遂げ、チュモンと政略結婚し、高句麗王妃となり、韓民族の歴史が記憶する最初の女王となります。
写真=https://www.twellv.co.jp/program/korea/chumon/archive-chumon/
ソソノを演じたハン・ヘジン(한혜진)さんは、1981年10月27日に全羅南道潭陽郡で生まれ、高校在学中に演技アカデミーで演技と映画武術を学び、多くのオーディションに応募し、2002年に日韓合作ドラマ「フレンズ」に合格し、女優でデビューをしました。
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2013年7月に8歳年下のサッカー選手のキ・ソンヨンさんと結婚をし、2015年に娘を出産し、ハン・ヘジンさんのインスタグラムで度々登場。
2017年9月には所属事務所を移籍し、「私の愛、あなたの秘密」や「外出」など今もなお、女優として活躍をしております。
オ・ヨンス(ユファ)
ずば抜けた美貌を持っており、ヘモスと惹かれ合い、チュモンを身籠ったものの、裏切りによりヘモスと父を失いましたが、チュモンを育てるためクムワの側室となったユファ。
写真=https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%B1%E8%92%99/dp/B01G46VGRE
ユファを演じたオ・ヨンス(오연수)さんは、1971年10月27日にソウルで生まれ、1989年にMBC19期公開採用タレントとしてデビューし、雑誌のモデルから活躍をした後、高校3年生の時に演技の道へ変更します。
写真=https://instagrammernews.com/detail/1926742617272171019
女優としてのデビュー作では演技力と清純なビジュアルで話題を集めて一気にスターとなり、1998年にはソン・ジチャンさんと結婚しますが、結婚後も女優として真価を発揮しました。
最近では2022年に放送の「軍検事ドーベルマン」に初の女性師団長となる陸軍第4師団の師団長ノ・ファヨン役を演じ、ひときわ異彩を放っており、現在も女優として第一線で活躍をしております。
チョン・グァンリョル(クムワ)
クムワはヘモスと一緒に漢に抵抗をしていましたが、漢に屈服しヘモスを裏切り、ヘモスを慕うユファを側室として迎え入れ、チュモンを自分の子供として育てました。
写真=https://www.twellv.co.jp/program/korea/chumon/archive-chumon/chumon-030/
クムワを演じたチョン・グァンリョル(전광렬)さんは、1960年2月11日に韓国で生まれ、1980年TBCタレント公募に合格をして俳優の道を進みましたが、しばらく売れない時代を過ごします。
写真=https://noritter.com/article/jeon-kwangryeol-profile
しかし、1999年に韓国ドラマ史上、高視聴率を記録した「ホジュン 宮廷医官への道」の主役に抜擢をされ、一躍有名となりました。
2016年に放送された「テバク」の撮影中に落馬事故に遭いましたが、大きな怪我ではないようで、すぐに撮影に復帰。
そして、2022年には「ジンクスの恋人」に出演をし、貫禄のある演技で圧倒的な存在感をアピールし、出演者のソン・サムジュンさんと完璧なシンクロ率を見せて披露する演技にも関心が高まっております。
キム・スンス(テソ)
扶余国王クムワの第一王子で、能力的には優秀ですが、クムワの愛を受けたチュモンやユファを激しく敵視し、権力を勝ち取ることに執念を燃やします。
クムワから王位を継承され、クムワの死後はその遺志を継ぐ事を決意。
写真=https://www.shochiku-tokyu.co.jp/program/4337/
テソ役を演じたキム・スンス(김승수)さんは、1971年7月25日にソウルで生まれ、大学を卒業後1997年にMBCの26期タレントとしてデビュー。
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2000年以降はメインキャストとしてのドラマ出演が増え、2021年に放送された「ショーウィンドー:女王の家」では、医学界のノーベル賞と呼ばれるガードナー賞を受賞した精神医学科専門医の役を演じております。
バラエティー番組にも積極的に出演をしており、料理の腕前も披露しました。
ウォン・ギジュン(ヨンポ)
クムアの息子でテソの弟で、お酒と女が好きですが、勇敢に敵を切り倒したり、コミュニケーション能力が高く、テソと共にチョンモを敵視しております。
写真=https://www.twellv.co.jp/program/korea/chumon/archive-chumon/chumon-035/
ヨンポを演じたウォン・ギジュン(원기준)さんは、1974年2月12日に韓国で生まれ、1994年のSBS4期公開採用タレントでデビューしました。
写真=https://hanryu-lab.com/6229/
2006年に結婚をしましたが、性格の不一致で離婚。その後、2013年に一般女性と再婚をし、世間からの関心を避けるために秘かに結婚式を挙げたそうです。
多くのドラマに出演をし、最近では、2020年に放送された「輝け!きらびやかなボクヒの人生」に主人公の夫役で出演をしており、今もなお、俳優として活躍をしております。
キョン・ミリ(王妃)
テソとヨンポの母の王妃は、かなり嫉妬深い性格で、クムワの愛を受けるユファやチュモンの事を激しく憎み、息子のこととなるとすべてをささげることができ、幾度となく扶余に害悪をもたらしてしまいます。
写真=https://www.twellv.co.jp/program/korea/chumon/archive-chumon/chumon-058/
王妃を演じたキョン・ミリ(견미리)さんは、1964年9月19日に韓国で生まれ、1984年のMBC第17期公募採用俳優でデビューしました。
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1987年にイム・ヨンギュさんと結婚をしましたが、金銭面を理由に1993年に離婚。その後、2歳年下の実業家イ・ホンホンさんと1998年に再婚。
現在も女優として活躍をしており、2020年には、「コンビニのセッピョル」に出演をしており、自分のペースでゆっくり芸能活動を行っているようです。
また、インスタグラムも積極的に更新をしており、プライベートの写真から化粧品のイメージモデルを務めている写真を投稿したりもしております。
カン・ウンタク(チャンス)
ソソノを姉のように慕い、漢の刺客に鉄器工房を破壊される失態を犯し罷免されましたが、その後の消息は不明となったチャンス。
写真=https://ameblo.jp/chonchonilife/entry-12408130201.html
チャンスを演じたカン・ウンタク(강은탁)さんは、1982年8月16日にソウルで生まれ、2001年にアンドレ・キムのファッションモデルとしてデビューをします。
写真=https://hanryu-lab.com/1766/
その後、2006年に「朱蒙」で俳優デビューを果たし、2015年「白夜姫」、2016年「秋のカノン」、2017年「愛はぽろぽろ」では主演に抜擢され、「最後まで愛」では2018年KBS演技大賞で連続ドラマ部門優秀演技賞を受賞しました。
最近では、「復讐の花束をあなたに」や「紳士とお嬢さん」に出演をするなど、今もなお俳優として活躍をしております。
ソン・ジヒョ(イェ・ソヤ)
イェ・ソヤは高句麗を建国したチュモンの最初の妻で、周りからは政略婚として見られていましたが、その後、ユリを生みました。
写真=https://navicon.jp/news/40564/
イェソヤを演じたソン・ジヒョ(송지효)さんは、1981年8月15日に慶尚北道浦項市で生まれ、雑誌のモデルとしてデビュー後、2006年に放送されたドラマ「宮~Love in Palace」に出演をし、女優として活躍を広めていきます。
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現時点では結婚はしておらず、自身のインスタグラムには、細い腕や浮き出た鎖骨が目を引き、激痩せをした姿を見せました。
最近では、映画「食われる家族」やドラマ「魔女食堂にいらっしゃい」、「流れ星」などに出演をしており、現在も女優として活躍をしております。
まとめ
2006年に放送をされた朱蒙の出演者たちは現在もなお、様々なところで活躍をしており、今回紹介をした出演者以外にもたくさんの出演者がいるため、是非朱蒙や最新のドラマをチェックしてみて下さいね。