エンゼルスの大谷翔平投手は2021年7月25日(日本時間26日)、敵地のツインズ戦で「2番・指名打者」で先発出場すると、6回の第3打席で勝ち越しの35号ホームランを放ちました。
打った瞬間にホームランとわかる今シーズンの35号は、打球速度181キロの弾丸ライナーでライトスタンド上段に突き刺さりました。
※打った後の大谷選手の確信歩きがカッコいい!!
今回は、打球速度181キロを計測した弾丸ライナーの35号ホームランについて、まとめてみたので、みていきましょう。
勝ち越しの35号HRは打球速度181キロ弾丸ライナー!
#大谷翔平
お待たせしました!😋
二位ゲレーロJr.に三本差の35号ソロでトップ独走!😋 pic.twitter.com/cJtrDf0xqi— ゆうき (@ZMlOhbhu2Dz8Z7f) July 25, 2021
エンゼルスの大谷選手は2021年7月25日(日本時間26日)、敵地のツインズ戦で「2番・指名打者」で先発出場すると、2―2の同点で迎えた、6回表一死無走者でマウンドは2番手の左腕コローンとの対戦でした。
初球の外角へのスライダーを見送って1ボールからの2球目、ほぼ真ん中の甘く入ってきたスライダーを捉え、角度25度で打ち出した112・6マイル(約181・2)の弾丸ライナーはアッという間にライトスタンド上段に突き刺さりました。
打球速度112・6マイル(約181・2)、飛距離414フィート(約126.2メートル)の弾丸ライナーの35号ホームランは、滞空時間わずか3秒あまりの超速弾で球場をどよめかせていました。
打った瞬間それとわかる当たりで、大谷選手も確信歩きをしています。今シーズン何度も見てきましたが、大谷選手の確信歩きがカッコいい!一度でいいからやってみたいですね。
大谷翔平35号ホームラン
『確信歩き』#大谷翔平 #MLB #野球 #エンゼルス #ShoheiOhtani #WeBelieve
— 【SS】大谷速報&スポーツ速報 (@30R9gmaMUy3guDJ) July 25, 2021
5試合ぶりのホームランで、今季35本とした大谷選手は、本塁打王争いで2位のブルージェイズのゲレーロJr.選手と3本差に広げました。
しかし後半戦は、この試合前までに7試合出場で28打数6安打、打率2割1分4厘、1本塁打、4打点、15三振という成績で、オールスターの疲れもあってか調子を落としているように思えました。
マドン監督も疲労を考慮して、7月24日の試合ではスタメンから外し休養を与えていました。この休養が功を奏したのか、前日の試合で今季27度目のマルチ安打を達成し、この日も本塁打を含む2試合連続のマルチ安打を記録するなど、調子は上向いてきたようです。
ここまで、投手をしながら野手としても出場を続けて、オールスターやホームランダービーにも出場し、しっかりと成績を収めてきたことは凄いことですが、大谷選手もやはり人間なので、よいパフォーマンスを維持するには、どこかで休養は必要なのでしょうね。
大谷選手と一緒にしたら怒られるかもしれませんが、私たちもよいパフォーマンスを維持する為には、どこかでホット一息つく時間があってもいいのかもしれませんね。
35号HRの試合内容は?
敵地ターゲットフィールドでのツインズ戦の結果は、大谷選手の35号ホームランを含む4打数2安打1打点1盗塁の活躍もあり、6‐2でエンゼルスが逆転勝利を収めております。
1回表:エンゼルスの攻撃は、1死無走者で2番大谷選手の打席。ツインズの先発は右腕オーバー投手。2球で簡単に追い込まれますが、4球目の外の際どい球に体勢を崩されながらもバットに当てると、大谷シフトで深く守っていたセカンドの右に打球が転がります。
打球が転がった場所がよく、セカンドが追いつき処理しますが、俊足の大谷選手ですから1塁間に合わず、内野安打となります。しかし、その後の打者が打ち取られ無得点で終わります。
1回裏:ツインズの攻撃、1番ケプラー選手の先頭打者HRで先制を許すと、続く2番ルーカ―選手にも2者連続となるHRを打たれ、0‐2と初回から2点のビハインドとなります。
2回表:エンゼルスは、2死から6番マーシュ選手が四球で出塁すると、続く7番スタッシ選手がライトへのタイムリー3塁打を放ち、1点を返します。
5回表:前の打席でタイムリーを放っている7番スタッシ選手が同点のソロホームランを放ち、2‐2の同点に追いつきます。
6回表:1死から大谷選手の第3打席の所で、ピッチャーが左腕コローン選手に変わります。初球外角のスライダーを見送り、1ボールからの2球目、先ほどより真ん中よりに入ってきたスライダーを捉えると、打球はライトスタンドに一直線。35号ソロHRで勝ち越します。
オオタニサンᕦ(ò_óˇ)ᕤ
ソロホームラン!
日米通算130号
日本人シーズン記録絶賛更新中
🎥’21/7/26 大谷翔平35号右本塁打pic.twitter.com/YSkKhj7XMW— ラニ (@I564l7) July 25, 2021
8回表:8番イートンがヒットで出塁すると、2死3塁の場面で大谷選手に第4打席が回ってきましたが、申告敬遠で歩かされます。これにはツインズファンからもブーイングがおきていました。出塁した大谷選手は、13個目の盗塁をきめますが、チームは無得点でした。
9回表:5番イグレシアス選手、6番マーシュ選手、7番スタッシ選手の3連打を含む、2単打・2長打で3点を追加し、6‐2と点差を広げ、その裏の攻撃を3人で退け、エンゼルスが勝利をつかみました。
勝利に貢献した大谷選手について、ジョー・マドン監督は「いつも期待に応えてくれる」と称賛の言葉を贈っているとMLB公式サイトが伝えておりました。
海外の反応は?
大谷翔平35号ホームラン!
別角度&スロー映像!!
カッコ良すぎる確信歩き👍#大谷翔平 #MLB #野球 #エンゼルス #ShoheiOhtani #WeBelieve
— 【SS】大谷速報&スポーツ速報 (@30R9gmaMUy3guDJ) July 25, 2021
35号の弾丸ライナーのホームランは、球場からどよめきが起きるほどの一発でした。MLB公式ツイッターは一発を放った大谷選手の左後方から映したスロー映像を公開したようです。
美しいスイングでボールを捉えているのが分かる映像にファンからは「彼が戻ってきた」「アメージング」「恐らく球界で最も素敵なスイング」「彼のスイングはとても優雅で美しい」とコメントが寄せられたようです。
他にも瞬く間にライトスタンド上段に突き刺さった“弾丸ライナー”に、「紛れもなく2021年のMVP」「大谷のホームランは目覚まし時計」と驚きの声もあったようです。
地元テレビ局の放送席も興奮していたようで、実況者は「オオータニ! レーザー! 入りました!」と絶叫し、解説者も「ハッハッハッハッ、ショウヘイ!」と思わず笑い出していました。
たしかに、これだけHRを量産しており、またその1本1本の飛距離や打球速度が凄いのですから、笑ってしまう気持ちもわからないではないですね。むしろもう笑うしかできないのかもしれませんね。
大谷翔平について
1000RT:【5試合ぶり】大谷翔平が35号、休養効果でスランプ完全脱出の豪快弾https://t.co/BwObQ9V7gK
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、6回1死から5試合ぶりとなる両リーグトップの35号ソロを放った。2位のゲレロJr.に再び3本差をつけた。 pic.twitter.com/7AwohoRL9C
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 26, 2021
名前:大谷 翔平(おおたに しょうへい)
生年月日:1994年7月5日
年齢:[birth day=”19940705]歳
出身地:岩手県奥州市
身長:193cm
ポジション:投手、指名打者、外野手
所属:日本ハムファイターズ(2013~2017)
ロサンゼルス・エンゼルス(2018~)
今季、日本人最多本塁打記録を塗り替え、さらに更新し続けている大谷選手。どうしても本塁打やピッチングに話題がいきがちですが、実は足も凄く速いんです。
この日の試合は、8回に敬遠四球で出塁すると二盗を決め、メジャー4年目で自己最多の13盗塁としております。投手で13盗塁ってすごいですよ。
投手だと10年、20年プレーしても盗塁0という人がほとんどの中、シーズンの半分弱で13盗塁ですからね。
しかも、13盗塁は、ア・リーグで8位ですよ。1位は25個で断トツですが、2位は16個なので、3個しか差がないんです。
ちなみに、エンゼルスのチーム盗塁数が37個。そのうちの13個(約3割)は大谷選手です。当然、チームで一番盗塁数が多いです。
盗塁にもいろいろ技術がありますので、単純に足が速いだけではないんですが、「打って」「走って」「投げて」と大車輪の活躍を見せる大谷選手、ゲームの世界かなと思っちゃいますよね。さっきの解説者じゃないですけど、笑ってしまいます。
まとめ
今回は、打球速度181キロの弾丸ライナーの35号ホームランについてみてきました。
衝撃の当たりでした。グローブを持って構えている人もいましたが、あっという間にボールが飛んできてビックリしないものなんですかね。
それにしても、大谷選手の打った後の確信歩きは、何度見てもカッコイイですよね。これからもたくさん見せてほしい。
メジャーリーグも後半戦が始まり、少し調子を落としていましたが、ここからまた調子を取り戻して、日本人初の本塁打王を獲ってほしいですね。
また、36号HRが出たら更新していきたいと思います。すぐお会いすることになるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。