電子版を含むコミックスのシリーズ累計発行部数が4年で1億部を突破、
劇場版の累計興行収入も公開から24日間で200億円を突破と異例の大ヒットで社会現象を巻き起こしている『鬼滅の刃(きめつのやいば)』。
この大ヒット漫画の原作者、吾峠 呼世晴(ごとうげ こよはる)先生の引退説がささやかれています。
今回は、引退と言われる理由や家庭の事情などを調べていきたいと思います。
鬼滅の刃の作者が引退と言われる3つの理由
吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)先生は、引退が噂された2020年5月の時点で31歳。
漫画家と言えば60歳過ぎの現役作家がザラにいるようなイメージで、まだまだ若い部類に入る吾峠先生。
一体どうして引退などと言われているんでしょうか。
劇場版「#鬼滅の刃」無限列車編、公開10日間で観客動員 798万3442人(興行収入 107億5423万2550円)と、大変多くの方にご覧いただき、心より御礼申し上げます。
観てくださったお一人おひとりに、そして、作品を届けてくださっている映画館関係者の方々に、本作を楽しんでいただけていれば幸いです。 pic.twitter.com/iFBE6PNLDe— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) October 26, 2020
噂の発端は2020年5月の週刊文春の記事のようです。
「ジャンプではすでにボスの鬼舞辻無惨との戦いも終わっています。ネット上では様々に噂されてきましたが、実は作者は女性です。家庭の事情もあり、長く東京で漫画家生活を続けることはできないみたい。連載終了のタイミングで実家に帰るのではと囁かれています」(別のジャンプ関係者)
引用:「文春オンライン」https://bunshun.jp/articles/-/37807?page=2
2020年の5月18日に『鬼滅の刃』は完結し、週刊少年ジャンプでの連載が終了しました。
連載作品が完結するというだけでなぜ漫画家として引退とまで言われているのでしょうか。
文春が報じた「家庭の事情」の他に、「大人気作なのに短い連載期間で完結」、「連載終了後故郷へ帰る」などが挙げられるようです。
人気絶頂の最中での完結、4年3ヶ月という短い連載期間、これまでのジャンプ掲載作品の中でも非常に珍しいパターンではないでしょうか。
これについては、物語の区切り的にちょうどよい、吾峠先生の個人的な都合が理由であると言われていますが、過去の例を見てもジャンプ編集部としては『鬼滅の刃』のようなキラーコンテンツはもっと継続させたい作品だったと考えられます。
『鬼滅の刃』については、終盤の展開が急ピッチではないかとファンの間でも話題になっていたようで「打ち切りか?」などと言われだした事から、何か事情があって漫画を描くことができなくなってしまったのではないかと引退の噂が加速したのではないでしょうか。
終盤から連載終了を申し出ていた?
最後の方が雑、完結を急いだのではないかと感じる読者も少なくなかったようですが、連載終了がジャンプ編集部の意向ではないとすれば、やはりエンディングは作者である吾峠先生自身の意向なのでしょう。
鬼滅はどう考えても急いで終わらせたとしか思えない。
— 猛威!ヴァジ美 (@vagirlvagirl) May 18, 2020
確かに一面どーんっじゃない。#ハイモニ#鬼滅の刃#最終回 pic.twitter.com/ATpZh6fMv5
— High!MORNING! (@highmorning_zip) May 17, 2020
過去に少年サンデーの連載作品で『銀の匙』という人気漫画があったのですが、この漫画もまた人気漫画であったにもかかわらず作者の荒川弘先生の家族の事情で突然の連載終了となってしまいました。
荒川先生は、介護や育児をしながら長い間休まず仕事との両立を頑張っていましたが、ご主人と息子さんが難病を患い、その看病のためにやむなく連載終了。
噂通りであれば、吾峠先生もまた連載を続けられないほどのやむない事情があったのかも知れません。
現に、『鬼滅の刃 18巻』のあたりで「そろそろ終わりにしたい」と吾峠先生直々に申し入れがあったという情報もあり、吾峠先生納得の上での終了だったと考えられます。
個人的には、6巻で鬼舞辻無惨が十二鬼月から下弦を解体すると言って一気に消してしまった事で完結がだいぶ短縮された印象があります。
あくまでも憶測ですが、今思えば5~6巻の辺りで吾峠先生の心境に変化があったのかも知れません。
ただただ「 本当に良かった 」。
「 泣いた 」。「 ありがとう 」。たとえ誰にも知られなくなっても、
最後の集合写真が全てを物語る(´;ω;`)吾峠呼世晴先生。
最高すぎる作品を世に出して下さって
本当にありがとうございました!!✨鬼滅の刃大好き!! pic.twitter.com/bKhO6y4g1U
— 月光天馬@吉見 綾桂 (@FairyMilkyWay) May 17, 2020
現在は家庭の事情で出身地の福岡へ戻った?
福岡県出身の吾峠先生は、漫画の連載を機に上京したそうですが、現在は実家のある福岡県に帰っているといわれています。
詳細なプロフィールは公表していない吾峠先生ですが、ジャンプ関係者により女性であることが明かされ、31歳という年齢から「結婚したのでは?」「妊娠したのでは?」と噂になりました。
また『鬼滅の刃 5巻』が発売された時期に吾峠先生のお父様が亡くなられたとの情報から「地元に戻りお母様の介護をするのでは?」という噂も出ました。
しかし、文春の「家庭の事情で実家に帰る」ということ以外は詳しい情報は出ておらず、真相は明らかになっていないようです。
ファンとしては『鬼滅の刃』の続編を期待しますが、しばらくは東京へ戻る予定はなく、続編についても消極的とのことです。
そんな吾峠先生ですが、映画『鬼滅の刃 無限列車編』公開に合わせて10月5日発売の週刊少年ジャンプに煉獄杏寿郎を主人公にした特別読切を掲載されているので少なくとも10月の時点では引退はしていないようです。
【劇場版公開記念!吾峠先生特別読切掲載中!!】
本日発売のWJ44号にて、
炎柱・煉獄杏寿郎の初任務を描く過去編、「鬼滅の刃 特別読切」が掲載しています!!惡鬼と戦う煉獄の勇姿を ぜひ、ご一読ください。
※劇場入場者特典の「煉獄零巻」に収録される作品となります。 pic.twitter.com/Em6IzKFy1p
— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) October 5, 2020
吾峠呼世晴(ワニ先生)のwikiプロフィール
ワニ先生、めちゃくちゃ謙虚だけど死には容赦ない御館様タイプだった pic.twitter.com/QlaZGUJzPX
— ろくめ (@W6Pw9) November 11, 2020
名前:吾峠 呼世晴 (ごとうげ こよはる)
生年月日:1989年5月5日
年齢:[birth day=”19890505″]歳
出生地:福岡県
職業:漫画家
活動期間:2014年~
執筆作品:『過狩り狩り』『文殊史郎兄弟』『助骨さん』『蝿庭のジグザク』『鬼滅の刃』
※吾峠さんはSNSをやっていないため、関連SNSをご紹介します。
鬼滅の刃公式Twitter:https://twitter.com/kimetsu_off
少年ジャンプ編集部Twitter:https://twitter.com/jump_henshubu
吾峠さんの素顔は公表していませんが、代わりに眼鏡をかけたワニが自画像。
「読者をがっちり噛んで離さない漫画」を描くことを目標としているからだそうで、ファンからは『ワニ先生』の愛称で呼ばれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
引退説については吾峠先生本人が明言していないこともあり、あくまでも噂のようです。
家庭の事情と言う事なので制作活動は難しいのかもしれませんが、
実家に帰ったとしても、コロナ禍によってテレワーク・リモートワークが急激に普及したので、WEBを利用するなど工夫して地元からでも執筆し続けて欲しいです。
『鬼滅の刃』の大ヒットで急増したファンのためにも何らかの形で漫画家としての活動を継続してくれたら嬉しいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。