2022年11月4日、衝撃的なニュースが日本中を驚かせました。
ジャニーズ事務所はアイドルグループKing & Princeのメンバー平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんの3人のグループ脱退とジャニーズ事務所の脱退を発表。
急な発表に戸惑うKing & Princeのファン、ティアラ達。3人の脱退についての詳細と、会見の違和感についても紹介していきます。
平野紫耀 神宮寺勇太 岸優太の脱退でティアラに衝撃…！
3人は2023年5月22日をもってKing & Princeを脱退し、平野紫耀さん、神宮寺勇太さんは脱退と同時にジャニーズ事務所を退所、岸優太さんは2023年の秋に事務所を退所することを発表。
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発表があった2022年11月4日には、テレビ朝日の音楽番組「ミュージックステーション」に出演し、平野紫耀さんが主演を務めるTBSドラマ「クロサギ」の放送直後の発表で「さっきまでMステ出てたのに…」や「信じたくない」とティアラ達には衝撃が走りました。
【#Mステ 本番前】
よる9時からはMステ
今夜「彩り」を披露✨#KingandPrince が#Mステカメラ に登場
／
今回のテーマは
「メンバーの取扱説明書」
＼わちゃわちゃ通常運転
動画はこちらhttps://t.co/xgydlf8SKn
— music station (@Mst_com) November 4, 2022
King & Princeは2015年に結成され、ジャニーズ事務所の前社長ジャニー喜多川さんが生涯最後にデビューさせたグループで、平野さんが直談判でCDデビューをお願いしに行ったというエピソードがあるほど、熱い気持ちを持ってデビューしたグループです。
結成から3年後の2018年5月23日に「シンデレラガール」で念願のCDデビューを果たし、31.8万枚を売り上げ大人気のスタートを切り、さらには4年連続で紅白歌合戦に出場するまでに成長を遂げました。
2021年5月から公式のYouTubeチャンネルを開設し、今までに見たことのないダンス動画などをアップし、ダンスのうまさを世界に発信して、今までファンではなかった人たちからも注目を浴び話題に。
2022年6月に発売したアルバム「Made in」では、HIPHOPアーティスのKREVAさんが作詞作曲を手掛け、振り付けはTWICEなども手掛けるRIEHATAさんが担当し、「新たなキンプリの一面を見た！」「かっこいい！」と話題を呼び、注目も高まっていました。
その後、9月・11月と立て続けにシングルを発売しドームツアーも終え、来年5月にデビュー5周年に向かって更なる高みを目指して勢いづいていた矢先の発表だったのです。
この3人の脱退には何か裏があったのではないかと考えたティアラ達はツイッターで「＃ティアラはキンプリを守りたい」というハッシュタグをつけて思いを投稿し、ハッシュタグがトレンド入りするほどの騒ぎとなりました。
こんなにいつもくっついて楽屋ではみんなでわいわいゲームしてる仲良しグループ他に見たことない。方向性の違いなんて言ってバラバラになるはずない。ジャニーさんにソロを勧められても6人がいいって言った紫耀くんが弟たちを置いてくはずない。 #ティアラはキンプリを守りたい #ティアラをなめるな pic.twitter.com/UgbNW97J2a
— 陽 (@H381011) November 5, 2022
King&Prince脱退についての会見内容をメンバーごとに紹介
脱退が発表された後、King & Princeのファンクラブ向けに会見動画が公開されました。
11月7日月曜日に放送された「スッキリ」の内容をもとに、会見の内容をまとめましたのでご紹介します。
岸優太さん
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「海外に通用するスキルを身につけることを、テレビ出演などと同時にやる器用さは自分にはなく、だんだんと夢と目標に自分の実力の差とギャップを感じるようになりました。
平野紫耀さん
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「デビュー当時からジャニーさんとしてた夢、ジャニーさんと約束した約束、そしてファンの皆さんとしていた約束、海外で活躍できるグループになることを目指して頑張ってきました。」
「メンバーそれぞれが年を重ねてそれぞれが経験を積んで、海外で活躍できるグループになることを目指して頑張ってきましたが、活動方針に違いが出てきた。」
「改めて自分の年齢と向き合った時に、海外で活躍できるグループを目指すというのが、全力で取り組んだとしても、もう遅いのだと感じてしまい、目標を失い、今回の決断に至りました。」
神宮寺勇太さん
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「僕は、King & Princeとして、海外に進出することが、僕自身とジャニーさんと、そして応援してくださるファンの皆様の大切な夢の一つでありました。メンバーが一人でも退所するという話が出た時に、自分も退所させていただくことを自分の中でそう決めていました。」
髙橋海斗さん
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「この先もずっと5人で頑張っていくと思っていたので、正直寂しいです。お互いを鼓舞してここまで頑張ってきたこと、なによりKing & Princeのメンバーと出会えたことを心から誇りに思っています。」
永瀬廉さん
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「メンバーひとりひとりの大人の男として出した決断というのを、ジャニーズJr.から共に頑張ってきた仲間として尊重したいという思いもあります。ファンの皆様、関係者の皆様には、突然のご報告になってしまったことを大変申し訳なく思っております。」
「メンバーが、それぞれの人生をそれぞれの目標に向かうための決断を温かく見守っていただけたら幸いです。」
さらに永瀬さんは、ご自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組「King & Prince永瀬廉のRadio Garden」の11月10日放送時に、約25分間にわたりご自身の思いを語っていましたので、こちらもご紹介します。
ひとつひとつの言葉を絞り出しながら、3人が脱退することになった経緯と、今後2人での活動への不安、発表するまでのお仕事に向かう辛さなどを涙しながら、話してくれています。
「玄樹がいて、紫耀がいて、ジンがいて、岸さんがいるKing & Princeがファンの人もそうやけど、好きやったから…」
「来年5周年を迎えるけど、5.6.7.8.910年ずっと…くだらんことをして、笑って、そういう姿をみんなに見てもらって、いつまで経ってもバカだなぁ～。とかガキだな～。と思われながら、このまま、活動していくんだと思ってたから。」
「二人でやることに、意味があるのかなっていうこともあったけど、決断したし、新たなスタートラインじゃないけど、俺とカイトの二人が、King & Prince残してよかったなぁと、その判断も間違ってたと俺らも思いたくないし。」
「その情報が流れてから、ファンの人もいろんな憶測に惑わされて落ち込んで泣いてっていうのは、見てて、こっちも辛いよね。」
「3人が悪いとかじゃない。各々の人生だし、それを尊重したい」
「その分残った二人が、今まで応援してくれた人たちの寄りかかれる場所にならなきゃあかんと思ったし。」
「すごい重たい看板を背負いながら、俺と海斗は活動をすることになります」
「ファンの声が届かないとか思わないで、ファンの皆さんを受け止めたいから二人は残る決断をした。」
「まだ半年ありますから、それまで5人での活動できますので、いつも通りの俺らを見て楽しんでほしいし、一刻でも早く皆さんに笑顔になってもらえるように頑張ります。」
話している言葉をそのままに、ポイントを掻い摘んで記載いたしました。
会見のお辞儀に違和感が…
Twitterでは、会見動画を見たティアラたちが、お辞儀の深さに違和感を感じ、無理やり脱退するという方向に仕向けられたのでは？本人の意思なの？と話題になりました。
この動画を見てどう思いましたか？
本人の意思でしょうか？
無理矢理撮影されているのでしょうか？私には、メンバーの意思とは反対のことをやらされているように感じます。
受け取り方は個人差がありますが、メンバーの本音を聞きたいです#キンプリ #ジャニーズ #FC動画 pic.twitter.com/n7FiihNh67— まなみん@バイク女子・ロードバイク女子 (@manablog_mana) November 5, 2022
歌番組で歌い終わった後のお辞儀やバラエティ番組に出演する際の登場シーンなどで、いつも礼儀正しくお辞儀をするKing & Princeのメンバーが、こんなにお辞儀が浅いのはおかしいとティアラたちはTwitterで問題視したのです。
色んな方々に今一度知って欲しいな
“深々とお辞儀,礼儀が正しいグループ”
それが King & Prince だということを。
#キンプリ #KingandPrince pic.twitter.com/qRaavuOKLU— あ めྀི (@____hs01) November 10, 2022
メンバーの意思で脱退していくのではないのではないか、脱退理由を述べているのも、カンペを見せられて、それを読んでいるだけなのではないかなどの憶測が飛び交い、メンバーの本音を聞きたいと強く願うティアラが続出しました。
あまりの突然の出来事と、仲良しなKing & Princeのメンバーが脱退という信じ難い状況に、ファンクラブ向けの会見動画で述べた脱退の理由に信憑性がない原因ともなってしまったようです。
考察
ティアラたちが知りたがっている「本当の脱退の理由」は何なのか、過去の出来事や関連していそうな出来事を絡めて、考察していきたいと思います。
・メンバーは不仲だった？いじめがあった？
King & Princeのメンバーは仲良しというイメージが強いのですが、不仲説が存在するのか調べてみたところ二つの出来事が出てきたので紹介いたします。
岸さんと髙橋さんの二人の不仲説が出てきましたが、これについては、本当に仲が悪いというよりかは、いじりな感じで楽しんでいる様子が伺えるので、不仲ということではなさそうですね。
#ZIP #MEDALRUSH #キンプリ
でたwwwビジネス不仲www
混ぜるな危険
ライナーとかフライとか野球用語出ちゃう岸優太くんが可愛い pic.twitter.com/OzgEPYzZkF— ♕あい♕ (@22hmH) April 6, 2020
ツイート内でも言われているようにビジネス不仲である可能性が高いと考えられます。
2018年に公開されたファンクラブ限定の動画で、神宮寺さんが永瀬さんを突き飛ばし、よろけてしまう場面があり、不仲なのでは？とも言われましたが、永瀬さんと神宮寺さんに関してはこれ以外のものを見つけることができませんでした。
むしろ仲が良いものしか出てこなかったので、これも不仲だということではないと考えられます。
神宮寺にら押された後の永瀬廉の『大丈夫』ってセリフと、岸のふざけてない真面目に焦ってるような感じからしてこれはガチなやつだと判断いたしました。 pic.twitter.com/44HNlORGum
— タヌキの係員 (@aaa73510642) May 16, 2018
King & Princeのメンバーの不仲について調査しましたが、いじめではなく、いじりでわちゃわちゃと楽しんでいるものが多く、仲がいいなと感じるものが多かったです。
11月10日の日本テレビ朝の情報番組「スッキリ」でも、芸能リポーターの駒井千佳子さんから「すごく仲の良いグループ」との証言もありましたので、不仲での脱退というのは考えにくいと思います。
・事務所とトラブルがあった？いじめがあった？
11月10日発売の週刊誌「週刊文春」には、ジャニー喜多川さんの姪であり、ジャニーズ事務所代表取締役社長の藤島ジュリー景子さんとの関係について報じました。
週刊文春がある事務所関係者に取材をしたところ、2022年の初め頃から平野紫耀さんがジュリーさんに自分の思いを伝えるために、何度も面談を申し込んでたそうです。
しかし、ジュリーさんのドタキャンが続き、途中でジュリーさんから「なんで一人でくるの？仕事の話なら5人で来なさい」と言われ、最初は一人でアポを取っていたのを、5人で会いに行こうとしたところ、ドタキャンが続いたと証言。
結局面談が実現したのは、半年以上待たされた9月ごろ…
その席でジュリー社長は、メンバーの話をまともに聞こうとしなかったそうで、その後3人は退所する決断に至ったそうです。彼らはマネージャーに「明日発表するから」と11月3日に伝えられ、11月4日に急遽発表となりました。
平野さんは知人に「ジャニーさんがいたら…」と最後まで嘆いていたといいます。
藤島ジュリー景子さんとKing & Princeの関係があまり良くないという話はデビューした頃から週刊文春で報じられていました。
ジャニー喜多川前社長のいたデビュー前からデビュー後辺りには、テレビ出演も多かったKing & Princeですが、ジャニー喜多川前社長が2019年7月に亡くなり、大きな盾を失ってしまったのです。
King & Princeは、高い人気を獲得していたにも関わらず、しばらく冠番組を持たせてもらえなかったり、グループとしてのメディア露出量が少ない状態が続き、ティアラからも、事務所に冷遇されているとも声が上がっていました。
紫耀くんはデビューも直談判できる勇気の持ち主だから、きっとジュリーさんに年齢諸々でそろそろ海外を目指したいって直談判しに行こうとしたんじゃないかな。だけど聞いて貰えなかった。ブログの”上手くはいかず”はこの事なんだろうな。話し合うのも辛かったよね。退所後はもっと輝けますように。
— しお (@shion48876861) November 9, 2022
Twitterでもティアラの間で、藤島ジュリー景子さんの影響で脱退を余儀なくされたという憶測も多くつぶやかれています。
@kingandprince_j
みんなこの動画みてみんな拡散して欲しい‼️これが本当の3人の気持ちみんなお願い特にティアラ‼️次はティアラがキンプリを助ける番‼️しょちゃんのあの浅いお辞儀あんなの見た事ないよね、みんなお願いRTかこの動画を拡散して本当にお願いみんなに届いて欲しいな。#キンプリ脱退 pic.twitter.com/0J8y4diPe8— めぐろれん (@C23YT5lTHM0a9NS) November 5, 2022
また、同じ事務所でKing & Princeと同世代で、先に海外進出をしたTravis Japanというジャニーズのグループも3人の脱退に少なからず影響があったのではないかと言われています。
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・滝沢秀明の退社と関係がある？
滝沢秀明さんは2018年にタレントを引退し、2019年からジャニーズアイランドの社長に就任し、2019年7月にジャニー喜多川さんが亡くなった後は、ジャニーズ事務所の副社長としても勤めてきました。
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しかし、2022年11月1日に突然の退社を発表し、ジャニーズファンからは困惑の声が上がったのです。
滝沢さんの退社は、ジャニーズの公式サイトで発表されたのみで、滝沢さんからのコメントはなく、会見もされていないので、はっきりとした退社理由を明かされていません。
理由として考えられるのは、事務所との関係悪化、藤島ジュリー景子さんとの確執なども挙げられますが、Twitterでは、結婚の予定があるのでは？という声も。
タッキーそうかぁ
結婚でもするんかねぇ☺️— らビ (@lavi244) October 31, 2022
芸能界に復帰を期待する声もありました。
タッキー、タレントには復帰しないのか？？
あのルックスは勿体ないと思うんだが。— けぃ (@kei_rrr) November 1, 2022
さらに、ジャニーズの先輩にあたる、中居正広さんが社長を務める「のんびりなかい」に入社してほしいという声も。
タッキーには｢のんびりなかい｣に入社してほしい( ˇωˇ )
— りょうた@優男で王者の偽善者のクソ野郎⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ (@yfm_ryota) October 31, 2022
滝沢さんが自身で立ち上げたTwitterの写真から、火山研究家に転身するのではないかとも予想されています。
はい、Twitter開設しました。
大切な事はツイートしますね。Instagramも何故か始めました！
適当にチラチラ見に来て下さい！https://t.co/9IqEOPyrSz pic.twitter.com/u9TtMmOS11— Hideaki Takizawa 滝沢秀明 (@h_Takizawa329) November 12, 2022
3人の脱退に、滝沢さんの退社と何かつながりがあるとは考えにくいですが、この4人のジャニーズ事務所退所に、藤島ジュリー景子さんとの関係が影響するのであれば、何か因果関係はあったのかもしれません。
滝沢さんが新しい会社を作り、そこにKing & Princeの3人が合流するのでは？という説も出ていますが、滝沢さんの口からも、脱退する3人からもそういった話は出ていないので、あまり期待はできませんね。
・海外進出をする？
3年前…
”日本を代表するアーティストになって欲しい”ってジャニーさんからの思いがあったんだ、、
#KingandPrince #キンプリ #キンプリちゃん #ジャニーさん pic.twitter.com/GyWzeSI8c8— .♔ (@Shoooooo291) November 9, 2022
King & Princeにとって、海外進出というのは、デビュー当時からの目標で、ジャニー喜多川さんもアメリカでデビューさせたいという思いがあり、King & Princeとジャニー喜多川さんとの間で交わされた約束だったようです。
ジャニー喜多川さんが、King & Princeをデビューさせるときに、海外進出もできるように、ユニバーサルミュージックとジャニーズのジャニーズユニバースというレーベルを立ち上げ、環境も整えてくれていたのでした。
しかし、ジャニー喜多川さんはその1年後に他界。その後、コロナという状況もあり、海外への道がどんどん遠くなってしまったのです。
ジャニーズ事務所を退所したあと、平野さん、神宮寺さん、岸さんの3人は、海外に行くということも、芸能活動を続けるということも明らかになっていません。
なので、海外進出をするのかしないのかはわかりませんが、ジャニーさんとの約束を果たしたいという強い意志があるかぎり、海外も視野に入れているのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
週刊文春で報じられた内容や、ティアラ達の憶測も含めながら考察していきました。
ここ数年、変化を見せてキンプリらしさが見えてきたと感じる2022年でしたが、急で驚きの発表となりました。
残念な気持ちもありますが、自分の夢を追っていく3人と、King & Princeを守っていく二人どちらも応援していきたいですね。
サラリーマンが会社を選んで転職するようにアイドルも事務所を変えてもいいのではないでしょうか。
スッキリの石田健さんがコメントで、「アイドルもプロフェッショナルな時代になり、事務所側も、仕事の管理だけではなく、アイドルと共にエージェントしていく体制になることも世界を目指すためには必要。」という意見がありました。
事務所と、アイドル本人が目指すものとのズレやギャップが今回のような結果を生んでしまったのかもしれません。
2023年5月22日までは5人での活動は行われますので、5人を応援して、その後の各々の活動にも注目して応援していきたいですね。
