大リーグ・エンゼルスに所属する大谷翔平選手、打者でも投手でも試合に出場する二刀流として活躍を続ける、今最も輝いている野球選手の1人ではないでしょうか!
今では世界が認める二刀流選手として活躍されていますが、これまで意外と二刀流に対する反対する意見も多くありました。
打者がいい・投手がいいと、専門家の方々の意見はさまざまでした。
そこで今回は、大谷選手の二刀流に対する反対意見と逆に推進していた人物はいるのか?
二刀流への軌跡について少し深ぼってみたいと思います。
プロ入り時に大谷選手の二刀流ができるか話題になった
#HappyBirthday! #大谷翔平 さんお #誕生日 おめでとうございます!#Shohei #Ohtani 2018 Rookie Highlightshttps://t.co/bJtYftQU8k #ShoheiOhtani #baseball #baseballplayer #slugger #pitcher #Angels #LAAngels #NipponhamFighters #Designatedhitter #日本ハム #エンゼルス #野球選手 #プロ野球 pic.twitter.com/aSZ0p3qZi0
— からすみ(烏魚子) (@teruterukenken) July 4, 2021
大谷選手は、高校3年の夏に球速160㎞/hを計測し話題を集めました。打者としても高校通算56本塁打を放っております。ちなみにこれは歴代25位の記録でもあります。
このように、高校時代から打者としても投手としても素晴らしい才能を持っていたことが伺えます。
現にその才能に注目したメジャーリーグからスカウトもされていました。大谷選手はメジャーリーグへの憧れが強かったことから、高校卒業の進路として、メジャーリーグへの挑戦を表明していました。
休憩中暇だったからようつべになんか出てた大谷翔平の軌跡みたいな動画見てたけど藤浪と菅野って同期だったんだな
大谷指名日ハムだけなのに今や野球興味ない俺でも松井越えのすげー奴って知ってるくらいだもんな pic.twitter.com/u5J090CENt— kirajyoko《CROW》 (@KIRAjyoko) July 10, 2021
そのため、指名する球団はないと思われていましたが、2012年のドラフト会議で、日本ハムファイターズがドラフト1位で単独指名し、交渉権を得たのです。これには、誰もが驚いたのではないでしょうか!
大谷選手は、メジャーリーグへの挑戦で心を決めていたので、最初は入団交渉にも応じない姿勢でありました。その後も諦めずに交渉する球団の熱意に応え、交渉には応じるようになります。
その交渉の中で使われた資料【大谷翔平君 夢の道しるべ】が球団のホームページで公開されていました。
※残念ながら球団ホームページでは、公開を終了しているみたいでした。
大谷翔平選手が日本ハム入団前に受けた提案資料が話題になっていたので全部をパワポで纏めてみた。
成功の道筋が現実となっているので日本球界として当時の栗山監督と日ハムに感謝しかない。
大谷の活躍はコロナ禍での明るい話題の1つ。#大谷翔平『夢への道しるべ』https://t.co/CdYI922059
— えーさく@シーズン開幕カープ応援中 (@syusyu_1022) May 21, 2021
各球団、入団後は打者か投手かどちらかに専念して育成を進める方針が多かった中、日本ハムファイターズは、二刀流としての育成を全面的にバックアップすることやダルビッシュ投手がつけていた背番号11が用意されていたことが入団の決め手になったのかもしれません。
大谷選手は投手に専念派だった人物は?
【野村克也】
【ノムさんコラム】
今回はノムさんが週べユーザー皆さんからの質問に回答!正捕手の条件や大谷翔平選手の二刀流について発言しています。https://t.co/X4pS2v3esx #野村克也 #npb pic.twitter.com/yXu1iIFBTv— 週刊ベースボールONLINE (@BaseBallMOnline) February 15, 2016
当初は二刀流起用について「日本プロ野球界を舐めるな」といった旨の意見を持っていましたが、その後の活躍を見て少し考え方を変えております。二刀流について認めつつも、「俺が監督だったら、大谷は文句なしにピッチャーで使いたいね」と述べておられます。
ご自身も現役時代はキャッチャーでしたので、受けてみたいという気持ちもあったのかもしれませんね。
【張本勲】
なんでいちいちこういうこと言うかな#張本勲#大谷翔平 pic.twitter.com/olQoZbBLIT
— はむちゃん🔴【まん延防止】 (@A48336371) August 2, 2020
投手としての大谷を「あの投げ方を見ると、アメリカのバッターは打てないと思う」と称賛し、「二刀流は怪我するし、世界一のピッチャーになれるかもしれないのにそのチャンスを二刀流で怪我して逃すのはもったいない」と
怪我のリスクの点から二刀流を批判しておりますが、バッティングの技術があることも認めており、「代打起用くらいだったら良い」とほんの一部だけ二刀流を認めているようでした。
「喝」でお馴染みの張本さん。ご自身の発言で度々炎上していることもありますが、大谷選手については、批判というよりは、怪我のリスクを考えて、選手生命を考えての愛のある発言のようですね。
大谷選手は打者に専念派だった人物は?
【イチロー】
何かを長期間、成し遂げるためには考えや行動を一貫させる必要がある。
イチローhttp://t.co/y3y8ZZG5Ni pic.twitter.com/xjGCKArV4Y— 前向きな言葉 (@maemukikotoba1) February 2, 2014
「バッターをやればいいのにと思いました。あんなバッターはなかなか出てこない」「(二刀流は)ピッチャーをやって、その翌日に外野を守れるなら両方やってもいいと思います。」と述べ、打者寄りの二刀流、もしくは打者に専念することを推奨していたようです。
イチローさんは、打者推進はだったんですね。世界のイチローが打者として認めた大谷選手のバッティング!打者だけに専念していたらどうなっていたのでしょうね!
【清原和博】
#こやぶるsports#清原和博 おんなじ事言ってる
日曜の #出川哲郎 #ずん飯尾 の#テレ東 『どん底さん』でも
マスコミにつけられた『番長』を
変えたいで出川にカンチョーしたし ww #大谷翔平 の事を認めてるんや😎👍🏼 pic.twitter.com/ZokG2ONRkW
— 🍷日本 🍔NY 時々 españa🇪🇸 (@ZooTurkey) April 26, 2021
大谷の1年目開幕後には、「大谷は開幕直後からプロの投手の球に対応できている」「とてもじゃないが高卒ルーキーの打撃ではない。あいつは本物の天才」と大谷選手の打撃を絶賛していました。
しかし、1年目が終わった後では、「160キロも出るんやからピッチャーでええんちゃうの?ピッチャーでアカンかったらバッターになればええんや」とも述べておられます。
清原さんは、打者としても投手としてもその能力を認めていますが、ピッチャーがダメだったらバッターという風に二刀流の推進はしていないように思えます。
【高橋由伸】
2019.03.18
えがおがほんとに増えたよね😭✨#高橋由伸 pic.twitter.com/iqFYUiC1Zp— ☺︎☺︎☺︎ (@ykrn_g18) March 18, 2019
「絶対どっちかにしないといけないなら」という仮定のもとで、「僕が監督だったらバッターで毎日使いたい」「飛距離がすごい」と評価していました。
高橋さんは、どちらかを選べというならばバッターと答えていますが、投手よりも打者としての能力を高く評価しているようですね。
大谷翔平の二刀流に推進派だった人物は?
【長嶋茂雄】
入団直後の大谷を見て、「バッターも良いけどやっぱり俺はピッチャーだな。とにかく彼はこれまでの日本人が持っていない物を持っている。」と投手派の意見を語っていましたが、
後に「今は(二刀流をやめろとは)言えないね、スケールが違う。二刀流のままでいい」と意見を変えておられます。
長嶋さんは、最初は投手推進だったんですね。でもその活躍ぶりをみて、二刀流を推進する意見に変わったようですね。柔軟な対応、さすがミスター長嶋ですね。
【王貞治】
OHTANIの「OH」はこの偉人の「OH」なんだろうな #王貞治 #大谷翔平 pic.twitter.com/o4AGJvpnFp
— 丸萬 (@puresportscar) June 16, 2021
将来的に投手と打者のどちらかに専念していくという見解を持ちつつも、「200勝、2000安打のどちらかなんて言わず、両方達成して名球会に来ればいい。二刀流を続けるというなら、それぐらいの意気込みでやってほしいよな」と語っておられます。
世界の王さん、常識に囚われないさすがの意見ですね。自身が世界の記録を作ったように、大谷選手にも、今までにない記録を打ち立ててほしいという考えのようですね。
【落合博満】
#ニュース #トレンド #落合博光 #大谷翔平【野球】 落合博満氏が大谷翔平選手への思いを打ち明ける…… https://t.co/ENopRu9K8j pic.twitter.com/HVUMp5v51v
— いくめ速報 (@ikumesoku) May 8, 2018
「せっかく自分がやりたいと言っているのに、その芽を摘む必要がどこにあるのか。やらせてみて、結果責任は自分で取ればいい」と述べ、大谷本人の意志とメジャーリーグにおける二刀流の可能性に興味を持っていることを語っておられます。
選手として3度の三冠王、監督としても中日ドラゴンズの黄金期を築いた落合さんも、本人の意思を尊重し、二刀流を推進する考えのようです。コメントがカッコいいですね。
まとめ
これまでの内容を含めると、大谷選手は高校時代から投打に渡って素晴らしい実績と才能を持ち合わせていたことがわかりますね。
二刀流として成功する為のバックアップをしてくれる球団と出会うことができたことも大きいでしょう。本人の意思を尊重し、支えてくれた日本ハムファイターズにあっぱれですね。
それから、最初は打者か投手かどちらかに専念したほうがよいと発言されていた、プロ野球界のレジェンド達も、大谷選手の活躍を目のあたりにして、その考え方も少しづつ変わってきている方もいるようですね。
これまでの経験やデータなどから、「こうすべきだ」「こうしないといけない」という助言も必要なことと思いますが、大谷選手のように無限の可能性を活かす為には、常識に囚われすぎないことも大事になってくるのかもしれませんね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。