ニュースでは連日、大谷翔平選手の活躍が報道されていますが、日本で頑張るプロ野球選手達の活躍も負けていません!多くのプロ野球選手の中でも今回は、オリックス・バファローズに所属している宮城大弥選手に注目していきたいと思います。
かなり貧しい家庭で育ったと言われている宮城選手が野球を始めたきっかけや、苦労していたエピソードなど、宮城選手について色々調べてみました。調べてみるととても素敵なご家族だったので、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです♪
宮城大弥の生い立ちと家族構成
7回無失点の、#宮城大弥 投手(撮影・薩摩嘉克カメラマン)
「最初の方は投げている感覚もバラバラでしたが、途中でプレートの位置を左右関係なく同じにするなどをしてリセット出来た。苦しい場面が多い投球でしたが、野手の方に助けてもらいながら踏ん張れたことは次につながってくれると思います」 pic.twitter.com/nhH5ij4jgo
— オリックス情報@サンスポ (@sanspo_orix_bs) August 21, 2021
冒頭で宮城選手は貧しい家庭で育ったとお伝えしましたが、その貧しさには家族の多さが関係しています。
宮城選手にはご両親の他に、お兄さんが3人・お姉さんが3人・妹さんが1人います。
宮城選手の出身地である沖縄県は都道府県別の出生率でも1位を獲得していますし、兄妹がいる世帯が多いです。
なので宮城選手が一人っ子じゃなくてもおかしくはないのですが、7人も兄妹がいることにはびっくりですよね!
宮城選手のお兄さんやお姉さんの情報は分かっていないのですが、妹さんに関しては、宮城選手のドリフト会議の時の特番に同席されていました!テレビで妹さんを見た方たちが「かわいい」と盛り上がるほど、妹さんにも注目が集まっているようです。
宮城選手の妹めっちゃかわええ pic.twitter.com/NscgzRVVUu
— ゆかこ。 (@_cydkak) October 18, 2019
宮城大弥選手の妹さん…美少女…!
— ❤️💚💜💛えのき爆食いしたい💙🕊🍓 (@enobaku) October 17, 2019
あったりめーだー!高校生NO.1左腕だぞ‼️
妹ちゃんも後ろで泣いてる😭目が大きくて可愛い。。。😊#宮城大弥#お母さんありがとう— アラレ (@sk1hy1kEr0tygnb) October 17, 2019
今までに宮城選手ご本人からの兄妹に関してのエピソード紹介はありません。まだまだこれからの選手なので、今後ご本人の言葉で紹介されるのが楽しみですね!
宮城大弥が野球を始めたきっかけは?
2021.08.21
京セラドーム B vs L
宮城大弥投手 #13緊迫の投手戦
ここ一番の場面を凌ぎ斬り
掴みとった11勝目!#Bs2021#宮城大弥#オリックスバファローズ https://t.co/a2NVyNsv4k pic.twitter.com/xcUJIjplyk— どらごんあろ〜@野球写真垢 (@DragonArrow0329) August 21, 2021
宮城選手が野球を始めたのはかなり小さいころで、4歳の時から野球をやっているそうです。4歳というとまだ小学校に入る前なので、宮城選手は保育園に通いながら野球を習っていました。引用元:YouTube
お兄ちゃんのチームに遊びに行ったのがきっかけかな?と思いきや、「散歩していて気になったから始めた」んだそうです。小さいながらに「コレだ!」と思ったんですかね?やりたいと思える宮城選手の好奇心もすごいですが、やらせてあげるご両親もすごいですよね!
後で詳しくお伝えしますが、宮城選手のご家庭に野球をやらせてあげる余裕はなかったのにもかかわらず、4歳の子供の好奇心にちゃんと向き合ってくれるご両親を、同じ親として尊敬します。とても素敵なご両親なんでしょうね♪
宮城大弥の貧乏エピソード
11勝!#宮城大弥#BS2021 pic.twitter.com/Mq3SH37i7O
— mihoart (@mihoart2) August 21, 2021
冒頭からお伝えしてきましたが、宮城選手のご家庭はかなり貧しかったようです。
グローブはビニール製
宮城選手は家が貧しかったので、ちゃんとした革製のグローブを買ってもらうことが出来ませんでした。しかし野球はグローブがないとできませんので、宮城選手のお父さんは、700円で買ったおもちゃのグローブを渡したそうです。引用元:YouTube
初めてのグローブが嬉しかった宮城選手は、枕元に置いて寝るほど気に入っていたそうです。ただ、おもちゃのグローブはビニールで出来ていたため、宮城選手の手になじまず苦労していました。
それを見たお父さんは少しでも使いやすくするために、電子レンジで温めて柔らかくしようとしました。しかし、温めたグローブは溶けてなくなってしまい、宮城選手は泣いてしまったそうです。
そういえば宮城のお父さんって買ってあげた700円のビニール製のグローブを使いやすくする為にと思ってレンジでチンして溶かしたんやった🤣
ほっこりする家族😊♡ pic.twitter.com/dn93oIpEl0
— 元貴乃花部屋の元力士 (@dosukoi_555) October 4, 2020
大きなショックを受けながらも優しい宮城選手はお父さんを責めず、「グローブが消えちゃった。パパ、本物の魔法だね」と話しました。傷つきながらもお父さんを気遣う姿に涙が出ますね。
つぎはぎユニフォーム
野球にはグローブなどの用具以外に、ユニフォームや練習着などの衣服も必要です。
チームお揃いのアイテムって結構お金がかかるんですよね…。でもチームで揃ってないと試合に出られない場合もあるので、必ず買わなければいけないものもあります。
貧しかった宮城家は、チームのユニフォームを中々買うことが出来ません。なので、買ってもらったユニフォームを大事に使っていました。野球ではスライディングなどをする場合もあるので、宮城選手のユニフォームが破れてしまうこともあります。
その場合は、布を当ててつぎはぎしながら使い続けたようで、時には6枚もつぎはぎしていたことがあったようです。流石に6枚の時は重くて動きづらかったようですが、小学4年生までは練習にもユニフォームを着ていたそうなので、頻繁に重かったのかもしれません。
引用元:YouTube
宮城選手は文句を言わずに着続けていたようですが、チームメイトからは恥ずかしいなどと馬鹿にされていたようです。過去のチームメイトは今の宮城選手を見て、びっくりしているでしょうね!
宮城選手のお父さんとのエピソードもグッとくる。つぎはぎユニフォームをチームメイトにいじめられても、「許してあげよう。バックを守るのは彼らなんだ」という助言を受け、自分には野球がある、と野球に打ち込んできたのは素晴らしい
沖縄出身プロ野球選手と母のエピソードhttps://t.co/KmdSnIqAI5
— たいしょー! (@N_Taisho) May 10, 2020
連日具無しカレー
野球用品だけでなく、日々の生活にも貧しさの影響は出ていたようで、具が入っていないカレーライスが1週間続いたこともあったそうです。具がないということは、ご飯とカレーの素と水だけで作っていたということですね。引用元:YouTube
ご家族で「ノーフードカレーだ!」と言っていたようですが、結構衝撃ですよね。
育ち盛りの、しかもスポーツをやっている子供は体作りが大切なので、食事に気を使っている家庭も多いと思います。
宮城家は食事を用意することも大変だったようなので、具無しカレーを心苦しく思いながら出し続けていました。当時のお母さんはかなり苦労していたと思いますが、具無しカレーだけでも食事を出せたことにホッとしていたかもしれませんね。
水道が止まった
食べ物だけでなく、水さえも使えなくなることがあったようです。
ガスや電気に比べて、水道は生命にかかわるものなので、他のライフラインよりも止まるのが遅いと言われています。
宮城家は、その水道さえもお金が無くて払えないことがあったみたいです。引用元:YouTube
飲み水ももちろんですが、水道が止まったことによってお風呂に入れないこともありました。その時は運よくヤカンに水が残っていたので、お母さんがそれを沸かして、宮城選手の体を拭いてくれていたようです。
工面した遠征費を疑われる
クラブチームには遠征がつきものです。色々なチームと戦うことで成長できるので、強くなるためには必要な機会なのですが、遠征費はばかになりません。
宮城選手も遠征に参加しますので、遠征費を払わなくてはいけなかったのですが、お母さんはかなり苦労して遠征費を用意していたそうです。
チームの監督は「少し遅れてもいい」と言ってくれたようですが、それを見ていた他のママさんたちに「盗んだお金じゃないか」と言われてしまうこともありました。もちろんそんな事実はないので、当時は悔しい思いをしたことでしょう。引用元:YouTube
宮城家が貧しいのは、宮城選手のお父さんが昔交通事故にあい、後遺症が残ってしまったからだそうです。お父さんは学生時代の事故のせいで左肘よりも下が不自由で、中々定職に着けませんでした。引用元:YouTube
お父さんが無職だったわけではないようですが、一家の大黒柱にはなれなかったんでしょうね。家計を支えるお母さんはもちろんかっこいいですが、リスクを抱えながらも必死で働くお父さんもかっこいいと思います!
宮城選手は、”苦しい時に下ばかりを見ていても仕方ない。苦しいからこそ笑って前を向こう”と思っていたそうです。人のせいにも環境のせいにもしない宮城選手は立派な方ですよね!
宮城大弥がオリックスからドラフト1位指名!
【前岡カメラマン📸】#宮城大弥 投手
今季11勝目!!!!! pic.twitter.com/3cqxfwuLxo— 真柴健【日刊スポーツ・オリックス担当】 (@nikkan_mashiba) August 21, 2021
中学時代から日本代表に選出されるほど実力のあった宮城選手は、興南高校の野球部を引退した後にプロ志願届を提出しています。
メジャーリーグで活躍するダルビッシュ有選手が、「俺、あんなピッチャーになりたかったわぁ」というほど宮城選手の投球は素晴らしいようです。プロにここまで言わせるなんて、かなりの実力です!
興南の宮城投手いいわぁ。
投げ方、球筋、総合的に好きすぎる。
俺あんなピッチャーになりたかったわぁ。— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) July 28, 2019
2019年10月17日に行われたドラフト会議の際には、チームメイトらに見守られながら、オリックス・バファローズの1位指名を受けました!指名を受けたときにはご家族も結果を見ていて、皆で泣いて喜んでいた姿が印象的です。
苦しい生活の中、支えた両親へ恩返しの一歩 オリックス1位指名の宮城大弥https://t.co/h6a7KFHvyM
— 琉球新報 (@ryukyushimpo) October 18, 2019
テレビではプロ志願届を書き終わった後にご両親の肩もみをする宮城選手の姿が放送され、ご家族の仲睦まじい様子が映っていました。見ている私達にも宮城選手の感謝の気持ちが伝わってきて、ほっこりしてしまう映像でした♪
宮城選手はまだまだ若手でこれからの選手ですが、どんな時でも初心を忘れずに頑張ってほしいです!
まとめ
今回はオリックス・バファローズに所属している宮城大弥選手について調べてみました!
小さいころは、お金の面で傷ついたり色々苦労したようですが、現在はチームの中でも後輩の面倒見がよく、優しい選手になっているようです。
両親に素敵な手紙を読みながら感謝を伝える宮城選手は、本当に綺麗な心の持ち主だなと思いました。お金では買えない大切なものを宮城選手はたくさん持っていて、自然と応援したくなる素敵な選手ですね。
新型ウイルスの影響で、会場で応援するのが難しい時期ではありますが、日本野球もかなり賑わっています!これからの宮城選手の活躍に期待して、試合結果は忘れずにチェックしていきたいですね♪今後も宮城選手に注目していきたいと思います。