たくさんのドラマ出演やメディアで活躍している人気俳優たち。
華やかな世界で輝き続けていますが、中には有名になるまでの過程で様々な理由によりバイトをしながら苦労されてきた方もいます。
そんな下積み時代がある俳優たちをご紹介していきます。
下積み時代に苦労した芸能人6選!
今でこそ大活躍の芸能人も、実は下積み時代に苦労をした方もいらっしゃいます。そんな過去を乗り越えて大成功したスターには、どのような方がいるのでしょうか。 またどんな苦労をしてきたのでしょうか?
早速みてまいりましょう!
Girl’s Dayヘリ
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1994年6月9日生まれ。2010年から2019年までGirl’s Dayのメンバーとして活動し、その後俳優として活躍中です。自身のYouTubeチャンネルは2022年2月現在、登録者150万人を突破しています。
ヘリさんは経済的に貧しい家族のもとで育ち、母親は16年程工場で働いていたそうです。10代の頃からアイドル活動をしていたヘリさんは「常に自分が大黒柱のようだった」と当時を振り返っています。
自分のために大変な暮らしをしていた家族に孝行したいと思い、稼いだ最初のお給料で両親にバッグをプレゼント、その後も俳優と広告モデルの収入で蚕室(チャムシル)のマンションと高級車を買ってあげたそうです。
過去に最低賃金問題をPRしたCMに出演した際「質の高いバイトにする為に雇用主、従業員がお互い両親や子供のようなものだと気づければすぐに前向きな結果が生まれるでしょう。暖かく接するだけで違う」とコメントしていました。
ヘリさんのこれまでの経験があったからこそ、より説得力のある言葉だったんじゃないかと思います。2019年には韓国ユニセフ協会オーナーズクラブの会員(高額支援者)に加わり、寄付活動も続けられているそうです。
リュ・ジュンヨル
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1986年9月25日生まれ。2015年公開『応答せよ1988』で一躍有名になりました。
元々は俳優ではなく教育者を目指していたリュ・ジュンヨルさんですが、途中で自分には向いていないと感じ、教育大学への進学を断念。映画鑑賞が趣味だったこともあり、そこから俳優を目指し、浪人を経て水原大学校演劇映画科に入学します。
そんなリュ・ジュンヨルさんは俳優になる目標のために、大学時代から2015年にブレイクするまでの無名俳優時代、数え切れないほどのバイトをしていたそうです。
ピザ屋、焼肉屋、コンビニ、コンサートグッズ販売、飲食店、カード会社、ブライダル会社、椅子を運ぶ日雇い、小学校での演技指導などで、「20代はバイト人生だった」と告白しています。
ブレイク後は貧困家庭層の子供達のために寄付をするなど支援活動も行なっているそうです。たくさんのバイト経験が今の俳優としての演技の幅の広さにもつながっているんですね。
キム・テリ
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1990年4月24日生まれ。2016年公開『お嬢さん』で多数の新人賞を受賞しました。
キム・テリさんは元はアナウンサーを志し、大学の新聞放送学科に入学しますが、演劇サークルの公演を見たことがきっかけで芝居に興味を持ち、俳優を目指すことになったそうです。
大学卒業する頃に劇団に入団、舞台作品に出演してキャリアを積みます。学生の時の自分を振り返り「平凡な学生だった」と語っており「子供の頃から自給自足しながら生きてきた」とも明かしています。
学費を稼ぐためにキム・テリさんがしていたバイトは、ファーストフード店、コンビニ、映画館、新聞社での事務補助などで、スーパーで豆乳販売をしていた時にはその働きぶりを見たカフェの社長にスカウトをされたこともあるそうです。
キム・テリさんがスーパーで豆乳を売ってたら買っちゃいますね。2018年公開の出演映画『リトルフォレスト』では生計の為に孤軍奮闘する役を演じていますが、過去の努力を知った上で見ると新たな魅力が発見できるかもしれません。
キム・ヨングァン
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1987年1月11日生まれ。モデル兼俳優として活動をしています。
キム・ヨングァンさんは小学校6年生の時に、ベトナム戦争の後遺症が原因で父親が他界し、そこから生計を立てるためチラシ配りのアルバイトをしていたので、友達とも遊べなかったそうです。
中学・高校時代もバイト漬けの日々を送り、コンビニ、ガラス工場、冷蔵庫工場など数え切れないほどのバイト経験があり、中学2年生の頃ガソリンスタンドで働いていた時は、一番年下なものの、一番仕事をこなしていたそうです。
12歳の頃から働き続け、とても苦労されてきたキム・ヨングァンさんですが、19歳の時にスカウトされたことがきっかけでモデルデビューを果たし、東洋人では初めてのディオールオムモデルに大抜擢されます。
その後、俳優としても活躍の場を広げ、多数の作品に出演して日本での人気も急上昇しました。ファンクラブサイトも一時閉鎖されていましたが再開しているようなので気になった方はのぞいてみてはいかがでしょうか。
アン・ボヒョン
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1988年5月16日生まれ。モデルとして活動したのち、俳優として活躍しています。
アン・ボヒョンさんは中学・高校時代アマチュアボクシング選手で、高校3年生の時にはプサン代表として全国大会に出場するほどの実力の持ち主でした。
プロを目指していたのですが、当時ボクシングはマイナースポーツであったことや、怪我などが理由で断念したそうです。
身長が高かったので周りの勧めでモデル学科のある大学に進学するのですが、モデルから俳優になった先輩の影響を受け役者の道を目指すようになります。
アン・ボヒョンさんが俳優デビューをしたのは27歳の時ですが、それまでの約5年間はモデルをしながら、引越しセンター、宅配、スーパーのフードコート、運転代行などのバイトをしながら演技学校のお金を貯めたそうです。
代表作でもありNetflixでもロングヒットとなっている『梨泰院クラス』での極悪役からの『マイネーム』でのエリート麻薬捜査官のギャップにやられた方もたくさんいるのではないでしょうか。
中にはあまりにキャラの違う役どころだったため、同じ俳優さんだと気づかない人もいたそうですよ。それだけ演技が上手ということですね。
ハンソヒ
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1994年11月18日生まれ。SHINeeのMVで芸能界デビューをしました。
両親が5歳の頃に離婚してから祖母に育てられていたというハンソヒさん。一人でいることも多かったそうです。決して裕福な家庭環境ではなかったハンソヒさんは、目標の俳優を目指し、19歳の時に所持金約3万円で故郷ウルサンからソウルへ上京します。
その後、演技レッスンの費用を稼ぐため、焼肉屋、アクセサリー店、洋服屋、おもちゃ屋、などでバイト漬けの日々を送り、自身のブログでも「目が覚めてすぐビアホールに出勤し、次の日の日の出まで働いた」と綴っており過酷な労働をしていたことが伺えます。
さらに20歳を過ぎた頃、母親が借金していたことがわかり、代わりにハンソヒさんがデビュー前から返済をしていたようです。
そんな中、知人のポートフォリオモデルをしながらインフルエンサーとして活動し、その後、芸能界デビューを果たしています。
今ではNetflix作品の『わかっていても』、『マイネーム』や『夫婦の世界』など話題作にもたくさん出演し、ますますの期待が高まっています。
まとめ
今回紹介した俳優さんたちに共通しているのが、沢山の苦労や様々なバイト経験をしながら困難に向き合っていることです。
こういった努力やバイト経験が、演技にも反映されていると思うと感慨深いものがあります。
どの方の出演作も素晴らしいものが沢山あるので、また違った視点で作品を見てみるのも楽しいかもしれませんね。