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【スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜】はどんなドラマ?出演者の現在は?

皆さんは2019年のドラマ「ノーサイドゲーム」を覚えていらっしゃいますか?大泉洋さんが主演したドラマで、万年下位でくすぶる社会人ラグビーチームがついには奇跡を見せるというストーリーで、久々にスポ根ドラマの楽しさを思い出させてくれました。

今思い起こせば、昭和の時代にはスポ根もののドラマがたくさんありました。競技は色々ですが、選手の超絶技巧やあり得ないような荒唐無稽な技なども飛び出してきました。そして、作品に付き物の選手や監督の心のふれあいが私たちの琴線に触れるのです。

1965年の「青春とはなんだ」を皮切りにさまざまなスポーツを題材にした学園青春ドラマが放映されましたが、中でも一番多かったのはラグビー部の話でした。

そんなラグビー部を扱ったスポ根ドラマの金字塔とも言える作品が「スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜」ではないでしょうか。

「スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜」は1984年10月6日から1985年4月6日までTBS系で放送され、1990年に続編「スクールウォーズ2」が、そして2004年には映画版「スクールウォーズHERO」が制作されました。

「この物語は・・・」というナレーションで始まるこのドラマはドラマ用のエピソードや過剰な演出などもあり、それ以前のスポ根ドラマを彷彿とさせる作風でしたが、ベースの部分は実話に基づいています。

京都市立伏見工業高校ラグビー部とその監督で元日本代表フランカーの山口良治さんをモデルとし、作家の馬場信浩さんが執筆したノンフィクション「落ちこぼれ軍団の軌跡」を基に制作されています。

1964年の東京オリンピックのバレーボール以来、スポ根ドラマには熱血指導や必殺技、ライバルの存在や奇跡的な勝利というリアルなストーリーが根底にありました。だからこそ観る人の心に刺さったのでしょう。

そこで今回はこのスポ根ドラマの名作「スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜」に主要キャストとして出演された女優・俳優の皆様の現在についてご紹介したいと思います。

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スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜はどんなドラマ?

この作品には校内暴力や学園の荒廃が社会問題化していた時代を背景に、高校ラグビー界において全く無名のチームが、熱血教師たちにより健全な精神を培って、わずか数年で全国優勝を成し遂げたという奇跡を通じて、彼らの信頼と愛を余すところなく描いています。

校内暴力で荒れる川浜高校に着任した教師・滝沢賢治はラグビー元全日本メンバー。現役引退後は川浜市教育委員会に勤務し、ラグビー指導などをしていました。県下一のワースト校ということで、初めは川浜高校への赴任をためらっていました。

いざ赴任してみると、案の定ラグビー部の上級生たちによる反抗や不良たちの嫌がらせという洗礼を受けます。それらに耐えながらも、一部の心ある部員や教師、そして周囲の人たちに支えられ努力した甲斐があり、ラグビー部や校内の環境は少しずつ改善されていきます。

滝沢賢治がラグビー部の監督に就任してからは弱体チームとして県大会に挑み、後々に宿敵となる相模一高に109-0で大敗。打倒相模一高を目標に猛練習に励んだ結果、部員の不治の病による死に直面しながらも、練習試合で相模一高に勝利します。

新任の岩佐校長により部活動が勉強の妨げになるというポリシーの下、ラグビー部存続の条件として試験において 好成績を収めるべく試練を課されますが、部員らのチームワークによって克服し、ラグビー部の休止は免れました。

そして多くの苦難を乗り越えながら、県大会での優勝をはじめ、国体において城南工大高との同点優勝、全国大会への進出、決勝へと進撃していきます。

このドラマの登場人物は皆、それぞれ事情を抱えながらも懸命に生きています。そこに私たちはそこ知れぬ魅力を感じてしまいます。109-0という大敗後の控室での名シーン。そして各回で登場する名言とオープニングの素晴らしいナレーションが見どころです。

主演の山下真司さんは「最終回は俳優陣みんな恥ずかしさも忘れ抱き合って男泣きしたのを今も鮮明に覚えています。あの時みんなの心は一つになったのです。」と回想しています。

そして「『スクール・ウォーズ』は 友情、信頼、絆がテーマ。お前は仲間のために恐怖心と闘いながら自分の体を張って戦うことができるか?このドラマにはそんな”真の男”の生き様が熱く描かれています」とも語っています。

ちなみにオープニングは麻倉未稀さんが歌う「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」でした。

出演者の現在は?

それではここで「スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜」に主要キャストとして出演した皆様の現在に迫ってみましょう。

山下真司(滝沢 賢治)

山下真司さんが演じた滝沢賢治は川浜高校の体育教師でラグビー部の監督。大学ラグビー界で一世を風靡しますが、ケガのため引退。ラグビーを通じて荒廃した高校生たちを更生させようと奮闘する熱血教師です。

山下真司さんは1979年「太陽にほえろ!」でスニーカー刑事としてレギュラー出演し注目されます。2002年から「ケータイ刑事シリーズ」では「太陽にほえろ!」の役名である五代潤の名前でレギュラー出演しています。

「スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜」は視聴率20%を超える大ヒットとなり、「俺はこれからお前たちを殴る」のセリフが流行りました。現在なら当然体罰はNGですが、このセリフはパロディとして他の番組でも披露されています。

また、料理紀行番組「くいしん坊!万才」で9代目くいしん坊として全国各地を回っており、4年間という担当年数は松岡修造さんに次ぐ長さとなりました。

「獣電戦隊キョウリュウジャー」に出演した際には例の「俺はこれからお前たちを殴る」というセリフと共に怪人を拳型のオーラで攻撃するというパロディを披露し、往年のファンを喜ばせました(?)。

1988年に恵子さんと結婚。2020年に「徹子の部屋」に出演した時には「今の自分は妻なしには生きられない。外食も1人ではいけない」と語っています。

恵子さんは山下真司さんの「努力して明るく前向きに生きる姿が尊敬できる大好きな姿」とコメント。また「最近涙もろくなった。もう若くないので張り切りすぎて体を壊さないように」と夫への気遣いを見せています。

現在も俳優として活躍中の山下真司さん。2019年以降も「柴公園」「ザ・ハイスクール・ヒーローズ」「サ道」そして「東大王」にも出演。これからも熱血演技を期待しましょう。

岡田奈々(滝沢 節子)

岡田奈々さんが演じたのは滝沢賢治の妻・節子。大学生の時賢治と出会い、結婚後一女をもうけます。悩める賢治に的確な助言をし、偏った考えを諌めるなど、夫を陰で支える賢妻です。

岡田奈々さんは1974年オーディション番組「あなたをスターに!」のチャンピオンになり翌年シングル「ひとりごと」で歌手デビュー。次のシングル「青春の坂道」もヒット。以降「ポッキー」のCMやドラマ「俺たちの旅」などで清純派アイドルとして活躍します。

1979年以降は 本格的に女優業を始め、「戦国自衛隊」「里見八犬伝」などの角川映画や「不良少女と呼ばれて」「ポニーテールはふり向かない」など大映ドラマで大活躍。近年では「警視庁南平班〜七人の刑事」などに出演しています。

岡田奈々さんは現在も独身です。朝6時には起きて必ず行っていることがテレビ番組との「じゃんけん」だそうで、毎朝楽しみにしているとのこと。そして朝食はポトフとすりおろした生姜、昼食は自家製ピクルスを好んで食べているとストイックな生活をしています。

過去には何人かの男性との交際が噂されましたが、これらは単なる噂でした。岡田奈々さん自身は結婚願望はないようですが、「生涯共に過ごすパートナーが欲しい」という発言もしています。その気になればすぐに見つかるかも知れませんね。

松村雄基 (大木 大助)

松村雄基さん演じる大木大助は「川浜一のワル」とあだ名されるほどの孤高な雰囲気を持つ不良で、不満があるとすぐに暴力を振るうため皆から恐れられていましたが、実は母親想いで弱いものにも優しい男です。

松村雄基さんは「少女が大人になる時その細き道」「不良少女とよばれて」「スクール・ウォーズ」など大映ドラマの常連として活躍。「ポニーテールはふり向かない」「乳姉妹」「花嫁衣装は誰が着る」は自身の代表作となります。

イケメン俳優松村雄基さんは2022年現在結婚していません。かつては女優の伊藤かずえさん、川上麻衣子さんとテレビ共演をきっかけに熱愛が報道されたこともありましたが、いずれも単なる噂程度でした。

歌手としても活動している松村雄基さん。

また、あの演歌界のプリンスとの交際も報じられ、写真も撮られています。こちらに関してももう終わったとか、まだ続いているとか色々な情報がありますが、真実はどうなのでしょうか?

俳優の他に書家としても活躍しており、ドラマ以外に舞台やミュージカルにも挑戦。2021年にはミュージカル「ソーホーダンス」2022年には舞台「黄昏」(2018年版の再演)に出演しています。

宮田恭男 (森田 光男)

宮田恭男さんが演じた森田光男は川浜高校ラグビー部員でポジションはフランカー。県大会において相模一高に109-0で敗れ、賢治に檄を飛ばされた際、「悔しいです!」と叫ぶ場面は名シーンと言われ、このフレーズもお笑いコンビ「ザブングル」がネタにしていました。

宮田恭男さんは1982年にアイドル歌手としてデビュー。それと並行して「欽ドン!良い子悪い子普通の子おまけの子」や「スクール・ウォーズ」などの大映テレビドラマに多く出演。現在は芸能界を引退して、実家の寿司店で寿司職人をしています。

このドラマに出演するまでラグビーは全く知らなかったそうです。撮影は冬場であり、しかも激しいスポーツなので、焚き火に当たってのんびりと休んでいるわけにはいかず、自分の出番じゃない時は走ってランパスをするなどして体を温めていたとのこと。

もともと寿司職人を目指していて俳優業には特に興味はなかったという宮田恭男さん。天性の華とルックスを周囲が放っておかなかったようでCMやドラマに出演するようになります。

しかし、俳優をしながらもやはり寿司職人への想いは強く、わずか4年で芸能界引退を決意。「いつの間にやらテレビに出るようになったので、なんとなく続けていた」というのが本音のようです。現在はイキイキと寿司を握っていることでしょう。

岩崎良美 (山崎 加代)

岩崎良美さんが演じる山崎加代は川浜高校ラグビー部初代マネージャー。賢治がラグビー部の指導者として就任したのを機にマネージャーに就任しました。

岩崎良美さんは1980年に「赤と黒」で歌手デビュー。姉も歌手の岩崎宏美さんです。デビュー以降「涼風」「あなた色のマノン」などヒットを飛ばしますが、1985年のシングル「タッチ」が自身最大のヒット曲となります。

歌手活動を続けるうちに、姉である岩崎宏美さんと比較されることに悩むようになり、歌うことが次第に楽しくなくなったため、1990年頃からは女優としての活動が中心となり、ドラマ「花真珠」舞台「ヴェニスの商人」などに出演します。

やがて歌にも気持ちが向かうようになり、1998年に歌手復帰第1作となるシングル「Message」、2001年にはフレンチポップス風味の「鳥になって」をリリース。岩崎宏美さんとの共演の機会も増え2008年には初のジョイントコンサートを開催しました。

最近の歌手活動としては2020年にアルバム「Chanter chanter chanter」をリリース。また、Eテレで放送されている「おさるのジョージ」にてナレーションと主題歌を担当しています。

新型コロナの影響でなかなか思い通りにコンサートなども開催できないご時世ですが、状況が落ち着いて来ればライブなども実現するのではないでしょうか。

岩崎良美さんは2011年に医師の男性と結婚しましたが、性格の不一致ということで、2018年に離婚します。その後は恋愛の情報などはありません。きっとお仕事が忙しいのでしょう。これからもあの素晴らしい歌声を聞かせて欲しいと思います。

 

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伊藤かずえ (富田 圭子)

伊藤かずえさん演じる冨田圭子は森田光男の恋人。 森田とはラグビーの日本選手権会場で出会いました。弱いものいじめを許さない、強い正義感の持ち主です。

伊藤かずえさんは子供の頃、内気な性格を変えるために母親の勧めで東映児童演劇研修所に入ります。1981年に映画「燃える勇者」で真田広之さんと共にW主演。その後も「ねらわれた学園」「不良少女とよばれて」「ポニーテールはふり向かない」などで人気者に。

1982年にはドラマ「ねらわれた学園」に出演し原田知世さん、本田恭章さんらと共に注目を集めます。また1996年には「ナースのお仕事」に出演し、黒眼鏡とひっつめ髪がトレードマークの、患者に対しても厳しいナースを演じて新境地を切り開きました。

伊藤かずえさんの愛車は日産の初代シーマで「シーマは体の一部。40万キロまで一緒に走る」と豪語するほど。2021年ディスカバリージャパンは伊藤かずえさんの愛車の名車再生物語「#シーマレストア〜伊藤かずえの名車再生」を放送しました。

番組ではこの愛車が見事に再生されていく過程を紹介。レストア完成後のお披露目会には伊藤かずえさんも出席し、ピカピカになって帰ってきた愛車とご対面し思わず涙を流す場面もありました。これからも大切に乗り続けていただきたいですね。

 

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梅宮辰夫 (下田 大三郎)

梅宮辰夫さん演じる下田大三郎は川浜高校前の中華料理店「新楽」の店主。賢治やラグビー部員たちからは「マスター」と慕われています。若い頃は暴走族で「関東一のワル」と恐れられていたとか。

梅宮辰夫さんは東映へ入社後映画「少年探偵団」シリーズで主演デビュー。他に「遊星王子」など子供向けのヒーロー映画に出演していました。

1968年から始まった「不良番長シリーズ」はまさに当たり役。ご本人も「俺のために用意された役だ。まさに俺にしかできない役だ」と俄然やる気を出し、本人の代表作となると共に、東映東京の看板スターとなっていきます。

「不良番長シリーズ」は最初はシリアスなタッチでしたが、徐々にコメディの味が加わり、山城新伍さんが加わってからは 破壊的なギャグが繰り出され計16作が公開されました。

どうしても「仁義なき戦い」のイメージが強い梅宮辰夫さんですが、やはりその真髄は「不良番長シリーズ」にあるのではないでしょうか。このシリーズ後も「夜の歌謡シリーズ」「帝王シリーズ」と快進撃を続けるのでした。

クラウディア・ビクトリアさんと再婚し、梅宮アンナさんも生まれます。そんな梅宮辰夫さんは36歳の時にがんが発覚。手術を受けなんとか回復し、仕事を続けていきます。晩年もがんが転移し、生涯に6度がんの手術を受けますが、2019年死去。81歳の生涯でした。

お笑いトリオ・ロバート の秋山竜次さんによる梅宮辰夫さんの「体モノマネ」は梅宮辰夫さん公認で、生前「俺が死んでもやってくれ」と言われたそうです。梅宮辰夫さんから出された公認の条件は「日焼けサロンを使わないこと」だったとのこと。

和田アキ子 (下田 夕子)

和田アキ子さんが演じる下田夕子は森田光男の姉。大阪弁で口喧しいのですが、誰よりも光男を心配しています。ドケチで定評があり、涙もろい性格です。

和田アキ子さんは1968年「星空の孤独」でデビュー。174cmの長身から発せられるパワフルな歌声が評判を呼び、当時のキャッチコピーは「和製リズム・アンド・ブルースの女王」。2枚目のシングル「どしゃぶりの雨の中で」が17万枚のスマッシュヒットを記録。

その後も快進撃を続け、「笑って許して」「あの鐘を鳴らすのはあなた」などヒット曲をリリース。紅白歌合戦出場。日本レコード大賞 最優秀歌唱賞受賞など大活躍します。

「女番長・野良猫ロック」で映画初主演。また、日本テレビ「金曜10時!うわさのチャンネル!!」に出演。「ゴッド姉ちゃん」と呼ばれ、せんだみつおさん、デストロイヤーなどとギャグを繰り広げ、デカくてこわい、強いというイメージが全国的に広まります。

1985年からはTBS「アッコにおまかせ!」の司会を担当、2022年現在も出演中です。また、2008年にはニューヨークのブラックミュージックの殿堂「アポロシアター」において日本人、東洋人として初めてとなる単独公演を行いました。

デビュー前に「マーガレット和田」という芸名が候補に上がっていたそうですが、全く本人のイメージに合わなかったためボツになりました。本当に「マーガレット和田」にしなくて良かったと思います。

背が高く低音の効いた声のため、横柄な態度をとっていないにもかかわらず先輩歌手から「態度がでかい」などと理不尽ないじめを受けたこともあるそう。そのため「自分が一人前になったら、そういうことはしないようにしよう」と心に誓ったそうです。

ちなみに自ら「どんぐりカット」と呼んでいるあの髪型はアメリカの歌手・女優のライザ・ミネリの髪型をまねたそうです。そう言われれば似てるかも。

坂上二郎 (内田 玄治)

坂上二郎さん演じる内田玄治は内田土木建設の社長であり、川浜市会議員。自称ラグビー部後援会長です。ラグビーの経験はありませんが、練習に参加したことはあります。

坂上二郎さんは萩本欽一さんとのお笑いコンビ「コント55号」で一世を風靡しました。当時は演芸ブームということもあり、「コント55号」はテレビに引っ張りだこの人気者に。坂上二郎さんはボケ担当で「飛びます、飛びます」のギャグが大流行しました。

また「コント55号の裏番組をぶっ飛ばせ!」という番組では、下ネタを嫌う萩本欽一さんに対して、自ら率先して汚れ役を引き受け、アイドル歌手やグラビアアイドルなどを相手に野球拳を行なっていました。現在ではあり得ないような番組でしたが・・・。

「コント 55号」と並行して役者としても活躍した坂上二郎さん。「夜明けの刑事」で連続ドラマ初主演を果たします。さらに歌手としても活動し、シングル「学校の先生」が約30万枚のヒット。その後ユニコーンとのコラボ「デーゲーム」もリリースしました。

その後もお笑い芸人、俳優、歌手として活動を続けた坂上二郎さん。2003年に脳梗塞で倒れてからも舞台復帰を目指してリハビリを続けていましたが、その夢も叶わず、2011年、76歳で亡くなります。

萩本欽一さんと共に「コント55号」として公の場に出たのは2009年の「したまちコメディ映画祭」のセレモニーが最後でした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。いつの時代も「スポ根」ものは胸が熱くなりますね。たとえその競技に興味がなくてもついつい観てしまう、そんな魅力があります。

しかも実話を基にしたストーリーなので、結構リアリティのある内容になっていると思います。

毎回出てくる名場面・名言もこの作品の大きな魅力でした。そして出演者の皆様も御二方を除いて、現在もお元気で色々な方面で活躍されているようですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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