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【プロゴルファー祈子】出演女優・俳優の現在は?【大映ドラマ】

皆さんは「プロゴルファー祈子」というドラマを覚えていらっしゃいますか?1980年代に「ヤヌスの鏡」、「スタア誕生」などで一大ブームを巻き起こした大映ドラマの作品の一つです。

運命のいたずらに翻弄される主人公が多くの苦難を乗り越え、最後には幸せをつかみ取るという物語です。

衝撃的で荒唐無稽なストーリー展開、強烈な感情表現とやや大袈裟なセリフ、そして物語に挿入されるナレーションに胸を熱くした方も多いのではないでしょうか。

今回はこの「プロゴルファー祈子」に出演した女優、俳優の現在に迫ります。

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プロゴルファー祈子とはどんなドラマ?

「プロゴルファー祈子」は1987年10月から1988年4月まで放送されました。有名プロゴルファーであった父が殺人の容疑をかけられ、遺書と共に遺体が発見されるというショッキングな事件から物語は始まります。

主人公祈子は世間からは「殺人者の子ども」と白い目で見られ、心も荒んで暴走族北斗七星会の会長になるなど非行に走り、鑑別所へ入所します。

祈子は入所中に、父は何者かの策略によって事件に巻き込まれて殺人者のお名を着せられて殺されたのではないかということに気づきます。

そして出所後は真犯人探しをしつつ、父と同じくプロゴルファーへの道へと進むサクセスストーリーです。

出演女優・俳優の現在は?

主人公・祈子が運命のいたずらに翻弄されながらも新しい人生を手に入れる。そんなシンデレラストーリーを描いた「プロゴルファー祈子」。出演した女優、俳優の現在に迫ってみましょう。

安永亜衣(神島祈子)

父が無実の罪を着せられたことで差別を受けて育った祈子は非行に走り、暴走族・北斗七星会の会長となり、5番アイアンを使って敵対グループのメンバーを殴る・火の点いたゴルフボールを打ち込むなど大暴れするという主人公を演じた安永亜衣さん。

「プロゴルファー祈子」のオーディションで最後まで土家里織さんと争い、主演に選ばれました。5番アイアンを武器に敵対するグループとの壮絶な戦いを続けながらも父の無罪を信じて、幼馴染の野上信也とともに父の謎に迫っていきます。

「プロゴルファー祈子」出演後は清純派アイドルとして歌手デビューを果たし、2枚のシングル盤と1枚のアルバムをリリースしています。CDのジャケット写真と「プロゴルファー祈子」のメイクとのギャップがすごいです!

その後も順調に女優業を続け、「水戸黄門」「遠山の金さん」「大岡越前」「スクールウォーズ2」「踊る大捜査線」などに出演しています。

タレントの桜金造さんとの交際などの情報もありましたが、2005年のドラマ「検察官キソガワ」以降は女優としての活動もされておらず引退をされているようです。

現在何をされているかという情報も今のところありません。

風見慎吾(野上信也)

祈子に対して純粋な愛情を抱く野上家の御曹司。祈子兄妹からは兄のように慕われていた野上信也を演じたのは風見慎吾さん。

1982年に「欽ちゃんの週刊欽曜日」でデビュー。1983年には吉田拓郎さん作曲の「僕笑っちゃいます」でレコードデビューも果たし、同曲は33万枚の売り上げを記録して風見慎吾さんの代表曲ともなります。

1985年の「涙のtake a chance」では当時まだ珍しかったN.Y.仕込みのブレイクダンスで歌い踊り話題に。その後もコンスタントにシングル、アルバムをリリースしています。

1987年以降「泣き虫チャチャ」「超高層ハンティング」「200X年・翔」などの主演作をはじめ多数の映画にも出演。

また、デビュー以来レギュラー番組が途切れることがなく、2021年現在も地上波において複数のレギュラー番組を持ち、BSの番組でも大活躍。レギュラーはもちろんですが、ゲストとしての出演でも高い視聴率を稼げるタレントとして知られています。

風見慎吾さんはかつて愛娘を交通事故で失ったことがきっかけとなり、交通安全運動にも意欲的に取り組んでいます。悲しんでいるだけではなく前に進んでいこうとする強い意志が感じられますね。

沢向要士(神島徹)

祈子の兄で、信也が打ったゴルフボールが祈子の胸に当たったことに怒り狂い、信也を叩きのめし、そのまま家出をしてしまった神島徹は、祈子の事を妹としてではなく恋愛感情を持っていました。

しかし、実は野上敬太郎の隠し子であり、信也の腹違いの弟であることが判明する重要な役を演じた沢向要士さんは、1986年男性アイドルグループ・息っ子クラブのメンバーとして「僕たちのSEASON」で歌手デビューをしました。

グループ解散後の1987年「JAIL」でソロデビューし、同時に俳優としても「プロゴルファー祈子」「誘惑の夏」他多くのドラマや映画、舞台に出演しました。

芸能活動を休止していた時期もあり、2002年〜2006年には歌舞伎町でホストとして働いていたそうです。しかし2016年、息っ子クラブの30周年記念LIVEへの参加をきっかけとして活動を再開しています。

ミュージシャンとしても「F」「Cloudy Night」「THE BURST」などのヒット曲があり、持ち前の渋い歌声とキレの良いギターには定評があります。

現在もミュージシャンとして現役の沢向要士さん。テレキャスターを抱えてシャウトする姿はまるでブルース・スプリングスティーンのようです。

中条静夫(野上敬太郎)

信也の父で徹の実父の野上敬太郎は、丸元物産社長の賢三に逆らえず、祈子や信也に強く当たるが、後に祈子の味方になっていく役を演じた中条静夫さん。

1948年大映入社以来脇役として頭角を表すようになり、1965年開始のドラマ「ザ・ガードマン」へのレギュラー出演により、テレビ界での人気が高まります。そして山口百恵さん主演の「赤いシリーズ」などに出演すると存在感のある演技を見せ、話題となりました。

引用元:Twitter

特に「あぶない刑事」の近藤卓造捜査課長はまさにはまり役となり、この作品で大ブレイクをします。厳しいけれど部下への愛情たっぷりの近藤課長は理想の上司像でもありました。

そんな中条静夫さんのお人柄を窺い知ることができるエピソードがあります。

下積み時代に実の弟さんとその奥様が相次いで他界した際、ご自身も苦しい経済状態にありましたが、残された男の子を養子にされたということです。

多くのドラマや映画で活躍された中条静夫さんは1994年10月5日、68歳で他界されました。
この10月5日は奇しくも「あぶない刑事」の放送開始と同じ日でした。

生田智子(丸元亜矢子)

賢三の一人娘で信也の婚約者でしたが、信也から婚約解消をされ、信也が想いを寄せている祈子を憎みます。祈子がプロゴルファーを目指し養成所に入ったことを知り、親の反対を押し切り同じ養成所へ入所するという恋敵の丸元亜矢子を演じたのは生田智子さんです。

子役エキストラとして「コメットさん」他の作品に出演し、1983年に映画「ウィーン物語 ジェミニ・YとS」で正式にデビューしました。

その後も「抱きしめたい」「教師びんびん物語」など多数のドラマに出演をし、「出没!アド街ック天国」のコメンテーター、「レディス4」の司会など幅広く活躍。

また韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」では主人公チャングムの吹き替えを担当したり、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」にもレギュラー出演しています。

プライベートでは1996年に当時ジュビロ磐田に所属していた中山雅史(通称ゴン)さんと結婚。結婚後は中山さんの所属チームの本拠地である静岡県で暮らし、番組コメンテーターや雑誌モデルなどの活動をしていました。

フラメンコやダンスが趣味ということで、2020年には一夜限りのフラメンコ・ライブ&トークショーを開催し素晴らしい踊りを披露。

また、競技ダンスに挑戦する冴えない主婦と売れない女優コンビの奮闘を描いた映画「レディ・トゥ・レディ」でも素敵なダンスを見せてくれます。

2021年にはミュージカル「魔女の宅急便」に出演し、主人公キキの母コキリを熱演。
ブログも定期的に更新されています。

長門裕之(丸元賢三)

義兄が亡くなり、丸元物産の社長に収まった丸元賢三を演じた長門裕之さん。

映画監督の祖父、歌舞伎俳優の父と女優の母、叔父さん叔母さんも俳優、女優、弟も俳優の津川雅彦さんという芸能一家で育ちました。

6歳頃から名子役としていくつかの映画で活躍していましたが、戦後日活に入社し、1956年「太陽の季節」に主演。当時は「日活の看板スター」という位置付けで、破滅的で奔放な青年の生きざまを好演しました。

この時共演した南田洋子さんと1961年に結婚し、美男・美女の理想のカップルとして話題になります。

長門裕之さんと南田洋子さんといえば「ミュージックフェア」(フジテレビ系列)のアットホームな司会ぶりが有名です。1965年から1981年までの16年間番組の顔として活躍しました。

また、1985年の「暴露本」により池内淳子さん、松田聖子さん、そして紺野美紗子さんとのトラブルも物議を醸し、のちに謝罪することとなりました。

晩年は認知症の妻・南田洋子さんの介護に取り組みますが2009年に南田洋子さんが亡くなり、長門裕之さんご自身も2011年に他界をされています。

萩原流行(野沢剣二)

祈子の行くところに現れる暴力団・華粋会の幹部の野沢剣二は、賢三の命令で非道な行いをします。野沢は孤児でしたが賢三に妹とともに援助を受けた恩を返すために働いていました。

そんな野沢剣二を演じた萩原流行さんは1997年ミュージカル「母をたずねて三千里」で舞台デビュー。

引用元:http://x1turbo3.blog.jp/archives/2047531.html

その後NHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」「炎立つ」「元禄繚乱」や「家なき子2]「教師びんびん物語」「土曜ワイド劇場」など、多くの話題作に出演をしました。

映画では「蒲田行進曲」「修羅がゆく」「縁切り闇稼業シリーズ」「食いしんぼうシリーズ他、多くの作品で重要な役どころで出演をしています。

麻雀好きで知られる萩原流行さんは、フジテレビの「われめでポン」に何度か出演もされ、バラエティ番組でも活躍されていました。

そんな幅広い活躍をしていた萩原流行さんですが、残念ながら2015年バイクの事故で他界をされています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は1987年から放送されたドラマ「プロゴルファー祈子」の出演女優・俳優の皆様の今について紹介させていただきました。

1980年代にブームを巻き起こした大映ドラマの一つで、不幸な家庭環境から非行に走った主人公が父の無実を明らかにするために奮闘し、またプロゴルファーになるという夢を追いかける熱血・シンデレラストーリーでした。

残念ながらお亡くなりになられた方もいらっしゃいますが、現在もなお女優・俳優として活躍されている方がいらっしゃるのは嬉しい限りです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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