多くの人が憧れ、夢見る職業のひとつであるアイドル。アイドルとしてデビューし成功する、そのためにはご両親のサポートや理解が必要な場面も多くみられますが、反対されてしまうことも少なくありません。
現在も現役アイドルとして世界中で活躍するスターアイドルたちは、どのような理由でアイドルになることをご両親に反対され、どのように和解してスターになったのでしょうか?
両親に反対されながらもデビューしたアイドル8選
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自身の目標や夢を叶えるために、反対意見を振り切って芸能界に飛び込んだスターアイドルのみなさん。家族に打ち明ける恐怖心に打ち勝ってでも、自らの道を歩んだ8名をご紹介します!
・BTS SUGA
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1人目は、グループのリードラッパーをつとめ、天才プロデューサーとも名高いBTSのSUGAさんです。
SUGAさんのご両親は、ミュージシャンが不安定な職業であることや、ラップが音楽のジャンルである認識が薄かったため、SUGAさんの将来を案じて反対したんだとか。しかしその反対意見がかえってSUGAさんの熱意をさらに上昇させたようです。
自分にとって一番怖いものは?と尋ねられた際「お父さん」と話していたSUGAさん。そんな存在だった父親の反対を押し切ってアイドル、またミュージシャンになる目標を貫いたため、後ろめたさや恥ずかしさを抱えていたのもあり、長年ライブに招待できずにいました。
しかし、2015年のタイトル曲「I NEED U」のヒットもあり、世界的に注目され始めた2016年に行われたライブに初めてご両親を招待。客席にご両親を見つけて、ステージ上で泣き崩れた姿は、現在も感動的なエピソードとしてファンの間で語り継がれています。
現在はご両親とも和解し、自ら家族の話を持ち出すなど、良好な関係を保っている様子が伺えますね。
・BTS J-HOPE
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2人目は、グループのメインダンサーを担当し、最近はソロアーティストとしての活躍も目立っているBTSのJ‐HOPEさんです。
日本以上に韓国は学歴社会であるため、試験期間中であるにもかかわらずダンスの練習に打ち込んでいたJ‐HOPEさんの姿を見た父親は、ダンスを続けることを反対。一方で母親はJ‐HOPEさんの夢を応援しており、必要な資金繰りもしたんだとか。
反対する父親と応援する母親、複雑な思いを抱きながら親元を離れたJ‐HOPEさん。しかしデビュー後に迎えた21歳の誕生日、メンバーがサプライズで用意した動画には、ダンスを生業にしていくことに反対していた父親からのメッセージが含まれていました。
息子に対する父親の深い愛情が込められたメッセージに、たくさん涙を流したJ‐HOPEさん。アイドルとして成功した息子を誇らしく思っており、現在はご家族全員で心から応援しているようです。
・TWICE ナヨン
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3人目は、グループ最年長であり「永遠のセンター」ともよばれるTWICEのナヨンさんです。
幼いころから芸能界に関心が高かったというナヨンさん。現在所属している芸能事務所、JYPエンターテインメントから幼少期にスカウトされるものの、母親から「まだ若い」と反対されて、一度は芸能界入りを断念しています。
芸能人として活動することは、ナヨンさんの父親も反対していたようでしたが、彼女の「アイドルになりたい」という気持ちは非常に強く、ご両親揃っての反対にもめげずに自分の夢を追いかけた結果、TWICEのセンターとして成功することができました。
ナヨンさんは韓国の難関大学のひとつである、建国大学に入学できるほど秀才な面もあったことから、ご両親は反対したのかもしれません。ですが現在はご両親との関係も良好な様子で、母親と一緒に日本旅行を楽しんでいる姿も目撃されています。
・EXO スホ
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4人目は、2022年に兵役期間を終えて、同年4月から本格的にソロ活動を再開したEXOのスホさんです。
父親、母親ともに教育関連の職業に就いていた経験があり、裕福で厳格な家庭で育ったといわれるスホさん。彼自身もご両親と同様に成績優秀で、小・中学校では生徒会長および班長をつとめるなど、リーダーシップも持ち合わせていたようです。
まさに絵に描いたようなエリートだったスホさんですが、中学2年生のときに芸能関係者に注目されたのをきっかけに、オーディションを受けることに。幼少期から歌手に対して夢を持っていたようですが、ご両親からは反対されていたんだとか。
オーディションに見事合格し、練習生としてデビューに向け鍛錬を重ねる日々を送りますが、足のケガにより1年もの間ダンスに取り組めない時期を過ごすなど、デビューが叶わないのではないかといった時期を経験したというスホさん。
そんな期間を含めた7年の練習生期間を乗り越えて、2017年にEXOの最年長メンバー・リーダーとしてデビューを果たします。アイドル活動をするなかで、ご家族の話をされている姿もみられることから、現在はご両親とも良好な関係であることは間違いないようです。
・IZ*ONE ウンビ
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5人目は、期間限定グループであるIZ*ONEのリーダーだった過去を持つソロアーティスト、ウンビさんです。
中学生の頃からアイドルになることを志したというウンビさんですが、それをご両親に打ち明けたところ、ひどく反対されてしまったといいます。ウンビさんは何度も説得を試みたようですが、ご両親の壁は厚く、親戚を通して話を進めたこともあったんだとか。
かろうじてダンスレッスンに参加することは許されたようですが、デビューするまでご両親の理解が得られなかったそうです。そんなウンビさんは2014年にガールズグループ「Ye‐A」としてデビューしますが、翌年には脱退する運びとなります。
その後現在所属している事務所に合格し、先輩グループであるLOVELYZのバックダンサーをつとめるなど、下積み時代を過ごしたのちに、オーディション番組から誕生したIZ*ONEのメンバーとしてデビュー。知名度をアップさせることにようやく成功しました。
IZ*ONEとしての活動が終了した現在、ソロアーティストとしてミュージカルに出演するなど活躍中。スターとして活躍することに成功した今なら、きっとご両親からの理解や応援も得られているのではないでしょうか。
・GFRIEND イェリン
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6人目は、2021年に活動を停止したGFRIENDのリードダンサーでサブボーカルをつとめる、イェリンさんです。
彼女も幼い頃から歌手になるという目標を抱いていたようですが、それを話すとご両親は「部屋で勉強でもしてなさい」と反対。せっかく目標に掲げたものを反対されることに怖さを感じたイェリンさんは「看護師になりたくなった」と本音を隠していたんだとか。
しかし、目標を投げ出すことをしなかったイェリンさんは、多くの芸能人が通っていることで有名なソウル公演芸術高等学校に入学。高い倍率をクリアした努力が認められ、ご両親も納得し応援するようになってくれたそうです。
2015年にGFRIENDとしてデビューし、2021年にグループが活動停止することを発表。2022年6月にはソロデビューを果たし、海外スケジュールもこなすなど、現在も精力的に活動を続けています。
・MAMAMOO ファサ
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7人目は、メンバー全員が高い歌唱力をもっている実力派グループ、MAMAMOOのメンバー、ファサさんです。
デビュー前から注目される存在であり、天才シンガーともよばれたファサさんですが「歌手は簡単な道ではない」とご両親は反対したようです。しかし、強い芯の持ち主でもあるファサさんは、ご両親の意見よりも自分の意志を尊重することを選択。
MAMAMOOとしてデビューし、着実に知名度とファンを増やしていくことに成功することになります。やがてスターの1人となったファサさんは、父親が抱えていた借金を返済するなど、彼女を心配したために反対しただろうご両親に対して、親孝行を果たしました。
現在、ご両親は彼女の活躍を毎日チェックしているそうで、MAMAMOOのファーストミニアルバムに収録されているソロ楽曲「I DO ME」では、曲途中のナレーション役として父親を起用するなど、相思相愛といった家族関係を築いているようです。
・Red Velvet ウェンディ
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最後にご紹介するのは、人気アイドルグループであるRed Velvetのメインボーカル、ウェンディさんです。
韓国で生まれたのちに、カナダとアメリカへ留学した経験があるウェンディさんは秀才であることでも知られており、ご両親はこのまま勉強を続けてほしいといった願望もあってか、歌手活動をすることには反対だった様子。
しかし勉学だけでなく、音楽の才能も秀でていたウェンディさんは、2人に認めてもらえるように勉強と音楽を両立させようと努力しました。その結果「1度きりの人生だから、あなたがやりたいこと全てやって過ごしなさい」と、歌手活動に対して許可が下りたようです。
大手芸能事務所に所属し、Red Velvetのメインボーカルとして見事スターとなったウェンディさん。グループ初の単独公演を観た母親は涙を流すほど、現在はウェンディさんの活動を支え、後押しする存在になっているようです。
まとめ
大切な存在であるご両親の反対意見にもめげずに、強い意志を貫いて夢を掴んだアイドルのみなさん。ここまで支持されるアイドルになることができた理由の1つはやはり、ブレない意志を持っていることではないでしょうか!