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【毎度おさわがせします】はどんなドラマ?出演者の現在は?

皆さんは「毎度おさわがせします」というドラマをご存知でしょうか?1985年から1987年までTBS系列で放送され、シリーズ計3作が制作・放送されました。

「毎度おさわがせします」のパート1 と2は多摩ニュータウンの多摩センター駅界隈、パート3は横浜市青葉区のたまプラーザ駅界隈を舞台に、思春期の男子中学生・高校生の3人組が起こす騒動に頭を抱える大人たちとのやりとりをコミカルに描いた作品です。

「毎度おさわがせします」はゴールデンタイムのドラマでしたが、それまでほとんど取り上げられなかった思春期の青少年が抱く「異性」や「性」に対する好奇心を中心として、その家族や周囲の人たちとの関係をコミカルに、ときにはシリアスに描いています。

下ネタや少しきわどい描写もあり、また毎回何の意味もない、プロレスラーとの乱闘シーンが挿入されているのもご愛嬌でした。

ドラマ自体は中高生を中心に大ヒットし、シリーズ1は最高視聴率は関東で26.3%、関西では32.0%に達しました。

そこで今回はこの「毎度おさわがせします」に主要キャストとして出演した女優・俳優の皆様の現在についてご紹介したいと思います。

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毎度おさわがせしますはどんなドラマ?

ドラマ「毎度おさわがせします」の中心となるのは多摩ニュータウンの4LDKの団地に住む大沢家。父・周一、母・朝子、長男・徹、長女・理恵、そして次男の努の5人家族。

そして、隣の3LDKの部屋に住むのは森家の一家。父・俊作、母・真紀、長男・祐介、そして長女ののどかの4人家族です。

この二つの家族の人々を中心に、それぞれの家庭の親子や兄妹の問題、そして学校関係者やプロレス道場関係者らを巻き込んで、さまざまな騒動が起き、最後には乱闘騒ぎになったりするのがお決まりのパターンでした。

特に後年、人気アイドルになる中山美穂さんの体当たりの演技には目を見張るものがあります。今見ると、型通りの清純派とは一味違う、あっと驚くような演技と過激なセリフでドラマの要となる役柄を見事に演じています。

そして、木村一八さんのフレッシュな演技も現在からは考えられないような初々しさがあります。

当時このドラマを見ていた人は結構ドキドキしながら観ていたのではないでしょうか。とにかくセリフ一つとっても、現代のゴールデンタイムには到底放送できないようなレベルですから、本当に、よく放送できたなと思うこともあります。

3部作通してオープニングには当時の人気バンドC-C-Bの曲が使われました。特にパート1で使われた「Romannticが止まらない」は彼らの代表曲であり、出世作として知られています。

出演者の現在は?

それではここで、この「毎度おさわがせします」に出演した女優・俳優の皆様の現在に迫ってみたいと思います。

木村一八(大沢徹)

木村一八さん演じる大沢徹は大沢家の長男。優柔不断で煮え切らない性格。部屋には小泉今日子さんのポスターを貼っています。異性に対する好奇心で頭はいっぱいで、時に騒動を起こしたりもします。

木村一八さんは漫才師の横山やすしさんの長男として生まれます。名前の由来は、人生で何か一つでも自慢できるものを持て」という父の願いから、歌舞伎の十八番に掛けて名付けられたものだとご本人が語っています。

「毎度おさわがせします」の出演により一躍人気アイドルの仲間入り。ルックスの良さや不良っぽい言動で人気・知名度ともに一気に高まり映画「シャコタンブギ」に主演。1986年にはシングル「オレたちだけの約束」で歌手としてもデビューしました。

順風満帆でしたが、19歳の時暴行事件を起こしました。これにより所属事務所との契約解消、出演中のドラマからの降板となり、少年院送致となります。出所後も自粛生活を続け、1992年俳優として復帰しますが、1995年に再度暴行事件を起こしてしまいます。

その後木村一八さんはVシネマなどに出演しています。もともと素行があまりよろしくなかったため、ヤクザになったなどという噂がまことしやかに囁かれていましたが、ご本人はヤクザではなく、現在も俳優を続けています。

また、現在は若者を相手に人生相談やエコロジー問題に取り組んだりして社会貢献をされているようです。さらに、自身の波乱万丈の体験をもとに執筆活動もしているとのこと。色々と辛い経験もしていますから、重みのある言葉を聞けるかもしれませんね。

 

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中山美穂(森のどか)

中山美穂さん演じる森のどかは大沢家の隣人・森家の娘で一人称は「オレ」と男言葉を使います。学校では問題児。つっぱりのトラブルメーカーでもありますが、大沢徹には好意を 持っています。

中山美穂さんは1985年「毎度おさわがせします」で女優デビュー。また同年シングル「C」でアイドル歌手としてもデビューします。さらに初主演した映画「ビーバップハイスクール」も大ヒット。レコード大賞最優秀新人賞も受賞しました。

その後もトップアイドルとしてヒット曲を連発し、ドラマ「ママはアイドル」の役名”ミポリン”が愛称として定着しました。当時はアイドル全盛期ということもあり、工藤静香さん、南野陽子さん、浅香唯さんらとともに”女性アイドル四天王”と呼ばれていました。

中山美穂さんは2002年にミュージシャンで小説家の辻仁成さんと結婚し男の子が生まれますが、2014年に離婚。理由は長年にわたるお互いの浮気と言われています。辻仁成さんは女性と密会し、中山美穂さんも音楽家の渋谷慶一郎さんと交際していたのです。

色々あって、息子さんは2022年現在、親権を持つ辻仁成さんと一緒にパリで暮らしています。理由は定かではありませんが、息子さんは中山美穂さんには会いたがっていないようです。

2019年には歌手活動を再開。20年ぶりのニューアルバム「Neuf Neuf」を発売し、2020年には35周年記念盤「All Time Best」を発売。2021年にはドラマ「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜SEASON5」にもレギュラー出演しています。

 

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小野寺昭(大沢周一)

小野寺昭さん演じる大沢周一は徹の父で サラリーマン。妻には頭が上がらないが子供たちの悩みには真摯に向き合う良き父親。シェイプアップ教室に通っています。

小野寺昭さんの代表作といえばドラマ「太陽に吠えろ!」でしょう。”殿下”という愛称で呼ばれた島刑事の役はハマり役で8年間レギュラー出演し、特に女性層から絶大な人気を博しました。

小野寺昭さんのファンの女性が家出をした時、その父親から「テレビを通じて知らせて」という依頼があり、番組の中で小野寺昭さんが家出した娘に対し、「早く家に帰るように」と呼びかける作品を作ったところ、実際に娘が見つかったというエピソードもあります。

小野寺昭さんの趣味は登山。自分にとって山歩きは健康のバロメーターだとおっしゃっています。自ら目標を定めて、ペースを考えながら自分自身とも戦う。こうして目標を達成することで人生と同じ喜びを感じられるそうです。

小野寺昭さんは現在も俳優として活躍中。2021年に「はドラマ「金色の海」やミュージカル「オリバー」に出演。 一方では、大阪芸術大学短期大学部メディア芸術学科にて教授を務め、後進の育成にも余念がないようです。

 

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篠ひろ子(大沢朝子)

篠ひろ子さん演じる大沢朝子は徹の母で、ニュータウン内の喫茶店でパートをしています。周一との夫婦仲は良いのですが、常に子供たちの問題に振り回されています。

篠ひろ子さんは歌手としてデビューしますが全く売れませんでした。しかし、1973年ドラマ「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」などで女優としての人気を獲得していきます。「カミさんの悪口」における田村正和さんとのコンビは最強の夫婦役でした。

篠ひろ子さんは1997年にドラマ「彼-KARE-」の出演を最後に女優業を引退しました。その後は郷里の宮城県仙台市に移住して、料理の勉強や趣味を楽しみ、夫である作家の伊集院静さんと一緒に、専業主婦としてゆったりとした生活を送っているそうです。

ちなみに篠ひろ子さんと伊集院静さんは、伊集院静さんの元妻・夏目雅子さんが亡くなり、その夏目雅子さんを偲ぶ会で出会ったそうです。妻を亡くして失意のどん底にいた伊集院静さんにとって篠ひろ子さんは救世主だったのかもしれません。

篠ひろ子さんは2022年現在、女優として復帰する予定はなさそうです。お元気で暮らしていらっしゃることは分かりましたが、またテレビであの美しい姿を見たいという気持ちもあります。

 

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板東英二(森俊作)

坂東英二さん演じる森俊作はのどかの父で、気が弱く頼りないところがあり、市役所の係長を務めています。シェイプアップ教室にも通っています。

坂東英二さんは元中日ドラゴンズに所属し、在籍11年で77勝を挙げました。現役引退後は主にタレント活動をしています。

2020年「水曜日のダウンタウン」で 番組が仕込んだニセロケに出演した際、様々な問題発言をしたり、問題行動を取りました。これには視聴者も驚いたでしょうが、スタッフや松本人志さんもタジタジだったようです。

坂東英二さんのゆで卵好きは有名。以前は東京から新大阪へ向かう新幹線の中で最高9個食べたとのこと。お医者さんからはコレステロールが多いからゆで卵の黄身を 食べないように言われているそうですが、黄身だけを残すのは辛いとおっしゃっています。

2022年現在レギュラーの番組などもなく、テレビでの露出もない坂東英二さん。そんな状況に、坂東英二さんは認知症?などの噂が出回っているようですが、マネージャーはそれらを否定、高齢のため医師からの許可が下りれば復帰ということになるかもしれません。

 

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夏木マリ(森真紀)

夏木マリさん演じる森真紀はのどかの母。完全に夫を尻に敷いています。密かに大沢周一に想いを寄せており、のどかの家庭内暴力に対抗するためにプロレス教室に通っています。

夏木マリさんは清純派アイドルとしてデビューしましたがあまり売れず、1973年に発売した「絹の靴下」が大ヒット。その後舞台の仕事を始め、企画、構成、演出、出演まで全てを手がける舞台表現「印象派」を発表、高い評価を得ます。

2021年、夏木マリさんは舞台「千と千尋の神隠し」で20年ぶりに湯婆婆・銭婆を演じました。今回の舞台は映画とは別物とし、フレッシュな新人のようなつもりで、気持ちを新たにして臨むとコメントしています。

また、2021年にはNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」にも出演。最終回直後にはインスタグラムを更新し出演者との写真を公開しています。ファンからも「お疲れ様でした」「サヤカ(夏木マリさんの役名)さん大好きでした」など温かい書き込みが沢山。

2022年、夏木マリさんはファッションブランドLOEWEとスタジオジブリのコラボレーション企画に参加し湯婆のTシャツを披露したり、インスタグラムで逆三角形の美しい背中の写真をアップしたりと、多方面で活躍しています。今後も楽しみですね。

 

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高橋一也(森祐介)

森家の長男でのどかの兄。徹の親友でもある森祐介を演じた高橋一也さんは 元ジャニーズのロックバンド・男闘呼組のメンバー。男闘呼組解散後に渡米して武者修行し、帰国後は芸名を本名の高橋一也から高橋和也に改めて芸能活動を再開しました。

高橋一也さんがジャニーズを辞めた理由については日頃の素行などが挙げられましたが、一部で囁かれた薬物疑惑については何の証拠もなく、本人も完全否定しています。

父親の影響で幼い頃からカントリー・ミュージックを聴いていた高橋一也さんは帰国後カントリーバンドを結成し、父が経営するライブハウスや各地のライブハウスでライブを行っており、CDもリリースしています。

高橋一也さんは妻の三奈子さんと1994年に結婚。出会いは三奈子さんが高橋一也さんに「サインしてください」とお願いしたこと。そこから交際が始まり10年以上経ってから結婚。今では6人のお子さんがいる大家族となります。

「毎度おさわがせします」以降も多くのドラマに出演。2020年には「24JAPAN」2021年には「今ここにある危機とぼくの好感度について」「泣くな研修医」などに出演。2022年公開の映画「今はちょっと、ついてないだけ」「追想ジャーニー」でも活躍しています。

 

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堀江しのぶ(大沢理恵)

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大沢家の長女で徹の姉・大沢理恵を演じた堀江しのぶさんは明るいキャラクターと健康的なプロポーションで一躍人気アイドルとなり、レコードデビューのほか、ドラマ、バラエティ、そして写真集の発売など大忙しの活躍でした。

そんな堀江しのぶさんに病魔が襲いかかります。1988年ごろから体調不良を訴え、検査の結果は末期のがんが転移しており、「余命2ヶ月」と診断されましたが、家族や事務所の意向もあり、本人には本当の病名は知らされませんでした。

一旦回復したものの、堀江しのぶさんが芸能界に復帰することはありませんでした。1988年9月13日死去。23歳でした。

堀江しのぶさんの死去は多くの人に衝撃を与えました。「毎度お騒がせします」で共演した木村一八さんの父・横山やすしさんは堀江しのぶさんを娘のように可愛がっており、ご両親に電話で「どうか気を落とさんようにしてください」と言葉をかけたと言われています。

また、堀江しのぶさんの大ファンであったタレントの細川ふみえさんは、テレビで訃報を知り、声を上げて泣いたと言われています。明るいキャラクターでスキャンダルには無縁、多くの人に愛された堀江しのぶさん。早逝が惜しまれます。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。一斉を風靡したドラマ「毎度おさわがせします」。この時代のドラマには現代ではゴールデンタイムでの放映は難しいものもあります。

「毎度おさわがせします」は色々な意味で問題作であったと思います。しかし、親子関係などもしっかりと描かれ、思春期の若者の心理をうまく捉えて映像化した手法は見事でした。

演技力のあるベテランが脇を固めていたため、単なるドタバタのコメディにはならずに済んだのではないでしょうか。堀江しのぶさんについては非常に残念でしたが、他の出演者の方々はほぼ元気に活動されているようです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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