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【韓国ドラマ】父親・祖父役俳優6選!韓国のアッパと言えば?

日本でも、ドラマや映画で父親役と言えばこの人!という俳優さんがいますよね。韓国語の「アッパ」とは、お父さんという意味です。

多数のドラマや映画で父親や祖父役を演じ、国民のお父さんと呼んでも過言ではないほど活躍している俳優さんたちのプロフィールや出演作品をまとめました。

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ドラマで父親・祖父役を演じる俳優

それでは、ドラマで父親・祖父役を演じる俳優さんを紹介していきます。

キム・ガプス

1人目の俳優は、キム・ガプスさんです。

1957年4月7日生まれで、高校卒業後、1977年に劇団「現代劇場」の研究生となり、舞台を中心に活躍していました。

1990年放送ドラマ『歴史は流れる』でドラマ進出後、1994年には『太白山脈』で映画デビューし、各映画賞を総なめ。

その後、数多くのドラマに出演し、主に優しくて懐の深い父親役を多く演じています。1年間で多い時には10本以上のドラマに出演するなど、芸能界では引っ張りだこの大人気俳優ですね。

キム・ガプスさんは、私生活でも一女のお父さんで、奥様は「現代劇場」時代に同期で入団したヒョン・グムスクさんです。

また、BTSの熱烈なファンとしても有名で、SNS上でもファン心をアピールしています。

チェ・ウォニョン

2人目は、柔軟な演技と物語のキーパーソンを匂わせる雰囲気が魅力のチェ・ウォニョンさん。平凡な人物から高貴な人物まで幅広い役を演じる実力派俳優です。

1976年生まれで、女優のシム・イヨンさんと結婚し、現在2人の娘さんのお父さんです。

チェ・ウォニョンさんは幼いころから映画が大好きでしたが、20代前半は俳優ではなく、大学で舞台芸術を学びながらアートディレクターや美術監督を目指していて、祥明大学校公演学部舞台美術科学士、弘益大学校広告広報大学院修士を卒業しています。

その後、趣味で観ていた映画がきっかけで俳優を目指すようになり、彼の写真を目にした広告代理店にスカウトされ、CM出演し芸能界へ進みました。

2002年、映画『セックス・イズ・ゼロ』で俳優デビュー。

『善徳女王』や『夜警日誌』『月桂樹洋服店の紳士たち』『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』など数々の大ヒットドラマに出演し、悪役からアクションなど、休むことなく作品に出演しながら俳優として存在感のある地位を築いています。

悪役の時と父性あふれる父親役やジェントルマンの時のギャップがチェ・ウォニョンさんの魅力の一つです。

ソン・ドンイル

3人目は、“国民の父”と呼ばれているベテラン俳優のソン・ドンイルさんです。

 引用元:https://pbs.twimg.com/media/Eiurdc4WoAMl5y3?format=jpg&name=medium

1964年4月27日生まれで、今の活躍ぶりからは想像できないような人生を歩んできたソン・ドンイルさん。

お父さんが消息不明だったことから、ソン・ドンイルさんと8歳離れたお姉さんを育てるため、お母さんは出稼ぎに行っていたそうです。

そのため、ソン・ドンイルさんはお姉さんと2人で居候させてもらっていた家があったといいます。

ソン・ドンイルさんの出生届も出されていなかったそうで、出生届を出すためにお母さんがお父さんを探し出し、ようやく家族で暮らし始めました。

せっかく家族揃っての暮らしが始まったと思えば、お父さんは暴力や暴言を振るい、一刻も早く家から独立したかったソン・ドンイルさんは16歳の頃、演技の道へ進むようになります。

SBSの公開タレントとして芸能界デビューしたものの、なかなか知名度が上がりませんでしたが、彼の転機となった作品が1988年放送ドラマ『ウンシル』でした。

『ウンシル』は大ヒットし、さらに2002年から2003年にかけて放送されたドラマ『野人時代』でソン・ドンイルさんは人気俳優として数々のドラマや映画に出演するようになります。

そして、今では若手俳優・女優の登竜門としても有名になった『応答せよ』シリーズ。これまでの3シリーズすべてで、主人公のお父さん役を演じています。

頑固で怒りっぽいけれど、家族思いの優しくて温かい父親を演じ、“国民の父親”と呼ばれるようになりました。私生活では、1男2女のお父さんでもあります。

チョン・ホジン

4人目はチョン・ホジンさん。

1960年9月9日生まれで、1983年にMBCタレントとして芸能界デビューしています。チョン・ホジンさんは、30年もの長い間「フリーランス」として活動してきました。

芸能事務所に所属することなく個人で活動しながらも、大ヒット映画や人気ドラマに出演することが出来ていたのは、彼の実力が本物だったからではないでしょうか。

しかし2013年、初めて芸能事務所と専属契約を交わし話題になりました。

芸能人と言えばそれぞれ専属事務所があるのが当たり前のようですが、“事務所に所属した”ということがこれほど話題になったのはチョン・ホジンさんが初めてだと言われています。

数々のドラマで厳格な父親役を演じており、2020年のKBS演技大賞では大賞を受賞し、同年6月にこの世を去った元プロレスラーで実父のチョン・ギュドクさんに、「感謝しているし愛している」とメッセージを送りました。

ユ・ドングン

5人目はユ・ドングンさんです。

韓国ドラマが好きな方なら一度は目にしたことがある俳優さんではないでしょうか。

ユ・ドングンさんは1956年6月18日生まれで1980年にTBCの公開採用タレントとして芸能界デビューしました。

ドラマデビューは1983年放送のKBSドラマ『霧』、その後続けて『男子禁制の家』、『花の指輪』に出演し、1989年に放送されたドラマ『愛のくびき』で名前を知られ国民的俳優に。

時代劇に多く出演し、王様や指導者の役を演じてきたユ・ドングンさんは、“王様俳優”と呼ばれるようになったほどで、芸能界の間でも王様役のイメージがとても強く、初めて会う共演者やスタッフ達はユ・ドングンさんを怖い方だと思っていたそうです。

しかし、実際は穏やかで優しく、私生活では1男1女のお父さんで、1989年に結婚した女優のチョン・イナさんは、「ユ・ドングンは90点の夫」と話しています。

2020年には、夫婦で新型コロナウイルス拡散防止のため、社会福祉共同募金会に約1000万円を寄付し、「新型コロナウイルスと厳しい戦いをしている医療スタッフと脆弱階層に少しでも役に立てればと思う」と温かいメッセージを伝えました。

ハン・ジニ

最後はハン・ジニさんです。

ハン・ジニさんは1949年3月14日生まれで、1969年のTBC公募採用タレントとして芸能界デビューしました。

1970年代にはハンサムスターとして、ラブストーリーの作品に多く出演していましたが、中堅になってからは、社長などの代表的な存在の役を演じることが増え、社長専門俳優と呼ばれたこともあるそうです。

現在は映画やドラマで様々なお父さん役を演じ、直近の作品では、2020年に放送された俳優のパク・ボゴムさん主演のドラマ『青春の記録』で、パク・ボゴムさんが演じるヘジュンの祖父・ミンギ役を演じています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、韓国ドラマで父親・祖父役を演じる俳優さんたちを紹介しました。国民の父親と呼ばれるほど、父親役ではお馴染みの俳優さんばかりでしたね。今後も色々なドラマで多様なお父さん役を見られるかもしれません。

ぜひ、今回紹介した俳優さんたちの出演ドラマなどチェックしてみてください!

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