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【韓国ドラマ】歴代視聴率ランキングTOP10!

ドラマの人気を計る上で欠かせない視聴率。日本で再放送や、動画配信サービスで韓国ドラマを楽しんでいる人の中には、韓国での視聴率をチェックしてから視聴するかどうかを決めるという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、韓国ドラマの歴代視聴率ランキングの上位10作品を紹介していきます。あらすじ見どころもまとめていますので、是非チェックしてみてください♪

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韓国ドラマ歴代視聴率ランキングTOP10

情報元によって視聴率や順位に違いがあるため、今回は年代流行(https://nendai-ryuukou.com/article/101.html)に掲載されているランキングを元に紹介していきます。

韓国で広く愛された名作の数々をチェックしていきましょう♪

10位 宮廷女官チャングムの誓い

第10位は、最高視聴率57.8%を記録した『宮廷女官チャングムの誓い』。2003年にMBCで放送された本作は、朝鮮時代に実在した女医チャングムの一代記を描いた歴史超大作です。

非業の死を遂げた両親の遺志を継ぎ、宮廷女官となったチャングム。様々な試練を乗り越え、宮廷最高の調理師となりますが、陰謀により奴婢の身分となってしまいます。再び宮廷に戻ったチャングムは、医女の道を目指すことに…。

次々と巻き起こる困難を、努力と人徳で乗り越えていくチャングムを演じたのは、“酸素のような女性”で国民から慕われていたイ・ヨンエさん。本作の主人公を演じたことで、アジア中でその名を知らしめるほどのトップスターとなりました。

日本でも2004年からNHKで放送され、韓流ブームの火付け役となった『宮廷女官チャングムの誓い』。20年近く経っても色褪せない名作です。

9位 黎明の瞳

【引用】https://m.kinolights.com/title/92873

9位は、58.4%を記録した『黎明の瞳』です。1991年にMBCで放送された本作は、韓国で刊行された10巻に及ぶ長編小説を原作としたドラマで、韓国で最も権威ある芸術賞と言われる百想芸術大賞では、大賞や作品賞を含む6部門を受賞しました。

第二次世界大戦末期に、日本軍の慰安婦として中国に連行されたヨオクと、北京大学に留学中に強制徴兵されたデチ。ヨオクは愛するデチの子供を授かりましたが、離れ離れになってしまいます。再会を期待して医務軍として訪れたサイパンで、ハリムと出会い…。

日本の植民地期から解放直後期、朝鮮戦争期という壮絶な時代に翻弄された男女の三角関係を描いた『黎明の瞳』。制作期間2年4カ月、制作費72億ウォンがつぎ込まれ、「韓国ドラマは『黎明の瞳』以前と以降で区分出来る」と言われるほどです。

反日的なストーリーであることは否めませんが、三角関係の切なさや苦しさを描いた引き込まれる脚本や、見ごたえ抜群の演出に注目したい作品です。

8位 太祖王建

8位には、60.2%で2002年にKBSで放送された『太祖王建』がランクイン。高麗による三国統一までを描いた全200話の歴史超大作です。

新羅、後百済、後高句麗によって覇権争いが勃発していた9世紀末。高句麗では、僧侶クンイェが勢力を強め暴政を行うようになると、豪族ワンゴンが高麗を建国しました。ワンゴンは戦乱の世を鎮めるため、朝鮮半島統一を目指します。

李氏朝鮮時代を描いたドラマが多かった中で、初めて本格的に高麗時代を描いた『太祖王建』は、男性視聴者の獲得に成功した作品。本作で主人公ワンゴンを務めたチェ・スジョンさんは、以降“韓国時代劇の第一人者”として人気を博しました。

現在でも数々のドラマで圧倒的存在感を放つキム・ガプスさんやキム・ヨンチョルさんの若かりし姿を見ることが出来る『太祖王建』。韓国時代劇ファンであれば、チェックしておきたい作品です。

7位 息子と娘

【引用】https://m.imbc.com/vod/vodlist/1001118100000100000

7位は、1992年にMBCで放送された『息子と娘』です。双子として生まれた男女を通じて、男児選好思想や家長制度に関する問題を提起した本作は、多くの視聴者の共感を得て61.1%を記録しました。

女という理由で、母親から差別されながら育った双子の姉フナムは、高校にも通わせてもらえないほどでしたが、奨学生として通えるほどの秀才。一方、弟のキナムは母親から過保護なまでの愛情を受けるも、フナムに対して申し訳なさと劣等感を抱いていました。

キム・ヒエさん演じるフナムから感じられる1960年代から80年代の女性の生きづらさと、チェ・スジョンさん演じるキナムが抱える「親の期待に応えなければならない」という男性の苦悩がリアルに描かれた『息子と娘』。

当初は50話で構成されていましたが、64話に延長されるほどの人気を誇りました。フナムが迎えるラストにも、肯定的な意見が多く寄せられている名作です。

6位 あなた、そして私

【引用】https://music.bugs.co.kr/album/10256

6位は、1997年にMBCで放送された『あなた、そして私』。格差婚をきっかけに巻き起こる様々な問題を通じて家族の絆を描いた本作は、最高視聴率62.4%を記録しました。

スギョンは、同じ会社に勤めるドンギュと結婚を考えていますが、なかなか家族を紹介してくれません…。資産家の令嬢として育ったスギョンに対し、ドンギュは複雑な家庭環境で貧しく育ったという過去がありました。

性格の合わない三兄弟の愛と葛藤や、格差婚に戸惑う男女の困難を情感たっぷりに描いた『あなた、そして私』。次から次へと問題が発生し、全58話でも飽きないストーリーで人気を集めました。

『秋の童話』や『男が愛する時』などに出演する人気俳優のソン・スンホンさんが、ドンギュの弟ミンギュとして出演し、ブレイクのきっかけともなった本作。その他、豪華キャストにも注目です!

5位 若者のひなた

5位は、韓流ブームが吹き荒れていた日本で絶大な人気を誇ったペ・ヨンジュンさんの出世作である『若者のひなた』です。1995年にKBSで全56話で放送され、最高視聴率は62.7%をマークしました。

炭鉱の村で暮らすインボムはチャヒと恋仲にありましたが、成功と出世を夢見て一人ソウル大学へと進学。そこで、財閥2世のソクジュと出会い親友となると、その双子の妹ソクランと付き合い始めます。裏切られたチャヒは、人知れずインボムの子を出産し…。

【引用】https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=265

貧しさゆえに出世を切望する若者や、裕福ゆえに自由を求める若者たちの夢や愛、欲望を描いた『若者のひなた』。若者の複雑な感情を的確に表現した新人俳優や、それを支えた中堅俳優たちが高評価を得た作品です。

本作で財閥2世を演じたペ・ヨンジュンさんはKBS演技大賞の新人賞を受賞し、清く綺麗なイメージの定着に成功させたと言われています。

4位 ホジュン 宮廷医官への道

【引用】https://gyao.yahoo.co.jp/store/title/254112

4位は、1999年にMBCで放送された『ホジュン 宮廷医官への道』です。朝鮮時代に実在した医師ホジュンの人生を全64話で描き、63.7%という韓国時代劇での最高視聴率を獲得した作品です。

地方長官の庶子として生まれたホ・ジュンは、学問や武芸に秀でていましたが、官職に就けず、自堕落な日々を送っていました。ある日、密貿易が発覚し逃れた先で、医師ユ・ウィテと出会い、人生の目標を見つけます。

ホ・ジュンは、東洋医学に大きな影響を与えた朝鮮医学の集大成「東医宝鑑」を完成させた人物。本作では、庶子から王の主治医にまで上り詰めたホ・ジュンのサクセスストーリーをドラマチックにテンポ良く描いています。

主人公ホ・ジュンを務めたチョン・グァンリョルさんや、その師匠のユ・ウィテを演じたイ・スンジェさんなど、韓国ドラマでお馴染みの俳優が大勢出演している点も、見ごたえある作品です♪

3位 砂時計

【引用】https://programs.sbs.co.kr/drama/sandglass/about/51076

3位は、SBSで1995年に放送された『砂時計』。その他の大ヒットドラマに比べ、全24話と短めのストーリーですが、平均視聴率45%、最高視聴率63.7%を記録しました。1980年に起こった光州事件をドラマとして初めて扱った社会派作品です。

高校時代、住む世界が異なりながらも親友となったテスとウソク。テスは左翼活動家だった父のせいで士官学校に入れずヤクザに、ウソクは司法試験を控える大学生になります。ウソクは、大学でカジノを経営する父を持つへリンと出会い…。

テス役には実力派俳優として知られるチェ・ミンスさん、へリン役には『善徳女王』で知られるコ・ヒョンジョンさん、へリンの用心棒ジェヒ役には『イカゲーム』で世界的スターとなったイ・ジョンジェさんが抜擢され、それぞれの出世作となりました。

放送当時、『砂時計』を見ようと帰宅時間を早めた視聴者が続出したことから「帰宅時計」とも揶揄されるほどの人気を博した本作。時代に翻弄される若者の挫折・勝利・禁断の愛を描いた名作中の名作です。

2位 愛は何のために

【引用】http://www.cine21.com/db/tv/info/?tv_id=272

最高視聴率64.9%で2位につけたのは、1991年にMBCで放送された『愛は何のために』。平均視聴率では、59.6%という歴代韓国テレビドラマ1位という記録を保持する作品です。

男尊女卑思想を持つイ・ビョンホ社長の長男テバルと、平和的で民主的なパク・チャンギュ理事の娘ジウンの結婚を通じて描かれる物語。ビョンホとチャンギュは中学時代の先輩後輩で仲がいいのですが、その妻たちは同級生なのに不仲という複雑な関係です。

『愛は何のために』で、次第に妻への理解を深めていくビョンホを演じたイ・スンジェさんは、韓国国民から絶大な信頼を集め、国会議員に当選。その妻役を担当したキム・へジャさんも、MBC演技大賞で大賞に輝き、実力派女優として確立しました。

中国に初めて輸出された韓国ドラマだったのですが、残念ながら日本には輸出されなかったようです。機会があれば、是非見てみたい作品ですね!

1位 初恋

韓国ドラマ歴代視聴率ランキングの栄えある第1位に輝いたのは、1996年にKBS2で放送された『初恋』。8位の『太祖王建』のチェ・スジョンさんと、5位の『若者のひなた』のペ・ヨンジュンさんが兄弟役で共演し、最終回で最高視聴率65.8%を記録しました。

父と姉とともに、ソウルから春川へと引っ越してきたチャニョクとチャヌ。弟のチャヌは資産家の娘ヒョギョンに一目惚れしますが、彼女は兄のチャニョクと初恋を実らせます。しかし、2人はヒョギョンの父親によって引き裂かれてしまい…。

【引用】https://kyun2-girls.com/archives/1070

1975年という激動の時代を舞台とした本作は、韓国の様々な社会問題とともに、純愛、友情、家族の絆を描いた感動作です。

チャヌに想いを寄せるソッキ役には、チェ・ジウさんがキャスティングされており、『冬のソナタ』カップルの初共演作としても有名な『初恋』。歴代視聴率堂々の第1位の作品なので、是非ご覧になってみてくださいね♪

まとめ

今回は、韓国ドラマ歴代視聴率ランキングTOP10を紹介しました。1990年代から2000年代初めに放送された作品ばかりがランクインしている理由として、当時はまだケーブルテレビ局がなく、視聴率を競い合っていたのが、3つの公営放送局だけだったからだそうです。

このような時代背景も影響していますが、当時の韓国国民の半数以上が関心を集めた名作であることは確か。不朽の名作と呼ばれるドラマも、ご覧になってみてはいかがでしょうか?

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