”吾峠呼世晴”さん作の「鬼滅の刃」は、集英社「週刊少年ジャンプ」で、2016年から2020年まで約4年3ヶ月の連載で幕を下ろし、社会現象を巻き起こした漫画・アニメです。
今回は、鬼滅の刃の作者である、吾峠呼世晴さんが炎上した理由は女性だからなのか、またネタ元は週刊文春なのかという事について調査していきたいと思います。
鬼滅の刃の作者は吾峠呼世晴!
吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)さんは、福岡県出身の[birth day=”19890505″]歳です。
年齢を聞いて意外と若い先生だなと感じましたが、漫画家の世界では普通なんでしょうか。
名前のイメージで勝手に男性だと思っていましたが、吾峠呼世晴さんは”女性”です。
彼女が24歳の頃「どうせダメだろう」と処分するつもりだった読切作品「過狩り狩り」を家族の「どうせなら一番好きな雑誌に送ってみたら」という後押しを受け「週刊少年ジャンプ」に初めて投稿しました。
その作品で、第70回”JUMPトレジャー新人漫画賞”の佳作を受賞しています。
しかし、その後は連載ネームが2作続けて落ちてしまい、もう後がない状況に陥ってしまいます。
そこで、担当編集者から原点回帰を提案され「過狩り狩り」をベースとしたネーム「鬼殺の流(きさつのながれ)」を執筆します。
最終的な修正を経て現在の、「鬼滅の刃」となりました。
コミックス第1巻では、作品の設定などを紹介する「大正コソコソ噂話」と題して、吾峠呼世晴さんが「こんなタイトル考えてたらしいよ。皆さんはどれが好き?」と、9つのタイトル候補があったと書いてありました。
個人的には、やっぱり「鬼滅の刃」が一番良いですね。
「鬼殺の刃」というタイトルは、まさに作品の内容そのまま、という感じですが、”殺”という字が入っているので、あまり子供には良くないような気がしました。
吾峠呼世晴さんは、2020年11月「鬼滅の刃」の大ヒットに伴う出版界全体への貢献が評価され、”野間出版文化賞”を受賞しました。
2020年10月16日に公開された映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は、公開10日間で興行収入”100億円”を突破し、2001年に公開された、スタジオジブリ「千と千尋の神隠し」が記録した”25日間”を短縮する”歴代最速記録”となりました。
公開から17日間で興行収入が”157億円”を突破。
歴代興行収入は”10位”にランクインされています。
また、鬼滅の刃は世界各国でも人気で、映画公開予定がある国は全部で”14ヵ国!”
台湾でも公開3日間で興行収入”1億円”を超える、大ヒットを記録しているようです。
ワニ先生と言われる理由は?
鬼滅の刃のコミックスの1ページ目を開くと、必ず”眼鏡をかけたワニ”のイラストと、その下には、吾峠呼世晴さんが、購入してくれた読者の方や、ファンの方への感謝の気持ちが綴られています。
「眼鏡をかけたワニ」を”自画像”とする事から「ワニ先生」と呼ばれているようです。
自画像をワニにした理由は、”読者に食らいついて離さないように”という意味が込められているようです。
吾峠呼世晴さんは、実際に眼鏡をかけているそうです。
漫画家の作者は、顔出ししない方が殆どですが、個人的にもですが、世間のファンの方達も、どんな人なのか見てみたい人は多いのではないでしょうか。
鬼滅の刃の作者の炎上理由は女性だから?
週刊少年ジャンプの連載が終わった2020年、作者である吾峠呼世晴さんが”女性”だったというニュースに炎上が起こったと言われています。
少年漫画の作者が女性だったという事で”女性軽視的”な声がSNS上で炎上したようですが。
蓋を開けてみると、作者が女性だった事に対して、叩いているアンチは殆ど見当たりませんでした。
性別は関係ないと怒っている意見が大半のように思います。
吾峠呼世晴が女性だなんて連載一年目にはすでに知られてたし、そもそも作者が男か女かなんかでそんな炎上なんかすることあるのか? 例によって「そんなので炎上するんかいな」っつう反応だけでトレンドに入ってない? ほんとに火元ある?
— ラヂヲヘッド@ふたけっと欠席 (@Radio_paranoia) May 17, 2020
俺は鬼滅の炎上で吾峠呼世晴さんが女性だったことに炎上してたの意味わからなさすぎて白目剥いてた
— 最強sp (@saikyou_sp) October 20, 2020
吾峠呼世晴先生が女性なの知らなくて少し吃驚したけど、作品の魅力に全然関係なくて、「それを理由にアンチが湧いてる」って聞いたけど、ざっと検索した範囲でそれらしい書込は皆無なので、また炎上ネタを渇望する輩がデマを蒔こうとしてるのかな。
そんなに構って欲しいん?鬼舞辻無惨みたいやな。— ソノヤマ・タカスケ (@T_SONOYAMA) May 17, 2020
何故、炎上したと言われているのかは謎ですが「作者が女性と分かり幻滅した」というツイートが1件あり、それに対する怒りのツイートが爆発した、という事なのかもしれません。
私自身も、吾峠呼世晴さんが女性だった事には驚きましたが、知ってより一層、興味が湧くというか、好感を持ったし、少年漫画を女性が描いて何が悪いんだろうと、疑問に思いました。
ネタ元は週刊文春?
吾峠呼世晴さんが女性だったと判明したのは、”週刊文春”で間違いないようです。
引用:https://koku-byakunews.com/wp-content/uploads/2020/05/c96b32e54818bd898c3761092969ae49.jpg
『鬼滅の刃』の作者、吾峠呼世晴さんが女性と報じたのは週刊文春だが https://t.co/0hfgKL5XMj 作品が面白ければ、作者の性別は関係ないと思うのだが‥‥終盤の戦闘シーンで身体がグチャグチャになるのは、アニメで放映できるだろうか? pic.twitter.com/t4cL13yG7o
— パパぱふぅ@pahoo.org (@papa_pahoo) June 9, 2020
文春の野郎、読者増やしたいからって鬼滅をネタにして適当なこと書きやがって。次号で連載続くことわかったら、文春たたきまくるからな。
【週刊文春】鬼滅の刃の作者は女性で、家庭の事情でまもなく連載終了する…ってマジか? https://t.co/ooenoShhIK #連載終了 #週刊文春 #鬼滅の刃 @さんから
— HARASHO (@Amplil) May 14, 2020
「鬼滅の刃の作者が女性」というのがいま話題になっている発端は、週刊文春の記事(オンライン版もある)なのだけど、ただそれをもって「炎上している」という形跡が見当たらず、話題になっていることを「炎上」と表現しただけじゃないか、と推測している。
— 研 (@akuochiken) May 17, 2020
ここでの記事で、吾峠呼世晴さんは家庭の事情で長く東京で漫画家として、生活を続ける事が出来ない。と書かれていますね。
これだけ、社会現象を巻き起こした作品が終わってしまうと考えると寂しいですよね。
まとめ
今回、鬼滅の刃の作者である”吾峠呼世晴”さんが炎上した理由は、女性だからなのか、という事や、ネタ元は本当に週刊文春なのかという事などについて調べてみました。
実際は”炎上”した、という事でもなさそうでしたね。
一部の人のアンチのツイートを”擁護”するといった感じで、それが”炎上した”と捉えられたように思いました。
ネタ元については、本当に週刊文春のようですね。
私自身もファンである「鬼滅の刃」が終わってしまうのは凄く残念です。
吾峠呼世晴さんは、日本の漫画・アニメ史上、最高の作品を残してくれたのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。