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【韓国ドラマ】名作・宮廷女官チャングムの誓い出演者の現在は?

「宮廷女官チャングムの誓い」は、韓流ファンのみならず広く知られた名作中の名作です。このドラマがきっかけで韓流にハマったり、歴史ドラマを観るようになったという方も少なくありません。

最初の放送から年月が経っていますが、出演者たちは現在どのような活躍をしているのでしょうか。今回は、名作「宮廷女官チャングムの誓い」の出演者の現在に迫っていきましょう!

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宮廷女官チャングムの誓いはどんなドラマ?


ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」は、両親を亡くした少女チャングムが母との約束を守るために女官になり、水刺間(スラッカン)の最高尚宮(チェゴサングン)を目指すところから始まります。

2003年9月から2004年3月にかけて放送され、最高視聴率57.8%を記録した大ヒット作です。タイトルには「宮廷女官」とありますが、最終的には医女になり、王様の主治医にまで上りつめるという物語になっています。

両親を亡くしたチャングムにとって、宮廷で女官として生きるために強くならなくてはいけませんでした。そして、母との約束を守るために一生懸命努力するのです。

そんなチャングムにとって師匠であり、母のような存在だったのがハン尚宮です。チャングムは友やライバルと切磋琢磨し、ハン尚宮のもとで成長していきます。そして、数々の苦難を乗り越え、ハン尚宮が水刺間の最高尚宮になったのです。

しかし、それをよく思わない勢力により、チャングムとハン尚宮は謀反の罪に問われてしまいます。ひどい拷問を受けた2人は、ついに流刑となってしまったのです。流刑地へ向かう途中、ハン尚宮はチャングムの背中で息を引き取りました。


復讐を誓ったチャングムは、医女になれば宮中に戻ることができると知ります。宮中に戻り母やハン尚宮の無念を晴らすため、医女への道に進みました。

医女になったチャングムは本当に復讐をするのでしょうか?いつもそばにいて支えてくれたミン・ジョンホとの関係はどうなるのでしょうか?

チャングムの誓いというタイトルに相応しい、主人公チャングムの意志が詰まったドラマです。女官たちの争いのように見えて実は政治がからんだ闘争も、韓流ドラマならではの見どころの1つです。

出演者の現在は?

2003年に放送されたドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」は、翌年日本でも放送され話題となりました。韓国でも日本でも大ヒットとなったドラマの出演者にとっても、代表作といえるでしょう。

そんな「宮廷女官チャングムの誓い」に出演した女優・俳優の方々は、現在どのような活動をしているのでしょうか。可愛いあの子役の現在もチェックしていきましょう。

イ・ヨンエ(チャングム役)


主人公チャングム役を演じたのは、イ・ヨンエさんです。母との約束を守るため、そして母の親友でありチャングムの師匠であるハン尚宮の無念を晴らすため、どんな辛いことにも立ち向かうひたむきな女性を演じました。

イ・ヨンエさんは、14歳のときに雑誌のモデルとしてデビューしています。しかし、本格的に芸能活動をはじめたのは大学在学中のようです。そして、1993年ドラマ「お宅の夫はいかがですか」で女優デビューを果たします。

デビュー作でありながら演技力が高く評価され、その後次々にドラマ出演を果たしました。2000年には映画「JSA」に出演し、日本でも知られるようになります。「宮廷女官チャングムの誓い」の放送前に、すでにイ・ヨンエさんを知る人は多かったようですね。

チャングムを見事に演じあげたイ・ヨンエさんは、その後映画「親切なクムジャさん」で主演を演じました。女優としての基盤も人気も確固たるものでしたが、2009年8月に芸能活動を中断します。

起業家と結婚し、2011年には双子の男児と女児を出産したのです。双子の育児ということで、しばらくは女優としての活動を控え育児に専念していたようです。2014年になると「イ・ヨンエの晩餐」という特別番組で久しぶりにメディアに登場しました。

双子育児に奮闘するイ・ヨンエさんですが、2017年に「師任堂(サイムダン)」でドラマに復帰しています「宮廷女官チャングムの誓い」から実に13年ぶりということで、話題になりました。

2021年で50歳となったイ・ヨンエさんですが、現在も変わらず綺麗なままです。そんなイ・ヨンエさんの女優としての今後の活躍に期待しましょう!

チョ・ジョンウン(幼少期・チャングム役)


チャングムの子ども時代を演じたのは、当時7歳のチョ・ジョンウンさんです。可愛らしい笑顔と、7歳とは思えないしっかりとした雰囲気が印象的でした。そんなジョンウンさんも、ドラマの放送から年月が経過し、既に成人しています。

「宮廷女官チャングムの誓い」に出演した後は、「製菓パン王キム・タック」「インス大妃」などに出演しています。2013年のドラマ「TWO WEEKS」にも出演し、共演のイ・ジュンギさんが写真を投稿して話題になりました。

着実に子役から女優への道を歩むチョ・ジョンウンさんは、現在も幅広く活躍されています。

ヤン・ミギョン(ハン・ペギョン/ハン尚宮役)


チャングムの師匠であり、母のような存在だったハン・ペギョン(ハン尚宮)役をヤン・ミギョンさんが演じています。1980年代にデビューしたヤン・ミギョンさんは、このドラマ出演時すでにベテラン女優の立ち位置でした。

厳しくも慈悲深いハン尚宮のキャラクターは、ヤン・ミギョンさんのイメージにぴったりだと思った視聴者も多いのではないでしょうか。その後も数々のドラマに出演し、時代劇でもその演技が高く評価されています。


「宮廷女官チャングムの誓い」以降では、2012年「太陽を抱く月」や2018年「不滅の恋人」が有名です。ドラマでは母親役を演じることが多いヤン・ミギョンさんですが、プライベートでも息子さんが1人いるそうです。

ヤン・ミギョンさんの夫は業界関係者で、出会いのきっかけは撮影時のトラブルでした。ドラマ撮影の際にヤン・ミギョンさんが湖に落ちてしまい、それを助けたのが後の夫となる男性だったのです。

そんな運命的な出会いを果たした2人は、半年後に結婚し長男を出産しています。結婚・出産を経た後も精力的に女優業を続けてきたヤン・ミギョンさん。現在も変わらぬ美しさで活躍されています。

また仁徳(インドク)大学の放送芸能科に教授として就任し、若手の育成にも取り組んでいるようです。

ホン・リナ(チェ・グミョン役)


チャングムとはライバル関係にあったチェ・グミョン役を、ホン・リナさんが演じています。1987年にドラマ「青い教室」でデビューしたホン・リナさんは、清純派女優として知られていました。

そんなホン・リナさんですが、「料理」「恋愛」「一族」の間で揺れる複雑な役に挑戦したのです。最初はチャングムたちとともに切磋琢磨し、叔母であるチェ尚宮の悪行には関わりたくないと思っていました。

しかし料理対決でチャングムに負けたことや、叶わない初恋への想いから、悪行に関わるようになってしまいます。このドラマでチェ・グミョン役を演じ切った後、ドラマ「妻たちの反乱」でも好演し注目されました。

しかし、これからますます女優として磨きがかかると思われた矢先、2005年に単身で渡米したのです。理由は英語取得のためということでしたが、2006年に在米韓国人実業家と結婚し話題となりました。

アメリカで結婚し、同じ年には出産もしています。現在はメディアに登場することはなく、アメリカで家族と暮らしているようです。

イ・セヨン(幼少期・クミョン役)


チャングムの子役が話題になったように、チェ・グミョンの子役も注目されました。チェ尚宮の姪として幼いころに女官見習いになったクミョン。料理の天才といわれていましたが、実は日々努力していたのです。

そんなクミョンの幼少期を演じたのは、イ・セヨンさんです。「宮廷女官チャングムの誓い」の当時11歳だったイ・セヨンさんも、チョ・ジョンウンさん同様に子役から女優になりました。

2019年放送のドラマ「王になった男」では、心優しい王妃役を演じています。「王になった男」では子役出身のヨ・ジングさんとの共演で話題になりました。

子役出身だと、どうしても子役時代の面影から抜けられないこともあるでしょう。しかし、2人とも女優・俳優としてメインキャストを演じるようになったのです。イ・セヨンさんは現在も毎年のようにドラマに出演し、活躍されています!

チ・ジニ(ミン・ジョンホ役)


チャングムをいつも支え、励ましていたミン・ジョンホ役を演じたのはチ・ジニさんです。スカウトがきっかけで芸能界に入ったチ・ジニさんは、2000年にドラマ「ジュリエットの男」でデビューしました。

「宮廷女官チャングムの誓い」はチ・ジニさんの俳優人生の中ではまだまだスタートラインですが、代表作といえるほどのヒットとなりました。優しく強い、そんなミン・ジョンホ役を上手く表現し視聴者の心を掴んだといえます。


着実に人気俳優として突き進み、2010年にはドラマ「トンイ」で粛宗役を演じ注目されました。その後も毎年のようにドラマに出演し、俳優として活躍されています!

キョン・ミリ(チェ・ソングム/チェ尚宮役)


チャングムの母親だけでなく、師匠であるハン尚宮を死に追いやったチェ・ソングム。ドラマの中ではチェ尚宮として、存在感を発揮しました。ドラマでは悪役の立ち位置ですが、それもチェ一族の繁栄のためだったのです。

そんな悪役チェ・ソングム役を、キョン・ミリさんが演じました。キョン・ミリさんは当初チャングムの師匠であるハン尚宮役を演じる予定でした。しかし、チェ尚宮役のキャスティングが難航し、キョン・ミリさんに配役が決まったそうです。

実はキョン・ミリさんにとって、はじめての悪役がチェ尚宮でした。はじめてとは思えないハマりっぷりで、一時期CMの本数が減ったといわれています。それも演技力の高さゆえといえるでしょう。

歴史ドラマ「朱蒙」での王妃役や、「イ・サン」での 恵慶宮洪氏(イ・サンの母親)役でも多くの視聴者の記憶に残るものでした。歴史ドラマだけでなく、現代ドラマにも多く出演し韓国だけでなく日本でも広く知られる女優です。


プライベートでは、デビュー3年目のときに結婚して娘が2人います。その後離婚し、再婚相手との間に息子が1人いて3人の母親になりました。2人の娘は芸能界デビューしていて、母娘ともに注目されています。

まとめ

今回は、伝説ともいえるドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」に出演した女優・俳優の現在についてご紹介しました。主演のイ・ヨンエさんは2021年に50歳になりましたが、変わらぬ美貌で活躍されています。

子役だったチョ・ジョンウンさんやイ・セヨンさんも、現在は大人の女優として注目される存在です。日本でも大ブームとなった「宮廷女官チャングムの誓い」の出演者の方々の、今後の活躍が楽しみですね!

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