BTS

【BTSペン卒】昔からのARMYがペン卒続出?理由を調査!

「Dynamite」の爆発的なヒット以降、新規ファンも急増し、世界中でファンダムを拡大しているBTS。

すっかり米ビルボードチャートの常連となり、勢いがとどまるところを知らないBTSですが、昔からBTSを応援してきたARMYの中には、ファンをやめてしまう人たちもいるよう。

一体どうしてなのでしょうか? 今回は古参のファンがBTSから離れていってしまった理由について、調べてみました。

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昔からのARMYがペン卒続出?大手ファンアカウントもクローズ

韓国の小さな事務所からデビューしたBTSですが、現在では世界中に多くのファンを持つグローバルなアーティストへと成長しました。


そんな彼らの成長を支えてきたのが、デビュー当時からBTSを応援してきたARMYたち。韓国では、アイドルの認知を高めるためにファンが交通広告を出したり、撮影現場に差し入れを送ったりと、ファンによるサポートが盛んです。

また、マスターと呼ばれるファンは、現場で撮影した写真などをSNSにアップし、アイドルの魅力を伝えることでファンの拡大に貢献してきました。

しかし最近、そういった活動を積極的に行っていた大手アカウントが相次いでアカウントのクローズやレストを発表。ARMYからは一体なにがあったのかと、心配の声があがっています。

ペン卒していく理由は?

ペン卒とは、アイドルなどのファンをやめること。アイドルに熱愛などスキャンダルがでた際には、ペン卒を宣言するファンが多く現れます。また、ほかのグループに興味が移ってペン卒をする人も多いようです。

しかし今回、BTSにスキャンダルがあったわけでもないタイミングでペン卒が相次いだのは一体なぜなのでしょうか。考えられる理由を挙げてみました。

アメリカでの活動が多くなり遠い存在になった

ペン卒が相次いでいる理由として考えられるのは、BTSの最近の活動がアメリカ優先で、韓国のARMYにとってBTSが遠い存在になってしまったということです。

今回大手アカウントの多くがクローズやレストを発表したのは、2021年11月、12月にアメリカで行われるオフラインコンサート「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – LA」の開催が発表された直後。


BTSがオフラインでコンサートをするのは、2019年にソウルで行なわれた「2019 BTS WORLD TOUR LOVE YOURSELF : SPEAK YOURSELF THE FINAL」以来約2年ぶりです。

ARMYもBTSも待ち望んでいた有観客でのコンサートですが、開催場所はロサンゼルス。韓国での開催を期待していた韓国ARMYにとっては残念な気持ちが強かったのではないでしょうか。

とくにBTSは「Dynamite」以降、「Butter」、「Permission to Dance」と英語詞のみの楽曲を相次いでリリース。コラボレーションもMegan Thee StallionやColdplayと、欧米アーティストが続きました。

また、アメリカや日本のテレビ番組には出演するのに、韓国では音楽授賞式を除くと出演がほとんどないとなると、韓国ARMYにとっては自国ファンがないがしろにされていると感じるのも無理はありません。

BTSとARMYのためにと、手間を惜しんでアカウントを運営してきた昔からのファンにとっては、現場がまったくない状況でこれ以上運営を続けるのがつらくなってしまったのかもしれませんね。

また、ARMYをやめるわけではなく、現状のこうした不満を事務所に抗議するためクローズしたアカウントもあるみたいです。


この時期はとくに、Coldplayとのコラボ曲「My Universe」でのジンの歌唱パートの少なさや、レコーディング中のプロデューサーの発言など、ジンに対する事務所の扱いに不満を持つARMYが多かったことも重なり、ジンペンのアカウントの多くがクローズとなりました。

こういった事態をBTSのメンバーも把握していたのか、10月2日にオンライン開催された音楽授賞式「2021 THE FACT MUSIC AWARDS」の受賞スピーチでは、韓国ARMYや事務所に対する感謝が多く述べられました。

ジンは海外での授賞式を例に出し、「受賞スピーチのときに韓国語でありがとうと表現できることが幸せ」と喜び、「HYBEもいつも頑張ってくれてありがたい」と事務所への感謝を伝えました。

SUGAも「早く韓国でも公演できる状況になって韓国ARMYに会いたい」と、本国ARMYへの気持ちを強調しました。

大手のファンアカウントは事務所やアイドル本人たちも認知していることが多く、多くのアカウントがクローズしていることを知っての発言かもしれませんね。昔から応援してくれていたARMYが去ってしまい、メンバーも悲しんでいるのではないでしょうか。

たしかにBTSはアメリカの音楽市場を意識した活動を行っているようですが、「2021 THE FACT MUSIC AWARDS」での受賞スピーチなどを聞いていても、彼らが韓国での活動と韓国ARMYのことを大事に思っていることがわかりますよね。

これから状況がよくなれば韓国や日本でもコンサートが開催されるでしょうし、それを楽しみに待ちたいですね。

政治活動もして以前と変わってきた

ペン卒が続いているのは、BTSの政治的な活動が原因という意見もあるようです。

彼らの政治活動といえば、2021年9月20日にニューヨークで行われた国連総会のイベント「SDGモーメント」への出席が記憶に新しいですね。


BTSはこれまで国連で3度スピーチを行っていますが、今回の参加は韓国の文在寅大統領から「未来世代と文化のための大統領特使」に任命されての参加。ビザを必要としない外交官パスポートを与えられての公式な訪問となりました。

BTSは国連で「Permission to Dance」のパフォーマンスを披露したほか、コロナ禍での葛藤や若者の環境問題への関心について7人全員でスピーチ。全世界で約100万人がライブ視聴したそうで、BTSの影響力を見せつける結果となりました。

国連総会で重要な役割を果たしたBTSを誇らしく思うARMYがいる一方、そのような活動でBTSが変わってしまったと感じるARMYもいるようです。

BTSのグループ名には、「10代、20代に向けられる社会的偏見や抑圧を防ぎ、自分たちの音楽と価値を守り抜く」というコンセプトが込められており初期の楽曲では社会への抵抗を荒々しく歌った曲が目立ちました。

しかし最近は、ポップな曲調とさわやかな歌詞で、大衆に受け入れられやすい楽曲を多くリリースしています。こういったグループの方向性の変化は、彼らの政治活動も影響しているのではとの意見もあります。

デビュー当時からBTSを応援してきたファンにとっては、最近の優等生的な楽曲や、音楽から離れた政治活動に違和感を覚えてしまうのかもしれません。

また、今回の国連総会出席に関しては、韓国国内で「政府がBTSの人気を政治外交ショーに利用している」と批判が殺到。さらにその後、政府がBTSに国連出席の経費を支払っていないとの疑惑が浮上し、大きな議論を呼んでいます。

彼らの兵役についても政治の場で議論されることが増えていますが、BTSの音楽を純粋に楽しみたいファンにとっては、彼らの活動と政治が絡むことは好ましくない状況かもしれませんね。

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BTSメンバーは何も変わっていない!

ARMYのペン卒が増えているのは、BTSのアメリカでの活動や政治活動が影響しているようです。

確かにデビュー当時の活動や楽曲と比べると、最近のBTSは変わってしまったと感じる人がいるのは仕方がないのかもしれません。

音楽性の変化に関しては、2021年7月に公開されたWeverse magazineで、SUGAが「大衆音楽をやっている立場として、当然の流れ」と発言していました。

ただ、彼らの音楽に対する真摯な姿勢や、ARMYに対しての思いはデビュー当時から一貫して変わらないですよね。

国連で披露した「Permission to Dance」や、J-HOPE、ジミン、ジョングクの3Jが踊った「Butter (feat. Megan Thee Stallion)」のビハインド映像でも、彼らはより良いパフォーマンスをARMYにみせようと何十回もテイクを重ねていました。


また、忙しい中でも「V LIVE」で配信をしてくれたり、ファンコミュニティーであるWeverseでARMYの投稿にコメントしたりと、積極的にARMYと交流をとってくれていますよね。

そういった姿をみていると、彼らをとりまく環境が変わっただけで、彼ら自身は何も変わってないと感じます。これからもそんなBTSを応援していきたいですね。

まとめ

いかがでしたか? 今回はARMYのペン卒が続出しているのはなぜなのか、その理由についてまとめてみました。

昔からのARMYがペン卒をしてしまうのは寂しい気持ちもありますが、これからも変わらずBTSを応援していきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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