世界中で吹き荒れるBTS旋風。留まることを知らない人気を誇り、今や誰もが知る存在となりました。
今回はそんなBTSの気になる今後の活動内容についてピックアップ!解散なんてとんでもない!今後は防弾おじいちゃんになると宣言したメンバーの真意に迫ります。
7年目のジンクスを打ち破ったBTS
데뷔 첫 엠카운트다운 방송을 멋지게 끝낸 #방탄소년단 에게 큰 응원해주신 팬 여러분들께 고맙습니다♥︎열정적인 무대에 땀바다가 된 소년들에게 응원을 보내주세요! pic.twitter.com/wd2Vsl1W6C
— BTS_official (@bts_bighit) June 13, 2013
突然ですが、皆さんは『7年目のジンクス』をご存じでしょうか。K-POPでは『7年目』という数字は大きな『節目』と言われていて、アイドルやファンにとって緊張感が漂うタイミングです。
その理由として主に挙げられるのが『事務所の契約年数』。韓国の芸能事務所では、基本的な契約年数が7年とされています。そのため『契約のタイミング』というひとつの区切りとなっていて、グループの存続や形態の変化に注目が集まります。
日本ではあまり馴染みのないことですが、K-POP界では重要な分岐点になるわけですね。華やかでパフォーマンスのレベルが高い分、寿命が短いと言われている韓国のアイドル。それだけ高いクオリティーを維持し続けることは困難なのです。
ほかにもこの区切りのタイミングで『方向性の違い』などがメンバー間で出てきたりするため、7年で解散を迎えるグループも珍しくないそう。どのグループでも、ファンは一様に不安になるでしょうね…。
7という数字は象徴的な数字。メンバーの数であり、契約年数であり、アルバムのタイトルにも使われた。BTSは常に順調ではなかったものの、今この瞬間、完全体のまま7年目という節目を迎えた。今日からが新たなスタートだ。8、9、10……重なっていく数字を共に祝おう。新しい歴史は7だけでは作れない pic.twitter.com/NRNlX9UEjR
— はっち (@beenohachi) June 12, 2020
そういった理由からK-POP界に存在する7年目のジンクスですが、実はBTSは契約を残り1年以上も残した状態で、既に再契約を済ませていました。あまりに早い段階での再契約に、心配する前に胸をなでおろしたARMYも多かったかもしれませんね。
誰ひとりメンバーが欠けることなく、14年間同じ事務所に所属することは韓国アイドル史上初めてなのだとか。BTSの仲の良さ、絆の深さは伊達ではありません!
解散はないと思う理由
2018年MAMA授賞式でのスピーチで、ジンが解散危機について語ったエピソードはARMYの中であまりに有名です。そんな解散危機を乗り越え、7年目のジンクスも打ち破って活躍を続けるBTS。
2021年7月に公開された『Amazon Music』のインタビューでは、無事にデビュー8周年を迎えたことについてRMが「7年を超えることができてすごく嬉しいし、すごく意味がある。最高の誕生日でした」と語っています。
こんなにも違う7人が7年も一緒にやっていけるのかと、最初は不安だったと話すジンは「その違いが相乗効果を生み、お互いを補い合いました。だからこそ8年も一緒にやってこれたんだ」と明かします。メンバー同士で尊重し合っているからこそできることですよね。
このAmazon Musicのインタビューでは、観ているARMYが「BTSは解散しない!」と安心できるような『今後』についても語っています。メンバーは一体どのようなことを話してくれたのでしょうか。
今後も7人で活動したいと発言
「この先10年後、20年後、30年後…、一緒にパフォーマンスしている姿を思い描くことができる?」とのインタビュアーからの質問に「まずは僕たちの健康次第です」と答えるテテ。ごもっともです!何をするにも、体が資本ですからね。
続けてジミンが「僕は正直、踊れるとは思えません」と笑います。超絶ハードだと言われるBTSのダンスですから、いくらメンバーと言えど40代・50代になって踊るのは無理があるかもしれません。真摯にダンスに向き合うジミンらしい回答です。
話を聞きながら「防弾少年団という僕たちの名前は、年齢の変化の可能性を考えていなかったよね」と言うRMに、「でも少年団なんだから、その若さを保たなければならないんじゃないですか?」と純粋に問うテテ。
するとRMは「いつかはその変化を認めないとね」と優しく微笑みました。RMの発言には底知れない安心感がありますね!年齢を重ねることで、その時に応じたBTSの魅力を見せてくれそうです。
既に大人の色気が増す7人ですが、この先は一体どうなってしまうのでしょうか…。
バンタンイルデ8周年おめでとう
脱退や解散が多いこの業界で、誰一人として欠けずにここまでやってこれたのって本当にすごいことだよね。
改めてこうやって見るとみんなすごい凛々しくなってる#BTS_일본데뷔_8주년ᄎᄏ #bts pic.twitter.com/dFOcSqpry1
— ね こ (@suga___meow0309) June 4, 2022
SUGAは「楽器を弾くバンドをやろう」と新提案。ジョングクも「ダンスは分からないけど、歌は続けたいと思います」とアーティスト活動に意欲的です。
「どうすれば長い間ミュージシャンでいられるのか、リサーチしないといけないね」とSUGAがメンバーに声をかけます。
SUGA自身は現在でもプロデューサーとしても活躍していますし、元々は楽曲制作等のプロデュース側を志望していたため、BTSでいようとする気持ちが沁みますね。続けようとする姿勢だけでなく、7人で活動しようとする気持ちがARMYにとっては何より嬉しい!
メンバーの話を聞き、「長い間続けたいからこそ、この話をしています」と語るRM。7年目のジンクスを乗り越えてきた今だからこそ、この先の未来が想像できるのだと明かしていました。7人の気持ちが一丸となっている様子が何とも素敵です。
将来は「防弾パパ」や「防弾おじいちゃん」になると発言
간만에 디오니소스나 춤춰볼까? pic.twitter.com/i3nS6DCjzb
— 방탄소년단 (@BTS_twt) July 17, 2019
インタビューの中で防弾少年団という名前について言及したRMでしたが、「今BTSは防弾少年団の略称だけど、いつかは『防弾パパ』や『防弾おじいちゃん』になるかもしれません。今から20年とか30年後にはね」と爆弾発言!
そしてはっきりと「それが僕たちのやりたいことです」と前を見据えて話してくれました。RMの話に静かに耳を傾けたり、微笑んだりするメンバーそれぞれの表情も印象的です。
インタビュアーから「僕は防弾パパがいいと思うよ」と言われると「BTP!行こう!」とメンバーは楽しそうに笑っていました。相当パワーワードですね…。
2013年に防弾少年団を
乗せて走り続けているバス。 pic.twitter.com/02ONelWXQP— 서아 (@t__1uv) June 10, 2022
防弾パパには複雑なファン心から賛否両論が巻き起こりそうですが、グローバルスターとなった今、BTSメンバーが『普通の暮らし』を手に入れることは難しいはず。そんな中でも許される限り、彼らが望むように突き進んでくれるといいですよね。
生活や立場など、今の彼らと180度状況が変わってもBTSを続けていく思いを抱いてくれているというだけで、すごく誇らしいことだと思います。防弾パパに防弾おじいちゃん、最高じゃありませんか!
これまでも数々の『新しい記録』を作って来たBTSなら、叶えてしまう気がします。
そんな風に新たな時代を切り開くBTSの存在がロールモデルとなることで、後世にまた新たな可能性を生むのでしょう。彼らがやりたいと目標にしていることですから、是非とも応援したいですね。
“My first and last role model”
「僕の最初で最後のロールモデル」グクにとって、ナムさんは永遠のロールモデル(ロールモデルとは行動や考え方の模範となる人、お手本にする人のことです✨)#namkook #bts #MAMAVOTE#Jungkook #Namjoon @BTS_twt pic.twitter.com/P19fq4IntG
— くー (@Koo_bts777) November 17, 2019
現状の圧倒的な人気についてSUGAは「物事に対して変化はつきものです。スポーツ選手だって、人気の時期が過ぎれば一線から退かねばなりません。それは歌手にも言えることです。だから必死にしがみつくんじゃなくて、『今できること』を一生懸命頑張っています」
と淡々と語りました。
同じようにテテも「プレッシャーを感じながら今どれだけ人気があるのかを計るよりも、プレッシャーのない状態で僕たちが作りたい曲を作って、それが視聴者に響くことを願っています」と語ります。
メンバーが純粋に音楽を愛し、それが原動力となっていることが分かりますね。今でも謙虚な姿勢を崩すことなく、ARMYを大切にしながら自分たちの楽曲を作っていくBTS。パパになってもおじいちゃんになっても、音楽を愛するBTSの信念を持ち続けてほしいです。
まとめ
今回はインタビューから窺えたBTSの今後の活動についてまとめてみました。解散危機を乗り越えたメンバーは、BTSとして末永く活動することに重きを置いてくれているようです!
この先BTSがどのように活動していくことになるのかは、まだ誰にも分かりません。今後も音楽やARMYのことを大切に思うメンバーの気持ちを尊重し、寄り添うように応援していけると素敵ですね。