「梨泰院クラス」で強烈な悪役を演じ、一躍有名となり一気に人気俳優へと上りつめたアン・ボヒョンさん。過去には日本でも人気となった韓国ドラマ「太陽の末裔」にも出演していましたが、出演後もアルバイト生活を送っていたのだとか。
今回はアン・ボヒョンさんがブレイクをするまでのアルバイト生活や、キム・ウビンさんとの関係、出演作品などを紹介していきます。
アン・ボヒョンはどんな人？
この投稿をInstagramで見る
アン・ボヒョン（안 보현）さんは、1988年5月16日生まれで韓国の釜山広域市出身。俳優やモデルとして活躍をし、趣味や特技は、ボクシング、キャンプ、料理、カメラ、DIY、ウイスキーなどです。
また、バラエティー番組で自身のキャンプライフを披露したり、一人暮らしで培った料理の腕前もあり、アウトドア派で健康に気を付けながら、ストレス解消をしております。
交友関係は広く、キム・ウビンさん、EXOのセフンさん、パク・ソジュンさん、イ・ハクジュさん、チャン・ユルさんなど同じ俳優業の友人やK-POPアイドルの友人もいるようです。
「梨泰院クラス」での悪役のイメージが強く、「性格が悪いのでは？」と思われることが多いですが、全くそのようなことはなく、性格は落ち着いており、ロマンチストで、自身の性格については、「意外と細かい」と話されていました。
芸能界へ入った経緯は？
この投稿をInstagramで見る
アン・ボヒョンさんは中学の時にボクシング部からスカウトを受け、親元を離れて釜山体育高校に進学をし、本格的にトレーニングを始めました。
釜山代表として、全国大会優勝をするなどをし、5つのメダルを獲得するほどの実力者。ただ、ボクシングはケガが多く、あまり需要がなく、プロになることは諦めたようです。
プロを諦めてからは、周りの勧めがあり芸能界に興味を持ったアン・ビョホンさんは、高校3年生の時に大学のモデル学科体験プログラムに参加をし、俳優を目指して大学はモデル学科へと進学をします。
入学してすぐの2007年にソウルコレクションでモデルデビュー。無所属の新人がランウェイに立つことは、前例がなく、伝説に残る衝撃のデビューとなりました。
スタイルが抜群ですが、大きな手がコンプレックスのようで、ランウェイに立つときは、ポケットに入れて隠すように指示をされたこともあります。
大学在学中に兵役を終えており、なんと身長185cm以上しか入れない部隊に所属をしました。ボクシングの経験があったからか、兵役中の生活は全く辛くなかったとのことです。
5年間モデルとして活躍をした後、俳優への道を歩み、様々な映画やドラマに出演をしておりました。そして2016年に韓国で放送された人気ドラマ「太陽の末裔」に出演をしています。
しかし、韓国のバラエティー番組の「知っているお兄さん」に出演をした際、
「アルバイトをたくさんした。しなかったことがない。ガソリンスタンド、フードコート、新聞配達など本当にたくさんしていた」「2018年からアルバイトをしなくなった」
と語っており、さらに
「“太陽の末裔”が終わってからもアルバイトをした。アルファチームの一人ではあったが、生活費を稼ぐのは個人であった。周りの友達と比べても、作品が終わってバイトをするときの僕はソン・ジュンギ級の人気だった。
友達が自慢しようとビデオ通話をするけど、僕はヘルメットを被っているから静まり返ったことがある」
と打ち明けました。人気作品に出演後もアルバイトを続けていたアン・ボヒョンさんの苦労がうかがえますね。
キム・ウビンとの関係は？
この投稿をInstagramで見る
大学在学中に同じ学科だったキム・ウビンさんと出会い、親友になったようで、アン・ボヒョンさんが兵役に行くときには、キム・ウビンさんが見送りに行きました。入隊後に関しても、入隊した時に唯一面会に来てくれた友人だそうです。
また、キム・ウビンさんが闘病中の時は、「連絡を頻繁には取っていなかったけれど、本当に久しぶりに電話をした。数ヶ月ぶりに彼の声を聞いたら、思わず涙が出てしまった」とラジオで話をしており、かなり仲が良いことがうかがえますね。
人気ドラマでブレイク！出演作品は？
2014年に「ゴールデンクロス」でデビューを果たしたアン・ボヒョンさん。映画やドラマなど幅広く活躍をしており、その中でも人気出演作や最新作をピックアップして、紹介をしていきます。
写真＝Filmarks（https://filmarks.com/dramas/6941/9956）
ヒア（2016年）
アイドルグループのINFINITEのホヤさんとアン・ボヒョンさんの共演で話題となった映画。町や学校で有名だったジンサン（アン・ボヒョンさん）と歌手を目指す高校生の弟のジンホ（ホヤさん）の兄弟の葛藤と和解を描いた映画となります。
この映画では、詐欺師の役で出演。
写真＝WOW！Korea（http://www.wowkorea.jp/profile/300550.html）
太陽の末裔（2016年、KBS2）
久しぶりの休暇を満喫中の軍人と女性医師とのラブロマンスで、放送と同時に人気が爆発し、最高視聴率が41.6％を記録し、日本でも有名な作品となります。
アン・ボヒョンさんは軍人役としてあまり目立たない役ではありましたが、肉体美やアクションで視聴者を魅了しておりました。
写真＝Ameba（https://ameblo.jp/sslb/entry-12157609275.html）
彼女の私生活（2019年、tvN）
完璧に仕事をこなす美術館の主席学芸員ですが、普段は熱狂的なアイドルオタクでカメラを片手にオタク活動に励む女性とクールかつ優しく美術館の新しい館長に就任した男性と最悪の出会いから始まるラブコメディ。
このドラマでアン・ボヒョンさんが演じたのは、アイドルオタクの女性と家族同然の親友で、柔道体育館の館長を演じております。
写真＝Kstyle（https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2114394）
梨泰院クラス（2020年、JTBC）
飲食店激戦区の梨泰院で、仲間と飲食店の成功を目指して奮闘する物語。アン・ボヒョンさんは、チャン会長の長男で” チャンガ ”のわがまま後継者を演じ、かなりの悪役を演じ話題に。梨泰院クラスがアン・ボヒョンさんのブレイクのきっかけとなります。
この作品で、「第56回百想芸術大賞 TV部門新人俳優賞」、「第7回APANスターアワード 新人俳優賞」にノミネートされるなどし、「ブランドオブザイヤーアワード 今年の注目俳優賞」、「韓国ファーストブランド賞 注目の俳優賞」を受賞しました。
この投稿をInstagramで見る
マイネーム: 偽りと復讐（2021年、Netflix）
たった一人の家族だった父親を殺害した犯人への復讐をするため、韓国最大の麻薬組織の協力を得ながら警察に侵入し、裏に潜む凶悪な真実と向き合うサスペンスアクションドラマ。
麻薬捜査隊の刑事を演じており、正義感にあふれ、頼りがいのある男の中の男。心の中はとても温かく、愛する人を守り抜く強さを持つ、主人公のパートナーとして出演をしております。
写真＝Filmarks（https://filmarks.com/dramas/11357/15762）
軍検事ドーベルマン（2022年、tvN）
チョ・ボアさんとW出演となり、軍人の両親を亡くしお金に忠誠を誓う腐った軍検事のト・ベマン（アン・ボヒョンさん）と軍法を守護する新任軍検事チャ・ウイン（チョ・ボアさん）の軍隊内の悪と戦い、本当の軍刑事へと成長する物語です。
写真＝韓国ドラマ情報室（https://kankokudoramaarasuji.com/gunkenjidoberman-arasuji-zenwa/）
ユミの細胞たち2（2022年、TVING）
2022年6月から韓国で放送をされており、実写とアニメを融合させて作られたドラマとなっています。主人公は感情表現が苦手で、内面では何が起こっているのか、かわいい細胞たちが表現をしているところがあり、男女の考え方の違いを何度もアニメで表現しています。
アン・ボヒョンさんが演じるのは、主人公の女性と1年以上交際をしていた元彼で、ゲームの開発者です。
この投稿をInstagramで見る
「2時のデート」(2022年)
2022年の4月にクランクインしたばかりですが、アイドルグループの少女時代のユナさんとアン・ボヒョンさんとのW出演となり、物語は秘密を持つ女性とその上の回に住む男性が毎日顔を合わせる中で展開が進んでいきます。
写真＝KOARI（https://www.koari.net/entertainment/118882/）
まとめ
日本でも人気になった韓国ドラマに出演をしても、自分の生活の為にアルバイト生活を送っていた異例の経歴を持つアン・ボヒョンさん。俳優以外でもモデルやバラエティー番組に出演をするなど多彩な才能があります。
最近では人気作品に出演をしていることが多いため、今後も見る姿が多くなりそうな注目すべき俳優になるでしょう。
